疾きこと 蜂輪九佰

疾きこと 蜂輪九佰

ツーリングの感動を中心に、バイク、キャンプ、愛犬のことも織り交ぜて、日常をゆるく綴る随想録です。愛車はCBF600S。
神速如流星 咆哮如雷神 征道如麒麟 堅牢如泰山 ーーそれがCBF600Sです。

これもちょっと前のことになるが、四国に行く直前のマシンチェックで、CBF600Sのロービームがまさかの点灯しないトラブル発生──
焦りつつも、DIYでなんとか解決できたので、その過程を記録しておきます。

 

電球の交換くらいならショップに持ち込むまでもない。簡単だろう。

だけど、今までに乗っていたCB400SuperBold'or やCB900Hornetの一灯式と違って、この手のカウル二灯式の交換は自分にとって初めての作業。結果的には結構、苦労した。

 

ハイビームは点くけど、ロービームが点かないので球切れなのは間違いなさそう。

どんな種類の電球を買えばいいのか?で、まず悩んだ。

CBF600Sは情報が少なすぎるんだ。

巷でLEDが流行っているけど、現状どんなのが装着されているかを知らなければ、安易にポン付けできないし、どうやら車検も通らないみたいなので、この際LEDのことは考えないことにした。

 

現状チェックするにはカウルを外さなければならない。

カウルを外すのは面倒くさい。カウルを戻すのはもっと面倒くさい。

できれば1回で済ませたいので、マニュアルから調べてみる。

 

オーナーズマニュアルでは、12Vの55Wとしか書かれていなくて、ざっくりすぎて分からない。

 

一方、サービスマニュアルではクォーツ・ハロゲン・タイプだと書かれている。

・・・そして、ハロゲン球のガラスを素手で触っちゃだめよ、と。はいはい。

 

クォーツ・ハロゲンとは何ぞ?というのは図解があった。

昔から電気のことはさっぱり分からんが、こういうフィラメント構造を見つけ出さなければ。

 

それで、買ったのがこれ。

スタンレー電気(STANLEY) ヘッドライト用 ハロゲン電球 H7 12V 55W 1個 14-0017。これで1,280円。

なんか、サービスマニュアルの絵と違うような気が?絵だと差し歯が3本にも見えるんだが。

めちゃくちゃ悩んだが時間もないし・・・ええい、ままよ!とポチった。

オーナーズマニュアルのこの右の絵だと、差し歯が2本だから、やっぱり2本なのかなあと。

電気の知識が皆無だから絵だけを頼りに判断してる。

 

ハロゲンランプにもH4とかH7とか、たくさん種類があって混乱してるんだけど、H7でいいと思うんだよな。

根拠?はい、絵です。

強いて言えば、一灯式のバイクは、球がひとつでハイ&ローの二役を果たす切り替えタイプの球。

CB400SuperBold'or やCB900Hornetがそうだった。

一方で、二灯式の場合は右と左でハイとローの役割が分かれているから、きっと球の種類が違うんだ。

H7はハイ&ローの切り替え機能がないから、この場合、H7であってると思う(あくまでも自分の理解)

 

さてー、新しいバルブが届いて、夜中に作業を開始する。出発まで1週間もなくて、平日の夜にやるしかなかった。

まずは、フェアカウルを取っ払う。

 

普段、目にすることのない部分を、絵と照らし合わせながらよく見ていく。

 

ダストカバーが見えてくる。

この絵のとおりだ。

 

手で引っ張ってダストカバーを開ける。

 

オーナーズマニュアルによると、ソケットは回転させずに引き抜くこと。

しかしソケットが、硬くてバルブの歯から抜けない。先に針金のリテーナーを外して起こして、バルブごと抜く。

 

順番前後したが、先にバルブが刺さったままソケットを抜いて、ラジオペンチを隙間に咬ませてバルブを抜いた。

やっぱり3本歯じゃなくて2本歯だった。よかった。

 

そして、新しいハロゲン電球に交換する。

それにしても勉強になった。H7でいいんだ。

あとは逆手順で戻していく。

 

ついでに、普段は手が届かない箇所をきれいに磨いて。

 

カウルは外す時より、戻す時のほうが大変で苦労した。だから嫌なんだ。

そして完成。ロービームが点いた。

 

