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CHOROQ COLLECTOR’S BLOG

発足から今年で33年目のチョロQコレクターズクラブ代表が綴るブログです。ここ数年はトミカとホットホィールにハマリ中。時々韓ドラとK-popネタやハワイネタも挟みます。

ある時、久しく会っていない小学校の同級生から電話がかかって来た。


話の内容は、

「引っ越しで荷物整理するから、おもちゃ引き取ってくれない?」

との事。


彼は、僕が玩具に関係する仕事に就いている事も、

チョロQをコレクションしている事も知っていたので、

捨てるのは勿体無いと思ったらしく、使える物があれば

引き取ってほしいという事だった。

彼の弟が結婚し、実家に住む事になったらしく、

自分が使っていた部屋を空けなければならないそうだ。

小中学生の時に買った物がほとんどだというので、少し期待して見に行ってみた。

家につくと、作業はだいぶ進んでいて、彼の言う「おもちゃ」は、

大きな段ボール箱に詰められていた。

中を確認すると、半分近くは未組立のプラモデルで、

あとは超合金、GIジョー、モデルガン、ミクロマン、ダイアクロンなど。



同級生だから遊んだ物は大体同じ、どれも懐かしい物ばかりだ。
ただ、ほとんど遊び倒した物なので、状態は良くはない。

「もしかしたらチョロQもあるんじゃないかな?昔弟が持ってたよ」


と言ってはいるが、たとえ入っていたとしても、

この箱に詰められた状態では、完品は期待出来ない。


一方、未組立のプラモデルは、「仮面ライダー」「マカロニほうれん荘」

「ドカベン」「ウルトラマンエース」など、今となっては「まんだらけ」辺りに行かないと

見る事もないような貴重な物ばかりだった。




ゴチャゴチャと詰められていたので、他に何があるのかは判らなかったが、

引っ越し用の大きな段ボール箱2つ分あるので、

ガラクタと言えどもそれなりのお値打ち品もありそうだ。
小一時間立ち話をしてから、荷物を車に載せて帰宅した。





家に戻って、早速箱を開けてみたら、ほとんどの物が

パーツもバラバラに収められていたので、

それを拾い上げながら分類して整理していくしかなかった。

上の方には大きな物、底面には細かいパーツなどが散乱している。

普通細かいパーツなどが散乱すると、

何に使われていた物か判別出来ない事の方が多いが、

かつて自分も所持していた物に関しては記憶を甦らせ、

見たことが無い物は勘が頼り。

仕事上見た事がある物もいくつかあるので、比較的分類は容易く出来た。

大きな本体を取り出して、細かいミサイルパーツやプラモデルの破片を

分類しながら分けていると、チョロQのタイヤとホイールが見つかった。
確かにチョロQはあったようだ。
他にもゼンマイが壊れた後輪や、

ボディとシャーシを止めるビスがいくつか見つかった。
結局、チョロQ本体は見つからなかったが、その中に、PP製部品を一つ発見した。


それは紛れもなくチョロQのソアラに着いているオレンジ色のカートだった。

それを拾い上げ、数年前にフリマで入手したソアラを思い出し、

コレクションケースから出して来た。
そのカートを、パーツの無いソアラに着けてみると、やはりピタリとはまり、

数年間ルーフに穴が開いたままのオレンジソアラは、

とりあえずは元通りの形になった。

しかし、やはりパーツの色まで正確な物がいつかは欲しい。

それが見つかるまでの間は、この状態で我慢するしかない。
実際には、このソアラのパーツは何色なのかが知りたくなり、

昔のカタログを掘り出して来て、黄色のソアラを確認してみたら、

驚いた事に貰ったカートはイエローソアラ用のオレンジ色だった。



見知らぬおじさんがフリマで売っていた部品の欠けたチョロQと、

友人の家に20年近く埋まっていたパーツ。

お互いに見つかっただけで良しと思っていたが、色まで合ってしまうとは、

まるで元々一緒だったものが、どこかで分裂して数年後に再会したようだ。

これでもう新しい物は必要ない。


その黄色のソアラは、今も変わらず僕のコレクションケースの中で落ち着いている。




暑い日が続いていますね。頭から水をかぶりたい気分です。

 

本日の所蔵品は、先日の記事に関連させることにしました。

 

 

A-36 シュビム・ワーゲンのテストショット(ブラック)です。

 


 

テストショットというより、金型の都合上、出来てしまう物ではないかと

 

個人的に推測しています。

 

シュビム・ワーゲンは1983年発売のJセットに所属されますが、

 

このシリーズに黒ボディは存在しません。

しかし、1984年にJセットと同じ金型でPセットのパトカー仕様があります。

Pセットには黒ボディのルノー5ターボが確認できます。

 

また、1985年発売の、「チョロQ秘技レースセット」には、

 

ブラックボディのストラトスが付属されています。

 



A品番のチョロQは、4種全てが同じ金型から作られます。(一部を除く)

 

同セットの4車種、またはそれ以上の車種が、同じカラーになるのはその為です。

しかしこの金型、JセットとPセットに関しては、異例の展開になっています。

 

84年から85年にかけて、この金型のブラックボディが数種類確認されている事から

 

このシュビム・ワーゲンも、この時期に作られた、いわば 「余り物」 ではないか?

