Jポップとは何か
岩波からこんな物が出ても とうてい読む気にならないところ
どこかのサイトで推奨されていたので読む。
で、面白かった。
のだが、ビーイング系に触れられていない。
theJポップではないか、ビーイングは。
それとCMとのタイアップについて多くを割いているのだが、
著者は広告代理店が主導となり、レコード会社がそれに追随
することでヒット曲を生み出すとの観点で書いている。
しかしタイアップとは現実的には「ジャスラック登録前の曲」のこと
である。つまり使用料が発生しないのである。
CMでタイアップ曲が使われるのは無料だからである。
この観点がまったく欠けている。
広告主とレコード会社とが協力して各々の商品を広告している、
そういう関係ではないのである。故に代理店が主導ではない。
あと面白いのがTBSのザ・ベストテン。本当に視聴者からの葉書で
ランキングを決めていたそうな。
10位に出演拒否の歌手で11位に山口百恵、そうなると上層部は
順位を入れ替えろと言ってくるわけだが、現場はそれを拒否した。
その甲斐あって、テレビには出なかったアリスなどが視聴者本意の
番組と理解し、出演するようになったとのこと。
【通勤用にGOOD】 2005年
どこかのサイトで推奨されていたので読む。
で、面白かった。
のだが、ビーイング系に触れられていない。
theJポップではないか、ビーイングは。
それとCMとのタイアップについて多くを割いているのだが、
著者は広告代理店が主導となり、レコード会社がそれに追随
することでヒット曲を生み出すとの観点で書いている。
しかしタイアップとは現実的には「ジャスラック登録前の曲」のこと
である。つまり使用料が発生しないのである。
CMでタイアップ曲が使われるのは無料だからである。
この観点がまったく欠けている。
広告主とレコード会社とが協力して各々の商品を広告している、
そういう関係ではないのである。故に代理店が主導ではない。
あと面白いのがTBSのザ・ベストテン。本当に視聴者からの葉書で
ランキングを決めていたそうな。
10位に出演拒否の歌手で11位に山口百恵、そうなると上層部は
順位を入れ替えろと言ってくるわけだが、現場はそれを拒否した。
その甲斐あって、テレビには出なかったアリスなどが視聴者本意の
番組と理解し、出演するようになったとのこと。
【通勤用にGOOD】 2005年
- 烏賀陽 弘道
- Jポップとは何か―巨大化する音楽産業
吉田茂
なんと面白い新書があったものか。
耕余義塾での漢籍・英語・政治学の修得に始まり
外務官僚時代・浪人時代・そして首相として占領下の
日本を治めた吉田茂の評伝。
吉田の岳父・牧野伸顕は吉田にハルノートを見せられて
大久保や西郷ら「郷党の大先輩に対しても顔向けできない」と
述べている。(P88)
この期に及んで持ち出すほどの、この時代の郷土意識が
うかがえる。
戦後最初の総選挙で第一党の社会党は自由党に社会党の
片山首班の連立政権への参加を求めるも、自由党幹事長の
大野伴睦は左派切りを求める。(P139)
いつの時代も社会党左派は連立の際に問題となる。
明治時代の外務省御雇外国人ヘンリー・デニソンの言葉
「日本人はミリタリー(軍人として)の勇気はあるが、
シヴィル(市民として)の勇気に乏しい」(「日本外交の過誤」)(P103)
【書物としてGOOD】 2005年
耕余義塾での漢籍・英語・政治学の修得に始まり
外務官僚時代・浪人時代・そして首相として占領下の
日本を治めた吉田茂の評伝。
吉田の岳父・牧野伸顕は吉田にハルノートを見せられて
大久保や西郷ら「郷党の大先輩に対しても顔向けできない」と
述べている。(P88)
この期に及んで持ち出すほどの、この時代の郷土意識が
うかがえる。
戦後最初の総選挙で第一党の社会党は自由党に社会党の
片山首班の連立政権への参加を求めるも、自由党幹事長の
大野伴睦は左派切りを求める。(P139)
いつの時代も社会党左派は連立の際に問題となる。
明治時代の外務省御雇外国人ヘンリー・デニソンの言葉
「日本人はミリタリー(軍人として)の勇気はあるが、
シヴィル(市民として)の勇気に乏しい」(「日本外交の過誤」)(P103)
【書物としてGOOD】 2005年
- 原 彬久
- 吉田茂―尊皇の政治家
安心報道
この新書を読むに2ちゃんねるを覆う、反リベラル・
反マスコミ基調は、兵庫大地震に源流があるのでは
ないかと思う。
当時首相が社会党の村山で、自衛隊の災害出動に
躊躇し被害を拡大した。
マスコミはヘリコプターを飛ばしまくって救助を邪魔し、
埋もれた人々を不安にした。避難所ではストロボを平気で
焚き、マイクを突きつけた。日が暮れると大阪のホテルに
戻るマスコミ貴族であった。
地震はわが身に降りかかる可能性が高く、日本人は他人事と
思わなかったがために、この2つに憤りを覚えたのであろう。
この新書の著者はサンテレビのキャスターである。
サンテレビは報道は面白い必要などないという信念を持っている。
サカキバラ事件では、被害者の家に取材を遠慮して欲しいとの
貼り紙を見て、帰っていさえする。(他社は当然24時間監視を
しインタフォンを鳴らし続ける)
「知る権利」だの「報道の自由」だの核心は「いい画」であり
「面白い」に過ぎないのである。
おうおうにしてマスコミ関係者の書物は自身の体験話と自身の
正当化である。しかし本書は様々な書物などから引用した慎み
