画像はYouTube動画のキャプチャー。
小林流聖武館の壁に掲げられた道場訓が見えます。
一、人格完成に努めること
一、誠の道を守ること
一、努力の精神を養うこと
一、礼儀を重んづること
一、血気の勇を戒めること
小林流
聖武館空手道場
と書かれてあるようです。
ん?
この道場訓って、船越義珍先生が松涛弐拾訓と合わせて残された「五条訓」と呼ばれるものと同じでは?
松濤五条訓?
画像は、ネット上にオープンに転がっていました画像を拝借してきました。
揮毫された方の名前が書いてはあるものの、内容はどれも同じ内容です。
また、内容が若干違いますが、明らかにこの五条訓を踏襲していると思われる内容のものもいくつか見かけます。
Yahoo!知恵袋では解決せず!
この空手道五条訓と呼ばれるものは、船越義珍先生によるものであると教わってきたわけですが、本土の松濤館流ではない道場においても似たようなものが用いられていたり、沖縄の少林流聖武館に同じものが掲げてあったりするのを見て、どういうことなのだろうと頭を捻っておりました。
文献を紐解こうにもとっかかりが得られず、お得意のYahoo!知恵袋で質問するも信憑性のある回答は得られず。
考えられることは、
「船越義珍翁による空手道五条訓および松涛弐拾訓に、相応の妥当性と普遍性を感じた本土及び沖縄の空手家が、そのまま若しくは若干改変して自流の道場において用いている」という可能性。
もう一つは、
「空手道五条訓の原案となるものが存在し、船越義珍翁他の空手家が銘々に改変して用いている」という可能性でしょうか。
道場訓の一つ一つの意味合い・意義付けを考え直すにあたり、そのオリジナルとなるものや伝系について知ることにより理解をより深めることができるかなぁと思った次第で、このようなことを調べてみましたが、浅学甚だしく糸口すら掴めておりません。
希少な存在であられる本ブログの読者の方でご存知のことがございましたらご教示いただければと存じます。
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