「Bar BAKER(バー・ベイカー)」のブログ。

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日野市・豊田駅北口「Bar BAKER(バー・ベイカー)」店主のブログです。ウイスキー、ジン、カクテルなど、こだわりの洋酒と音楽。落ち着いた空間で、一息つきませんか?
おひとりさま、初めての方、女性の方も、お気軽にどうぞ。

★2020年・1月より禁煙とします。ご理解、ご協力、お願いします。

★今後のお休みについて(2025年8月~)★
基本的に日曜日はお休み、日月が連休の場合は営業して火曜日にお休み、に働き方改革してみます。今後ともよろしくお願いします(ブログ記事、インスタグラムにて、お休みをお知らせしています)。

6月も半ばになりました。ちょうど1週間前、先週の日曜日に関東地方も梅雨入りしたので、すっきりしない空模様が続いています。毎年この時期は厳しいですが負けずに頑張りますので、みなさま、応援よろしくお願いします。

 

本日(14日)は、当店はお休みをいただきます。また月曜日以降、お待ちしておりますので、よろしくお願いします。なお、来週の日曜日(21日)は、お休みをいただきます。

 

昨日(13日)は、ゆるい会の第43回として「ゆるい6月会」を開催しました。ゆるいラインナップを飲みながら、こってりマフィンを食べて、ゆるい(チルい?)時間を過ごそうよという、まったりとしたイベントで、新規参入も大歓迎ですので、興味のある方は、ぜひお問合せください。

 

今回は、巷で話題のブレンデッド・スコッチを2本、開栓しましたよ。

 

 

画像は、左から、グレンドーワン8年、デュワーズ12年・ミズナラ、甘熟ぶどうのおいしいワイン・ブラン、甘熟ぶどうのおいしいワイン・ロゼ。「グレンドーワン8年」は、シングルモルト・スコッチの銘酒、グレンファークラスを手掛けているJ&Gグラント社製のブレンデッド・スコッチ、グレンドーワンの限定品で、8年のエイジド(熟成年数)表記がつきました。濃い液色からもわかるように、香り、味わい、ともに濃厚なシェリー感がありますが、ノンエイジ(年数表記無し)にはあったスモーキーさは全くなく、8年以上の熟成によって口あたりもまろやかになっているので、こってり甘いシェリー風ウイスキーが好きな方におススメです。Uさんからの寄贈品です。いつもありがとうございます。

 

 

以前のゆる会でも開栓したノンエイジ版。こちらは、シェリー感もありますが、わりとスモーキーな仕上がりでした。

 

 

「デュワーズ12年・ミズナラ」は、ブレンド後にも再度樽熟成を施す、ダブルエイジ製法でお馴染みのブレンデッド・スコッチ、デュワーズの日本市場向け限定品です。12年以上熟成の原酒の全量を日本産のミズナラ樽で後熟を施しており、ミズナラ由来の香木のような香りが強く感じられます。通常のデュワーズ12年はファーストフィルのバーボン樽で後熟を施しているので、飲み比べをすることで樽感の違いがわかって興味深かったです。もちろん、このミズナラも美味しいボトルなんですが、あらためて基本形であるデュワーズ12年の完成度の高さを実感しましたね。

 

ラベル下部にヴォイジャー・シリーズ01と表記されているので、続編にも期待が高まりますね。

 

 

飲み比べ用に、現行のデュワーズ12年。旧ボトルに比べるとライト志向ですが、完成度は高いです。

 

 

今回の息抜き枠には、メルシャンのお手頃スイートワイン、甘熟ぶどうのおいしいワインのブラン、ロゼを投入しましたよ。葡萄の果汁を加えることでアルコール度数を下げ、ワインの渋みや酸味を抑えて葡萄本来の甘みを引き出しており、とても軽くて飲みやすいワインでした。普段、ワインを嗜まない方でも美味しくいただけると思います。

 

ブラン(白)。

 

 

ロゼ。

 

 

今回のマフィンは、豚叉焼芋マフィンを作りましたよ。焼豚そぼろを芋に練り込み、チーズをかけて焼きました。皆にも好評でよかったです。

 

 

Ykさんからの差し入れ、アーモンドクッキー。

 

