それでもプロかと言いたい基礎工事ミスと大手ハウスメーカーの対応を記すブログ -21ページ目

それでもプロかと言いたい基礎工事ミスと大手ハウスメーカーの対応を記すブログ

羽アリが発生してから、業者に床下に潜ってもらった、その結果大工さんもおどろく基礎工事の実態が明らかになった。

6畳2間の束建てと清掃が終了すると次は洗面所とお風呂場の床を切り始めた。多少曲がって切り取ったところや床下の掃除の手際からみても腕の良い大工さんとは言い難い。見習いの方もそうだが、私服に近い感じの恰好で現場にくるようなオヤジさんだ。せめて現場には作業服で来るような大工を用意して貰いたいものだ。

開けたばかりの点検口からデジカメを差し入れて床下の状態を撮ってみる。確かに和室の床下よりはましで束はシロアリの被害はなさそうに見えるが、実際はどうだろう。ミサワのT建築士に言わせると状態は良いらしい。ハッハッハだ。大工さんは同じように掃除を済ませ、穴の補強に新しい根太材を切って取り付けると元の床を戻しネジで固定して終了する。この部分もM先生にも潜ってもらっているので、まあこんなところで我慢するしかないかな、

そんなところへホームイング課長が挨拶にきた。このところすっかり影を潜めていた課長だが、さすがに最終日は終了間際にT建築士だけではと思ったか、礼儀と思ったのかは知らないが軽く頭を下げる。(15度くらい)120数万の見積もりを持って来たとき、私が手厳しく怒鳴ったので根に持っているようだ。それ以上は声をかけようとしない。結局この人は我が家と会社のメッセンジャーボーイをしただけの人だった。

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大引きがプラ製の束で支えられた。


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洗面所とお風呂場の間の穴から撮る。

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お風呂場前に開けた床から作業が始まる。

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洗面台の床下から開けられた換気口を望む。


さて、アパートを早々に切り上げたい様子が見て取れる状況だが、ここまで約2時間程度を費やしている。今度は母屋に移り一番最初に我が家で依頼した大工さんが畳を上げて床下を開口してくれた穴からミサワが依頼した大工さんが潜入する。

途中からお読みになっている方に簡単な経緯を説明すると、そもそもの始まりが我が家で依頼した大工さんが「これはひどい状態なのでまず住宅会社に話すべきだ。」と丁寧に床下の写真を撮り、ファイリングして持ってきてくれたことから始まる。

6月半ばに最初の点検が入ってから実に4ヶ月のやり取りがあり、ようやく改修まで漕ぎ着けた訳だ。この間6畳と6畳を仕切る敷居は最初は私が1センチほどの添え木をして何とか外れないようにしていたが、被害が一気に拡大した。最初から欠損している束柱に加えシロアリ被害の柱がボロボロになり欠損状態になったのだからたまらない。敷居が4センチ近く落ち込み、目で見てもしなっているのが判るほどで、当然4枚の襖は外れ使い物にならない。畳はカーブし、床を歩くと、そっと歩いてもドスドスと振動する程であった。

私としてもこの部屋に母を寝かせておくのは忍びがたく、早く解決したい気持ちで一杯だった。

潜った大工さんは袋を持って入っているのでその袋を数回入口に運ぶ、もう一人の若い大工見習がそれをさらに玄関まで運ぶ。大まかにゴミを運び終えいよいよプラ束建てが始まった。


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いよいよ束建てが始まった。

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プラスチック製の束をアジャストする。


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束が立ち、開けられたばかりの換気口が見える。

大工さんが潜入後、M先生も潜って点検してくれた。アパートの真ん中の部屋は母屋のひどさと比べるとましな状態らしい。ゴミ袋を持って大工さんが再び潜り床下のゴミをかき集めてゆく。アパートの床下も梱包用の青いテープやビニール袋などで、工事現場で掃除をしないとこうなるという見本のようなゴミの山だ。

102号室の床下はシロアリにはやられていないようだ。デジカメで撮ったものを見せてもらったが、束は形のまま残っている。被害は少ないようだがプラスチック製の束柱を盛んに要求するのが気にかかる。101号室と102号室の基礎は一囲みになっており点検可能だが103号室だけは102号室基礎の隙間から中を覗く事になる。

T建築士は「正直103号室の束柱は1本欠損していますが、角なので大丈夫です。」と言うが、本当に大丈夫か気にかかる。しかしM先生も立ち会っていることだし、その件に関しては、騒ぎにしないでもいいかなとも思いやむなく我慢することにした。

ここでこの件に固執するともう一度出直して貰わなければならなくなるだろう。アパートの住人にも2回目のアナウンスや2部屋の住人の許可を得るために時間もかかるだろう。また稟議を通すのに時間がかかったりで、良いことが待っているとは言えない状況だ。不満は残るがこのまま進行させるしかないな、と判断した。またデジカメ写真で見た範囲ではアパート部分の床下は母屋と違ってシロアリの被害は出ていないように見える。