疾きこと 蜂輪九佰

疾きこと 蜂輪九佰

ツーリングの感動を中心に、バイク、キャンプ、愛犬のことも織り交ぜて、日常をゆるく綴る随想録です。愛車はCBF600S。
神速如流星 咆哮如雷神 征道如麒麟 堅牢如泰山 ーーそれがCBF600Sです。

九州四国ツーリング(前編)からの続きで・・・

10日目 高松へ

小豆島ふるさと村キャンプ場をあとにして池田港に行ってみる。
土庄港から高松港のほうが便数が多いのだが、キャンプ場から池田港まで2~3分の距離なので、ちょうどいいのがもしあればと思って軽い気持ちで。
ちょうど9:40発のフェリーの積み込みが終わろうとしていた。
出発まであと5分を切っている。
さすがにこれにはもう乗れないだろうから次の便を待ってみようという気持ちでのんびりチケットを買い求めてたら、船のほうは乗せるつもりで待っててくれたみたい。
ギリギリで滑り込む。前日の新岡山の乗船もギリギリだったし、池田でもギリギリで恐縮。

船は第一こくさい丸。
国際両備フェリーは、国際フェリーと両備フェリーが合併した会社。
その経緯をふまえると、第一こくさい丸は旧国際フェリー、昨日のおりんぴあ・どりーむが旧両備フェリーの船舶なのだろう。
海上は雨が降ったりやんだり。
高松に着くと、たまたま降っていないが、いつ降り出してもおかしくない空色。
国道11を走り出し、東讃の道の駅を2つ回ったところで早めのランチ休憩にした。
地元に人気のあるらしい山村ラーメン。

15分ほど並んで入店し、あっさり醤油ねぎラーメンで680円。
チャーシュー、味玉、海苔、ネギ、ちゃんと全部乗っていてこの値段は信じられない。
他の地元のお客さんはみんなとんこつ醤油を頼んでいた。
それがどうやら定番らしいのは分かったが、あっさり醤油もちゃんと美味しい。

 
午後も天気は降ったりやんだり。かろうじて持ちこたえているが、少し山間部に入っただけで本降りなので、道の駅を巡るモチベーションがなかなか上がらない。
 
そして14:00、AZホテルチェーンに早々のチェックインを試みるも、案の定、15:00までダメよと。
はい、分かってます。でもワンチャンあるかと思った。

 
このAZホテル、隣にスーパーがあって便利だった。
激アツの値引きシールに目がくらんで買い込んでしまった。

 
これで部屋飲み確定。

 

11日目 香川の総仕上げ

雨雲が流れてからりと晴れてくれた。
長尾・塩江など、昨日回れなかった山間部の道の駅を国道377、国道197で、巡っていく。

 
十河の郷の歴史資料館にも立ち寄ってみた。
宮本昌孝の『剣豪将軍義輝』に十河一存、司馬遼太郎の『夏草の賦』に十河存保が登場する。
気になる存在だが、クローズアップされる機会は希少。
私営のため展示は小規模ではあるが、十河城址で地域活性のために盛り上がってほしい。

 
走りやすい中讃南部広域農道でまんのう町へ行く道すがら、高山航空公園も見ておいた。
キャンプできるとの情報があったから。
ネット予約はできないし、役場にアナログ申請も必要なので当日飛び込みは無理。
しかし、遠くまで見渡せて展望は抜群だった。

 
それにしても、風の強い日。
道の駅でスタンプを押している間に、吹き飛んだ幟がバイクに絡みついていた。
あとで分かったことだが、この日は、明石海峡大橋、瀬戸大橋、しまなみ街道の3本とも強風で通行止め。
加えてフェリーも欠航とのこと。
旅は順調に来ているが、1日でもずれていたら大変なことになっていた。

 
まんのう町の山内うどんで昼飯にしようとあてこんでいたが、残念なことに臨時休業の看板が立っていた。
とはいえ、もううどんの口になっているので、行き当たりばったりのうどん屋に入る。

 
焼き肉屋と兼業のうどん屋なので、肉うどんに期待したのだが、ちょっと肉の量がさみしすぎるような・・・

 
道の駅ことひきで、香川県の道の駅をコンプリート。
「天空の鳥居」ということで近頃話題の高屋神社へも行ってみたかった。
土日祝日は車両通行禁止で、シャトルバスでアクセスするしかない。
そのシャトルバスも早々にチケット完売していた。すごい人気だ。
 
浜街道で坂出まで戻り、讃岐五色台休暇村のキャンプ場にチェックインした。
キャンプ場から1kmの休暇村ホテルで大浴場にも入れる。
ここからの夕日が本当にきれいだ。
 
讃岐五色台休暇村キャンプ場といえば、もはや18年~19年くらい前に遡る。
忘れもしない、はじめて自分ひとりだけでテント泊した場所がここだった。
大げさに言えば、ここが旅の原点だった。
ただし、原点に還ってきたというよりは、むしろずいぶん遠くまで来てしまったなという気が不思議としてくる。
当時はキャンプ場を探すので必死で余裕がなかった。
でも同じ場所から今と同じ夜景を眺めたなとしみじみ。
 

12日目 高知キャンプ

讃岐五色台休暇村キャンプ場を少し遅めに出発して、高速に乗り川之江JCTから高知道へ。
 
乗り直しOKの新宮ICで降りて、道の駅 霧の森で愛媛県をコンプリート。
意外とここが人気で、抹茶スイーツ「霧の森大福」が名物らしい。
いったいどんなものか是非賞味したいが、外から見えているだけでも50人くらい行列なのでさっさと諦める。
 
高速に乗りなおして大豊ICで降り、国道439で大歩危・西祖谷の道の駅をめぐる。
霧の森からなら国道319から祖谷方面へ向かいたくなるところだが、道が狭隘かもしれないので安全策。
 
国道439で大杉・さめうらの道の駅も回って、今日の宿泊地を考えながら西へ走る。
仁淀川町の星ヶ窪キャンプ場を念頭においているが、ナビではさめうらから1時間半もかかる。
道中で温泉、スーパーに寄って氷と木炭も入手しなくては。
どの町で、どういう順番で。旅の自由度が高まるほど、判断が増える。
道の駅633美の郷の近くに吾北むささび温泉という日帰りを見つけたのでここで小休止。
 
熱い湯につかって緊張がほぐれると、星ヶ窪キャンプ場へのこだわりは薄れてきた。
すでに16:30である。
オンロード車なので河原系はNGだが、もうどこでもいいから近辺で適当な場所に張りたい。
越智町の宮の前公園に設営した。
 
遅い入りだったが、広いのでいくらでも張るスペースは残っていた。
町が近いので2~3分でスーパーにも行ける便利な立地。
 

13日目 高知から海部へ

気持ちのいい朝で野鳥のさえずりと、クルマのドア開閉で目が覚めた。
眠くてたまらない。耳栓とアイマスクをして8:30まで二度寝する。
 
宮の前公園は管理されたキャンプ場ではないので、ゴミは灰も含めてすべて持ち帰り。
公園にあるような水道はあるが、炊事場という形ではないので洗い物も厳しい。
それでも予約不要で無料なのだから気軽に利用できるのはうれしい。
 
