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 かなり前に読んだ本なので全体感を忘れてしまった。現在の地球上では、霊的な覚醒(アセンション)に向けて、様々な人々が様々な道を歩んでいるのだけれど、そのような人々の出現が確かな潮流となってハッキリしだしたのは今から10~20年ほど前なんだろう。
 ニューエイジ系列の人々にとってアセンションは常識的な用語だけれど、密教や禅宗といった実践的な宗教ではなく、教え中心の大乗仏教系宗教団体に属している人たちは、偏狭な教学に支配されてろくに本を読まないらしいから、アセンションという言葉すら知らない人が少なくないらしい。2010年12月初版。

 

 

【レプティリアンのエネルギー】
 池谷さんは、ブライアン・シャイダーの個人セッションを受けました。・・・中略・・・セッションに参加するにあたって、霊障になる前の自分の写真をもっていきました。その写真と池谷さんを見比べたブライアンは。池谷さんに「蛇の呪いがかけられている。爬虫類のエネルギーを入れられている」と指摘しました。
 爬虫類というのは、“レプティリアン”とも呼ばれる爬虫類のことで、りゅう座のアルファ星からやってきて、人間を家畜のように支配しようとしているともいわれています。また、ホワイトブラザー・フッドの古い文献には、人間の創世記にあったとてもネガティブなエネルギーで、地球の核に閉じこめられたとも書かれています。(p.33-34)
 レプティリアンを論外視する副島さんのような方がいるので、あえて書き出しておいた。
      《参照》  『ロスチャイルド200年の栄光と挫折』 副島隆彦 (日本文芸社) 《前編》
               【「薄らバカ」も真実の一端を観ている】

 池谷さんは、「一番になりたい」というような欲心の強い人にレプティリアンを憑けられてしまっていたらしい。
 レプティリアンのようなネガティブなエネルギーは、波動の法則に従って欲心の強い人を選んで(共鳴して)憑依するものだけれど、そんな欲心の強い人で霊的な技法を持つ人は、縁のある人々に次々とレプティリアンを憑依させ拡散させてゆくのである。おかしな霊能者には近づかない方がいい。

 

 

【シャンバラの聖白色同胞団】
 ホワイトブラザー・フッドは聖白色同胞団、または大白色聖同胞団などとも訳されますが、ゴビ砂漠上空のエーテル界に存在するシャンバラに本拠を置く超自然的人物の集団とされています。(p.29)
 白聖白色同胞団という単語を見ると、 『ヒマラヤ聖者の生活探究』 という著作を思いだす。この存在場所について、以前読んだ本には「ゴビ砂漠上空、上位2段の光子次元に存在する」と書かれていたのを記憶している。上位の1段目はアストラル界、2段目がエーテル界だから、同じことだろう。
 白は聖なる色で、黒は邪悪なる色と言える。欲心の強い人は陽に焼けているのでもないのに常に浅黒い顔をしている。地方行政のトップや幹部連中というのは大方レプティリアン系である。レプティリアンには倫理やモラルが通用しない、というか最初からない。彼らにとっては、欲心に満ちた我良しが当たり前(常識)なのである。故に、行政資金は彼らの食い物にされるだけである。
 また、第二次大戦までの帝国主義の時代は、世界全体が黒龍の時代だった。黒龍は欲心ゆえに力が強く、白龍は清明さで勝っても力では黒龍に負けてしまう。故に、力負けしないように日本とアジアを守るために「黒龍会」のような名称を持つ組織が存在した。清明なる人なら黒龍も十分使いこなせる。
 ついでに、色としての白と黒の差異は、以下のような原理で生ずるらしい。
      《参照》  『ネオスピリチュアルアセンションpartⅡ』
               【白・黒・金】
   《追記:参照》  モンゴル滞在期4日目「世界の中心(へそ)であるゴビ砂漠のシャンバラ」 
           

 

 