 

Fさんからの差し入れ、揚げとうもろこし。

 

 

Mwちゃんからの差し入れ、抹茶ティラミス・チョコレート。

 

 

タルトレット・アプリコット、タルトレット・ストロベリー。

 

 

ゆるい会、定例会、ともに新規参入も大歓迎です。席に空きがあれば飛び入りもできますが、予約申し込みしていただくと、おつまみなども確実に用意できます。基本的に毎月開催していますので、興味のある方は、ぜひお問合せください。

 

おまけ。

 

桔梗(3年目)ですが、引き続き、次々に咲いてくれて可愛いです。

 

 

Bar BAKER

 

日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107

 

6月の第1週が終わりました。関東地方もそろそろ梅雨入りしそうな気配ですが、どうしても雨の日は客足が鈍ってしまうため、毎年この時期は厳しくなりがちです。みなさま、応援よろしくお願いします。

 

本日(7日)は、当店はお休みをいただきます。また月曜日以降、お待ちしておりますので、よろしくお願いします。なお、来週の日曜日(14日)は、お休みをいただきます。

 

ここで、毎月恒例、5月末締めの当店での人気ランキングを見てみたいと思います。今回も、ほとんど動きがありませんでした。

 

それでは、さっそく・・・。

 

 1位 ジョニーウォーカー

 2位 タンカレー

 3位 角瓶

 4位 サンデマン

 5位 オールド

 6位 ブラックニッカ

 7位 アップルワイン

 8位 バッファロートレース

 9位 バランタイン

10位 ラフロイグ

 

11位 アードベッグ

12位 タリスカー

13位 響

14位 プリマス

15位 エギュベル

16位 カティサーク

17位 ラガヴーリン

18位 カリラ

19位 ブッシュミルズ

20位 ヘイマン

 

21位 ヘネシー

22位 ビーフィーター

23位 ゴードン

24位 竹鶴

25位 グレンファークラス

26位 山崎

27位 ボウモア

28位 キャプテンモルガン

29位 バカルディ

30位 ワイルドターキー

 

 

画像は、左から、バカルディ8年(エイト)、デュワーズ12年(旧)、角瓶・復刻版。「バカルディ8年(エイト)」は、ラムの最大手、バカルディの上級品です。もともとは創業者のドン・ファクンド・バカルディ氏が親しい友人や家族のために特別にブレンドしたレシピを再現したもので、1回蒸溜のヘヴィ原酒、5回蒸溜のライト原酒、2種類の原酒をブレンドし、オーク樽で8年以上の熟成を施しています。香り、味わい、深み、全てのバランスがよく、ダークラムの基本形のような感じです。そのまま飲んでも美味しいですし、コーラ割りにすると、ちょっと贅沢なキューバリブレになります。

 

 

「デュワーズ12年(旧)」は、ダブルエイジ製法でお馴染みのブレンデッド・スコッチ、デュワーズのプチ上級品です。このクラスのスコッチには、ジョニーウォーカー・黒ラベル、バランタイン10年、シーバスリーガル12年のブレンデッド・スコッチの御三家がいますが、このデュワーズ12年も、味わいのバランスがよくて飲み応えもあり、コスパも良好で、御三家に匹敵する優秀なボトルです。

 

 

近年のリニューアルでファーストフィルのバーボン樽で後熟を施すようになりましたが、全体的に軽めな仕上がりにシフトしてしまったのが残念です。

 

 

先月、原酒の全量をミズナラ樽で後熟を施した限定品、デュワーズ12年・ミズナラが発売されました。今度の週末・13日(土)のゆるい会で開栓しますので、興味のある方は、ぜひご参加ください。

 

 

「角瓶・復刻版」は、サントリーの誇る大定番ウイスキー、角瓶の発売当時の味わいとラベルを再現した限定品です。通常の角瓶と比べるとかなりスモーキーな仕上がりで、ハイボールにしても割り負けない個性がありますよ。レトロなデザインのラベルも素敵です。

 

 

今回のランキングでは、ほとんど動きがありませんでした。差が詰まっているところもありますが、次回はどうなるでしょうか。

 

おまけ。

 

