世の中、良いニュースってなかなか入ってこないですよね。
テレビやネットを見てもネガティブな情報ばかり。

人間の記憶に残りやすいのはネガティブ情報なので、視聴率のためにメディアがそれを流すのは当然かもしれません。
でも、中身のないニュースやよく分からないコメンテーターの意見ばかりだと、気持ちも暗くなってしまいます。

前向きに生きるための方法

そんな現代でも、自分を前向きにする方法があります。
それはズバリ、すぐに行動に移すこと! です。

私がサラリーマン時代、また経営者を支援していてもよく見かけるのが…
「助言しても全く動かない人」。

結果、何もしないまま状況が悪化し、手遅れになる人は少なくありません。
行動しなければ、状況は刻々と悪い方向に進みます。

 

ビジネスマンが街を駆け抜ける様子

行動すれば変化が起きる

小石を湖面に投げると波紋が広がるように、行動すれば必ず状況は変わります。
ポジティブな結果もあれば、ネガティブな結果もあるでしょう。
でも、ポジティブに向かって行動し続ければ、状況は一変するんです。

逆に「待つだけ」では何も得られません。
上司が「今は様子を見ろ」と言うケースもありますが、それはただ考えていないだけ。
責任を相手に押し付ける逃げの姿勢です。

実際にあったケース

ある取引先で「担当者が出禁になり取引停止」という事態がありました。

実はその取引先の資材課長は「過剰在庫の問題を一緒に解決してほしい」と何度も要請してくれていたんです。
ところが、担当者の上司は何も指示せず放置。
結局「資材課長が無理難題を押し付けてきたからだ!」と責任転嫁する始末。

…でも真実はその逆。
資材課長は人格者で、今では上級部長に昇進しています。
私はその方と今も飲み仲間です(笑)。

当時は私がプロジェクトチームを立ち上げ、目標と期限を明確にし、行動して取引を復活させました。
やはり「行動こそが全て」だと確信しました。

まとめ

  • 行動しない=状況が悪化するだけ

  • 行動する=失敗しても経験値になる

  • 行動こそが人と組織を変える力

皆さんも「待つ」という選択肢に逃げず、行動する自分を意識してみてください。

 

本日もありがとうございました!

「起業したばかり…これからどうしよう?」
起業やフリーランスとして独り立ちした方は、不安と期待が入り混じっているのではないでしょうか。

企業経営者支援で感じるのは、「目の前の問題には対応できるのに、将来のゴールを明確に描くことができない」方が多いということです。結果、期待はあるもののボヤっとしていて、日々の問題にばかり振り回されてしまうケースが本当に多いんです。

そこでまずお願いしたいのは、自分の会社の5年後、10年後、最終的にどうなりたいか、ビジョンをしっかり描くことです。例えば「10年後に上場したい!」というのも立派なゴールです。

 

実際に、折口雅博さんは数人で小さな会社を立ち上げた時に「数年で上場企業にする」と宣言し、実際に東証一部上場を成し遂げた起業家として知られています(Wikipedia)。興味があれば、その経験談がまとめられた著書『アイアンハート』を読んでみても良いですね。

さて、本題に戻ります。ゴールを明確にしたら、逆算して計画を立てることが大切です。

  1. まずは、5年後、3年後、1年後に自分がどうありたいかを書き出す

  2. 数字で表せるなら、利益額も併記する

  3. 1年後の目標が定まれば、月次→週次→日次の行動に落とし込む

  4. それを家族に語れるようになれば、安心してサポートも得られる

起業家がノートPCで将来を計画

 

家族にすべてを話す必要はありませんが、「今日は○○をやったよ」とフィードバックできれば、それだけで家族は成長感を感じ、心強い味方になってくれるはずです。

ビジョンを言葉にし、行動計画として落とし込む習慣は、起業家や個人事業主が自信を持って前に進むための基盤になります。

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました😊

今日は、製造業など「企業→法人」への販売を伸ばすためのマーケティングについて。
一般消費者向けの話が多くなりがちですが、B2Bは勝ち筋が違います。

◆なぜ大手は下請けを簡単に変えないのか?

理由はシンプルで、手間とリスクです。
新規発注をするときは、財務調査(調査レポートや決算書)、既存取引先へのヒアリング、試作と品質チェック、社内承認、そして取引先コード(アカウント)登録──ここまでやって、ようやく発注可能。
つまり、時間もコストもかかるから、知らない相手は最初から相手にされにくい。
だからこそB2Bで効くのは、日本が最も重んじる「信頼」の醸成です。
(※以下は事業再生が必要な企業ではなく、財務が健全な企業を前提にした戦略です。)