こどもの日だったので50張くらいあったと思う。
みんなマナーを守って、これからも気軽に利用できる場所であってほしい。
 
この日は南国と香美の道の駅を回って、あわよくば室戸のスタンプまで狙いたいところ。
国道33で佐川の高知レストランでモーニング。
 
朝ごはんとしてはすでにサンドイッチを食べているのでモーニングにしなくてもいいのだが、
コーヒーに無料でモーニングが付くとなればモーニングにせざるを得ない。
昨年に通りがかったときは駐車場が満車で行列になっていたので気になっていた。
 
伊野ICからは土佐道で南国までワープする。
南国の道の駅で推されていたメニューがブランド鶏と魚だしの塩ラーメン。
おいしそうなものばかりが視界に入るので本当に困っている。
 
 
室戸の道の駅を回って、海陽町の漁火の森キャンプ場まで来た。
この日はどこで終わらせるのか、ちょっと迷ったんだが、事前プランよりも1日前倒しで前進した。
漁火の森は町が近い高台にあり、芝がきれいで、眺望もすばらしい。
 
キャンプ場を管理している遊遊NASAという温泉宿泊施設でお風呂に入れる。
バイクで2分のスーパーで徳島養殖のスダチブリや牟岐で揚がったアオリイカなど、地物を購入できる。
この日の食中酒として選んだ讃岐くらうでぃは乳酸菌のような酸味。
さっぱりして魚との相性もいい。cloudyは濁り酒の意味だな。
 
連休最終日は自分のほかには犬連れデュオキャンが1組だけで静かだった。
ネットではなく、電話予約だけなのでここは穴場かもしれない。
 

14日目 徳島南部の道の駅回収

朝の空気が澄んで気持ちがいい。
 
昨日のスーパーでは、朝ごはんとして手頃なおにぎりやサンドイッチとしては目を惹くものがなかった。
仕方なくミニメスの自炊に半額の白菜漬けだけの朝食。たまにならこれもいい。
 
9:00過ぎに出発して、南阿波サンラインをのんびり流す。
スタンプ帳の残りの道の駅はあと7つ。
内陸を進んで、もみじ川温泉・鷺の里・わじき・勝浦・神山と、5つをめぐる。
ただし、木曜日なので、木曜定休のわじきが押せるのか押せないのか?
わじきを押せないと、せっかく計画より1日早く前進したアドバンテージをどう活かして良いのか?悩ましいところだ。
 
この徳島南部あたりは四国八十八のお遍路の順打ちで早いほうの番寺エリア。
なので、そのスジの装束グッズ売り場が道の駅に常設されていて一種独特の雰囲気がある。
歩き遍路も多い。
鄙びているのにやたらと道の駅が多い(そのくせ休みが多い)のは彼ら向けの需要に応えてなのかもしれない。
苦労して神山まできたが、やっぱり途中のわじきが木曜定休で営業していなかった。
スタンプは館内にあり、営業中にしか押せないので明日また戻らないといけない。
過疎地の道の駅はこれがあるからがっかりする。
 
この日は神山でブルーベリーアイス食べて終了。
美馬の四国三郎の郷まで行って2連泊しようかと企んでいたが次の日わじきの回収が残っている。
神山ならわじきまで1時間だが四国三郎の郷まで行ってしまうと2時間以上かかるので、それはさすがにつらい。
神山のコットンフィールドでテントを張った。
 
コットンフィールドはACN加盟の老舗キャンプ場。
近くの徒歩でも行ける神山温泉の割引チケットをあっせんしてくれた。
泉質もサウナも気持ちよかった。
 

 15日目 道の駅制覇

県道28でわじきまで戻ってスタンプを回収する。
ここの手打ちうどんの評判がなかなかなのだが営業は11:00から。
まだ10:30なので30分待つかどうしようか迷ったが先へ行くことにする。
順番待ちでさえ並ぶのを躊躇う性格なのだから開店待ちで30分待つのは考えられない。残念だが。
 
 阿南羽ノ浦まで出て11:00開店の中華そば木具屋本店を訪れる。
7〜8人でいっぱいになる小さなお店は地元に愛されているようで開店即満席。
 
 狭いので料理提供、返却など店舗オペレーションはお客さんの全面的な協力で成り立っている。
大盛り無料で店主が「大盛りでいくけんな?」と全員大盛りにしてくれる、そんなノリの店。
大盛りがデフォならすでにそれは大盛りではなく実質的な普通盛りかもしれない。
 
 国道55で鳴門行って道の駅のスタンプを押すと、いよいよあと一息。
 
ラストは第九の里でスタンプを押して四国91駅を完全コンプリートした。
旅が始まる前は、終わらなかったらどうしようと思っていた。
特に、雨の八幡浜で足止めを食ったときは心配した。
2回のツーリングで終えられて本当にほっとした。
これで、北海道エリア、東北エリア、関東エリアにつづき、四国エリアも完全制覇。
 
全国の9エリアを完全制覇すると、また何かの称号をもらえるらしいが、それにチャレンジする気力体力はもう残っていない。
やるとしたら九州エリアだが、関東住みにとってそれはもう修羅の道だ。
今は精一杯やり尽くした気持ちしかない。
 
セブンのアイスコーヒーで一服しつつ感慨にひたったあと、そのまま高速で吉野川を遡上し、四国三郎の郷にチェックインした。
 
 四国三郎の郷は四国を代表するThe ハイスペックのキャンプ場で、行ってみたかったところのひとつ。
 私営に比べて、県営で行政が主体になってるところは炊事場もランドリーも大浴場も、何もかもがケタ違いのスケールだ。
トイレにはウォシュレットはもちろんのこと、音姫までついていた。
 
 マルナカで買い出しして、戻って来た頃には空が茜色に染まり、こんな場所でキャンプできるのは幸せだと感じた。
 
これが旅で最期のキャンプ。余っている在庫の炭をケチらずに使おう。
 
 2割引のホタテを焼いて、醤油を垂らす。
普段のキャンプではこんなことあまりやらないんだ。
 
今夜のお酒は、きらいの赤(純吟)。
 
 小パックだが子持ちししゃもは太いのを買っている。
 

 

調味料のデッキはマヨネーズ、タルタルソース、中濃ソース、七味、しょうゆ、黒瀬スパイス、焼鳥のタレ、焼肉のタレと、だいたい何でも揃えてるので、何でも焼ける。
高規格キャンプ場に、安定のマルナカ、盤石の調味料で後悔のないキャンプになった。

 

 
 

16日目 帰還の準備

最期のキャンプは終わったので丁寧に片付けて10:00チェックアウト。
 
道の駅スタンプミッションは終わっているので、この日は徳島のホテルで休んで明日のフェリーで帰るだけ。
自由に行動できるノープランの1日になったので、うまくロングツーリングを収束できればいいが。
先日は臨時休業で山内うどんを食べそこねていたのでリベンジすることにした。
四国三郎の郷からなら国道32で山を超えられるのでまんのう町は近い。
 
