よみがえる熱球
NHKの同名タイトル番組のディレクターによる。
国民の視聴料でもってインタビューされたものをまとめた
同書の印税はどちら様へ?
川上哲治・大下弘・長嶋茂雄・稲尾和久・王貞治・堀内恒夫
江夏豊・野村克也・江川卓・落合博満が登場。
江夏・江川はいつもながら面白く、堀内はつまらない。
江夏は昭和48年でも21球でもなく、入団2年目の昭和43年を
フューチャー。
面白かったのが稲尾。本当の得意球はシュートにもかかわらず
インタビューではスライダーと答え続けた。そのため打者は
スライダーを意識し続けた。その演出を見破ったのが野村克也。
(P55)
【話のネタ本にGOOD】 2005年
国民の視聴料でもってインタビューされたものをまとめた
同書の印税はどちら様へ?
川上哲治・大下弘・長嶋茂雄・稲尾和久・王貞治・堀内恒夫
江夏豊・野村克也・江川卓・落合博満が登場。
江夏・江川はいつもながら面白く、堀内はつまらない。
江夏は昭和48年でも21球でもなく、入団2年目の昭和43年を
フューチャー。
面白かったのが稲尾。本当の得意球はシュートにもかかわらず
インタビューではスライダーと答え続けた。そのため打者は
スライダーを意識し続けた。その演出を見破ったのが野村克也。
(P55)
【話のネタ本にGOOD】 2005年
- 林 新
- よみがえる熱球―プロ野球70年
海外コリアン
世界中に活躍するコリアン。
その活躍の羅列。
たんなる自慢話。
92年のロス暴動の際にコリアンと黒人が銃撃戦するに至った。
この件について4ページしか触れられていない。
白人がコリアンを雇い、コリアンが黒人を雇うために、黒人の不満が
白人でなくコリアンに向かったのが原因らしいのだが、それに興味があり
本書を手にしただけに、不満足である。
【読むだけ無駄】 2002年
その活躍の羅列。
たんなる自慢話。
92年のロス暴動の際にコリアンと黒人が銃撃戦するに至った。
この件について4ページしか触れられていない。
白人がコリアンを雇い、コリアンが黒人を雇うために、黒人の不満が
白人でなくコリアンに向かったのが原因らしいのだが、それに興味があり
本書を手にしただけに、不満足である。
【読むだけ無駄】 2002年
- 朴 三石
- 海外コリアン―パワーの源泉に迫る
10年後の日本
政治経済社会国際各ジャンル扱っているが、
おおよそ検討のつく事ばかりで詰まらず。
10年後の危機(財政・少子高齢化・温暖化・資源不足)などは
なんだかんだいいながら着実に織り込んでいっているためか。
【読むほどのものではない】 2005年
おおよそ検討のつく事ばかりで詰まらず。
10年後の危機(財政・少子高齢化・温暖化・資源不足)などは
なんだかんだいいながら着実に織り込んでいっているためか。
【読むほどのものではない】 2005年
- 『日本の論点』編集部
- 10年後の日本
フリーメイソン
この時期の講談社現代新書らしいテーマ。
フリーメイソンの起源についての諸説が載っているが
おそらくは18世紀英国の「クラブ」が起源であろう。
著者もそれとなくこの説を推している。
日本とフリーメイソンについてはエピローグで触れられて
いるのみ。西周と津田真道が最初の日本人会員とのこと。
【物足りず】 1989年
フリーメイソンの起源についての諸説が載っているが
おそらくは18世紀英国の「クラブ」が起源であろう。
著者もそれとなくこの説を推している。
日本とフリーメイソンについてはエピローグで触れられて
いるのみ。西周と津田真道が最初の日本人会員とのこと。
【物足りず】 1989年
- 吉村 正和
- フリーメイソン―西欧神秘主義の変容
客家
中国の少数民族にして強力なネットワークを誇る客家(はっか)。
教育熱心(科挙の合格率や識字率の高さ)ゆえに東洋のユダヤ人とも
言われるが、ユダヤ人と異なり公権力(警察官や軍人が多い)で活躍する。
鄧小平・リークアンユー・李登輝なども客家である。
【話のネタ本にGOOD】 1991年
教育熱心(科挙の合格率や識字率の高さ)ゆえに東洋のユダヤ人とも
言われるが、ユダヤ人と異なり公権力(警察官や軍人が多い)で活躍する。
鄧小平・リークアンユー・李登輝なども客家である。
【話のネタ本にGOOD】 1991年
- 高木 桂蔵
- 客家(ハッカ)―中国の内なる異邦人
大川周明
時系列の評伝。
それじゃあ 大川周明はつまらない。
大川周明はイスラム・ソヴィエト・日本がアジアの将来を決すると
考えた。そして欧州の植民地支配下にある住民の相当数が
イスラム教徒であるがため、彼らが欧州と対峙すれば、復興アジアの
前衛となりうると考えたため。
またレーニン、ガンディ、ケマルの成功の秘訣が、真にロシア的、インド的、
トルコ的であった点にあると見た。国民運動の正否はその運動が国民的か
否かにかかっており、すなわち日本の場合は日本精神の復帰を意味した。
その点において天皇にすべてが帰結する観念右翼とことなり、
「日本二千六百年史」が検閲されることとなる。
【つまみ読みにGO OD】 1995年
