中央線で読む新書 -53ページ目

経営がわかる会計入門

まったくの門外漢の私も楽しく読めた。

【書物としてGOOD】 2004年
永野 則雄
経営がわかる会計入門

誰も「戦後」を覚えていない

同じ昭和十年生まれなら久世光彦のこの手のものの方がよい。

「敗戦時の盗みは、とても特殊なものだ」と鴨下。
「盗む」とは言わず・思わず、
「取り換えられちゃった」
「すこし融通してもらおう」
という感覚であったとのこと。 ちょっとおかしい。

【わざわざ読むほどのものではない】 2005年

鴨下 信一
誰も「戦後」を覚えていない

誰か「戦前」を知らないか

懐古趣味も小沢昭一くらいがちょうどいい。

【わざわざ読むほどのものではない】 1999年
山本 夏彦
誰か「戦前」を知らないか―夏彦迷惑問答

金融再編

東京銀行証券部長などを経てソロモンブラザースの東京代表
だった著者による。

若干 古いのが残念。私が手にするのが遅かっただけなのだが。

近代経済学かマルクス経済学かに悶々としているうちに
金融工学を駆使し鍛えられたアメリカ人にコテンパにやられた
歴史の始まりを垣間見ることが出来る。

著者は文章・構成が上手くなく、読むのに疲れる。

【つまみ読みにGOOD】 1999年
加野 忠
金融再編

ユダヤ人

そっけない題名。
そっけない内容。

宗教・歴史・イスラエル建国が
ほどほどに書かれている。

【わざわざ読むほどのものではない】 1986年
上田 和夫
ユダヤ人

「秘めごと」礼賛

坂崎重盛の文章は いつものことだが 通ぶっているだけで
中味が薄い。 

本書の場合 書名は素晴らしいが 中味はやはり薄い。

【読むだけ無駄】  2006年
坂崎 重盛
「秘めごと」礼賛

実践・金融マーケット集中講義

JPモルガン東京支店長だった伝説の為替ディーラー
藤巻健史の金融講義。

「第1章 為替のマーケット」「第2章 短期金融マーケット」
「第3章 長期国債マーケット」「第4章 金利スワップマーケット」
「第5章 オプションマーケット」から成る。
FXをやらない私であるが1-3章は楽しく読めた。

【書物としてGOOD】 2003年
藤巻 健史
藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義

「漱石」の御利益

漱石を通読すれば得られるであろう事柄が
改めて書かれているに過ぎない。
中途半端に現代に組み込もう(高等遊民とパラサイトetc)と
するのだが、それも読み手はふつうに気付くことであろう。

ただ紹介される水田宗子「ジェンダー化する代助」は面白い。
「それから」の代助、家父長制の家族の中での女とまったく
同じ位置に置かれているという指摘。

【わざわざ読むほどのものではない】 ベスト新書 2001年

長山 靖生
「漱石」の御利益―現代人のための人生よろず相談

戦略家ニクソン

ニクソンの中国戦略がいかに育まれたか。

大統領就任前に「フォーリンアフェアーズ」に論文
「ベトナム後のアジア」を書いたニクソン。

これの骨子は
・ベトナム戦争からの撤退
・世界の警察官としてのアメリカの役割の縮小
・アジアは必要に応じて自身で安全保障を確立
 せねばならない。
・ただし「核の傘」はアメリカが提供する
であり、その中で中国にふれ、中国を孤立させるのは
得策ではなく、国際社会に招き入れる必要を説く。

また大統領に就任した直後、ニクソンと会談したドゴールは
中国が成長してからやむを得ず承認するのではなく、
早くから承認すべきであると見解を示した。

これを「戦略」というのであろうが、安部晋三にかのような
戦略は存在するのか?

【時間つぶしにGOOD】 1996年
田久保 忠衛
戦略家ニクソン―政治家の人間的考察

新聞報道と顔写真

新聞の写真史。

新聞の顔写真 容疑者は□、被害者は○で抜かれている。
それは何故か?

それを追究した書物と思いきや、本書では解明されず。

【話のネタ本にGOOD】 1998年
小林 弘忠
新聞報道と顔写真―写真のウソとマコト