11年ぶりに歯科の検診を受けました。前回は3か月に1回のクリーニングを3回ほど受け、その前は20年前に親不知を4本抜きました。自分では、毎日歯ブラシを6回ほどやり痛くもかゆくもないので、放置してあったのですが、家内から一度見てもらった方がいいよと言われしぶしぶの予約でした。

全周の歯のX-Pを取り、歯周ポケットを調べ、染めて歯の汚れを調べて、虫歯は全くなく、歯周病もほぼなく、非常に綺麗な歯ですねといわれました。胃潰瘍で、除菌をしたことを伝えると、では、歯周菌も同じ成分ですので、調べる必要はないですねということでした。歯のクリーニングをして終了です。

来月は歯ブラシの指導です。

現在、LASIK,PRK,PTKができる施設は非常に限られています。LASIK,PRKも非常に有用な手術ですが、自費診療です。

唯一保険診療でできるのがPTKです。帯状角膜変性や顆粒状角膜変性症の治療に使用されていますが、とても有用な手術です。

本日、PRK2眼とPTK1眼の手術を行いましたが、PTKはとてもきれいにゆきました。顆粒状変性症は本当はNIDEKのエキシマレーザーが最もきれいに行えますが、多分、この機種で手術をしている施設はほぼないでしょう。顆粒状は濁りが一定でないので、粘弾性物質で高さを均一にしながら削らないといけないので、視力が安定するまで時間がかかります。一方、帯状角膜変性は厚みがほぼ一定のため、PTKで簡単に削れます。PTKでやる場合、術後遠視になりますので、近視であればよいのですが、遠視の人は、最初PRKモードで遠視を削り、その後、モードを替えてPTKモードで混濁がなくなるまで削ります。最後に10μスムージングをすると視力の出が良いです。最初のPRKモードで周辺の混濁がなくなり、中央の混濁も減少しましたので、PTKモードでは20~30μで混濁が完全に消えました。帯状角膜変性はPTKの非常に有用な治療法です。保険診療で1万点ですから、お年寄りの場合1割であれば1万円で処置ができます。片眼の経過がよければ、僚眼もやることになるでしょう。

多焦点眼内レンズで問題なのは、度数ずれです。通常は問題ないですが、屈折矯正眼の多焦点などはある一定の割合で度数誤差が生じます。その場合はPRKで修正すれば、全く問題ありません。現在、ガスの高騰、保守料の高騰などで、屈折矯正手術は赤字部門です。ですから、エキシマレーザーを所持する施設は日本で、10施設ぐらいになっています。あっても稼働していない状況です。

ただ、ないと、困りますし、若い人にLASIK,PRK,PTKを覚えて残しておかないといけない技術と思います。

 人に頼まれて、毎分100mlの30分吸入前後の程度の水素吸入装置のハイドライザーによる呼気中水素濃度を測定した。

 当院で、これまで、使用した、ET100(水素:1000ml;酸素:500ml/分)、PF72(水素:860ml;酸素430ml/分)、H2JI1(水素のみ:250ml/分)では99%以上の高濃度ということもあるが吸入前後の呼気中水素濃度は吸入前1ppmが吸入後200~300ppm以上に増加します。

ところが、今回の機器は吸入前0.6~1ppmが2ppmに増加するだけで、全く意味がないことがわかりました。

アルミニウムと水を反応させて水素を発生させるようですが、十分な水素が発生しない可能性もありますし、このような低用量の水素吸入器は30分ぐらいしか持ちません。

医療用ではありませんので、しかも実際の水素発生量は基準を満たしていないかもしれません。このような粗悪な品が出回ることは、水素の効果に水を差すようなものです。最低でも、検査機関での正式な判定、呼気中水素濃度測定、OCTAの実験データの揃うような血流増加が認められる品物を世に出してください。お願いします。

 

「環境とエネルギーセキュリティをともに解決する⽔素は、⽇本にとって究極のエネルギーとなり得る。」として、水素は国が近年注力しているエネルギーです。資源エネルギー庁は、水素エネルギーの拡大促進をするため、「⽔素・燃料電池戦略ロードマップ」を制定、この中でエネファームについても、「2020年頃の⾃⽴化、2030年までに530万台、2030年頃までに投資回収年数を5年とする」と目標が設定されています。思えば良いですね。

 エネファームとは「貯湯ユニット」と「燃料電池ユニット」から構成されており家庭用燃料電池コージェネレーションシステムのことを指します。

都市ガス・LPガスから水素を取り出し、空気中の酸素と水素が化学反応を起こすことで発電を行い、それと同時に排熱を利用してお湯をつくり出す家庭用燃料電池のようなものです。このシステムを導入することで日々の光熱費の削減をすることができ、省エネにもつながります。

