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ローマはなぜ滅んだか

89年刊行。そのせいか、繁栄がいつ衰退するのかを意図的に蕩尽的文化を絡めてた節がある。
そのため書名からはかなり外れた内容。

【話のネタ本にGOOD】 1989年
弓削 達
ローマはなぜ滅んだか (講談社現代新書)

「宝くじは、有楽町…

気を利かせたつもりが不快な書名。中味は行動経済学。おなじみプロスペクト理論からあれやこれや。

ランズバーガー効果が面白い。「小額の追加取得はかえって消費を促進するが、多額の追加取得は
貯蓄性を高める」というもの。一万円拾うと使うが百万円なら貯めてしまう。これはランズバーガーなる
人物がドイツがイスラエルのユダヤ人に支払った賠償金の使い方を調査しそれに基づき導き出された
もの。

【通勤用にGOOD】 2007年
山本 御稔
「宝くじは、有楽町チャンスセンター1番窓口で買え!」は本当か? お金で後悔しないための経済学 (ソフトバンク新書 58)

畑村式「わかる」技術

「失敗を生かす仕事術」も同じだけれども、読み手次第の書物です。

【読み手次第】 2005年

畑村 洋太郎
畑村式「わかる」技術 (講談社現代新書)

失敗を生かす仕事術

「畑村式『わかる』技術」も同じだけれども、読み手次第の書物です。

【読み手次第】 2002年
畑村 洋太郎
失敗を生かす仕事術 (講談社現代新書)

貧乏人は医者にかかるな!

題名で損。副題の通りの内容。

・医師不足である
・政府はそれを認めていない
・よって対策などなされない
・結果産科医の不足がどうしようもなく、僻地のみならず普通の自治体の公立病院ですら
 ひと月の出産を制限せざるを得ない状況にある

【なんか物足りない】 2007年
永田 宏
貧乏人は医者にかかるな!―医師不足が招く医療崩壊 (集英社新書 413I)

大人の探検ごっこ

「散歩の達人」の連載から抜粋。登山道などからちょいとはずれるとこんな秘境が!って代物で
「散歩の達人」ではフルカラーで写真がいいのだが新書ではさすがに魅力が半減以下。

【つまみ読みに】 アスキー新書 2007年
清野 明
大人の探検ごっこ (アスキー新書 014) (アスキー新書 14)

こんな子どもが親を殺す

昨今の親殺し。途中で飽きる。

【途中で飽きた】 2007年
片田 珠美
こんな子どもが親を殺す

日本の統治構造

国対政治は、とりわけ与党議員にとっては、自らの族議員としての権勢を官僚に対して維持するために、
不可欠の道具となる。つまり国会審議の行方が不透明なことは、与党政治家の官僚に対する権力のレバ
レッジ(梃子)として機能する。
」(93)

野党に抵抗してもらいそれを国対政治で解消する。こればっかりは官僚ではできない。つまり野党のお陰
で与党は与党たり得たのであった。

また議院運営委員会が全会一致を原則としたため、野党に拒否権を与えたも同然となり、結局野党にも利
益配分が可能となる。これにより野党の支持母体にほどほどに満足を与えることができた。つまりは政権交
代の必要が薄かったと言える。  と飯尾。

【つまみ読みにGOOD】 2007年
飯尾 潤
日本の統治構造―官僚内閣制から議院内閣制へ (中公新書 (1905))

技術の伝え方

失敗学つながりで畑村洋太郎。しかしこれはそういう職種の方が読む書物であった。

【-】 2006年
畑村 洋太郎
組織を強くする技術の伝え方 (講談社現代新書)

「失敗をゼロにする」のうそ

失敗学をもう一冊。「失敗は予測できる 」の方がよい。
「局所最適が全体最悪をもたらす」は注意すべき事なり。

【他によいものがある】 2007年
飯野 謙次
「失敗をゼロにする」のウソ [ソフトバンク新書]