 
 久しぶりの山内うどん。すっかり有名店になってしまってお客さんは多いがうどんなので回転も速い。
 
ひやあつ3玉。なんの変哲もないうどんなのになんでこんなにうまいのか。
打ち方に秘訣があるのかな。
 
うどん食ったらまた東讃まで行って道の駅むれのじゃこやでランチ二次会だ。
連休中に行ったときは50人くらい行列になっていたので諦めて山村ラーメンに行ったんだった。
ハマチのヅケ丼。どうやら今の時期はオリーブハマチじゃないらしい。
大・並・小の、小にしようと思っていたが、前に並んでいた女子旅が並を頼んでいたのでそれにつられて並で。
 
長いツーリングもこれで最後かと思うと名残惜しい。
藍住で資料館を見てから、昨年と同じ徳島のホテルに17:00チェックインした。
 
 
徳島市内にキャンプ場もあるのだが、乗船前の買い出しまで考えると朝がちょっと忙しくなるし、それを心配しながらキャンプするのは落ち着かないので。
ホテルでシャワー浴びて落ち着いたら、夜は定番の東大ラーメン。
生卵入れ放題のルールは相変わらず。
一度でいいから6個ぐらいぶっこんでみたいが、それはあさましい行為だ。
周りの目があるので自重する。
大ライス2杯目(おかわりは有料)に行ってる人もいて、いいなあとうらやむ。
生卵の溶け込んだ茶色いスープで、ライスは無限に行けそうな気がする。
 
その後、栄町通りで軽く飲んで部屋に戻る。
 

17日目 乗船

港まで10分そこそこだが、その前にスーパーで買い出しする時間を見込んで少し早めの9:00に出発。
 
イオンなど普通のスーパーは10:00開店だが、港の近くではキョーエイ沖洲市場店が9:00開店なのでここがちょうどいい。
昼、夜、朝の三食と徳島地酒300ml、ビール500ml×2を買って準備万端。
 
出港が11:20で、1時間くらい前から乗船が始まると思っているので余裕を持ってターミナルに到着した。
実際には30分くらい前の10:50に乗船が始まった。
 
一方で、5分前の11:15に駆け込み乗車してくるバイクもいる。
乗れなかったら詰むだろ。どうなってるんだろね。
他人事ながらこっちがハラハラしてしまう。
 

18日目 夢から醒めて五月病

3:00ぐらいから身支度でみんな廊下をバタバタと歩きだして、目が醒めるとそれが気になって個室とはいえ寝ていられなくなる。
5:30に有明で下船。
首都高スキップのゲートウェイ経由で湾岸市川ICから東関道でそーっと帰宅した。
 
走行距離は2,481km
ここまで長いツーリングはもう二度とできないかもしれない。
一度きりの人生だから、後悔したくない。
・・・とか言いながら、もう次のフェリーのことを考え始めている。
 
フェリーで九州へ飛び、阿蘇を越え、四国へ渡り、また海を渡る。
半年くらい前から温めていた、そんなプランをGWで実行に移した。
昨年は別々に行って、四国は船中2泊、九州は船中3泊で合計5泊だったのを、今年はいっぺんにつなげてしまえばぎゅっと船中3泊にまとまるじゃないかと。
このツーリングでやりたいミッションは2つ。
九州ではゴンドーシャロレーに滞在してゆっくりと黒川温泉の湯巡り。
そして、四国では道の駅スタンプラリーの全91駅のうち、あと残すところ38駅まできている。これを完走するのが悲願。
 

1日目 出発

東京有明でオーシャン東九フェリーのびざんに乗船する。
徳島経由で新門司まで33時間の長距離フェリーで、17泊18日のロングツーリングの幕開け。
 
長旅ということもあり、個室を取っておいた。
冷蔵庫付きなのでスーパー惣菜を冷やしておけるメリットは大きい。
 
2日目 
2泊の船旅の中日は、もちろん朝から浴場にいったり昼寝をしたりの自由時間。
徳島で3分の2ほどの乗客が降りると船内はガランとして少しさみしくなる。
徳島を出て、明石海峡大橋をくぐり、静かな瀬戸内海を航行。
 
3日目 新門司~別府
新門司港に6:30着岸。
早い時間のスタートを活かして南小国まで行くプランだったが、雨雲が重く拡がっている。
 
とりあえず、資さんうどんの葛原店で朝ごはん。
千葉でも食べれるので珍しさはないが、24H営業なので朝早いとき助かる。
 
北九州はまだ降り出してはいない。
しかし、南下すればすぐに雨に突入してしまう。
上陸初日が大雨っていうパターンが個人的にはよくある。
 
南小国のゴンドーシャロレーに3泊する予定だった。
しかし、この日は雨が深夜まで降り続きそう。
クルマじゃないのでビシャビシャの雨中のテント設営はつらい。
悔しいがゴンドーシャロレーは明日からの2泊に変更して、別府にホテルを予約して駆け込むことにした。
 
東九州道に乗って、別府ICでアウト。亀の井ホテルに到着。
屋根下駐車の2食付でコスパの良いプランを選り好んだら、こんな立派なホテルになってしまった。
 
ただし、まだ朝の9時を回ったばかり。チェックインできるわけがない。
 
ホテルから徒歩圏の別府の歴史的シンボルのひとつ、竹瓦温泉まで傘をさして行ってきた。
かなり熱い湯で、好きな温泉。
ここまで高速道路で80キロちょっとの走行だが、雨で緊張していた神経をリラックスできた。
 
洗い場はない。湯船があるだけ。
一応シャンプーとボディーソープも持参したが、どうも、そういう温泉じゃないらしく、使わずじまい。
入浴料300円と貴重品ロッカー100円(ノーリターン)
 
昼ご飯はジョイフルまで歩いてチキン南蛮定食。
昨年、都井岬南灯台の親父がジョイフルを薦めていたのを想い出した。
15:00まで時間を潰してようやくホテルにチェックイン。
大浴場に浸かって外が車軸を流すような大雨なのを見ると、やはりキャンプ強行は難しかったと思う。
 
 
 