先日、最初の一輪が咲いた桔梗(3年目)ですが、その後も次々に開花してくれて、とっても可愛いです。暖かい(暑い)日が多いからか、去年と比べて生育が早いようですね。

 

 

Bar BAKER

 

日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107

 

5月も最終日となりましたが、この週末も夏を先取りしたかのような30℃超えの暑さが続いています。週半ばには進路によっては台風の影響を受けそうな予報になっていたり、何だか気候がおかしいですね。体調を崩さないように気をつけたいものです。

 

本日(31日)は、当店はお休みをいただきます。また月曜日以降、お待ちしておりますので、よろしくお願いします。なお、来週の日曜日(6月7日)は、お休みをいただきます。

 

ここで、音楽ネタでも。今回は、先日(5月26日)、生誕100周年を迎えたジャズ界の巨人、MILES DAVIS(トランペット)の超有名盤を取り上げてみます。

 

 

KIND OF BLUE / MILES DAVIS / COLUMBIA

 

ジャズ界で最も有名なミュージシャンは誰かといえば、その筆頭として名前があがるのが、MILES DAVIS(トランペット)ではないでしょうか。MILESは、1945年、天才アルト・サックス奏者、CHARLIE PARKERのバンドで相方トランぺッターとして颯爽とデビューしてから1991年に亡くなるまで、常に時代の先頭に立ち続け、キャリア初期のビバップから始まり、クール、ハードバップ、モード、フリー、エレクトリック、フュージョン、最晩年にはヒップホップとの融合まで、様々な音楽スタイルを切り開いてきました。長いキャリアを通じて自身のバンドから多くの有名ミュージシャンを輩出してきたことでも知られ、バンドリーダーとして人を見る目も優れていたことが窺えます。

本作「KIND OF BLUE」は、それまでのハードバップ・スタイルに行き詰まりを感じていたMILESが、新たな方向性としてモード・ジャズを追求していた時期のアルバムで、モード・ジャズの完成形のひとつとして高く評価されています。メンバーは、MILES DAVIS(トランペット)、JOHN COLTRANE(テナー・サックス)、JULIAN CANNONBALL ADDERLEY(アルト・サックス)の3人をフロントに、BILL EVANS(ピアノ、1曲のみ、WYNTON KELLYが担当)、PAUL CHAMBERS(ベース)、JIMMY COBB(ドラムス)を加えたセクステット編成で、1959年の録音であります。

従来のモダン・ジャズにおいては、コードの進行や分解に基づいて即興演奏(アドリブ)が行われてきましたが、モード・ジャズにおいては、旋法(モード)に基づく旋律による進行が取り入れられ、教会旋法とよばれる、ドリアン、フリジアン、リディアン、ミクソリディアン、エオリアン、ロクリアンの6つの音列が使われます。言葉で書くと難解すぎてよくわかりませんが、ものすごく大雑把に要約すると、コードとは別の特殊化した音階に基づいて演奏しているということです。例えば、冒頭の有名曲「SO WHAT」は、Dドリアン、E♭ドリアンの2つの旋法(モード)のみで構成されており、自由度の高い演奏が繰り広げられています。BILL EVANSとの共作と言われる「BLUE IN GREEN」ではマイルスのミュート・トランペットとEVANSのピアノの繊細な共演がとても美しく、ブルース曲「ALL BLUES」では延々と繰り返される6/8拍子のリズムが耳に残ります。最後の「FLAMENCO SKETCHES」もEVANSの発案と言われており、BERNSTEINの「SOME OTHER TIME」の進行に基づくEVANSの即興ピアノ・ソロ曲「PEACE PIECE」が元ネタになっているようです。

色々書いてきましたが、この「KIND OF BLUE」はMILESが追求したモード・ジャズのひとつの到達点であり、理論などの細かいことはさておき、じっくり聴き込んでみると興味深いですよ。1960年代に入って、腕利きを揃えた第2期クインテットの頃になると、より高度な演奏技術でモードを突き詰めた感じになり、難解で取っつきにくい印象になってしまうので、個人的にはこのあたりまでのMILESのほうが好きだったりします。

 

おまけ。

 