深いものとなっている。
【書物としてGOOD】 2000年
反マスコミ基調は、兵庫大地震に源流があるのでは
ないかと思う。
当時首相が社会党の村山で、自衛隊の災害出動に
躊躇し被害を拡大した。
マスコミはヘリコプターを飛ばしまくって救助を邪魔し、
埋もれた人々を不安にした。避難所ではストロボを平気で
焚き、マイクを突きつけた。日が暮れると大阪のホテルに
戻るマスコミ貴族であった。
地震はわが身に降りかかる可能性が高く、日本人は他人事と
思わなかったがために、この2つに憤りを覚えたのであろう。
この新書の著者はサンテレビのキャスターである。
サンテレビは報道は面白い必要などないという信念を持っている。
サカキバラ事件では、被害者の家に取材を遠慮して欲しいとの
貼り紙を見て、帰っていさえする。(他社は当然24時間監視を
しインタフォンを鳴らし続ける)
「知る権利」だの「報道の自由」だの核心は「いい画」であり
「面白い」に過ぎないのである。
おうおうにしてマスコミ関係者の書物は自身の体験話と自身の
正当化である。しかし本書は様々な書物などから引用した慎み
深いものとなっている。
【書物としてGOOD】 2000年
- 林 英夫
- 安心報道
ユダヤ・エリート
ちまたにはユダヤ商法やユダヤ人の知恵うんぬんという
書物があるが、一方でイスラエルから優秀な人材が
がばがば出ているわけではない。
優秀なユダヤ人はどこにいるかといえばアメリカにいる。
彼らはどこから来たのかといえば東欧から来たのである。
豊穣な多民族文化を産んだハプスブルクからは
法学者のケルゼン、経済学のシュンペーター、サミュエルソン、
ハイエクの師匠ミーゼス、ブレトンウッズ体制を構想したハーバラー、
ドラッガー、ポランニー(夫人が共産党員のためカナダに在住する)、
クォンタムファンドのソロス(イギリス経由)が、アメリカに亡命している。
【話のネタ本にGOOD】 2003年
書物があるが、一方でイスラエルから優秀な人材が
がばがば出ているわけではない。
優秀なユダヤ人はどこにいるかといえばアメリカにいる。
彼らはどこから来たのかといえば東欧から来たのである。
豊穣な多民族文化を産んだハプスブルクからは
法学者のケルゼン、経済学のシュンペーター、サミュエルソン、
ハイエクの師匠ミーゼス、ブレトンウッズ体制を構想したハーバラー、
ドラッガー、ポランニー(夫人が共産党員のためカナダに在住する)、
クォンタムファンドのソロス(イギリス経由)が、アメリカに亡命している。
【話のネタ本にGOOD】 2003年
- 鈴木 輝二
- ユダヤ・エリート―アメリカへ渡った東方ユダヤ人
「書」を書く愉しみ
絵画などは美しい美しくないは人それぞれかも知れないが
書はそれ以前に正しい正しくないがあるため、美しい字は
まちまちではない。
その点で他の芸術と違うことに今更ながら気付く。
【通勤用にGOOD】 2004年
書はそれ以前に正しい正しくないがあるため、美しい字は
まちまちではない。
その点で他の芸術と違うことに今更ながら気付く。
【通勤用にGOOD】 2004年
- 武田 双雲
- 「書」を書く愉しみ
日本人の苗字
1919年生まれとは思えない若々しい文章に驚かさせる。
長い苗字に 左右衛門三郎(さえもんざぶろう 埼玉に数件)
ほかに八月一日宮(ほぞのみや・ほずみや)
八月十五日(なかあき 練馬にいたと記憶)
十二月一日(しわすだ・ひづめ)
十二月八朔(しわすだ)
狼(おおかみ) 目出(めで・めでたし) 色摩(しかま) 天狗(てんぐ)
二股(ふたまた) 鰻(うなぎ) 阿呆(あほ) 猿毛(さるけ) 阿我礼(あがれ)
太増(おおのます) 間邪(かんじゃ) 虎(とら) 鬼熊(おにくま) 情(せい)
出張(ではり) 腹巻(はらまき) 朏(みずかき) 盛(さかり) 隣(ちかき)
阿波連(あはれん) 返脚(へんきゃく) などが改姓が認められた例で
読みにくい・呼びにくい・書きづらい・差別につながるが故。
【時間つぶしにGOOD】 2002年
長い苗字に 左右衛門三郎(さえもんざぶろう 埼玉に数件)
ほかに八月一日宮(ほぞのみや・ほずみや)
八月十五日(なかあき 練馬にいたと記憶)
十二月一日(しわすだ・ひづめ)
十二月八朔(しわすだ)
狼(おおかみ) 目出(めで・めでたし) 色摩(しかま) 天狗(てんぐ)
二股(ふたまた) 鰻(うなぎ) 阿呆(あほ) 猿毛(さるけ) 阿我礼(あがれ)
太増(おおのます) 間邪(かんじゃ) 虎(とら) 鬼熊(おにくま) 情(せい)
出張(ではり) 腹巻(はらまき) 朏(みずかき) 盛(さかり) 隣(ちかき)
阿波連(あはれん) 返脚(へんきゃく) などが改姓が認められた例で
読みにくい・呼びにくい・書きづらい・差別につながるが故。
【時間つぶしにGOOD】 2002年
- 丹羽 基二
- 日本人の苗字―三〇万姓の調査から見えたこと
サウジアラビア現代史
出版が2000年。一応オサマ・ビン・ラディンに触れている。
(一応どころか冒頭から)
イラク戦争以降なら対米関係のウェート・視座が加わり
今日より面白く読めたであろう。
【わざわざ読むほどのものではない】 2000年
(一応どころか冒頭から)
イラク戦争以降なら対米関係のウェート・視座が加わり
今日より面白く読めたであろう。
【わざわざ読むほどのものではない】 2000年
- 岡倉 徹志
- サウジアラビア現代史