4日目 やまなみハイウェイで阿蘇へ

風は冷たいが晴れてくれた。定番の長者原で記念写真。
 
ミルクロードをゆっくり流して大観峰へ。
 
昨年は8月に来たので8ヶ月ぶり。
今回は急がずゆっくり回れそう。
 
お昼は北山レストランでいつもの。
 
パノラマラインも一巡りして、ゴンドーシャロレーにチェックイン。
公園サイトのB。
 
黒川温泉の南城苑で汗を流してから、南小国のフレインで買い物して炭火焼きにする。
サンマと、亀萬(純米)が合う。
 

5日目 黒川温泉の湯巡り

連泊なので撤収の必要なし。
朝に温泉入って、ちょろっと走って、夕方も温泉に入ろう。
 
温泉手形で旅館こうの湯に入りに行く。
入口の道が激坂なのでバランスには注意。
 
ファームロードわいたを適当に北上して見つけた、北里柴三郎の記念館を見学する。
 
道の駅小国で、バイク乗りの三大義務のひとつ。ソフトクリーム。
 
お宿 野の花で温泉に入り、まだ日も高いが早々に帰還。
急いで走り回らなくても、この景色で腰を落ち着ければそれで十分。
 
今日の買い出しはマルミヤで、塩アジと赤魚の開きが安かった。
炭で魚を上手に焼くのは難しいが、面白いものだ。
 
温泉手形は各旅館で1,500円で購入して、6ヶ月以内に3回の日帰り入浴に使える。
つまり、有効に使えば1回あたり500円で旅館の温泉に入れるということだから、温泉好きにはたまらない。
1泊で3回入るのはちょっと忙しいから、連泊してこれをやってみたかったので良かった。記念にも残るし。
 

6日目 四国へ移動

 
黒川温泉をしっかり堪能した。
四国に移動するために国道442と中九州道で大分に向かう。
 
九州から四国へ渡るなら、臼杵〜八幡浜航路が定番だろう。
ただ今回は、佐田岬の亀ヶ池公園キャンプ場に張るつもりだったので、佐賀関〜三崎の国道九四フェリーを予約していた。
早めに港に着いたので予約を繰り上げて12:00の便に乗船。
ハンドル真っ直ぐ(ロックするな)とのこと。船によってやり方が多様だ。
 
ただ、雨が今夜から降り出して明後日の朝まで続く予報。
亀ヶ池公園キャンプ場の隣に温泉施設があるとはいえ、2日間籠城するのはつらい。
キャンプ場の予約をキャンセルして八幡浜のビジホを2連泊で押さえた。
結局こうなるんだったら臼杵~八幡浜のフェリーに乗っておけば楽だった。
 
次の日は雨で動けないのだから、この日、雨が降り出す前に道の駅スタンプラリーを少しでも進めておきたい。
内子町、小田、天空の郷さんさん、広田、と18:00までに4箇所を抜いてからホテルに向かう。
 
広田から内子町、大洲・・・と来た道を延々戻りながら、どうして八幡浜のホテルにしちゃったんだろう?という後悔はあった。
こんなに道の駅を攻めるなら宿泊先は伊予市や松山近辺でも良かった。
雨で足止めはまだいいが、来た道を戻るというのは旅が巻き戻る感じがしてモヤモヤする。
 
予報をみると、やはり明日は走れん。無理して走っても楽しくない。
 
夜はもつ鍋居酒屋の月天で。焼き鳥も魚もちゃんぽんも、全部美味しかった。
20年以上も経営しているとのこと。そんなお店は希有だと思う。
 

7日目 八幡浜でぶらぶら

予報通り朝から雨なので、ホテルから歩いていける範囲でぶらつく。
 
市役所前にある八幡浜黒湯温泉「みなと湯」は歩いて7~8分だった。
黒湯温泉というのはモール温泉を指すらしいが、お湯は無色透明だった。
掘り出した当初とは泉質が変わってしまったのかもしれない。
いずれにしてもいい湯加減だった。
ホテルで割引チケットを買って行ったので600円で入れた。
 
昼はちゃんぽんのイーグルで。
長崎ちゃんぽんは豚骨ベースなのに対し、八幡浜ちゃんぽんは醤油(または塩)らしい。
 
家族にお土産を送るために八幡浜の道の駅にいったところ、美味しそうな惣菜が並んでいたのでたくさん買い込んで帰ってきた。
この晩は外食ではなく、部屋のみにするとしよう。
スーパー惣菜と違って、道の駅惣菜の良いところは、その地元の仕出し屋さんなどが手作りしているということ。
 

8日目 多々羅キャンプ場

午後に向かう今治方面の天気はまだ荒れ模様だが、南予は晴れ上がっている。
宇和島まで南下してから国道197で道の駅ひじかわでスタンプを押す。
 
相変わらず風は冷たい。こんなに涼しいGWは珍しい。
 
道の駅なかやまの手作りパンで昼食にして、スマートICから高速に乗って今治へ向かう。
 
横風が強いので事故らないかとヒヤヒヤしながら、しまなみ街道沿いの道の駅を4つ回ってこの日は終了。
一方、明石海峡大橋と瀬戸大橋はこの日強風で通行止めになった。
本当はしまなみも通行止めレベルだったかも。身の危険を感じた。
 
道の駅に隣接している多々羅キャンプ場にチェックインした。
サイトはフリーで何カ所かあるが、その中でメインとなる国際交流広場はほぼ横付け可能。
 
温泉もファミマも至近なので便利なキャンプ場だった。
 
クルマや、自転車、徒歩の人など、いろんな人が利用する。
 

9日目 小豆島へ

テントを超速撤収して、8:00前に出発できた。
しまなみ街道をそのまま尾道まで渡り、新岡山港からフェリーで小豆島土庄まで渡る。
 
バイクは事前予約不可だったので、果たしてこのGW後半初日の繁忙期に乗れるかどうか、心配したが杞憂だった。
新岡山9:30発の臨時便に滑り込めた。
関係ブログも読み漁ったが、バイクが乗れなかったという体験談はGWでもあまり見当たらないようだ。
 
船は、国際両備フェリーのおりんぴあ・どりーむ。
臨時便のためか、船内売店が営業していないので残念ながら御船印をゲットできず。
 
この航路では、タイヤ止めを噛ますだけでロープによる固縛はしない。
そんなので大丈夫かと心配したが、大丈夫だった。
 
土庄港に着くと、小豆島大観音から時計回りに島を半周しながらスタンプを押していく。
GWらしい暑さになってきた。
 
昨日大三島で泊って、今日はまだ11時前にも関わらずすでに小豆島にいる。
これほど、順調にいくとは思わなかった。
 
お昼はうどん。
小豆島に来るのは2回目なのに自分のリサーチ不足が原因だが、ランチで何を食うべきかについては、答えがよく分からない。
小洒落たカフェダイニングは嫌だし、そうめんが名物でもイートイン業態のそうめん屋もないだろう。
そこで行き当たりばったりで入った、地元向けのお店。全席完全喫煙可。
肉うどんは、地元のうどん屋らしい安心感のある味。
わざわざ目的地にするような所ではないが、たまたま通りがかってうどんが食いたければ全然アリだよという感じ。
 
県道29ブルーライン~県道27スカイラインで、景勝の寒霞渓も立ち寄る。
走り応えのあるワインディングだが、昨日の強風で落ち葉や枝が道路に散乱しているため、運転は慎重に。
 
山を下りて、島内3つめのスタンプを押し、小豆島ふるさと村キャンプ場にチェックイン。
棚田をリノベしたようなキャンプ場で、バイクサイトはその最上段に近い棚にある。
場内で高い位置にいるだけに海も見えて景色は壮観である。
 