【ライト・オブ・アセンションしやすい人】
 田辺さんが池谷さんのワークに参加して一体呼吸瞑想を教えてもらっていた時のこと。
 2回目のワークに参加したとき、目を閉じてもまぶしい経験をします。というより、目を閉じたほうがまぶしいのだそうです。そのことを池谷さんに話すと、ライト・オブ・アセンションだと言われました。
 子供の心をもったまま大人になった人、欲のない人、疑いをもたない人、何でも受け入れて何でも手放すことができる人は、こういう経験をするのも早いといいます。(p.58)
 日本文化の中には「素朴で素直は神一厘」という重要な表現があるけれど、「素朴で素直であれば既に9部9厘を得た状態であり、そこに神様が画龍点睛としての一厘を足してくれる」という意味である。欲心ある人々は勿論論外で、屁理屈ばっかり言っている人とか知性偏重気味の人もヤバイよ、ということである。
   《参照》   『大創運』 深見東州 (たちばな出版) 《後編》
             【日本神霊界の価値基準】

 

 

【ウォークイン】
 当時、諸石さんにはプレアデスが“ウォークイン”していました。
 ウォークインというのは宇宙人が地球人に入る現象で、ウォークインされた地球人は入った宇宙人の人格を示すようになります。ただし乗っ取られるようなものではなく、地球人の出す波動が近い波動の宇宙人を呼び寄せるようです。もともと諸石さんが敏感だったので、プレアデスがウォークインしてしまったのかもしれません。(p.78)
 キリストの覚醒もブッダの覚醒も、実際はウォークインないしそれに準ずるものだったのだろう。
      《参照》  『仏陀からキリストへ』  ルドルフ・シュタイナー  風の薔薇
               【神殿における12歳のイエス】 【ヨハネの洗礼】
               【仏陀に悟りを与えた星】

 近未来の地球では、次第に開示されてゆく真実情報によって、意識が宇宙に向かって開かれた人々が加速的に増えてゆく。そんな人々にウォークインする存在が増加することによって、地球は急速に超高文明の星となってゆくのだろう。

 

 

【人を判断する気持ちや怒りの根源】
 人を判断する気持ちや怒りがあったのは、子どものころ、頑固なお父さんに否定されることが多く、褒められることが少なかったためかもしれません。(p.80)
 否定は否定の連鎖を生んでしまう。エンドレスな否定の連鎖から出るための解法は・・・
 これまでにもまして愛と許しを実践してください。愛が決してその場しのぎの緩和剤でないことを知ってください。愛はまことのエネルギーであり、力であり、あなたを即座にもっとも深遠なる空間へと導いてくれます。あなたがそうした愛と受容の波動にあり、あらゆるものを赦せるようになったとき、はじめてエネルギー的に揺るぎないところに立ったといえるのです。(p.81)

 

 

【カセット】
 ネガティブな思考をすると、そのエネルギーが消えても痕跡が残ります。これがカセットで、いったんネガティブなエネルギーが消えても、またネガティブなエネルギーが入り込んでしまいます。これができると、いくら考えても結論が出せないことで悩み続けることになります。(p.104-105)
 このようなケースの場合、カセットを取り除かない限り、体に現れた異変は改善しないらしい。また、いくら除霊をしても再三再四同じような霊に憑かれてしまう。カセットを取り除くだけの技量がない低級な霊能者は除霊の繰り返しで稼ぐんだろうけど、稼がれる方は財布に穴が開いた状態になってしまう。つまり鴨葱。

 

 

【アセンションと神一厘】
 先に述べたように、アセンションするということが、本のページを1ページ先に進むことだと考えてみてください。
 そのページにある言葉に惑わされていると、いつまでも次のページに進むことができません。いま、惑星との衝突、大地震、大恐慌について書かれているページで生きていても、次のページに進むことができた人はそういう事件には遭遇しないですむのです。
 『日月神示』では、これを“神一厘の仕組み”と読んでいます。大変動が起きて9分9厘まで追い詰められたとき“神一厘の仕組み”が発動して、最後の1%で“ひっくりかえし”が起きるというのです。(p.191-192)
 経済に詳しい人ほど、これから世界大恐慌が起きるのは既定の事実と言っているけれど、未来がどうであれ、さらに次の未来を信じて、明るく元気に前向きに、人々の幸せを思いつつ生きて行けばいいのだろう。どんなに冴えた知性であろうと人智などはとうてい神智に遠く及ばないのだから。