3年目の桔梗ですが、最初の一輪がついに開花しましたよ。蕾もたくさんついてきているので、これからが楽しみです。

 

 

Bar BAKER

 

日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107

 

5月も下旬に入りましたね。季節を先取りしたような暑さが続いたかと思えば、春先に戻ったかのような肌寒さが続いたり、気温の変化が大きすぎて身体がついていきません。体調を崩さないように気をつけて過ごしたいものですね。

 

本日(24日)は、当店はお休みをいただきます。また月曜日以降、お待ちしておりますので、よろしくお願いします。なお、来週の日曜日(31日)は、お休みをいただきます。

 

昨日(23日)は、当店の毎月恒例イベント「第104回・定例会」を開催しました。この会は「ひとりではなかなか開けられない昔のボトルや珍しいボトルを思い切って開けて、皆で雑に飲もうよ」という趣旨で、こういったイベントを通して、お客さん同士、当店や僕も含めて、いろいろなつながりが生まれたり深まったりしてくれたら、という思いで、基本的に毎月開催しています。

 

今回は、派手さはないけど、しみじみ美味しいボトルを投入しましたよ。

 

 

画像は、左から、ホグスヘッドインディ・ストラスミル11年、ブッシュミルズ10年・シェリーカスク、ルスタウ・アルマセニスタ・フィノ・デル・プエルト・1/143、ルスタウ・イーストインディア。「ホグスヘッドインディ・ストラスミル11年」は、気鋭のボトラーズ、ホグスヘッドインポート社の看板商品、ホグスヘッドインディ・シリーズのひとつ。スコットランド北部、スペイサイド地方のストラスミル蒸溜所のシングルモルト原酒をリフィル樽で11年熟成、ノンチル(冷却濾過無し)、ノンカラー(無着色)、48%のハイプルーフで瓶詰めした限定品です。ストラスミルは、ブレンデッド・スコッチの名門、J&Bのメイン原酒としても知られ、その大半はJ&B用に使われてしまうので、シングルモルトのストラスミルとして流通する量は少なめです。もともと穏やかでクセのない味わいですが、リフィル(2回以上の再々使用)樽熟成ということで樽の影響も控えめで、わかりやすい個性はないものの、飲み進めていくうちにしみじみ美味しいなぁと感じるボトルでした。Kaさんからの寄贈品です。いつもありがとうございます。

 

 

「ブッシュミルズ10年・シェリーカスク」は、最古のウイスキー蒸溜所としても知られる、アイルランドの名門、ブッシュミルズの免税市場向け限定品です。10年以上熟成のシングルモルト原酒をオロロソ・シェリー樽で後熟を施し、アルコール度数少し高めの46%で瓶詰めしています。香り、味わい、ともに、わりとしっかりしたシェリー感があり、46%の度数も相まって、飲み応えのある美味しいボトルでした。

 

 

シェリー樽後熟ではなく、最初からシェリー樽で熟成させた「ブッシュミルズ・スチームシップ・シェリーカスク」との飲み比べも興味深かったです。こちらは、最初からシェリー樽で熟成させているものの、ノンエイジ(年数表記無し)、アルコール度数は40%。それぞれのよさがあり、どちらも美味しいです。

 

 

「ルスタウ・アルマセニスタ・フィノ・デル・プエルト・1/143」は、シェリーの名門、ルスタウ社がアルマセニスタと呼ばれる、瓶詰め設備を持たない小規模ボデガと協業で極少量生産しているアルマセニスタ・シリーズのひとつで、番号はソレラを示しています。パロミノ原酒を酵母被膜下で熟成させた、すっきり辛口のフィノ・タイプで、ソレラ・システムで5年程熟成を施しています。レギュラー品のフィノ・デル・プエルトに比べて、潮っぽさが強く、味わいも濃いように感じました。

 

 

「ルスタウ・イーストインディア」は、同じくシェリーの名門、ルスタウ社のオリジナル・ラインナップのひとつで、銘柄名は東インド貿易に由来しています。ボトルに直接印字されているクラシカルなデザインは、東インド貿易時代のボトルをイメージしているそうです。パロミノ原酒を酸化熟成させたオロロソと、極甘口の高級品種、ペドロヒメネスをブレンドした、こってり甘口のクリーム・タイプで、ソレラ・システムで15年程熟成を施しています。香り、味わい、ともに濃厚で美味しいですね。

