「Bar BAKER(バー・ベイカー)」のブログ。

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日野市・豊田駅北口「Bar BAKER(バー・ベイカー)」店主のブログです。ウイスキー、ジン、カクテルなど、こだわりの洋酒と音楽。落ち着いた空間で、一息つきませんか?
おひとりさま、初めての方、女性の方も、お気軽にどうぞ。

★2020年・1月より禁煙とします。ご理解、ご協力、お願いします。

7月になりました。まだ梅雨は明けていませんが、連日、真夏のような猛暑です。雨の日は少ないものの、暑すぎても客足が鈍るので、相変わらず厳しい日々が続いています。何とか流れが変わってほしいものですが、みなさま、応援よろしくお願いします。

 

本日(7日)は、日曜日ですが当店は通常営業しています。暑くなりそうですが、お時間がございましたら、一息つきに来ませんか? お待ちしております。なお、来週の14日(日)、15日(月・祝)の連休も、通常営業する予定であります。

 

ここで、毎月恒例、6月末締めの当店での人気ランキングを見てみたいと思います。今回は、上位陣でシャッフルがありましたよ。

 

それでは、さっそく・・・。

 

 1位 タンカレー

 2位 ジョニーウォーカー

 3位 角瓶

 4位 サンデマン

 5位 オールド

 6位 ブラックニッカ

 7位 アップルワイン

 8位 ラフロイグ

 9位 スーパーニッカ

10位 響

 

11位 アードベッグ

12位 プリマス

13位 タリスカー

14位 バランタイン

15位 エギュベル

16位 バッファロートレース

17位 カティサーク

18位 カリラ

19位 ラガヴーリン

20位 ヘイマン

 

21位 ヘネシー

22位 ゴードン

23位 ブッシュミルズ

24位 竹鶴

25位 山崎

26位 ビーフィーター

27位 ボウモア

28位 グレンファークラス

29位 白州

30位 キャプテンモルガン

 

 

画像は、左から、ハチオウジン・クラシック、ジョニーウォーカー・ワインカスク、オールド。「ハチオウジン・クラシック」は、当店のある日野市のお隣、八王子市で造られているクラフト・ジンです。このクラシックは、正統派のロンドンドライ・スタイルで、そのまま飲むほか、カクテルに使用してもいい感じです。ハチオウジンというダサいネーミングも、八王子っぽっくて好きですが(ディスっているのではなく、八王子育ちとして愛を込めて)、ボトルの注ぎ口については改善してほしいです。ボトル上部が帽子(ハット)のような形になっていて可愛らしいけれども、ボトル側の注ぎ口が帽子のつばのように平らに広がっているので、注ぐ際に必ずこぼれます。つば部分は栓側につけて、注ぎ口は普通の円筒形にしてくれたら、注ぎやすいのになぁといつも思います。

 

 

「ジョニーウォーカー・ワインカスク」は、ブレンデッド・スコッチの最大手、ジョニーウォーカーのブレンダーたちが思い描く様々なアイディアを形にした限定品、ブレンダーズバッチ・シリーズの第6番で、赤ワイン樽で熟成を施した原酒をブレンドしています。ジョニーウォーカーにしては珍しくスモーキーさは皆無で、ワイン樽由来のフルーティーさが引き立つ仕上がりになっているので、普段、スコッチ・ウイスキーを嗜まない方でも美味しく飲めるのではないかと思いますし、とくに女性陣には好評です。

 

「オールド」は、サントリーの誇る大定番ウイスキーで、独特なボテッとした瓶形から「だるま」の愛称でも親しまれています。1970~80年代にかけて一世を風靡した銘柄で、1980年には1億4880万本という驚異的な出荷量(当時の生産能力を遙かに超えているので、いろいろと物議を醸してはいますが・・・)を記録しています。近年では角瓶に押されて存在感が薄くなってしまいましたが、愛好者たちに支えられ、当店でも根強い人気があります。角瓶などと比べると明らかにワンランク上の仕上がりになっていて、ストレート、ロック、ハイボールのほか、水割りにしても美味しいですよ。

