IGOFFで電装品を点けっ放しにしたり、
倉庫で埃を被らせてばかりでロクに乗ろうとしない、オマエのせいなんだよ。

はいブーメランいただきましたー!!
つい先日、2014年2月9日のことです。
出張から久しぶりに戻ってきたわたしは、
意気揚々とCBF125のキーをひねり、セルスイッチボタンを押しました。
すると、とにれるのCBF125改はカチッという音とともにすべての電源が落ち、
全くの沈黙状態となってしまいました。
無負荷・端子電圧を測ってみると、12.15V・・・
もはや実用に耐えうるほどの体力は残っていないと判断しました。
バッテリー死亡のお知らせです。
わたしが犯したとある失敗によってこの出来事は引き起こされました。
◆長期間バイクに乗らないことがわかっていたにも関わらず、
バッテリーのマイナス端子を外しておかなかった。
約2週間の間、自宅を離れていたわたしは
自分のバイクのバッテリーのコンディションを見誤っていました。
通常バイクやクルマを長期間乗らない場合はマイナス端子を外し、
少しでもバッテリーの自己放電を防ぐようにしますが、
わたしの認識では、それは冬のあいだずっと何ヶ月間とか乗らないという話のときで、
少し出張で家を離れるぐらいだったらそんなことをする必要は無いと考えていました。
しかし、仮にもわたしのCBF125は、その時点で納車から丸2年以上が経過、
走行距離は4万5000km以上の超シビアコンディション車両です。
いままでひっきりなしに乗っていてセルも元気に回っていたから気づかなかったでしたが、
すでに搭載されているバッテリーは、
2週間の保管にすら耐えられないほど劣化が進んでいたのです・・・

▲今までよく頑張ってくれた。
中国製品の底力を見せ付けたのだろうか。
バッテリーなんて通販でいくらでも安く買えます。
ですが、仮にもとにれるのCBF125改は、”俺用に改良したバイクだ”。

どうせ入れるなら良い物を。
わたしは2万円ほど用意して近所のバイク用品専門店へダッシュし、
新品バッテリーを購入してきました。

▲「7L-BS」を選べばCBF125に適合する。
古河(ふるかわ)バッテリー。
ブランドとしてはGSユアサに続き信頼性の高いメーカーです。
充電済みとして店頭に並び、すぐに使用できるものをチョイスしてきました。
じつは、バッテリーって、メーカーから小売店に納品され、
お店がそれをすぐに売ることが出来るわけではないそうです。
かならず電解液を注入したり、充電したりという下準備が必要となる。
上でも説明したように、バッテリーの残量はなにもしなくてもどんどん減っていきます。
だとすると、なるべく充電されたてのバッテリーを購入しなきゃですよね。
一番は未充電のバッテリーを購入し、自分で電解液を注入し充電して使うことですが…
そんな技術も道具も時間もありませんので、ラクな方を選びました。
*
バッテリーを長持ちさせたいならとにかくバイクに乗りましょう。
乗れないなら、ドライバー1本用意して、マイナス端子を外しましょう。
いろいろと余計なことも語りましたが、結局はこれにつきます。
基礎中の基礎知識ですが、CBF125乗りにとっては書きつづる価値があるでしょう。
無難なところで、この記事は〆ておきます。