東京メトロ18000系、営業運転開始 | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

第一編成搬入から10ヶ月。
ついに、その山が動いた。


昨年10月から搬入が開始されている東京メトロ半蔵門線18年ぶりの新車・18000系。
ついに昨日8月7日から営業運転を開始した。

その情報が上がったのが昨日の未明、運転開始の当日。

いきなりの情報公開に一瞬戸惑ったが、折よく昨日は東武鉄道に向かっていたこともあり、帰りに
またそのまま半蔵門線に抜けて迎撃を企むことに決めた。


ところが、既に東武線内には18102Fがいた。
東武鉄道に貸し出され、習熟運転に供されていたのだ。
実は春日部から東武動物公園に向かう途中に、入れ替わり試運転列車とニアミス!
これは鷺沼に帰ってしまったのかなと思ったが、結局この編成はひたすら東武線内を往復していて
東武動物公園から南下する途中の複々線区間内で改めてすれ違い、走る姿を初めて捉えた。

その後、土休日59S運用に入っていることを捕捉し、押上でついに迎撃成功。
昨日初運用に入っていたのは18101F、第一編成。
直前の発表になったものの、やはりそれなりに注目を浴びていたようであった。

この日から、半蔵門線に新たなカラーが。

写真では見ていたが、今度の18000系は紫の色が薄めのツートーンとなり穏やかな印象に。
前面形状も柔らかなものになったのは好ましい。

車内プレートは実にシンプル。

吊革も路線カラーの紫。


先頭車はそれなりに人がいたが、それなりに落ち着いた車内環境に時々寝ながら移動。

運転席には、将来的なワンマン化を見据えたATOスイッチも見える。

昨日は、結局押上から鷺沼まで乗り通して下車。
今後押上に向かう時などに見かける機会も増えてくるだろうから、これで良し。

さあ、8000系もいよいよ置き換えが始まる。
まだ全19編成が健在だが、これから数年かけてじわじわ消えていく。
これまでの6000・7000系の時と同様、ともすれば“つい避けてしまう電車”だった気もするのだが
40年にわたり伸び続けた通勤輸送を支え続けた功労車であることは間違いなく、全てが走り終える
その時まで、無事故かつトラブルの無いように見送っていけるようにしたいもの。

そして、鷺沼検車区内を眺めると、8000系と18000系が並んで留置されていた。

18000系は、現時点での最新車18103F。
ちなみに昨日は、18101Fも早速東武線まで直通運転したそうだ。
40年の時を経て進化した新車の3社を跨ぐ活躍に、これから期待!