 

今回のランキングでは、久しぶりに上位陣でシャッフルがあり、ジョニーウォーカーと角瓶、オールドとブラックニッカ、それぞれが入れ替わりました。まだ僅差なので、今後の動きも注目ですね。

 

おまけ。

 

その後の鉢植え。いつもの花屋「フローリスト鹿島」さんで購入してから1ヶ月ほど経過した日々草(ビンカ)。その名の通り、花が落ちても、また次々と花が咲いてくれます。

 

 

Bar BAKER

 

日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107

 

6月も最終日となりました。今年は梅雨入りが遅かったので雨の日は少なかったものの、全体的に客足が鈍くなっており、なかなか厳しい1ヶ月でした。店側としては、来たいときに来れるように、いつも変わらずに店を開けて待っていることしかできません。お客さんが来ないことには頑張りようもないので、普段来てくれている面々も含め、みなさま、応援よろしくお願いします。

 

本日(30日)は、久しぶりのお休みをいただきます。また月曜日以降、お待ちしておりますので、よろしくお願いします。なお、来週の日曜日(7月7日)は、営業する予定であります。

 

さて、ここで音楽ネタでも。普段はCHET BAKERをはじめとするジャズ系を取り上げることが多いですが、今回は番外編でブリティッシュ・ロックです。先日、6月24日は、ロック・ギターの達人、JEFF BECK氏の80回目の誕生日だったので、当店でもBECKをかけていました。昨年1月に亡くなってしまったときにも1枚紹介記事を書きましたが、生誕80周年ということで、もう1枚、紹介してみたいと思います。

 

 

「BECK-OLA」 (EMI)

 

ブリティッシュ・ロックにおける3大ギタリストの1人に数えられるギターの達人、JEFF BECKが率いた伝説のバンド、第1期JEFF BECK GROUPのセカンド・アルバムで、メンバーは、JEFF BECK(ギター)、ROD STEWART(ヴォーカル)、RON WOOD(ベース)、NICKY HOPKINS(ピアノ)、TONY NEWMAN(ドラムス)という豪華な面子が揃った1969年の録音であります。このJEFF BECK GROUPは、ロック、ブルース、フォークを基調として、ギターとヴォーカルが熱く火花を散らすブリティッシュ・ハードロックの先駆けとして、JIMMY PAGEが率いたLED ZEPPELINとともに、ロック史においても重要なバンドでもあります。彼らのデビュー作「TRUTH」録音時のメンバーと比べると、ドラムスがMICK WALLERからNEWMANに交代し、前作ではサポートで2曲のみ参加していたHOPKINSがレギュラー・メンバーになっています。ギター、ベース、ドラムスのみの演奏と比べて、ピアノが加わることで音に広がりが増したように感じます。また2作目ということで、音作りだけでなく、アルバム構成も含め、全体的に洗練された印象があります。曲目を見ると、冒頭の「ALL SHOOK UP」、中盤の「JAILHOUSE ROCK」の2曲は、ロックの帝王、ELVIS PRESLEYのヒット曲のカバーで、その他は「SPANISH BOOTS」、「PLYNTH」など、メンバーたちによるオリジナル曲となっています。BECKのギターが炸裂し、それと対等に渡り合うRODのヴォーカル、音数が多く跳ねるようなRONのベースという構図は、相変わらず格好いいですよ。ドラムスは前作よりも地味になった気がしますが、ピアノが入っている分、少し控えめにしているのかもしれません。ゴリゴリのロック曲たちの合間に入る「GIRL FROM MILL VALLEY」は、HOPKINSのピアノが大きくフィーチャーされた3拍子の美しいインスト曲で、とてもいいアクセントになっています。第1期JEFF BECK GROUPはアルバム2枚のみで解散してしまい、同時期に活動を始めたLED ZEPPELINほどの成功を収めることはできなかったものの、BECK、ROD、RONというロック・スターたちの若き日の熱い共演を楽しめる、とても魅力的なバンドですよ。