CBF600Sは2023年の鹿事変でヘッドライトをASSEY交換したから、まだまだバルブはもつのかと思ってた。

だけど、いつ切れるか分からないもの。

日頃、乗る前に必ず要チェック。

そして、突然の球切れにも対応できるように、替えの球を家に常備しておいたほうがよさそうだ。

 

今回のまとめ
・CBF600Sのヘッドライトバルブは H7型(12V/55W)ハロゲンバルブ
・カウル脱着に慣れてないと少し苦戦する
・左右でバルブの役割が違うので、H4ではなくH7が正解(たぶん)

・ハロゲンバルブのガラス面は素手で触らない
・交換時にしか見られない部分をついでに掃除するのがおすすめ!

少し前のことだが、千葉・八千代村上に「オートバイ神社」が誕生すると聞きつけて、御朱印目当てに開所式へ行ってきた。

会場になったのは、鎌倉時代から連綿と続く「七百餘所神社」。

まさかそんな歴史のあるガチモンの神社が、オートバイ神社みたいなミーハーになるとは──神様、本当にいいの?
でも、新しいことにチャレンジするっていうのはいいかもね。

想像以上に人が集まっていて、ざっと見た感じ100人近くはいたんじゃないかな。

地域ニュースでは200台350名って言ってるけど、はて、そんなにいたっけか?

 

開所式は「バイク乗らんで何の人生か!!私が末飛登です」の末飛登さんが司会で上手に盛り上げてくれた。

やっぱり華があるんだよね、この方。それしか言い様がない。

 

そして、待ってましたの御朱印タイム。

「バイクにもいろんな形があるからね」ということで、この神社ではなんと7種類のバイク御朱印を用意してくれていた(笑)

細かいところに真面目な宮司だな。

 

そして、この日だけの限定印になるかもしれない、末飛登さんの名言「バイク乗らんで何の人生か!!」の名言スタンプを末飛登さん自ら押してくれて、良い想い出になった。

 

七百餘所神社のそばにはご飯食べたりお茶するところがなかったので、SOBA Cafe 3○1に移動。

 

焼きそばいただいた。これ中華麺じゃなくて、日本そばという、まさかの奇を衒ったランチメニュー。

味のほうは…まあ、その、あえて語るほどではなかったかも(笑)。

でも、蕎麦にこだわってるということは伝わってきた。次はちゃんとした蕎麦をオーダーすべき。ごちそうさまでした。

暑いけど、湿気が少なくて過ごしやすい日が続いている。
こんな天気のときは、外での作業にも気合いが入る。
というわけで、オイル交換をば、執り行った。

CBF600SとアドレスV50、どちらも年イチの恒例行事。
DIYでやるこの時間、意外と嫌いじゃない。

 

CBF600Sは前回から3,719kmの12ヶ月ぶり。
今年は四国、北海道と遠征し、さらにこの夏にもう1本ロングを走る予定。
その前に、ということで今回交換。エレメント交換は次回に回した。

オイルはいつものホンダ純正ウルトラG3。
シフトの入りも軽くなって、交換後のエンジンの軽快さが好きなんだけど……。

それにしても、G3の値上がりがえげつない。
1年前までは1本2,100円で買えていた。
今回は2,600円。3本使うから、出費が痛い。
でも変に銘柄を変えるのも不安で、毎回これを使っている。

 

今回、投入した新工具は「ドレンボルト回し」。

先端に強力マグネットが付いていて、レンチでボルトを弛めたら、これでくるくると回して抜ける。

狭い箇所の作業だから、うっかり腕がエキパイに触れて「熱っ」となるのも避けられるし、
ボルトがオイルの海に「ドボン」も防げる。
ゴム手袋もしているが、手がオイルまみれにならないのがありがたい。
深圳から販売で665円だが、次からもこれ無しでは作業できない、そんな必需品になった。

 

アドレスV50は、前回から756kmの12ヶ月ぶり。
オイルはいつものエクスターR5000。
前回、ドレンボルトの頭をナメた気がしたので、今回は社外品の新品に交換。
デイトナのM10×16mm、ピッチ1.25だ。

 

今年も2台とも無事オイル交換完了。

オイル交換は、ただの消耗品の交換だけど、やるたびにバイクを労っている感がある。
抜けたオイルの色と、新しいオイルの色の変化で、
「1年間頑張ってくれたな」とか、「もうちょっと早めでもよかったか?」なんて思ったりもする。

