中央線で読む新書 -17ページ目

ルポ最底辺

同志社在学中(80年代)に釜が崎に通い、
様々な日雇いを行った著者による。

原子力関連やアスベスト除去に不十分な安全配慮のもと駆り出されるetc。
日雇い労働者を食い物にするビジネス(生活保護を受けさせ、その大半をピンハネ)etc。

【話のネタ本にGOOD】 2007年

生田 武志
ルポ最底辺―不安定就労と野宿 (ちくま新書 673)

若者を喰い物にし続ける社会

ゼロ歳児に選挙権etcといった煽り。
床屋政談。

【-】 2007年
立木 信
若者を喰い物にし続ける社会 (新書y (175))

昭和33年

この著者が言うように、大卒者と集団就職組の格差が昭和30年代にあった。
それがその第二世代の80年前後の校内暴力に続いていく。
それを指摘したのが小川洋著「なぜ公立高校はダメになったのか 」(亜紀書房刊)
である。

【わざわざ読むほどのものではない】 2007年
布施 克彦
昭和33年 (ちくま新書)

ホラー小説でめぐる「現代文学論」

散漫。

【-】 宝島新書 2007年

高橋 敏夫
ホラー小説でめぐる「現代文学論」

吾輩は天皇なり

保阪正康の「十九人の自称天皇」などで熊沢天皇については知ってはいて
地方の変わり者程度の認識であったのだが、さにあらず。
南朝幻想イデオロギーの後押しもあって、昭和十六年に上奏を行った際は
賛同者に複数の貴族院議長に衆院議長、宇垣一成はじめ陸海の大将、中野
正剛や頭山満、徳富蘇峰らが名を連ねた。

また、熊沢家本家を自認した熊沢信彦。幽霊政治団体をつくり、日本鋼管から
4億円(昭和40年代のため3億円事件から推定すると相当な金額である)を顧問
料として振り込ませ、脱税で告発されている。なぜ日本鋼管はそれだけのカネを
振り込んだのかは、提供者だった前社長が前年に急死していたため闇の中とこと。
また政界とのパイプもあったという。

【話のネタ本にGOOD】 2007年 学研新書
藤巻 一保
吾輩は天皇なり―熊沢天皇事件 (学研新書 14)

秘密結社の日本史

秘密結社の世界史 」の日本版。近代以前が中心で残念。
近代以降を読んだのだが、も別冊宝島などの方が優れている。

【凡】 2007年
海野 弘
秘密結社の日本史 (平凡社新書 389)

政党が操る選挙報道

報道の側のニンゲンによる 世耕のコミュニケーション戦略レポート。
やっている方がPRの論理でやっているわけだから、その効果についても
PRの側の論理で説明しなければなるまい。

【面白くはない】 2007年
鈴木 哲夫
政党が操る選挙報道 (集英社新書 397B)

心を開かせる技術

インタビュー秘話。山咲千里の逸話が面白い。
「にくいあんちくしょう 異端カリスマ伝」の副読本といったところ。

【つまみ読みに】 2007年
本橋 信宏
心を開かせる技術―AV女優から元赤軍派議長まで (幻冬舎新書 も 1-1)

ベースボールの夢

定期的にこの手のは出るような気がするが。

【わざわざ読むほどのものではない】 2007年

内田 隆三
ベースボールの夢―アメリカ人は何をはじめたのか (岩波新書 新赤版 1089)

お座敷遊び

あまりに縁がない世界のことは文字がまったく目にはいってこない。

【-】 2003年
浅原 須美
お座敷遊び (光文社新書)