 

今回は生誕80周年を迎えたギターの達人、JEFF BECKを取り上げてみました。

 

おまけ。

 

ほぼ毎日、仕事の前にお茶に行っている近所の喫茶店「BEATRICE(ベアトリーチェ)」の看板娘(猫)、レイチェル。先日、店に来て9周年を迎えましたよ。看板猫のレイチェル(虎)とケビン(白黒)には、いつもほっこり癒されています。

 


 

Bar BAKER

 

日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107

 

6月も下旬に入りましたが、先日、関東地方もようやく梅雨入りしました。今月は梅雨入りが遅れたわりには客足の鈍い日が多かったですが、これから雨が増えると一段と厳しくなります。みなさま、応援よろしくお願いします。

 

本日(23日)は、日曜日ですが当店は通常営業しています。普段は隔週日曜日にお休みをいただいていますが、本日は料飲組合の会合が入ってしまったため、終了後、店に戻って営業することにしました。休みは1週間先送りして、来週の日曜日(30日)、お休みをいただく予定であります。

 

昨日(22日)は、当店の定例会こと、「第81回オールド&レア・ボトル会」を開催しました。この会は「ひとりではなかなか開けられない昔のボトルや珍しいボトルを思い切って開けて、皆で雑に飲もうよ」という趣旨で、こういったイベントを通して、お客さん同士、当店や僕も含めて、いろいろなつながりが生まれたり深まったりしてくれたら、という思いで、基本的に毎月開催しています。今回はレギュラー組が2人欠けましたが、久しぶりのメンバーや新規メンバーもいたので、ちょっと新鮮でしたよ。

 

 

画像は、左から、ゴールドロンズ・シェリーカスク、ウエストコーク・ポートカスク、サンデマン・ドンフィノ、サンデマン・アルマダ。「ゴールドロンズ・シェリーカスク」は、名門ボトラーズ、ダグラスレイン社の地域別ブレンデッドモルト・シリーズのひとつです。スコットランド西部、キンタイア半島のキャンベルタウン地方産のモルト原酒のみをブレンドし、シェリー樽で後熟を施した限定品です。キャンベルタウン地方の蒸溜所といえば、スプリングバンク、グレンスコシアあたりが思い浮かびますが、海の潮っぽさとソルトの塩っぽさが感じられる、独特な個性があります。このボトルもキャンベルタウンらしい個性もありつつ、こってりとしたシェリー感も加わり、面白い味わいでした。毎度お馴染み、Fさんからの寄贈品です。いつもありがとうございます。

 

「ウエストコーク・ポートカスク」は、アイルランドにおけるクラフト蒸溜所の先駆け(2003年創業)、ウエストコークの限定品、カスク・コレクションのひとつです。同蒸溜所のシングルモルト原酒をファーストフィル(1回使用)のバーボン樽で熟成後、ポートワイン樽で後熟を施しており、クセのない原酒にポートワイン由来の甘い果実感が加わり、とても飲みやすい仕上がりになっています。このシリーズは、昨年の定例会でシェリーカスクも投入したことがありますが、安定して美味しいですね。

 

最近、このカスクコレクションの量産型のような「オニールズ」というウイスキーが登場したのですよ。同蒸溜所のシングルモルト原酒を同じような構成の樽で熟成、後熟しているので期待して買ったのですが、あまり得意ではないクセが出てしまっていて、個人的にはちょっと残念な感じでした(あくまで個人の感想です)。開栓から時間が経てば少し変わるかなと思うので、しばらく放置して様子を見ることにします。

 