それじゃあ 大川周明はつまらない。
大川周明はイスラム・ソヴィエト・日本がアジアの将来を決すると
考えた。そして欧州の植民地支配下にある住民の相当数が
イスラム教徒であるがため、彼らが欧州と対峙すれば、復興アジアの
前衛となりうると考えたため。
またレーニン、ガンディ、ケマルの成功の秘訣が、真にロシア的、インド的、
トルコ的であった点にあると見た。国民運動の正否はその運動が国民的か
否かにかかっており、すなわち日本の場合は日本精神の復帰を意味した。
その点において天皇にすべてが帰結する観念右翼とことなり、
「日本二千六百年史」が検閲されることとなる。
【つまみ読みにGO OD】 1995年
- 大塚 健洋
- 大川周明―ある復古革新主義者の思想
岸信介
「吉田茂」に続いて原彬久の「岸信介」を読む。
岸は革新官僚としての満州運営、A級戦犯、首相としての
安保改正がスポットライトとなろうけれども、やはり革新官僚時代が
面白い。
そもそも岸は学生時代より北一輝・大川周明と面識があった。
北一輝は天皇の私物としての「家長国家」から国家に主権の存する
「皇民国家」へ転化することを考えた。岸は「国体護持」までは揺るが
ないまでも、北の思想に強い衝動を受ける。
その後、ソ連の計画経済にショックと驚異を感ずる。
そうした岸は天皇のいない満州を舞台に国家社会主義的な
国家運営を試みる。それが1941年体制として戦後の日本の
日本株式会社のベースとなる。
……というのは度々語られることだが 更に続きがあった。
戦後、岸は保守勢力から社会党右派を糾合した日本再建同盟の
結成を試みる。(西尾末広の反対で社会党右派の取り込みは失敗する)
また首相となると社会民主的な国民年金制度を含め社会保障制度の
充実に努めるのであった。
今の政治家にない、清濁あわせて呑むスケール感が岸には感じられる。
【書物としてGOO】 1995年
岸は革新官僚としての満州運営、A級戦犯、首相としての
安保改正がスポットライトとなろうけれども、やはり革新官僚時代が
面白い。
そもそも岸は学生時代より北一輝・大川周明と面識があった。
北一輝は天皇の私物としての「家長国家」から国家に主権の存する
「皇民国家」へ転化することを考えた。岸は「国体護持」までは揺るが
ないまでも、北の思想に強い衝動を受ける。
その後、ソ連の計画経済にショックと驚異を感ずる。
そうした岸は天皇のいない満州を舞台に国家社会主義的な
国家運営を試みる。それが1941年体制として戦後の日本の
日本株式会社のベースとなる。
……というのは度々語られることだが 更に続きがあった。
戦後、岸は保守勢力から社会党右派を糾合した日本再建同盟の
結成を試みる。(西尾末広の反対で社会党右派の取り込みは失敗する)
また首相となると社会民主的な国民年金制度を含め社会保障制度の
充実に努めるのであった。
今の政治家にない、清濁あわせて呑むスケール感が岸には感じられる。
【書物としてGOO】 1995年
- 原 彬久
- 岸信介―権勢の政治家
ゲッベルス
ゲッベルスの日記にそってナチス史を解説していく。
その構成に意味を感じられない。
時間軸でゲッベルスをとらえる必要がまるで感じられない。
【読みづらい】 1991年
その構成に意味を感じられない。
時間軸でゲッベルスをとらえる必要がまるで感じられない。
【読みづらい】 1991年
- 平井 正
- ゲッベルス―メディア時代の政治宣伝
馬を走らせる
小島太には似合わないほど地味な題名であるが、
内容も地味。大きなことを言わず、ただただ馬との
コミュニケーションの大事さと、狭い競馬サークルでの
気の使いようを書いている。
騎手出身であるため50で調教師となり、定年まで20年しかない。
そのせいであろか 、森や藤沢のように大きい話とならないのは。
その分、信用できるニンゲンに思えてしまう。
【わざわざ読むほどのものではない】 2006年
内容も地味。大きなことを言わず、ただただ馬との
コミュニケーションの大事さと、狭い競馬サークルでの
気の使いようを書いている。
騎手出身であるため50で調教師となり、定年まで20年しかない。
そのせいであろか 、森や藤沢のように大きい話とならないのは。
その分、信用できるニンゲンに思えてしまう。
【わざわざ読むほどのものではない】 2006年
- 小島 太
- 馬を走らせる
ホームレス人生講座
複数のホームレスを取材しつつ戦後史を見せようと
しているのだろうが、そのホームレスというのが
東大大学院卒やエリートサラリーマンからホームレスに
なった人々で、「勝ち組」転落組に意図的に話を狭めている。
あまりに恣意的で好感を持てない。
【わざわざ読むほどのものではない】 中公新書ラクレ 2002年
しているのだろうが、そのホームレスというのが
東大大学院卒やエリートサラリーマンからホームレスに
なった人々で、「勝ち組」転落組に意図的に話を狭めている。
あまりに恣意的で好感を持てない。
【わざわざ読むほどのものではない】 中公新書ラクレ 2002年
- 風樹 茂
- ホームレス人生講座