という事です。 しかしあくまでも個人的な推測です。

 

ではなぜセリカXXの黒が無いのか?という事まではわかりません。

 

もしかしたら、同様に「余り物」として存在するかもしれませんね。

 

セリカXXとルノー5ターボに、軍用色(デザートイエローとダークグレー)が

 

使われているのは、元はこのシュビム・ワーゲンに使われる予定だったのでしょう。

 

本日はこんなところで。

 

あまりにも暑いので、子供とビニールプールであそぼうかな。

 

次回は1Q日の日曜日、の予定でしたが、

 

来週は新生WCCのお手伝いがありますので、時間がなければ

終わったら平日に2夜連続で紹介します。お楽しみに。

梅雨も明けた7月の土曜日。

僕は新宿中央公園のフリーマーケットに来ていた。

フリマに足を運ぶ事はほとんど無かったが、2丁目3番地の店長からも、

フリマは掘り出し物が時々出るから、時間があれば見に行った方がいいと

言われていたので、それ以降は

時々新宿中央公園や明治公園には顔を出していた。

フリーマーケットに売っている物は様々だが、

通常は誰もが必要としない不要品が多い。

しかし、出店料も高く、人が大勢集まる大きな会場になる程、

不要品が少なくなり、ちょっといい物が並べられている。


マニアやコレクター向けに商品を展開する出店者もいるくらいだ。

しかし、売価はフリマ価格ではなく、相場価格より安い程度。

場合によっては、その相場価格をも上回る値札が着いている事もある。


フリマの楽しみは、ガラクタ箱の中からちょっと良い物を見つける事にある。
チョロQなどは、よく傷だらけのミニカーの中に埋もれている事がよくあった。


ぶらぶらと歩きながら、並べられた物を見ていると、

こまごまとした物が入っている段ボール箱をみつけた。


箱の大きさの割にはさほど品物は入っていなかったので、

その箱の中にチョロQが1つ入っていた事にはすぐに気がついた。

黄色のソアラ2800GTだ。

しかし、ルーフに乗っているはずのゴーカートが無い。

初期のチョロQにはほとんど付いているPP製付属パーツの中でも、

ソアラに付くゴーカートは大きい部類に入る。これがないのは致命的だ。



しかしこの黄色のソアラはまだ未入手だったので、

100円くらいだとは思ったが、一応いくらなのか、出店者に聞いてみると
「2000円」だという。

まさかフリマで部品が欠落したチョロQに2000円を付けているとは

思いもよらなかったので、少々驚いたのだが、その出店者は


「チョロQはこれで終わりだけど、先週までは結構売れたんだよ。

 これも結構古いもんだよね」


と、言って来た。 


このパーツ無しソアラは売れ残りで、20個近くはあったそうだ。

残念ながら、他の誰かに買われてしまったらしい。
最後の1つとはいえ、パーツがあれば2000円でも構わないが、

パーツがなければ意味がない。

しかしシールの状態も良く、傷も無いので非常に惜しい。


そこで1つ考えた。パーツ無しを理由に値切り交渉をして、

少しでも安くなるのなら買っておき、完全品がみつかるまでの間は、

とりあえずこれで我慢しておく。


早速値切り交渉開始。


最初のうちは、古い貴重な物だから値引きは出来ないの一点張りだったが、

こちらも負けずに、古い物でもパーツが足り無いんじゃ価値は無いと

切り返していたら、「じゃあいくらなら買う?」と逆に聞いてきた。


そう言われると、あんまり値切り倒すのも申し訳ないので、

「1000円でどう?欠品あるのに1000円で買う人いないよ」 というと、

あっさりOKしてくれた。


たぶん相場価格など判らないだろうから、本当はどうでも良かったのだろう。
3分少々の時間はかかったが、何とか黄色のソアラを手に入れた。



今回見つけたチョロQは、この一点のみ。

フリマで古いチョロQを見つけるのは年々難しくなってきた。




タウンページで玩具店を調べるには、「おもちゃ」のページから探す事になる。

しかし、おもちゃと言ってもいろいろある。

木のおもちゃ、ベビー用品、ゲームソフトなど。

家庭用ゲーム機が普及した事により、普通の玩具店から

ファミコン専門ショップに鞍替えした店も少なくない。

店まで行ってみると、ゲームソフト専門店だったという事は

珍しい事でもなかったが、稀に普通の玩具が残っているという例も数件ある。


あるゲームソフト店に行ってみた所、見た目は完全にゲーム屋だが、

見事に数個のチョロQだけが残されていた事があった。

それは、黄色と白のシュビムワーゲンとセリカXX。
同じ物がいくつもある。









チョロQは特に邪魔にもならないし、残った物だけ置かれていたのだろうか?


