さて、アパートを早々に切り上げたい様子が見て取れる状況だが、ここまで約2時間程度を費やしている。今度は母屋に移り一番最初に我が家で依頼した大工さんが畳を上げて床下を開口してくれた穴からミサワが依頼した大工さんが潜入する。
途中からお読みになっている方に簡単な経緯を説明すると、そもそもの始まりが我が家で依頼した大工さんが「これはひどい状態なのでまず住宅会社に話すべきだ。」と丁寧に床下の写真を撮り、ファイリングして持ってきてくれたことから始まる。
6月半ばに最初の点検が入ってから実に4ヶ月のやり取りがあり、ようやく改修まで漕ぎ着けた訳だ。この間6畳と6畳を仕切る敷居は最初は私が1センチほどの添え木をして何とか外れないようにしていたが、被害が一気に拡大した。最初から欠損している束柱に加えシロアリ被害の柱がボロボロになり欠損状態になったのだからたまらない。敷居が4センチ近く落ち込み、目で見てもしなっているのが判るほどで、当然4枚の襖は外れ使い物にならない。畳はカーブし、床を歩くと、そっと歩いてもドスドスと振動する程であった。
私としてもこの部屋に母を寝かせておくのは忍びがたく、早く解決したい気持ちで一杯だった。
潜った大工さんは袋を持って入っているのでその袋を数回入口に運ぶ、もう一人の若い大工見習がそれをさらに玄関まで運ぶ。大まかにゴミを運び終えいよいよプラ束建てが始まった。


