こんにちは子育て中の視覚障害者、きの子です。
視覚障碍者の片付けと収納シリーズ、前回からは物の見分けについて書き始めました
基本方針についてはこちら ↓
物の見分けその2は、ケースなどにまとめるやり方
これは主に書類の整理に使っています。
保険やら税金やら説明書やら、保管しておかないと行けない書類ってたくさんありますよね。
自分では読めないし、人に探してもらうにしても棚ごと全部チェックするのは大変。
ということである程度分類して分かりやすく収納します。
まずファイルケースをいくつか用意して、電化製品の説明書類、保険関係の書類、税金関係の書類、というように大まかに分類します。
さらにそれらを生命保険、自動車保険、火災保険、と細かく分けてクリアファイルにまとめて入れ、クリアファイルには巨大な字で名前を書いたり、点字シールを貼ったりします。
たとえ1、2枚しかない書類でも、ちゃんとグループごとにクリアファイルにまとめて入れるのがコツかなと思います。
見える人に手伝ってもらう必要があるので最初はかなり手間ですが、一度やってしまえば半永久的に使い続けられるのでやる価値はあると思います。
もう一つこのまとめて入れる系を使っているのは、子供の服や靴です。
我が家には子供が3人いますので、上の子がサイズアウトした服をおさがりとして使うために、長いときは数年間保管しておかねばなりません。
やり方としては、同じサイズのものを大きな袋にまとめて入れ、サイズをでかでかと書いて収納しておきます。
これをやらないと、後々ほんとにえらい目にあうんです。
余談ですが、視覚障碍者にとって服と靴のサイズってものすごくバリアフルじゃないですか?
拡大読書器を使っても、ほぼ確認するのが不可能。
なんとかならんもんかな。
ではでは、物の見分けその3に続きます。