ウエストコーク・カスクコレクションの量産型と思われる、オニールズ・シェリーカスク。

 

 

とても美味しかった記憶のある、本家ウエストコーク・カスクコレクションのシェリーカスク。先日、久しぶりに見つけたので買いましたよ。

 

 

同じ蒸溜所の原酒、同じ樽構成でも、仕上がりが異なる。これもウイスキーの面白さですね。

 

久しぶりに投入した「サンデマン・ドンフィノ」は、シェリーとポートワインの名門、サンデマン社のプレミアム・シェリー・シリーズのひとつです。パロミノ原酒を酵母被膜下で熟成させた、すっきり辛口のフィノ・タイプで、ソレラ・システムで5年程熟成を施しています。同社の看板シェリーだけあって、安定して美味しいです。

 

「サンデマン・アルマダ」も、同じくプレミアム・シェリー・シリーズのひとつです。パロミノ原酒を酸化熟成させたオロロソと、極甘口の高級品種、ペドロヒメネスをブレンドした、こってり甘口のクリーム・タイプで、ソレラ・システムで10年程熟成を施しています。現行品はかなりライトになりましたが、初めて飲んだときの思い出補正も入っているせいか、僕がいちばん好きなシェリーはこれです。

 

今回は、カレー風味ポトフを作りました。チキンコンソメをベースにカレー風味を薄くつけて煮込みました。じゃが芋が煮崩れてしまいましたが、皆にもわりと好評でしたよ。

 

 

いぶりがっこ。スモーキーなウイスキーと相性抜群で、今回のゴールドロンズともよく合いました。Kくんからのお土産です。いつもありがとう。

 

 

たわわ。青森県産の林檎を使ったアップルパイ。上品な甘さで美味しかったです。久しぶりに下船したTくんからのお土産です。いつもありがとう。

 

 

楽しい会が続いているのは、皆の好意のおかげです。いつもありがとうございます。また来月も、定例会、ゆるい会のダブル開催を予定しています。新メンバーも随時募集中ですので、興味のある方は、お気軽にお問合せください。

 

先日、母のお墓参りに行ってきました。生憎の雨模様となってしまいましたが、雨に濡れたお庭も風情がありましたよ。日々いろいろありますが、心穏やかに過ごしていきたいものですね。

 

 

Bar BAKER

 

日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107

 

6月も折り返しですね。この週末は久しぶりに活気がありましたが、今月は全体的に客足が鈍く、厳しい状況が続いています。お客さんが来てくれないことには頑張りようもないので、みなさま、応援よろしくお願いします。

 

本日(16日)は、日曜日ですが当店は通常営業しています。昨晩遅くから雨が降りましたが、天気もこれから回復するようなので、お時間がございましたら、一息つきに来ませんか? お待ちしております。なお、来週の日曜日(23日)は、近所の店で料飲組合の総会があるので、会合の後、店に戻って営業する予定です。普段は隔週日曜日にお休みをいただいているので変則的になりますが、次のお休みは1週間先送りで6月30日(日)の予定です。

 

ここで音楽ネタでも。昨年6月5日に亡くなってしまったボサノヴァ歌手、ASTRUD GILBERTO、その元夫でボサノヴァ黎明期の立役者の1人でもあるJOAO GILBERTO(6月10日生まれ)に敬意を表し、ボサノヴァを世界に広めた大名盤を取り上げてみたいと思います。

 

 

「GETZ/GILBERTO」 (verve)

 