クチコミで、このバイクサイトに登る坂が未舗装なので怖いと書いている人がいた。
斜度は激坂という程ではないものの、砂利が大粒でガレているので、上りも下りも怖いという気持ちはたしかに同意する。
 
少しでも自信のない人は、バイクサイトではなく、普通の区画サイトにした方が良いと思った。
自分も次からはそうする。

ここまでは天気に振り回されながらも、道の駅スタンプラリーを遅延させずにバックアップできた。
雨が降ったらすぐホテルは日和りすぎじゃないのかと自覚もしている。
しかし、疲れてまで無理をしたくないし、する必要もない。安全が第一。
それがロングツーリングの秘訣かもしれない。
春は、本格的なロングツーリングに行く前の装備点検として、近場で練習キャンプをするようにしている。
秋冬は専らクルマキャンプ用の荷造りなので、バイクキャンプモードに再起動。
半年ぶりなので色々メンテすることが多い。
文化焚き付けの残量が少ないとか、インスタンントコーヒー補充しなきゃとか、
そういう消耗品の関係から、懸案の道具問題まで。
 
まずは、ヘルメットの問題を対処。
昨年内装一式を交換してからチークパッドがキツくて敵わない( ´)Д(` )
標準の35ミリから31ミリに交換。
左右あわせてわずか8ミリの差が体感にすると大きい。

GT Air用の31ミリがすでに絶版のようで、8千円くらいかかってしまった。
確か、内装セット一式が14,300円くらいだったかな。
結局、チークパッドまで合わせると内装に22,000円も使ってしまっている。
4年くらい持たせてから、次はGT Air3に買い換えたい。
 
チークパッドを交換する際に、B+COM Musicのスピーカー配線の皮膜が破れていることにも気が付いた。
いつ断線してもおかしくなさそうなので、ロングツーリングが始まる前にこれも替えておこう。

 
4箇所も破れていた。
ヘルメットを長く使っている人は一度チェックしたほうがいいと思う。

 
B+COM Musicは2019年に生産終了しているので、もう潮時かと思って本体ごと買い換えを検討した。
自分のインカムの使い方として通話機能は必要なかったのだが、サインハウスの低価格帯はB+COM Play ZEROに移行しつつあるよう。
そういったタイミングなので通話機能付のB+COM Playがセール価格でZEROに迫るくらいお得だった。
まれに走行中に電話かかってくることも実際あったのでB+COM Playに決めた。
旧Musicと比較すると今のB+COMはスピーカーのサイズが小さいのに驚いた。
スピーカーが小さい分、耳への物理干渉も少ない。もっと早く替えておくべきだった。

 
新しいB+COM Playの機能を確認しつつ下総まで走って、成田ゆめ牧場キャンプ場に到着。
狙っていたDサイトはこの日貸切のため、Eサイトに幕営する。
 
ゆめ牧場の中でもEサイトは低い地形にあるのでトイレや水場を利用するのに長い階段を上ってDサイトまで行かなきゃならないのと、水捌けが悪い場所があるのが難点。
しかし、広場のF・Gサイトが混雑していても、Eサイトはマイナーで、比較的空いている穴場エリア。
ソロで静かに過ごしたい人には向いている場所だと思う。

 
桜の見頃にはまだ少し早いが、コロナ禍のキャンプブームの頃に比べれば、こうして桜を見ながら落ち着いてキャンプできるのは素晴らしい環境だ。

 
テントを張って一息ついたら米を浸水。そしてB6に炭を熾す合間に、伯楽星(純吟)で乾杯。
肴はナリタヤで仕入れてきた4点盛り。

 
炭が熾きたらいつもの塩ホルモンを焼いてビールに移行。
ナリタヤで買ってきた手羽中もある。手羽中って、小さくて身離れがいいのでキャンプでも食べやすい。
しかも、佐原地域のブランドである「錦爽どり」もこの地域ならではだと思って手に取った。

 
手羽中を炭で炙って、焼き鳥のタレを垂らせばご飯にも合う。
普段のスーパー惣菜祭りとは違って、真面目にキャンプらしいことをしてみる。
純吟1合とビール2缶でかなり酔ってしまったので、シャワーに行かずにそのまま就寝。

 
 
翌朝は5:30に目が醒めてサンドイッチを囓り、そして至福の二度寝で10:00まで寝ていた。
成田ゆめ牧場は17:00までにチェックアウトすればいいので何も焦らなくていい。
明け方は7.4℃と冷え込むが、10:00にもなれば24℃に急上昇。
とても長袖は着ていられない気温になる。

 
上に一段あがったAサイトは3分咲きから5分咲きといった様子。
 
我がEサイトは3分咲きと言った状況。
 
シャワーで汗を流してさっぱりしたところで、撤収しようかどうしようかと悩んだ結果、
やっぱり昼食まで食っていくことにした。
 
パントリーに眠らせていた仙台カレーおでんの缶詰と、昨日ファミマで買ったタケノコとこんにゃくの煮物。
そしてミニメスで銀シャリ。1泊で2回炊飯することも最近では久しぶりだ。
カレーおでんの出汁がおいしいのでご飯も進む。
 
のらりくらりしながら14:30には撤収完了。
ゆっくりできた。やっぱりキャンプは落ち着くし、楽しい。
ロングツーリングに行く前に、できればもう一丁、近場で色々試してみたい。
 

早いもので、CBF600Sに乗り始めてもう5年。
走行距離は20,700kmになった。

 

金曜日、ユーザー車検を無事に通してきた。

 

ユーザー車検は金曜日の2ラウンドで予約。

予備検で光軸を見てもらったが、結果は一切調整なしでOK。

 

車検場では2ラウンドの一番手となり、10:30に検査開始。

10:45には新しい車検証の交付を受け、そのまま帰路についた。

 

 
自分もユーザー車検はかれこれ10回以上のおっさんなので、もはや「慣れてないです」とは言えなくなってきた。
そろそろひとり立ちしなければいけない頃合いだろう。
とはいえ、いつも「あれ、どうだったっけ?」と迷い悩むのが毎度のこと。
そんな自分自身のための備忘録として、ユーザー車検を受ける際のコツを書き遺しておこうと思う。
 
予約は開始直後を狙う
  • 自動車検査インターネット予約システムは、検査日の14営業日前の24:00から予約枠が開放される。
  • 確実に希望の日取りを押さえたいなら、PCの前でスタンバイして予約する。

 

検査ラインの流れは事前に動画で確認

  • 継続検査の当日の流れを自動車技術総合機構(NALTEC)がYouTubeで解説している。
  • フットスイッチを踏む、離す、ブレーキを握る、離すなど、当日テンパらないように事前に何度か見て頭に入れておくと安心。
 

 

