さて、珍しく鶴見線、それも安善で貨物列車にベッタリ張り付いた夏の終わり。
拝島から返空輸送を出迎え、ここで一息静寂が…
とは、ならない。
13:34。
到着から僅か3分余、即座にEF210は解放され、誘導員が乗り込み構内移動を開始!
そのまま、先程DD200が引き出してきたタキ編成の待つ線路に走り去っていく。
EF210が再びタキを引き出し!
205系が停車する横を、重々しいジョイントを響かせながら入っていく。
20年近く日常のはずだったこのシーンだが、これまで目を向けることがなかった。
先代のタキ35000も少しだけ撮ってはいたみたいだが、主目的になることはないままだった。
103系を絡めた写真も、現状見つかってはいない。
1995年以降、折々に鶴見線には訪問していたようなのだが。
返空と満載、2本のタキ編成が並ぶと、俄にDD200が動き出す。
誘導員の動きは、この時が一番活発である。
今度は先程までタキを押し込んでいた線路に、改めて単機で向かう。
そして少しして、EF210が牽いてきたタキに接近!
お決まりの
「あと3両〜、あと2両〜、やわやわ〜…」
の誘導の声が無線から響き…
13:50。
確実にプロセスを踏み、淀みなく連結を終えた。
ここまで僅か15分ほど。
そして、まだまだ入換は続く。
フェンスの向こうを眺めに…