12:45。
南武支線のE127系に初乗車していた道すがら、浜川崎駅である邂逅が。
在日米軍航空機燃油輸送列車
…いわゆる、米タンである。
3年ほど前、ふと思い立って青梅線・横田基地引込線界隈で撮影した“米タン”。
しかし、運転日が火曜と木曜という特殊性もあり、すっかりまた撮らないままでいた。
遠目に、タキ1000が引込線から出てきたのが見えたのだ。
ああそうか、発送もあるんだっけ!
そこでカチッと、切り替えスイッチが入った。
13:02。
もう少し待つと、引込線からやってきたタキ1000の編成が押し出されてきた。
誘導員が、タキの先頭に乗り込んで…
DD200が、浅野方に押し出していく。
これも、DE10やDE11が居た頃にやっておきたいものだったが。
そんなことを考えながら、入換作業を黙々と見守っていた。
まだ暑さが残る9月の最終週、多少立ちくらみを起こしつつも活発な動きを見つめる。
…と、編成はそこで一回止まった。
踏切も開き、待たせられていたトラックなどが一斉に駆け出す。
周辺の車両往来に重大な支障を及ぼすため、マメに開閉しているようである。
しばらくして、また閉まったと思ったら…
おおっと、単機で出てきた。
大踏切をゆっくり渡り、また停車。
押し出しからここまで、僅か5分少々の早業だった。
海が近いからだろうか、踏切の注意書きはすっかり錆び付いて読み取れない。
13:18。また踏切が鳴って覗くと、鶴見行き電車がやって来た。
このような競演も、残すところあと半年足らず、それもかなり限られた機会のみになる。
しばらく水分補給しつつ、まったり身体を休めていたところで…
13:30。
先ほど浜川崎で見た編成が、安善に到着!
返空輸送ながら慎重かつ確実なブレーキ捌きで、横田基地・拝島からの短い旅を終えた。
ここから安善駅構内は、俄に活気を帯び始めてくる。
今回のタイトルの着想。理由は後日