 普通水素をつくるのは水を電気分解して水素と酸素をつくりますが、その反対と思えば よいですね。

 我が家ではリンナイの給湯器を使っていたためアイシンの燃料電池ユニットFCCS07C2NAJ-をつなぎました。今だと国と名古屋市の補助金が使用できますのでかなり安く購入できます(多分今年中、数が決まっているので、どこかでなくなります)。

 最近の自然災害の多さから考えると蓄電池かエネファームが現実的かなと思っていました。アイシンからの郵便物で、東邦ガスに連絡しました。太陽光発電は屋根に取り付けますので、台風の時など物が飛んできて壊れることが多いです。天気が悪いと発電できません。蓄電池との組み合わせですが蓄電池は非常に高いです。バッテリーは屋外での使用が原則になりますし、音やにおいがきついです。

 勿論、エネファームはガスの供給も止まると動きませんので、災害時に全てOKとは言えませんが、小さい蓄電池も将来的には購入する必要があるかもしれません。

 エネファームは700wまで電気器具が使用できます。クーラーやドライヤーなどは難しいです。ただ、昨日、涼しかったせいもありますが、夕方から夜間はほとんど、エネファームの電力だけで外部電源はドライヤ-使用時に少し使っただけでした。それ以外は冷蔵庫1台、ワインセラー2台、照明、TV1台全てで700w以下でした。夏のクーラー使用時は無理ですが、季節が良ければ,電気は基本料金以内にできます。モニターを見ながら節電がしやすくなります。

 一番の利点は停電時700wを10日間使用できることです。これだけでもかなり安心です。電気代が安くなりますし、お風呂の給湯もほぼ範囲内ですので、電気代、お風呂のガス代はなくなりますが、毎日使用するガスの量は増えますが、エネファーム割、エコジョーズ割(ガス乾燥)で安くなります。毎月のガス代,電気代はこれからですので、どの程度安くなるかはわかりませんが、エネファームは12年使用でき、10年で元が取れるということです(将来的には5年)が、補助金を引くと、8年ぐらいで、購入代金の元が取れ、停電時の安心感がありますので、戸建てで、エネファームが置けるスペースがあれば、有用だと思っています。

 

 

 

 屈折矯正術後(LASIK,PRK,ICL,RK)術後の多焦点眼内レンズの度数設定は難しい。Haigis-Lや角膜後面の乱視の修正でも、矯正量が多い場合は度数が正確でないことがある。特に、非常に高度近視が強い場合は、眼球が大きいため、挿入レンズが回転することもあり、術後3か月でタッチアップでLASIKやPRKなどで修正を余儀なくされることがあります。

あらかじめ、きちんとしたカウンセリングをおこなって、度数が合わない場合はタッチアップをします。との説明がしてあれば問題ないですが、エキシマレーザーを持っている施設は現在、非常に少ないので屈折矯正手術を受けた患者さんは、その手術を受けた施設で多焦点眼内レンズの手術を受けるか、エキシマレーザーがあるかどうかを確認し、術後、タッチアップができるかどうかを確認する必要があります。基本、多焦点眼内レンズの不満の90%以上が度数ずれによる裸眼視力が十分でないことがほとんどです。

もし、エキシマレーザーを持たずに多焦点眼内レンズを挿入して度数が合わない場合、乱視の軸ずれだけであれば、レンズの回転だけでおさまりますが、度数が合わない場合は多焦点眼内レンズの度数を変更するために、レンズの入れ替えが必要ですし、その費用はクリニックの持ち出しになります。レンズの入れ替えで、さらなる乱視がでることもありますし、それから、他施設でタッチアップでは患者さんの印象が非常に悪くなります。ですから、その場合はエキシマレーザーのある施設にすぐに紹介することができる

システムをあらかじめ構築しておくことが肝要です。

9月29日、30日と志摩に行ってきました。一番印象に残ったのが四角い安乗埼灯台、ここから太平洋と的矢湾が見えます。波穏やかな的矢湾と比べ、太平洋は遠くに台風17号があったせいか、ものすごい迫力の波が打ちつけています。

対岸は浸食されて絶壁のようになり、波消しブロックの内側は的矢湾で波も静かで太平洋との対比が面白いです。的矢湾は昔は大きな川で隆起や陥没を繰り返し、今の的矢湾になったようです。

全国的にも珍しい四角い灯台は登れて、360度見ることができますが、風も強く波の荒い状況は足のすくむ思いでした。高峰秀子さん主演の映画「喜びも悲しみも行く歳月」の舞台になりロケが行われたようです。

 

