とにかく今年は…というか、今年も、というか。
この夏に当てにしていた音楽、演劇の予定はことごとく中止に追い込まれてしまい。
久しぶりに手詰まり感もあるにはあったのだが。
それでも、ちまちまとネタを見つけて出かけてみて、それとなく記録を重ねていたのは既報通り。
このあたりを軸に、ほぼ週末にネタ蓄積を仕掛けていたところで、あることに気がついた。
8月1日に浅草駅で購入した、東武宇都宮線開通90周年記念乗車券。
ふと裏側を見ると、なんか同封されている。
プレミアム電車カード引換券。
ふむふむ、そんなものがあるのか。
そうして読み進めていると…
引換場所:東武宇都宮百貨店1F総合案内所
う、宇都宮だと😳⁉️
またとんでもないところで…
しかも8月31日までだと?
と考えたが、こういうのを読んでしまうと、鉄旅スイッチがつい入ってしまう。
行かなきゃ、、、
そうして考えていると、ひとつ案を思いついた。
ここ4年くらい、ちまちま記録ばかり積み重ねていたが、ついに本気で乗ろうではないか、と。
ただ単に宇都宮に行くだけではつまらない、利用できるものは利用するという精神で。
こうして動いたのは8月29日、日曜日。
地元の駅から、のっそりスタート。
目新しいものはなにもないけど、とりあえず北へ。
大宮には、部品を取られた185系がまだいる。
どうするつもりなのだろう?と思いながらそろそろ半年近いが。
すると、宇都宮線で久喜まで来たところで…
え、カシオペア⁉️😱
そんなまさかの出会いを経て。
…あれ?東武伊勢崎線へ。
そう、今回はまっすぐ行っては面白くない。
まずはここから、まさかの都内逆戻り。
このために実は、事前に株主優待乗車券を入手していたりもするw
いよいよ廃車が始まった東京メトロ8000系と、2回すれ違いつつ最初の目的地は…
春日部。
そう、このために何度も足を運んできた場所。
残り4編成になった東急8500系や…
リバイバルカラーの200系りょうもうをやり過ごしながら…
9:13。
南栗橋から長駆回送されてきたのは、350系351編成。
今回の旅の主目的一つ目は、この形式が使用される特急「きりふり」で日光を目指すことだった。
それもただ単に浅草から乗るのではなく、春日部始発の「きりふり82号」から始める。
そんなこだわりの乗り鉄旅を、ここで実行に移したのだった。
2分停車の間に、検札を受けて素早く乗り込む。
ここから36分間の、目的地とは逆方向への波乱含みのミニトリップが始まった。