◆私が考えるB2Bマーケティングの型

  1. 差別化の徹底把握
    自社製品が他社より優れている点・代替しにくい点を洗い出す(性能・コスト・納期・保証・アフター体制など)。

  2. 業界展示会に出展し、サンプルを展示
    「誰に・何を・何の用途で」刺さるかが一目で伝わる見せ方に。

  3. サンプル横に「差別化ポイント」を明快に掲示
    3行で“強み→お客様の利益”を訴求する。

  4. 来場技術者と名刺交換→即リスト化
    役職・担当工程・課題メモをその場で追記。翌日にはお礼メール。

  5. 後日アポイント→表敬訪問でプレゼン機会を得る
    先方課題に合わせたミニ実験データ比較表を持参。

  6. キーマン紹介を依頼
    自社と親和性の高いメーカーの課長以上を知る人に紹介してもらう(OB/協力会社/商社など)。

  7. 定期訪問・定期接触を継続
    新情報・改善案・事例を価値提供ベースで届け続ける(メールでも可)。

  8. “赤字/未達プロジェクト”の相談を拾う
    対応可能なら、範囲を絞った**見積(小さく始める提案)**で入口を作る。

露店のように即日売上は立ちません。
しかし、一度入り込んで品質が認められれば、継続発注→拡大はB2Bの王道です。

◆運用のコツ(短く3つ)

  • CRM(名刺管理)を即整備:展示会〜初回訪問〜見積の進捗を見える化。

  • 接触の“質”を上げる:ただの挨拶ではなく、毎回“先方の得”を1つ持参。

  • 小さく試す提案:全量切替ではなく、ライン/型式/工程の一部から。

本日もお読みいただき、ありがとうございました😊
地道に積み上げる人が、最後にB2Bで勝ちます。ぜひトライを。

 

サラリーマンをしていると、上司は選べませんよね。
出世を考えるなら、自分を引き上げてくれる上司と出会えるかどうかが大切ですが…残念ながらそれはご縁。選ぶことはできません。

もし「目標にしたい上司がいない」と感じたら、転職も一つの選択肢です。
ですが今回は、上司からの“無茶ぶり”にどう対応すべきかをテーマにお話しします。

無茶ぶり上司との日々

皆さんも、上司からの無茶ぶりに振り回された経験ありませんか?

私はサラリーマン時代、無茶ぶりの嵐でした。
部署をまたいだ兼任の名刺を毎年のように持たされ、中間管理職をやりながら、別部署の炎上案件の火消し役をやるのが当たり前…。

尊敬していた上司たちが次々に退職しても、私は残って仕事を楽しんでいました。
なぜなら、無茶ぶりを成功させて突き返すと上司がビビるからです(笑)。

ただし、出世を望むならオススメしません。上司から敵視されることも多いので…。
でも「仕事を面白くしたい」「スキルを身につけて転職に活かしたい」なら、無茶ぶり案件に挑むのも価値があります。

無茶ぶり案件への対応手順

無茶ぶりも、手順を踏めば進みます。

  1. 目標を明確にする

  2. 目標達成に必要な要素を洗い出す

  3. 手段を複数パターン考える

  4. 達成までの計画表をつくる

  5. 計画表を行動表に落とし込む

  6. 行動ごとに期日を決める

  7. 行動の担当者を決める

  8. 日々進捗を確認する

最初の「目標を明確にする」が特に重要です。
なぜなら、無茶ぶり上司はゴールを理解しないまま案件を丸投げしてくることが多いからです。

それでも無駄にはならない

 

正直に言います。無茶ぶり案件であなたが成功しても、その成果は上司の手柄として報告されるでしょう。
でも安心してください。

👉 そこで得た経験値は、あなたの財産です。
会社に残るにせよ、転職するにせよ、その経験が必ず活きる時が来ます。

だからこそ、無茶ぶりを「理不尽」と捉えるか「成長のチャンス」と捉えるかで大きな差がつきます。

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました!

「営業活動が苦手…」
そう思っている経営者や営業部のサラリーマンは多いのではないでしょうか?

でも考えてみてください。
企業の目的は売上と利益を上げること。営業が苦手=会社の存在意義を薄めてしまうことにも繋がりますよね。

ただし、営業活動とは「訪問販売」のように売り込むことではありません。
実は営業の前にやるべきことがあります。
それが マーケティング=売れる仕組み作り です。

マーケティングがうまくいけば、営業はグッと楽になり、そして“楽しい”ものに変わります。

◆大手企業が売れる理由は「信頼

「仕組みなんて思いつかないよ!」という声も聞こえてきそうですが、大手企業がなぜ売れるのか考えてみましょう。

財務体質? 広告宣伝費?
もちろんそれもありますが、最大の要因は 信頼を生むブランド力 です。

中小企業にとってブランド醸成は長期戦略に聞こえるかもしれません。
でも「信頼を築くこと」なら、今日から始められます。

 

 

◆具体的な方法(経営者編)

  1. 身なりを整える(ピシッとしたスーツがおすすめ)

  2. 取引先の決裁者に表敬訪問

  3. 打ち合わせでは「自社しか知らない情報」を提供

  4. 取引先の要望をまずは聞く

  5. 定期的に訪問し、要望に対して提案

  6. 半年ほど続けてみる

◆具体的な方法(営業サラリーマン編)

  1. まずは身なりを整える(やはりスーツ)

  2. 担当者ではなく、その上司にアポイントを取る

  3. 上司と会話し関係を築きつつ、担当者とも良好な関係を作る

  4. 上司が求める目標を聞く

  5. 次回打ち合わせで「自社でできることだけ」を提案

  6. これを9カ月ほど続ける

これを計画的に続けるだけで、取引先との信頼関係は確実に深まります。
信頼が積み重なれば、ビジネスは自然に広がっていくんです。

 

本日もありがとうございました😊