それでもプロかと言いたい基礎工事ミスと大手ハウスメーカーの対応を記すブログ -20ページ目

それでもプロかと言いたい基礎工事ミスと大手ハウスメーカーの対応を記すブログ

羽アリが発生してから、業者に床下に潜ってもらった、その結果大工さんもおどろく基礎工事の実態が明らかになった。

デジカメ写真でアップするとまあまあの感じがするが、ミサワの連れてきた大工は、束の建て替えはともかくとして、床下清掃に関してはかなり大まかな作業だった感は否めない。

清掃と言うのは清々しくなってはじめて成り立つ事と思うが、シロアリに食いつくされドライバー1本で崩せる束柱をとっぱらい、その屑を大まかに回収し、20年前に建てた時点で処理されなかった目立つゴミをかき集めて袋にいれて引き揚げただけである。この会社の連れてくる大工は職人気質が感じられないし、T建築士も大した指示はしていない。

またアパート部分の被害は少ないと言っても、見た目で束柱が残っているだけで、実際は調査しなければ解らない。おまけにT建築士は「西側の隅の束柱は、正直いって1本欠損しています。でもコーナーで問題は無いと思います。」と発言している。ミサワの一級建築士がそう言うのなら大丈夫だろう。しかし翻って考えると1本位土台の柱が無くても大丈夫と言う一級建築士の神経はまともなんだろうか?このような建築士を抱えている会社の将来はだいじょうぶなんだろうか、、

しっかり調査すればまだ色々と出てくるだろう。黙っていたのはこの問題から早く解放されたいとの思いからで、このロクでもない連中を相手にするのにいい加減うんざりしていたからだ。

話せば中途で作業が止まり、また新たな調整などで日程が繰り延べになる可能性が高く、5月末からの騒動でシロアリ、欠陥住宅の事が常に頭にあり、マイナスのファクターをいつまでも引きずっている状態はこれ以上は意味がなく感じられ、引き延ばすのは母の気力なども考えると得策でないだろう。

和室2間の束柱をすべて交換し、高さを調整する。プラスチック製の束柱は回転させて高さを調整することができる。大工さんが潜って敷居の高さを調整する。T建築士が襖を敷居に置き、下の大工さんに声を掛けながら外れずに開け閉てできる高さに持って行く。

調整を終えると、ここ数カ月まともに開け閉て出来なかった襖がしっかりと収まり、元の機能を取り戻す。ブカブカとしていた畳も、以前のつり橋を歩いている様なしなりが無くなり、しっかりと固定された感がある。

これでミサワの作業は終了らしい。一刻も早くこの場を去りたいらしく、急いで撤収作業にとりかかった。換気口に取り付けられたプラスチック製のネズミよけはガムテープで固定されている。落ち着くまで2日ほどかかるといい作業員は引き揚げて行った。T建築士は最後に玄関で一礼するとそそくさと我が家を後にした。

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プラスチックのフードが付けられた換気口。
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アパート部分も各室の床下に付けられた。
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玄関脇、もう少しでガスと水道管を壊す所だった。

朝の9時前から始まった2日目の改修工事は換気口のネズミよけを固定させて昼ごろ終了した。最初から期待はしていなかったが2日目は被害が少ないと言うことで改修を早々と切り上げた感じだ。

改修作業後、T建築士が我が家の保持している覚書控えを預からせて下さいとのことなので、覚書を渡す。「これで黙らせる」と言う合意の割印を捺すためだ。「捺印したら郵送でもいいですか」と話すので「かまいません。」と答える。正直、この連中の顔はこれ以上見たくない。

振り返ると5月の下旬、お風呂場から羽アリが発生したことから始まった長期に渡る戦いだった。ここまで来るのに半年近く掛かったわけだ。その間、母が居間に使っている6畳間の床はしなり、敷居は落ち込み、襖は外れて役立たずの状態になり、歩くとドスドスと音を立て、誰の目にも後一月もしたら床が抜けるのではと言う状態になっていた。

11月の覚書の取り交わしの場所は、その和室のテーブルの上で行った。T建築士でさえ「このままでは危険な状態になりかねない。」と言うほどだった。8月までは襖の上部に1センチ程の添え木を着けて凌いでいたが、10月の後半になるとそれも利かなくなり、襖がすべて外れる状態になってしまったのだ。かろうじて残存していた束柱が上からの振動に耐えきれずグズグズと崩れ始めたのだ。白アリの被害の急速な拡大は本当に恐ろしい。