第一編成搬入から10ヶ月。
ついに、その山が動いた。
昨年10月から搬入が開始されている東京メトロ半蔵門線18年ぶりの新車・18000系。
ついに昨日8月7日から営業運転を開始した。
その情報が上がったのが昨日の未明、運転開始の当日。
いきなりの情報公開に一瞬戸惑ったが、折よく昨日は東武鉄道に向かっていたこともあり、帰りに
またそのまま半蔵門線に抜けて迎撃を企むことに決めた。
ところが、既に東武線内には18102Fがいた。
東武鉄道に貸し出され、習熟運転に供されていたのだ。
これは鷺沼に帰ってしまったのかなと思ったが、結局この編成はひたすら東武線内を往復していて
東武動物公園から南下する途中の複々線区間内で改めてすれ違い、走る姿を初めて捉えた。
直前の発表になったものの、やはりそれなりに注目を浴びていたようであった。
前面形状も柔らかなものになったのは好ましい。
今後押上に向かう時などに見かける機会も増えてくるだろうから、これで良し。
まだ全19編成が健在だが、これから数年かけてじわじわ消えていく。
これまでの6000・7000系の時と同様、ともすれば“つい避けてしまう電車”だった気もするのだが
40年にわたり伸び続けた通勤輸送を支え続けた功労車であることは間違いなく、全てが走り終える
その時まで、無事故かつトラブルの無いように見送っていけるようにしたいもの。
ちなみに昨日は、18101Fも早速東武線まで直通運転したそうだ。
40年の時を経て進化した新車の3社を跨ぐ活躍に、これから期待!