ジャズ界屈指のテナー・サックスの名手、STAN GETZと、ボサノヴァ黎明期の立役者たち、JOAO GILBERTO、ANTONIO CARLOS JOBIM、ASTRUD GILBERTOらが共演したアルバムで、ボサノヴァ音楽を世界に広めた大名盤です。参加メンバーは、STAN GETZ(テナー・サックス)、JOAO GILBERTO(ギター、ヴォーカル)、ANTONIO CARLOS JOBIM(ピアノ)、TOMMY WILLIAMS(ベース)、MILTON BANANA(ドラムス)、ASTRUD GILBERTO(ヴォーカル)で、1963年の録音であります。天才作曲家として名を馳せたJOBIMが作曲した名曲の数々を取り上げていますが、JOAOが繊細にギターを奏でつつ、囁く(ささやく)ように唄い、GETZの流麗なテナーが彩りを添え、そして作曲者JOBIM自身の素朴なピアノが絡むという、とても豪華な仕上がりになっています。最も有名なのが冒頭の「THE GIRL FROM IPANEMA(イパネマの娘)」でしょう。イパネマ海岸を歩いている美少女への届かない恋心を唄っているのですが、ポルトガル語パートはJOAOが唄い、英語パートは当時の奥さんだったASTRUD GILBERTOが唄っています。力の抜けた鼻唄スタイルで人気を博したASTRUDは、その後も歌手として大活躍することになります。軽快な「DESAFINADO」や「SO DANCO SAMBA」、寂しげな美しさのある「O GRANDE AMOR」など、名曲が目白押しですが、個人的に最も好きなのが「CORCOVADO」です。冒頭の英語パートのASTRUD、続くポルトガル語パートのJOAO、それぞれの唄も素敵ですし、GETZのテナーも安定の味わいがありますが、間奏に入るJOBIMの素朴なピアノがとてもいいのですよ。静かな夜を思わせるような美しいメロディ、そして、生きる意味を見出したという歌詞まで美しい、素晴らしい曲だと思います。この曲には「QUIET NIGHTS OF QUIET STARS」という英語詞もありますが、とくに最後のパートが秀逸で、大まかに訳すと「これが私が望んでいた場所 命の灯が尽きるそのときまで あなたがそばにいてくれる / 孤独で道に迷い 人生は苦くて悲劇的なジョークのようなものだと思っていた私が 生きていく意味を見出すことができた 愛するあなたとともに」といった感じです。とても素敵な歌詞だと思いませんか。「THE GIRL FROM IPANEMA」、「CORCOVADO」は、数多くのアーティストたちがカヴァーしているので、いろいろ聴き比べてみるのも楽しいですよ。

 

おまけ。

 

最近の鉢植え。以前、いつもの花屋「フローリスト鹿島」さんにて、母の日商戦の見切り品を買ってきたカーネーション。終わりかけていた花も散って4分の1近く枯れてきたけれども、その後も粘り強くお世話していたら、復活してきましたよ。再び咲いてくれて何だか嬉しいです。

 

 

Bar BAKER

 

日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107

 

6月に入って1週間ほど過ぎましたが、相変わらずあまり活気のない日々が続いています。梅雨入りして雨が多くなると一段と厳しくなるので、その前に何とか流れを変えたいところです。みなさま、応援よろしくお願いします。

 

本日(9日)は、当店はお休みをいただきます。また月曜日以降、お待ちしておりますので、よろしくお願いします。なお、来週の日曜日(16日)は、営業する予定であります。

 

昨日(8日)は、わりと好評なので、ゆるい会の第19回として「ゆるい6月会」を開催しました。定例会のように気合は入っておらず、ゆるいラインナップを飲みながら、こってりマフィンを食べて、ゆるい(チルい?)時間を過ごそうよという、まったりとしたイベントです。今回は、当店のお客さんのなかではヤング世代(30歳)のKくん、Aくんも参加しましたが、いままで何度かニアミスはあったものの、ようやく時間が重なったので、同世代同士の顔つなぎができてよかったです。ゆるい空気感が好きという方々もいて、新規参入もしやすいかと思いますので、興味のある方は、ぜひお問合せください。

 

今回は、林檎縛りのラインナップでいろいろ楽しみましたよ。

 

 