 一時の暑さが落ち着いて、ようやく、患者さんも手術を希望してクリニックにいらっしゃるようになりました。

 白内障手術や黄斑上膜の硝子体手術もそうですし、後部硝子体剥離による硝子体混濁に対する硝子体YAGレーザーの希望者も増えています。

 飛蚊症は生理的なもので、放置が一般的ですが、硬いPVD(Posterior Vitreous Detachment)はやはり見え方に影響を及ぼします。皆さん、ネットで硝子体YAGレーザーをみて、当院を探し出し来院されます。勿論、全てできるわけではなく、硬くで硝子体手術をやる場合もありますし、柔らかくて適応がなく、高濃度水素吸入で脳での抑制に期待する場合もあります。先ずは、診察で硝子体YAGの適応があるかどうかを判定いたします。

100%の酸素で2気圧にすると通常100mmHg100mmHgの動脈血酸素分圧が700mmHg以上になり潜函病や網膜中心動脈閉塞症の治療に用いられていました。そうであるならば、網膜色素変性症の視機能にも良い影響があると思い、30年以上前に色変の患者さんに高圧酸素療法を施行したことがあります。手動弁や0.1だった視力が0.7や1.0になり、患者さんに大変喜ばれましたが、時間の経過とともに、視力は落ち、再度の施行では、そこまで上がらず、多くの酸素により、エネルギーを得て弱い炎が勢いよく燃えるのは、ロウソクの炎を早く消耗するだけだと気づき止めましたが、今から考えるとヒドロキシラジカルを増やしより血管を収縮させたということだと思います。ですから、その時に、高圧水素酸素療法でやっていれば、ヒドロキシルラジカルを水素が消したために、より良い成績を果たしたかもしれませんが、根本的な治療にはなりませんので、どうなのかわかりません。ただ、視力の延命はできたかもしれません。

酸素はミトコンドリアに働いてエネルギーをだすものですので、必要不可欠なものですが、人間には20%ぐらいがちょうどよいのかもしれません。高圧水素には、呼吸のこともあり、酸素は必要ですが、1気圧の鼻カニューラでの水素吸入では水素だけ吸入しても、周りから空気を吸い込みますので20%の酸素は体の中に入ります。そうであれば、鼻カニューラからあえて酸素を取り込む必要があるのかないのか、水から電気分解すると水素2:酸素1の割合で発生します。通常はそれを吸入するのですが、酸素だけ捨てれば水素のみ4%で吸入することも可能です。多くの酸素の吸入はヒドロキシルラジカルを増やすために不都合な面もあるので、水素だけの吸入にするか、酸素との混合ガスがよいのか、今後検討いたします。

 

 

 高気圧ルームに入り1.9気圧の高気圧状態を保った状態で水素4%、酸素50%の濃度ガスを吸入する治療です。

 高気圧下ではヘンリーの法則により通常気圧よりも多くの酸素と水素が体内へ取り込まれます。動脈酸素分圧は通常と比かして約6.5倍,645mmHgになります。酸素の取り込みにより発生する悪玉活性酸素(ヒドロキシルラジカル)を水素が取り除きます。

 現在、HBHOT(Hyper Baric Hydrogen Oxygen Therapy)を導入しているのは鳥取・萬クリニック・ウェルビーング、岡崎ゆうあいクリニック、金沢医科大学再生医療センター、名古屋・メドック健康クリニックなど少しずつ増えています。

 癌治療との併用(特に抗がん剤の副作用軽減)、新型コロナ感染後の後遺症状の改善、パーキンソン病の諸症状の改善など、多くに用いられます。

 私も岡崎ゆうあいクリニックで試してみました。昔の高圧酸素療法と比べると、非常にゆったりとした構造で、耳抜き(唾を飲み込んで耳をとうす)ができれば、全く問題ないです。加圧時間20分、減圧時間10分を含め60分から120分です。パーキンソンの人がHBHOTからでたあと、軽快に歩かれるのにびっくりしてしまいます。勿論、1~2週経過するとまた歩けなくなりますが、週1回あるいは週2回続けるそうですが、私としてはHBHOTで回復した後、通常の1気圧の水素吸入装置で夜間吸入するのが一番良いのではないかと思っています。

 

久しぶりに大阪市立東洋陶磁美術館に行きました。2年間の改修工事を経て、リニューアルオープン記念特別展「シン・東洋陶磁ーMOCOコレクション」で国宝油滴天目や国宝 飛青磁 花生をはじめとする安宅コレクションを中心とした

東洋陶磁美術館の全貌をみることができる展覧会です。9月29日までです。是非、この2つをみるだけでも価値があります。

行きは新幹線、帰りは難波から「ひのとり」に乗って戻りました。