スピードメーター検知は前輪か後輪か

  • スピードメータの検知が後輪か、前輪かによって、検査項目の順番が変わる。
  • これが曖昧なまま検査ラインに入るとあたふたテンパる。
  • 確認の仕方は簡単で、センスタを立てて、周囲に人や障害物がないことを確認した上で、エンジンを掛けて後輪をゆっくり空転させる。このときにメーターの針が動けば後輪検知、そうでないなら前輪検知と見ていい。CBF600Sは後輪検知だった。
 

ヘッドライト検査は、ハイビーム

  • これも毎回「どっち?」となりがちだが、二輪のヘッドライト検査は原則ハイビーム
  • なお、四輪は近年ロービーム検査へと移行しつつある。
  • だから二輪も四輪もユーザー車検で通す人は意外と混乱しやすい。
 

継続検査(車検)の申請書作成

  • 事前に作成しておけば、当日に余裕ができる。
  • 公式には印刷はレーザープリンタでとされていてインクジェット印刷は不可とされるが、要は機械で読める印刷品質であればいいみたい。
  • ダメで元々の気持ちで印刷して持っていく。はじかれたら素直に手書きで転記するだけ。

 

納税証明書
  • 令和7年4月から、二輪も納税証明書の提示が原則不要に。
費用

四輪に比べると、二輪の自動車重量税や自賠責は驚くほど安い。

  • 自動車重量税 3,800円
  • 検査登録印紙(国) 500円
  • 自動車審査証紙(機構)1,300円
  • 自賠責保険(24ヶ月)8,760円

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   合計       14,360円

 

この金額なので、ユーザー車検をやめられなくなる。

 

今回は前夜に雪が降りはじめたので、はたして行けるだろうかと、気を揉んだ。

結局すぐに雪はやんだので当日の路面はドライだったが、有効期限が2月なので天候は毎度心配になる。

この次はいっそのこと、期限切れさせて少し暖かくなってから仮ナンバーで受けようかな。

 

1月の三連休で、今年初キャンプ行ってきた。
場所は、那須高原オートキャンプ場クアトロペロス。
 
このキャンプ場は全区画がドッグフリーで、AC、水道、冷蔵庫、トイレ、シャワーまで揃っている。
区画の外に出る必要がほとんどない。ある意味、最終形の高規格キャンプ場。

 
小さな惣菜をいくつか買ってきて、あとは炊飯。
近頃の次郎ちゃんは、お母さん派になってきたので、そっちを定位置にしてもらうよ。
 
舞茸と紅鮭の炊き込みご飯に、バターを一片落とす。
混ぜると、湯気と一緒に香しい匂いが立ち上った。
 
おでんを温め、日本酒を注ぐ。
こういう夜は、酒が静かにうまい。
 
次郎ちゃんは相変わらず元気いっぱい。
 
関東一円が快晴らしく、冬の夜空が澄んでいた。
 
キャンプ初日は、寝付くまでが少し大変。
しかし電気を消し、完全に暗くすると、次郎ちゃんもおとなしく寝てくれる。
 
場内の木々がライトアップされ、それでいて飾りすぎてはいない。良いムードだ。
 
2日目の朝
 
最低気温はマイナス1.2度だったらしい。
 
テント内をじっとしていられない次郎ちゃんは、場内をうろうろしている。
 
午前中に買い出しを済ませ、午後はのんびりティータイムと行きたかったのだが・・・
 
14時頃から急に風が強くなってきた。
ウェザーニューズでは8m/s。
 
久しぶりに全てのロープをペグダウンし、前室も締め切った。
せっかくの景色だが、仕方がない。
しばらく横になり、浅い昼寝をする。
 
その間に、強風で折れた大きな枝が、高いところから車の屋根に落ちた。
音にびっくりして這い出てみると、屋根に凹みが4~5箇所。
 
運が悪い、としか言いようがない。
しばらく落ち込んだが、どうにもならない。
酒を飲んで気分を立て直すことにした。
 
そんな事情など関係なく、次郎ちゃんは相変わらずマイペース。
 
21時には、地面にうっすらと雪が積もり始めた。
撤収時には5~6センチ程度だろう。その時は、そのくらいに軽く考えていた。
 
二夜目の次郎ちゃんは、寝付きが早かった。
 
3日目
目が覚めると、テントの天井が妙に低い。
雪の重みで、倒壊寸前だった。
下から叩いて屋根の雪をおろし、這い出てみるとこの状況。
 
平均15センチ、深いところでは20センチ近い積雪。
一晩でここまで積もるとは、予想していなかった。
 
明け方のテント内は最低0.8度。
ストーブに火を入れる。
 
「匠のあん食パン」をストーブで軽く炙る。
表面がカリッとするだけで、おいしさは倍増する。
外は完全な雪景色だが、テントの中は妙に快適。
悪いコンディションの中でもほっとできる安心感がキャンプに嵌まるひとつの要素だと思う。
 
テントを畳むのに、ペグが雪に埋もれて見えない。
管理棟でスコップを借りて、撤収作業は、まず雪かきから始まった。
ここで、雪国育ちの内儀が本領を発揮してくれて、実に頼もしい。
 
昼頃になって、ようやく雪が止んだ。
チェックアウト時刻より1時間レイトで撤収完了。
予想外の積雪では仕方がない。
 
一般道は積雪が多いので、安全をとって那須ICから高速に乗る。
矢板ICまでは冬タイヤ規制。
上河内SAと蓮田SAででお散歩休憩を挟み、岩槻ICからR16で帰宅した。
アクシデントはいくつかあった。
だが、時間が経って、良い思い出になれば○
キャンプというのは、そうあってほしい。
キャンプ納めに行ってきた。
場所は茨城県大子町、大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラ。

 
今回はクルマでソロ、2泊。
寝坊して出発が遅れ、到着は15時を過ぎていた。

 
これが今回のクルマソロの布陣。
ソロとはいえ、ギアコンテナは4つ。1つはクルマの中だ。
減らそうと思えば減らせるが、1月にもファミキャンを控えているのでコンテナの中身は基本的に積み替えない。

 
今年は初めて行くキャンプ場が多かった。
クーラーボックスに貼ったステッカーも、それなりに増えている。
しげしげ眺めていると、このシマノのフィクセルも、ようやく「仕上がってきたな」という気分になる。

 
設営を終えるころには、まだ17時前だというのに、もう陽は落ちていた。
とりあえず焚き火台に火を入れる。
これがやりたかった。

 
薪は、道の駅常陸大宮で買っておいた「やまびこの薪」。
スギ450円、広葉樹550円。
生産者は障害者福祉施設らしい。薪は安くても、量はしっかり詰まっており、品質もいい。
 
ビールを1缶空けてから、管理棟の温泉で体を温める。
戻って、また焚き火。
そのまま夕食の準備に入る。
しっかり浸水させておいた米を、ミニメスで炊く。

 
米を蒸らしている間に、すき焼きを始める。
キャンプ初日は、だいたいすき焼きになる。
熱した鉄鍋に牛脂を溶かし、まずはネギを焼く。

 
ネギはいったん取り出し、次に肉。
割下を少し垂らし、卵につけて、冷えたビールで流し込む。

 

 

 

 