初めて見たシュビムワーゲン。この一風変わったチョロQを、

いつか友達数人に分けてあげようと思い、

残っていた数台のシュビムワーゲンとセリカXXを全て購入した。





その後、一度だけその店に寄ってみたが、

完全にゲームのみの店になっていた。

この時シュビムワーゲンを買っていなければ、その後10年以上、

僕はシュビムワーゲンを見る事は無かった。
数台のシュビムワーゲンは、その後知人の所へ渡って行く事になり、

各色1台ずつは僕のコレクションとして残してある。




ミリタリーマニアには支持されたであろうシュビムワーゲンが、

不人気の為にほとんど売れずに一次製品二色のみの展開に終わった事は、

やはり10年以上経ってから判明した事で、

それまでの僕は、他の色もあるはずだと言って必死に探していたのである。



一つ思い出しました。


数年前に開催されたチョロQEXPOで、展示のお手伝いをしていた時の事です。


展示品には現行STDもあったので、新製品が発売されれば

展示棚に追加していかなければならなかったんだけど、

メーカーからの提供品が間に合わず、

急遽近所の玩具店まで探しに行った事がありました。


その周辺には百貨店も玩具店もあまり無かったので、

探すのに苦労はしましたが、なんとか一軒、大手百貨店を見つけました。


しかし、ホッとしたのも束の間、そこにはチョロQが置いて無かったのです。


その後あちこち探したけど見つからず。得意のタウンページ作戦を使っても、

車がないから遠くまでは行けませんでした。

結局半日かかっても見つけられなかったので、その会場では、

開催初日から数日間、サンプルが送られてくるまで

新製品の展示は出来ませんでした。


展示が出来なかった事、これ自体はいいんです。

問題なのは、玩具店や玩具売り場にチョロQが置いて無いという事です。


当時は、この事実に対し「チョロQが無いなんて営業担当は何してんだろ?」

などと憤慨した物でした。
小売店に到達しない流通事情や問屋の営業にも問題はあったと思うけど、

売れない玩具では無いのだから、営業次第で売り場の状況は変えられるはずです。


メーカーの方にしてみれば、こんな事は

「社内事情を知らない素人が何を生意気な事言ってるんだ!」

と思うかもしれないけど、よく考えてみましょう。


以前はライバル、今は同じ社内の商品であるトミカ。

このトミカが置いていない玩具売り場を見た事がありません。

僕が最近良く行っているベビーザらスでも、

基本的には乳幼児からの知育玩具が中心だけど、トミカだけはあります。

かつては自転車屋にだってあったんだし。


僕も小学生の時はトミカで遊びました。親戚がタカラにもトミーにもいたので、

姉にはリカちゃん、僕にはトミカとプラレールが与えられていました。


トミカは歴史も古く、あのサイズのダイキャストミニカーとしては

世界一のクオリティを誇る商品だと思います。



それに対しチョロQは、寸詰まりディフォルメボディの内部に

画期的なプルバックゼンマイを搭載し、軽量で扱い安く、

塗装や改造でも楽しめる所にトミカには無い長所が多く見られます。
ライバルとはいえ、全く違う玩具なのです。


同じクルマ玩具であっても、ジャンルの違う玩具である以上、

玩具売り場には両方が必要なんですよね。選ぶのはお客様なんだから。

メーカーの担当者は、日本中の玩具売り場に出張してでも

チョロQを売り込む価値はあると思ってます。


最近は、Qステアの台頭で、そこからのバリエーションが増殖しています。

チョロQ本来の形ではないけど、チョロQの存在を

さらに拡大するいい機会だと思ってます。

しかし僕はこうも思います。
モータートミカやモーターチョロQがパッとしなかったように、

元々手動で遊ぶ玩具に電池やモーターを搭載した物には限度があると。

バッテリーや動力源には使用期限があるし、遊び方にも限界が来るので、

Qステアを始めとする赤外線コントロール物は、いずれ懐かしの玩具となるでしょう。


しかしチョロQは違います。


子供も大人も、プルバックゼンマイを巻き続ける限り後世へ残せます。


現存する豆ダッシュは、発売から30年近く経った今でも

鋭い走りを見せてくれますよ。







追記
デジQやQステアもコレクション対象にしている方は、

内蔵電池を取り外して保存しましょう。時計コレクターの間では常識です。