前回の続きです

 

2024.2.28

細胞診の結果を聞きに、夫とクリニックへ。

夫は仕事を抜けて来てくれました。

 

順番がきて、診察室へ。

先生の表情は固い。やはりそうか、そうなのか。

 

そしてサクッと告知。

 

先生「先日の検査の結果ですが、悪い結果でした」

  「詳しく説明しますね」

私と夫「はい、よろしくお願いします」

 

受け入れる2人。

心のどこかで良性の可能性もあると2人とも期待をしていたけど、今までの流れではそうだよな、仕方が無いよね。

 

【検査結果】

「stageⅠ」浸潤性乳管癌(充実型)

腫瘍の大きさ1.3cm

グレードⅡ (術後の検査 Ⅲ)

脈管侵襲不明 (術後の検査 あり)

ホルモン ER・RGRともに+

HER2 3+

ki-67 28.1%

リンパ節転移なし

ルミナルBタイプ トリプルポジティブ

 

【今後の治療】

・手術(部分切除・全摘は治療する病院で決める)

・部分切除を選んだ場合は放射線治療

・化学療法(抗がん剤+抗HER2療法)

・ホルモン療法

 

治療はフルコンボでした。

できることなら抗がん剤はしたくなかった。

 

でも、治療できること、見つけてもらえたことをありがたく思いました。

夫と2人で先生に御礼を言いました。

 

最後に

先生「質問はありませんか?」

私「原発巣が別にあって、見つかった乳がんは転移ということはないですか?」

 

私の父は肺がんで、見つかった時はすでにステージⅣでした。

2年前に他界した父。

とても面白い人だったのでいつかブログに書きたいと思いますニコニコ

話がそれましたが父を思い出し、私もⅣだったらと不安だったのです。

 

先生「見る限り、原発乳がんだと検査結果が示していますし、他の場所にあるガンが乳管に転移することは稀なので心配ないですよ」

私「安心しました、ありがとうございます!」

 

ふと視線を感じて夫を見ると、私を見ている凝視

後で「すんごい冷静だったね‥」と言われましたw

 

その後治療をする病院を決めて、看護師さんに予約を取ってもらいました。

年度末で予約がとれなくて、約1ヶ月後の外来予約になりました。

 

続く

前回の続きです

 

確定診断が出るまで誰にも話さないでいようと決めていましたびっくりマーク

夫も兄姉も激務なのに、私の事でモヤモヤさせたくなかったからです。

 

細胞診の結果待ち中のある日、遠方の姉からラインが。

3月末に休み取れそう、帰省するから飛行機予約するよー!

いつが都合いいかな?

数年に1度の姉の帰省。いつもだったら小躍りして喜ぶんだけど‥

 

姉と甥っ子が帰省する時の送迎、基本私がしているのです。

兄がタイミングを合わせて帰省できた時は行ってくれたりもするけど、

年度末は仕事が忙しく帰ってこれないそう。

 

やばい凝視

2月末にガンだと確定したとして。

もしすぐに治療が始まっていたり、紹介先の病院予約と重なったりしたら送迎できないし遊べない。

今甥っ子が受験中だから、姉に余計な心配をかけたくないな。。

話すタイミングじゃないよな~、どどどどうしよう。

 

そこでまず、夫に話しました。

突然のガンかも の告白に、夫様が大パニックガーン

ごめんよ‥寝耳に水だよね。

仕事が忙しい中、確定診断が出る日は一緒に病院へ来てくれるそう。

ガンだと言われたら、私よりパニックになりそうだけど大丈夫かな爆笑

夫から、兄姉には話しておいた方が良いよ!とアドバイスをもらいました。

 

その翌日。

今日話した方が良いよね、、迷っていたら、兄が急に来たびっくり

仕事の休みが取れて友人と会うついでに帰省、通り道だったからとうちにも寄ったらしい。

こんなこと滅多にない、、亡くなった父が話せと言っているような気がするキョロキョロ

と思って兄にも話しました。

 

兄は「おっぱい、なくなっちゃうかもしれないの?えーん

と私のおっぱいを心配してくれました照れ

姉にも話した方がいいよ、女性だし色々気付くこともあるかも。

それに話してもらえなかったら寂しがると思うよ。

そうアドバイスしてくれました。なるほど。

そして、姉にも話すことができました。

 

姉、夫に負けないくらい大パニックにガーンごごご、ごめんよ。

帰省は治療が落ち着いている時、又は私が辛くて助けが必要な時に飛んで来ると言ってくれましたラブ

 

夫も兄姉もみんな、優しかった飛び出すハート

今も私の事を応援してくれています。

ありがとう!!!