 

 

スイーツ担当のUさんは、濃厚プリンを作ってきてくれました。ちょっといい卵をたっぷり使った濃厚な仕上がりで、シェリー系との相性がよかったです。

 

 

Keさんからの差し入れ、モンロワールの葉っぱ型チョコ、リーフメモリー。

 

 

Yuさんからの差し入れ、マシュマロ・チョコパイ。

 

 

僕は、カレー煮込みを作りましたよ。いわゆるカレーではなく、カレー風味ポトフですが、皆にも好評でよかったです。

 

 

また来月も、定例会、ゆるい会のダブル開催を予定しています。このところ、参加してみたいという方々も増えてきましたが、新規メンバーも大歓迎です。席に空きがあれば飛び入りもできますが、予約申し込みしていただくと、おつまみなども確実に用意できます。興味のある方は、お気軽にお問合せください。

 

おまけ。

 

毎週買っている切り花ですが、今回は久しぶりの芍薬(しゃくやく)です。大振りで存在感ありますね。ガーベラやカーネーションとのサイズ感の違いがすごい(笑)。

 

 

そして、先日、母のお墓参りに行ってきました。生きていると日々いろいろありますが、心穏やかに過ごしていきたいものですね。

 

 

Bar BAKER

 

日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107

 

早いもので5月も折り返しですね。ここ数日、5月とは思えないような暑さが続いていますが、朝晩との気温差が大きいので、体調を崩さないように気をつけたいものです。

 

本日(17日)は、当店はお休みをいただきます。また月曜日以降、お待ちしておりますので、よろしくお願いします。なお、来週の日曜日(24日)は、お休みをいただきます。

 

ここで、音楽ネタでも。先日、訃報が流れたピアニスト・作曲家の大野雄二さんに敬意を表し、彼の代表作であるアニメ「ルパン三世」のテレビスペシャルのテーマ・コレクションを取り上げてみます。

 

 

LUPIN THE 3RD TV SPECIAL THEME COLLECTION / YUJI OHNO / VAP

 

ジャズピアニスト・作曲家の大野雄二さんといえば、多くの人が思い浮かべるのがアニメ「ルパン三世」のテーマ曲ではないでしょうか。1977年に発表され、当時のアニメのテーマ曲としては珍しい歌詞なしのインスト曲(後に歌詞がつけられ、ヴォーカル版も作られました)でしたが、大人っぽいジャズの響きも格好良く、とても耳に残るメロディでしたよね。大野さんによると、普遍性と古臭さを考え、マカロニウエスタン(イタリアの西部劇)を意識して作曲されたそうです。長寿シリーズのテーマ曲だけあって膨大な数のバージョンがありますが、最も多く使われたのが、本作にも収録されている1989年のバージョン「THEME FROM LUPIN Ⅲ ’89」で、1989年~2012年の長期間に渡ってオープニングなどで使われています。とびっきりクールなバリトン・サックスとともに印象的な女性コーラスは、日本の3人組ヴォーカルグループ、AMAZONSが担当しているそうです。

本作では、テレビスペシャルの第1作「バイバイリバティ危機一髪」(1989年)のエンディング曲「ENDLESS TWILIGHT」~第7作「ハリマオの財宝を追え!」(1995年)のエンディング曲「夢ならいいのに」までの歴代エンディング曲も収録されているのが聴きものです。なかでも個人的に最も好きなのが第2作「ヘミングウェイペーパーの謎」(1990年)のエンディング曲「HE’S GONE」です。前半は日本語詞、後半は英語詞の洒落た構成で、木原美智子さんのノスタルジックなヴォーカルも魅力的です。作中では、酒場の古びたジュークボックスから流れる演出になっていて、オールドバラードっぽい曲調も相まって、とても素敵なんですよ。ルパン三世関連の曲としてはあまり有名ではありませんが、個人的に大好きな1曲です。

 

Bar BAKER

 

日野市多摩平1-5-12 タカラ豊田ホームズ107