画像は、左から、アップルワイン、ニッカ・アップルブランデー・VSOP、デュワーズ8年・フレンチスムース、林檎酒(りんちんちゅう)。「アップルワイン」は、当店のレギュラー・メニューのなかでも屈指の人気を誇るボトルで、ニッカ・ウヰスキーの原点でもある林檎の酒精強化ワインです。今回、林檎縛りということで、参考商品として一緒に提供しました。

 

「ニッカ・アップルブランデー・VSOP」は、ニッカ・ウヰスキーの原点でもある林檎から造られるアップルブランデーのVSOP規格品(自社規格)で、青森県産の林檎を原料とする、日本版カルバドスといったところです。一般的なブランデーは葡萄から造られていますが、こちらは林檎から造られているので、濃厚な林檎の香りと味わいがあります。上記のアップルワインは、林檎原料のワインにその蒸溜液(ブランデー原液)を加えて酒精強化し、ブランデー樽で熟成を施した酒精強化ワインですが、アップルブランデーは、完全に蒸溜した原酒に樽熟成を施した蒸溜酒になります。葡萄で言うところの、シェリーやポートワイン(酒精強化ワイン)と、ブランデー(蒸溜酒)の関係と同じですね。

 

「デュワーズ8年・フレンチスムース」は、ダブルエイジ製法でお馴染みのブレンデッド・スコッチ、デュワーズのカスク・シリーズの新作です。ノルマンディー地方産のアップルブランデー、カルバドスの樽で後熟を施しており、林檎由来の香り、味わいが移って、さわやかな仕上がりになっています。デュワーズのカスク・シリーズは、これまで、ラム樽、メスカル樽、ポートワイン樽、ミズナラ樽、そして今回のカルバドス樽ということで、様々な樽を使って後熟を施してきた面白いシリーズでしたが、とりあえず今回で打ち止めになるようです。正直言って、メスカル(テキーラの親戚みたいなもの)樽は興味をそそられなかったので買いませんでしたが、その他の4種は、ゆるい会で投入しました。個人的には、ラム樽で後熟を施したカリビアンスムースがいちばん好きでしたが、みなさんはどうでしたか?

 

「林檎酒(りんちんちゅう)」は、杏露酒でお馴染みの永昌源の中国果実酒シリーズのひとつです。青林檎を丸ごと浸漬して造られており、青林檎由来のさわやかな香りと味わいがあります。ゆるい会での定番となっている中国果実酒シリーズですが、永昌源がキリンに吸収されたことにより、現在ではキリンが製造、販売も手掛けています。

 

今回の林檎縛りラインナップですが、1周目にそれぞれを味わった後、2周目以降、組み合わせを変えて混ぜてみたり、割ってみたりして、いろいろ楽しめましたよ。アップルワインと林檎酒を混ぜてロック・スタイルで飲むのも人気でしたが、個人的な一推しは、アップルブランデーとアップルワインを混ぜてロック・スタイルで飲む、仮命名、ダブルアップル(笑)ですかね。

 

今回のマフィンは、原点に戻って、こってり芋マフィンにしました。コンミートを練り込んだ芋にチーズをかけて焼いている、当店の芋マフィン兄弟の元祖ですが、これがいちばん好きという方も多いです。適度にこってりして満足度も高いし、酒のつまみとしても優秀です。

 

 

ちょっと甘いのも欲しいかなと思って、チョコサンド・ビスケットも投入しました。スペイン産なので国産のものと比べると大雑把なつくりですが、これはこれで美味しかったです。

 

 

ゆるい会、定例会、ともに、新規参入も大歓迎です。基本的に毎月開催していますので、興味のある方は、ぜひお問合せください。

 

おまけ。

 

最近の鉢植え。先週載せた日々草がいい感じで咲いているので、いつもの花屋「フローリスト鹿島」さんにて、色違いも購入しましたよ。今回は淡い紫色ですが、とても上品で綺麗です。

 

 

Bar BAKER

 

日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107