あとは白菜やしらたきを放り込み、割下を足して煮る。
完成写真はない。
すき焼き→ご飯→ビール→焚き火で忙しい。
 
食事が終わったら77.5MHz「FMだいご」にチューンを合わせる。
お酒は、福井の黒龍いっちょらい(純吟)。

 
焚き火を見ながら、まったり飲む。
次郎ちゃんがいるファミキャンでは、こうはいかない。
ソロならでは。

 
大子は星がよく見える。冬の星座がきれいだ。

 
火を落とし、幕を閉めてテントにこもる。
足を伸ばせるマエヒロドームデュオは、やはり楽だ。
外は氷点下でも、トヨトミレインボー全開で室内は19度ほど。
十分ぬくぬくにできる。

 
翌朝はマイナス5.4度。
霜がバリバリだ。
電気毛布にモンベル#1、シュラフカバーまで重ねて、よく眠れた。
 
7時半から管理棟で焼きたてパンが売られる。
これを朝食にするつもりで、歩いて行く。
 
テントに戻り、サンドイッチと焼きチーズカレーパン。
手軽な朝食……のはずだったが、実は買うまでに30分かかった。
利用者が商品を手に取るのは早いが、キャッシャーが1人しかいないのでめちゃくちゃ遅い。
 
コーヒー飲みながらごろごろして、10時オープンに合わせて町営の森林の温泉(もりのいでゆ)に行く。
グリンヴィラの領収書を見せると、少しだけ割引になる。
 
お昼には、また道の駅常陸大宮に行って、薪の補充。
戻る途中、ラーメン「赤い紙風船」で昼食。
 
少なくとも20年以上前からある店だが、入るのは初めてだった。
ローカルチェーンだと思っていたら、個人経営らしい。
 
Gセット(ごま味噌ずいラーメン+半チャーハン+餃子3個)で1,000円。
最初は少し薄いと感じたが、慣れると悪くない。
どこか懐かしい味だ。
餃子はかなりうまかったが、餃子の写真はない。後から焼きたてを出してもらえる。
 
結局、常陸大宮でやまびこ薪は欠品。
日曜は入荷しないのかもしれない。
代わりに「広木栄」?さんのヒノキ薪を1箱700円で購入。
やまびこより少し高いが、箱はやや大きい。
 
15時過ぎから、また焚き火。
 
真冬のキャンプでは、靴下に貼るカイロが手放せない。
これは本当に効く。
つけたままシュラフに入ると、むしろ暑いくらいだ。
 
2025年が、もうすぐ終わる。
これが今年最後のキャンプ。
 
数えてみると、これで35泊目。
1年12か月のうち、1か月分は外で寝た計算になる。
今年はロングも3回行った。
 
思い出に浸りながら、モツ煮をつまみに日本酒。
酒は○嘉大山の「生詰YOSHI」。
 
いい気分になってくると、料理が面倒になる。
だが、すき焼き用の牛肉が盛大に余っている。
処理しないわけにもいかない。
スキレットに牛脂を溶かし、玉ねぎを炒める。
 
牛肉を加え、カゴメの煮込みハンバーグ用デミソースとシメジを投入。
フタをして弱火で数分。
トイレに行くなら、この間だ。
 
戻ってフタを開けると、それっぽいものが完成している。
食品メーカーのソースなので、味は間違いない。
ご飯も進む。
 
久しぶりにキャンプらしい料理をしたせいか、妙に満足して眠りについた。
 
3日目の朝は8時起床。
管理棟のパンは諦め、前日に買っておいたランチパック。
バウルーで焼いて、いつもの朝。
 
撤収は手早くやったつもりだが、結局11時ぎりぎり。
テントはきれいに畳む余裕もなく、くしゃっとしてクルマへ。
チェックアウト。
 
帰りにタイラヤで弁当を買い、常陸大宮のベンチで食べる。
雲は多いが、空が広い。
それだけで、悪くない締めくくりだ。
 
先週、Camp&Cabins那須高原で2泊キャンプしてきた。
大人2人と、犬1頭。
ブルドッグの次郎ちゃん。これで5回目のキャンプになる。

サイトは木陰ドッグサイト。
次郎ちゃんはあまり甘えん坊ではないので、外に出るとしばらくテントには戻ってこない。

 
リードフリーにできるドッグサイトを、それなりに満喫していた。

 

 

気温は低め。
テント前室で、最高15℃、最低1℃といったところ。
日中は概ね晴れていたが、2日目の夜から3日目の午前にかけて、雪と雨。

今回からストーブファンを導入した。
これは革命的な道具で、体感的な暖まり方がまるで違う。

 

チェックイン前に、ペニー・レインでパンを買っておいた。
朝食にちょうどいい。
ストーブでバゲットを炙り、つぶ貝のアヒージョを乗せると、ワインのつまみとしても悪くない。

今さらだが、近くのスーパー、ダイユーが良かった。
店内は明るく、品揃えもいい。
地元名物の「五目いなり」が美味しく、帰りに2パック土産として買って帰った。

 

我々の木陰ドッグサイトの両隣は「語らいキャビン」。
賑やかなファミリーに囲まれ、日が暮れてからも子供がトランポリンでキャッキャと飛び跳ね回る。

キッズのためのキャンプ場という大前提は理解してるつもりだったが、ムードも何もなく、正直なところ閉口する。
それでも22時のクワイエットタイムには、きちんと静かになる。
このあたりは、さすがの良マナーだ。

 

日曜日の撤収前に、奧さんはアロマクラフトの体験イベントに参加してきた。

オーガニックの材料で結構品質の良いアロマリップを作れて満足したよう。

アロマクラフトは好きな人は好きで、リピーターも少なくない。

レアなイベントなので、次に来るときはイベントカレンダーをチェックして狙って行くのがよさそうだ。

晴れの日が続いていて、バイクに乗らないまま過ごすのが少し落ち着かない。 

秋からはもっぱら車でキャンプに出掛けつつも、すれ違うバイクを羨望の眼差しで見ていた。 

8月の九州ツーリング以来、CBF600Sのエンジンをかけていない。

久しぶりにキーを差したが、セルが回らない。バッテリーを上げてしまった。

バッテリーは納車から5年、走行距離としては20,342キロ。十分もった方かもしれない。

密林で台湾ユアサが安かったので、TTZ-10Sを購入して交換した。 

ついでにアドレスV50のバッテリーも。

こちらはすでに1年ほど前からセルが回っておらず、キック始動が平常になっていた。

前回交換から4年、3,464キロ。これくらい持てば及第だろう。

始動性の良いAZバッテリーに交換した。 

二台のバッテリー交換を終えると、ようやく「乗れる」状態になった。 

久しぶりのツーリングは日曜日で、10時にようやく出発した。

遅いが、急ぐ用事もない。 

最近は国道356、利根水郷ラインばかり走っていたが、今日はふと思い立って市原方面へ向かった。 

ちはら台から瓦窯通りを抜け、うぐいすラインに入る。

12月とは思えないほど暖かい。 


うぐいすラインは、派手な景色で魅了する道ではない。 

市原の郊外エリアを走る13キロ。緩い起伏を一本の道が繋ぐ。

信号が少なく、車も多くない。速度を出す場面もなく、ただ流れに身を置いてリラックスして走れる。

ジュースの自販機と避妊具の自販機がそれぞれ3台ずつ。なつかしい昭和の匂いがするパーキングもある。

 

