本来の「ハリ医学」を築く
新たな挑戦の軌跡 ③
「原典・霊枢九鍼十二原第一」に基づいて
「ツボ」のある表皮に沿って水平に刺して病を癒し
健康な心身をつくる「本来のハリ」は
今ほとんど行われていない。
現在「ハリ治療」と称して一般に行われ
患者たちにもそう受けとられているやり方は、
「管鍼法」「撚鍼法」をとわず、
現代医療の「通電・電気療法」「理学療法」と同類の
単なる「刺激療法」でしかない。
中国古代人が書き残した「本来のハリ」は、
皮膚の表皮にしか刺していない。
血管や神経のことなど全然知らなかったし、
「ツボの存在の深さ」などありえなかった。
後代の「学者たち」による「ツボの働きである気の至る深さ」の
読み違いの積み重ねの「鍼灸学」で作り上げられたのである。
神経システムの働きによって「感じる」のとは違う。
この違いによる「生きた心身」の働く作用が
ハリの効果を生じると考えられる。
私が四年近く前に、自己治療で体験した驚きが
「撚鍼法」から「快鍼法」への転機となった。
まず、「快鍼法」による効果の実績報告からスタートする。
最初の実例は、
40年来の頑固な「便秘」が
ただ一度のハリで完治した驚きと喜びの
自己治療体験である。
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