話して良かった、しっかり治療しますニコニコ

 

続く

前回の続きです

 

2024.2.9

MRIの結果を聞きに行きました。

 

画面にMRI画像が映し出され、悪性であることを否定できないとの文字が見えた。

どうやらコレだなという物もはっきり写っていました。

 

先生「やはり疑わしい結果がでています」

  「今日針を刺して細胞を取りたいのですが大丈夫ですか?」

私 「お願いします」

 

前回の先生の表情で察しが付いていたためブログを読み漁り、この流れで来る‥!と確信して挑んだ診察。

皆様のブログのおかげで落ち着いて対応できましたおねがい

 

覚悟はしていたけども針を刺すのは怖い驚き

先生「麻酔をして切開し、細胞を2回採取しますね」

怖くても処置は進みます、大人なんだから我慢我慢。

 

まず麻酔、ちょっとチクッとする程度。

ううっ、我慢我慢驚き

 

そして切開、エコーを見ながら針をグイグイ刺してるー

おおっと、かなり力強く刺すのね驚き

途中何度か血が流れる感触が無気力やばい

 

そしてパチンと音が魂が抜けるはー‥

それをもう1回繰り返して、看護師さんが止血してくれてガッチリと固定してくれました魂が抜けるふー‥

 

私は横になっているだけなのに疲れきって、魂が抜けたような感覚。

でも最後まで無言で我慢できましたグラサン

 

怖くてうっすら涙が出たけど、痛くないし、看護師さん優しいし、

「ありがとうございました」と心から言えました。

先生も「しっかり取れましたよ」と満足そう。

 

お会計の後、細胞診後の過ごし方を看護師さんに教えてもらい、、

看護師さん「次回は家族と来られますか?」

私「たぶん1人ですー」

看護師さん「誰か一緒に来れるといいんだけどね‥」

おっふ、やはり黒かネガティブ黒なんだな?

 

結果は次回の予約です。

祝日があったり、私の仕事の都合、診察の予約が詰まっていたりで3週間近く先になりました。

 

続く

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約3か月後 2024.1.27

3回目のエコー検査です。

 

この頃は「癌かも」「いやまだ分からない」の感情がグルグルしていましたショボーン

白黒はっきりするまでは誰にも言わないと決めていたので、家族にも黙ったままいつも通りの日常を過ごしていました。

口に出すと良くないことが起こる気がして嫌だったのかもしれません。

 

しかし、3回目のエコー検査の結果説明で、

 

先生「1つは小さくなっていたので悪い物ではありません」

  「もう1つの方が増悪、気になる形に変わっています」

  「まずは造影剤を入れてMRIを撮りましょう」

 

そういう先生の表情がとても残念そう。

これはダメなヤツだわびっくりびっくりびっくり

直感でそう思いました泣

 

造影剤を入れたMRIを2024.2.5に予約。

初めての造影剤でアレルギーが怖かったですが、大丈夫でした。

温かくなりますよ と言われていたけど全く分からずニヤニヤ

鈍感なのかな?

それよりも肩関節が悲鳴をあげました。(リウマチで関節痛あり)

手を上げた姿勢でうつ伏せ、お胸を穴に入れての撮影えーん

なかなかの長時間動けない、私の肩関節がんばれ!!

検査してくれた人が本当に優しくて頑張ることができ、無事に検査終了。

やり遂げたぞー!と達成感がありましたニヤリ

MRIの結果は次回の診察です。

 

続く

前回の続きです

 

半年後の予約日 2023.10.21

乳腺の先生に2回目のエコー検査をしてもらいました。

今回大丈夫だったら、毎年乳がんの検診を受ければ大丈夫でしょうと言われていました。

 

エコーの検査は前回も長かったけど、今回も長い。

しっかり見てくれている安心感があるけど怖い不安

検査が終わり説明タイム、なんだか先生の表情が暗い気がする‥。

 

先生「前回より大きくなっていて気になります」

  「形も少し変わってきていて印象が違います」

私 「えっ、癌かもしれないのですか?」

先生「まだ分からないけど、慎重に診ていった方が良いでしょう」

  「次は3か月後に見せてください、そこで追加の検査をするか判断します」

 

今回クリアだったら、また乳がん検診だけの日常に戻るはずだったのに。

がんなのか?がんになりかけてるのか?

