皆さま

 

自分でこんな解放ものの物語を

 

書いていると、気がつきませんでしたが

 

もしかしたら今の世の中の流れ、

 

不要なものは持てなくなってきているなかなあと

 

感じています。

 

僕の「お酒を飲み過ぎること」などは

 

それに当たるのかもしれませんね。

(お酒は決して悪者ではありません)

 

それでは本日もよろしくお願いします。

 

初めましての方は、こちらから自己紹介を兼ねた

僕の物語をお読みいただくことができます。

【まとめ】不安な人生から安心の人生に転換した僕の物語

 

では、書いていきます。

 

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「自己解放を終えたその後の僕の物語~解放をもう一度編②~」

 

前回の物語はこちらからお読みください。

自己解放を終えたその後の僕の物語~解放をもう一度編~

 

過去の自己解放の物語はこちらからお読みください。

自己解放を終えたその後の僕の物語~僕はどんな風に変化した?編~

自己解放を終えたその後の僕の物語~焦らなくていいよ編~

 

闇から光に変えたシリーズはこちらからお読みください。

過去の体験を闇から光に変えた僕の物語①

過去の体験を闇から光に変えた僕の物語②

 

そうして、眠りにつくと

 

夜中に目を覚ましました。

 

この時はお酒を飲み過ぎて

 

眠りが浅かったかなあと

 

思ったくらいでした。

 

しかし、数分が経つと僕の心臓から

 

とても大きな動悸がしてきました。

 

「ドキドキ、ドキドキ」

 

(体調が悪くなったらまずは病院ですね)

 

「ドキドキ、ドキドキ」

 

中々僕の心臓は鳴りやみません。

 

それから動悸が収まるように

 

僕は心臓に対して対抗しました。

 

「落ち着け!」

 

しかし、弱まることはありませんでした。

 

次第に僕の心臓の動悸は強まります。

 

そこで、一度抵抗するのを諦めました。

 

本音を言うと強まりすぎて諦めるしか

 

ありませんでした。

 

そうして、僕は目を閉じました。

 

まさか死んでしまうのかと、

 

いやいやそんなことはありません。

 

目を閉じると、なんだか不思議な感覚です。

 

動悸が激しいので、苦しいのですが

 

どこかで叱られているイメージが湧くのです。

 

シンプルに「お酒飲み過ぎだぞ」って。

 

お酒を飲み過ぎたことに、ずっと

 

黙っていた心と身体がとうとう

 

正直に思いを話し出したかのようでした。

 

心は「お酒を飲み過ぎるとこんなに僕たちは苦しいんだよ」

 

身体は「お酒を飲み過ぎると僕たちはこんなに働かなきゃいけないんだよ」

 

なんだか、不思議な話しですが

 

動悸に苛まれている最中、

 

僕にはそんな思いが湧いてきたのです。

 

悪いことをしたなと思ったら、

 

反省して、そう謝罪です。

 

だから、僕は素直に謝りました。

 

「ごめんね」

 

心臓と心に向かって

 

呟きました。

 

「感謝しているよ」

 

感謝の気持ちも向けました。

 

僕はお酒を飲み過ぎていた

 

自分を後悔しました。

 

そして、お酒をやめると

 

宣言は・・・しませんでした。

 

お酒は楽しむ程度に飲むと

 

決めましたし、宣言しました。

 

すると、不思議ですが

 

しばらく動悸は続きましたが

 

弱まっていきました。

 

動悸で恐怖感もありましたが、

 

少しの安らぎが見え隠れしました。

 

ゆっくりと平穏が戻ってきました。

 

しばらくして眠りにつきました。

 

その日は「お酒」の課題について

 

思いもよらぬところから

 

向き合うことになったのです。

 

そうして、その翌日でした。

 

その日は昨日の動悸があってか

 

とても疲れていました。

 

珍しく昼寝をしたりと

 

ゆっくりと休みました。

 

夜はお酒は飲まないのかと

 

思いきや適度に飲みました。

 

(た、楽しむ程度にですよ)

 

そうして、朝を迎えます。

 

やっぱり眠いのです。

 

まどろみの中、布団で

 

しばらく過ごしていました。

 

ここ最近向き合うことになった

 

課題たちが浮かんできます。

 

「人を傷つけた自分を許せないこと」

 

「お酒を飲みすぎること」

 

それをエピソードとともに

 

振り返っていると

 

不意に、いや、あれ、なんだこれ

 

胸のあたりに何かがあるのを

 

感じました。

 

それはいったい何なのでしょうか。

 

でも、不思議と感覚的に何かが

 

わかりました。

 

「人を傷つけたという自分を許せない思い」

 

「お酒を飲みすぎること」

 

この二つの僕の課題でした。

 

胸のあたりにそれがあると、

 

感じはしたものの

 

いったいどうしたらいいのでしょうか。

 

「おーい」

 

「出て行っておくれ」

 

そんなことを呼びかけても

 

胸のあたりのそれは動きませんでした。

 

そうして、やっぱり

 

自然とそこへ感謝の気持ちが

 

向きました。

 

「ありがとう」

 

「感謝しているよ」

 

すると、本当に不思議ですが

 

胸のあたりにあった

 

それはゆっくりと喉元の方へ

 

移動していきました。

 

間もなく無性に咳がしたくなり、

 

大きく乾いた咳が数十秒間続きました。

 

咳をしながら、僕は感覚的に

 

「あ、出て行っているな」と

 

思いました。

 

(きっとこの感覚は人それぞれ異なるのだと思います)

 

その直後には、自分にあった

 

重さというものがなくなった

 

気さえしました。

 

こうして、二度目の解放が

 

無事に行われたのです。

 

一つ解放が行われると、

 

次にまた出てくるんですね。

 

でも、一度解放を終えていると

 

その課題は驚くほど

 

楽にこなすことができました。

 

やはり経験に勝るものは

 

中々ないなと実感したのです。

 

【終わり】

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この物語を読んで何か一つでも

感じていただけたら嬉しく思います。

世の中が今よりも幸せな場所になっていきますよう

想いを乗せて書いています。

 

皆さまよろしくお願いいたします。