高滝湖まで行き、本郷の大イチョウを見に寄った。

3週間前までは見頃だったらしいのだが、もはや葉は一枚も残っていなかった。

季節はいつも静かに過ぎる。

 

 

湖畔の季コーヒーで一服し、レイクラインから県道168で田尾、そこから県道171で鶴舞、県道284で江子田へ。 

中華料理「COCO ET NICO」で遅めの昼食をとる。

 

多肉植物の農園栽培と古民家町中華という、妙な取り合わせで成り立っている店。

一番人気らしい肉ニラそばは、普通に美味しくてスープまで完飲した。 

 

特にこれといった出来事はないが、うぐいすラインでバイクを慣らしつつ、

周辺のランチを開拓していくというのも悪くない暇つぶしだと思う。

晩秋の山中湖へ、家族で2泊キャンプに行ってきた。

キャンプアンドキャビンズ山中湖は、家族連れに大人気で「日本一予約が取れない」とも言われるほど。
特にドッグサイトは3区画しかないのだが、運良く3日前にキャンセルが出て予約できた。

 

ドッグサイトは広々120㎡。大型テントでも2張りはいけそうな余裕があり、
サイト内にはちょっとした植栽もあって落ち着いた雰囲気だった。

 

 

初日のご飯はすき焼き。

 

食材は家で下ごしらえしておいた。
〆用の 吉田のうどん だけは、山中湖のオギノで調達。

すき焼きは、牛脂を塗った鉄鍋で最初に肉を数枚焼くと、
香ばしさと脂の旨味が割下に落ちて、格段に美味しくなる。

やはり、すき焼きと鋳鉄の相性は抜群。赤ワインにもよく合う。
ただ、8インチのニトスキでは2人分には少し窮屈で、10インチが欲しくなる。

 

11月下旬ともなると、夜はかなり寒い。

2ルームテントでも、フリースくらいは羽織らないと厳しい。

 

灯油ストーブは8年使っている トヨトミ・レインボー(RB-25F)。

 

芯を交換しておいたので火力が新品のように復活した。
持ち運びならアルパカやパセコが有利だが、
2ルーム全体を温めるならレインボーの出力が頼もしい。

点火ヒーターも交換済みなので、チャッカマンなしで点火できた。

明け方は0℃近くまで下がる。
インナーには3畳用ホットカーペット+トルテュ専用インナーマット。
さらにヘリノックスコット+電気毛布、その上にモンベル#3+シュラフカバー。

この組み合わせでしっかり暖かく眠れた。

次郎ちゃんの寝床はドッグコット。
コットで寝たり、コットから降りて寝たり、ママのシュラフに潜ったりを3〜4回ローテーションするので、奥さんは少し寝不足気味。
深夜3〜4時に一度排せつで外に出るが、それ以外は概ね10時間ぐっすり快眠。

 

忙しい朝にはうれしいモーニングサービスもあって、

キャンプ場名物のフレンチトースト(+コーヒーorコンソメスープ)が100円!
ただし提供は 7:00〜7:45。
朝寝坊な我が家にはなかなかハードルが高い。

結局、いつものマイペースで、
バウルーホットサンドと豆から挽いたコーヒーでゆっくり朝を迎えた。

 

午前中にスーパーと精肉店で買い出し。
ランチは政府放出備蓄米をクッカーで炊き、焼豚とメンチカツで簡単に。

夕方は広場で C&C名物・アメリカンビンゴゲーム に参加。


リーチまでは行ってもビンゴは難しい。

夜は、すき焼き用に準備していた野菜の余りで鍋。
料理研究家リュウジ×ダイショーの 至高のチゲ鍋スープ を使用。

 

 

3日目の朝はチゲ鍋の残りでおじや。
前日の残りご飯を入れ、すき焼きで余った卵で閉じて、
仕上げにスライスチーズを落とすと体が温まる。

チェックアウトが13時なので、ランチもサイトで済ませた。
食パンにマカロニサラダ、スライスチーズ、そして残りのチャーシューを挟んでホットサンド。
100円モーニングも魅力的だが、やっぱり自分で焼くホットサンドは満足度が高い。

 

千葉から中央道経由で、行きに5時間・帰りは6時間。

宮城のエコキャンプみちのくと所要時間は変わらない。

キャンプアンドキャビンズ山中湖は、設備も清掃も完璧で不足なし。
キッズキャンプを掲げるだけあって、家族連れには最高の環境だと思う。

ただ、千葉からとなるとコスパ・タイパを考えれば、茨城・栃木・福島あたりがバランスが良いかな。

秋の白州で、次郎ちゃんとのキャンプ3回目。
名水と星空、ストーブのぬくもりに癒される三連休。

昨年に続いて、白州星かげの森CampTownは2回目の利用。
特に賑やかなイベントなどはない静かなキャンプ場だけど、とても気に入っている。
特に、オーナーさんのホスピタリティが本当に素晴らしい。
 
チェックインは13時からだけど、14時に着いた時点でもう大半のサイトが埋まっていた。
設営を終えたら、買い出しへ。品揃え豊富なスーパー・セルバまでは、車で7、8分。
米は自分で炊いて、おかずはスーパー惣菜で手軽に。

 
七賢の蔵元もキャンプ場から車で10分の距離。買い出しついでに立ち寄って、純米酒を購入。
10月にできたばかりの限定生酒は、フレッシュで爽やかな味わい。

 
翌朝も秋晴れでいい天気。
未明の気温は6℃ほど、昼間は20℃越え。
モンベルのシュラフ#3にカバーを合わせ、ホットカーペットと電気毛布でぬくぬく就寝。

 
昼間は信玄餅を食べたり、

 
柿をつまみながらお茶タイム。

 
今月からストーブも投入。

 
炊事場の照明が明るいので、星の撮影はちょっと難しかった。
それでも、頭上には満天の星が広がっていた。
夜の白州の空気は澄んでいて気持ちいい。

 
ストーブ前の次郎ちゃんは基本的にいい子。
食欲も旺盛で、キャンプをすっかり楽しんでいる様子。
飴と鞭でしっかり教育して、ようやくドッグコットを定位置にしてくれた。

 
明け方の次郎ちゃん。
いろんな表情が見られるから、犬連れキャンプはやっぱり幸せだ。

 
最終日は小雨がぱらついたものの、撤収は順調。
車の中でも吠えずに静かに待っててくれるので助かる。

 
帰りは双葉SAのドッグランで運動してストレス発散。
中央道上りの渋滞にはゲンナリ。
でも、白州の名水と静かな森を思い出すと、また行きたくなる。