えー・・・

と思いながら次の予約を取って帰りました。

 

続く

 

 

前回の続きです

 

子供は努力が実り、無事に希望の大学へ進学飛び出すハート

 

引っ越しや入学関係で仕事の休みをいただいた分、仕事が溜まるえーん

ひと段落したのは4月半ばでした。

 

乳がんの検診は出産した産婦人科でお願いしていましたが、

今回は乳腺の専門医に診てもらおうと思っていました。

 

市内にある唯一の甲状腺と乳腺の専門クリニックへ予約を取りました。

初めて診察してもらったのは2023年4月22日。

 

先生「今日はどうされましたか?」

私「しこりをみつけたので診てもらいにきました」

先生 触ってみて「あー、ありますね!」

やっぱり・・無気力

 

エコー検査で見てもらった結果、嚢胞だろうと。

ちなみに、私がみつけたしこりの他にも1つありますよと。

初めて見つけたという点が気になるから、半年後に見せてくださいと。

次回の予約を取り、その日は終わりでした。

 

がんだと言われるのではないか?と不安に思いながら受診したので、

帰り道は「違った!よかった!」とウキウキで帰ったのを覚えています。

 

そしてその夜。

すっかり元気になり気分が晴れた私は、

「胸にしこりがあって診てもらったけど、がんじゃなかったよ」

と家族に報告したのでしたニコニコ

 

続く

私はリウマチを30代から患い、

生物学的製剤(分子標的薬の自己注射)を使用していました。

そのためなのか「がんに気を付けて、健診受けてね」と言われることが多く、

その上両親ともにがんになっていたので危機感がありまくり不安

がん検診は対象年齢の検診は全て受けて、

乳がん検診も2年に1回は受けていました。

 

2023年1月 運命の日

ここ数ヶ月、ワイヤー入りのブラをすると胸がむくんだようになって少し痛い。

なるべく柔らかいブラをするようにしていたけど、服装によってはしっかりとサポートできるブラを付けていました。

この日も胸が痛くなっていて、特に左胸がむくんでるような。

 

夜、お布団の中。

まだ胸がむくんでるなぁ‥。

4月になったら乳がん検診の年度だったかな?

お胸のむくみについて相談した方が良いかな。

と考えながら何気なく左胸を触った時でした。

 

コロン 小さい何かに触れたびっくり

ビックリして起き上がり、寝ぼけたかと思いもう一度確認。

 

コロン やっぱりあるガーン

背筋がゾーーッ 怖い怖い怖いガーンガーンガーン

「しこり?えっ?今までこんなの無かったよ。まさか乳がん?」

と頭をよぎる。

 

が、来月2月は子どもの大学受験。

行きたい大学へ行くためずっと努力してきた私の大切な子ども。

今騒ぎ立てるのは絶対にダメだ、一生後悔しそう。

受験関係が全て終わったらすぐに病院へ行こう。

秒で決意した夜でした爆  笑

 

翌朝、昨夜のコロンは夢だったかもしれない・・と触ってみたら、

やはりコロンと、お胸の中にいらっしゃいました泣き笑い

夢じゃなかったガーン

夢であって欲しかったガーン

 

胸の中の箱に不安をすべて詰め込み、しっかりと鍵をかけて、

受験期のサポートを全うさせていただきました笑い泣き

 

続く

 

はじめましてニコニコ

 

1980年生まれの女性です

家族は20年以上連れ添った夫と、子供が2人

子供は2人とも成人して家を出ています

現在は夫と猫の、2人と1匹暮らしです猫

 

2024年2月28日に 浸潤性乳管癌(左)が確定しました

2024年5月の現在は治療の真っ最中です

 

乳がんが確定するまでの経緯と、治療の記録としてブログを始めます

不安な時にアメブロでたくさんの人の経験を読ませてもらえたのがとてもありがたかったからです

今も毎日読ませてもらって勇気をもらっています

 

文章を書くのも苦手だし、飽き性なので続くか分かりませんが、

私の病気の事や日常を記録していきたいです

ブログ初心者なので勝手も分からず、更新タイミングも謎な感じになるかもしれませんが‥びっくり

 

どうぞよろしくお願いいたしますお願い