面倒といっても2台で1時間くらい。
愛車としっかり向き合える時間でもある。

こういう作業が、バイクとの距離を縮めてくれてる気がする。

また1年、気持ちよく走れそうだ。

ホクレンフラッグのウォールディスプレイが、ついに旗でパンパンになってしまった。 
というわけで、材料を買い足して延長してみた。 
ちょっと欲張りすぎかもしれないけれど、「まだまだ行くぜ〜!」という希望も込めて、40センチ拡張。 
これでしばらくは、増え続けるフラッグたちに対応できそう。
 

 
ちなみに、2023年と2024年のホクレンフラッグは一回り大きくなっていたけど、2025年は従来サイズに戻った。 
個人的には小さいほうがトップケースに収まりやすくてありがたい。 
旗の枚数が増えると、当然ながらそれなりに重みも出てくる。 
これまで使っていた画鋲では心もとなくなってきたので、今回は5kg耐荷のフックに変更。

こうして並べて眺めると、まるで走馬灯のよう。
自分が初めてバイクで北海道ツーリングに行ったのは2010年。 
その後も毎年ではないけれど、 2013、2014、2017、2019、2020、2021、2022、2023(2回)、2024、2025… と、これまでに12回(※ただし2020は除外)。
 
2020年は、ホーネット900の調子が悪くてレンタカーでキャンプ旅をしたんだった。 
バイクじゃなかったので、これはノーカウントとしよう。 
あと、2009年にもクロスバイクでツーリングしてるけど、自転車なのでこれもノーカウントとした。
そうすると、実質11回の北海道ツーリング。
 
ちなみに、2020年と2021年のホクレンライダーキャンペーンはコロナ禍で中止。 
だから、その年はフラッグがもらえなかった。 
今になって振り返ると、なぜコロナでフラッグ中止だったのかはよく分からない。 
バイクは給油のためにスタンドに寄るんだから、配っても配らなくても同じ気がするけど…。 
まぁ、当時の空気感ってやつか。
最後に、板枠の下に快速旅団の手ぬぐいを垂らしてみたら、これがまた一層いい雰囲気に。 
旅の記録とお気に入りのアイテムが、こうして一体になっていく感じが楽しい。
 
 
### 🛠 使用した材料・パーツ一覧
- 曲板黒(千鳥)400mm|386mm×15mm|ボルト穴M4・M3|…4枚(拡張しないなら2枚)  
- 曲板黒(千鳥)200mm|194mm×15mm|ボルト穴M4・M3|…3枚(拡張しないなら2枚)  
- ビス|ステントラス小ねじ|M4×10mm|ナット・ワッシャー付き|…4本  
- 結束バンド|100mm×幅2.5mm  
- フック|ダイソー「壁面にしっかり固定ピンフック」耐荷重5kg …1個  
- ロープ|キャンプ用の細引きガイロープ  
 
👉 以前のフラッグ飾り付け記事はこちら(2020年投稿)
https://ameblo.jp/cb900life/entry-12600660586.html
ツーリング6日目。
 
上川ファミリーオートキャンプ村の朝。
管理運営にどこか微妙なずれを感じる所もあったが、
やはりきれいに刈り込まれた芝サイト、適度に木陰も差して、いい場所だった。
ゆっくりコーヒー飲みながらこの日を含め残り3泊の動きを考え直した。
今日は初山別みさき台公園オートキャンプ場まで足を伸ばし、明日は芦別の滝里湖キャンプ場、最後は予定通り苫小牧アルテンに行くのがいいだろう。
初山別みさき台公園は週末の人気が高いので、水曜日ならチャンスだ。
一方、芦別は二輪サイトがありレイクビューがよさそう。
9:00になってから初山別を電話で予約し、滝里湖はネットで予約を入れた。
予約していた明日の富良野のはネットでキャンセル。
 
道具の撤収を終えて、旭川紋別道を上川から西に走り、比布北ICで降りたら、国道40で北上する。
途中、ランチ場所やビュースポットがないか探しながら安全速度で走行する。
マップルで和寒の西に書き込まれている「眺望の丘」が気になったので途中、寄り道してみる。
 
眺望の丘は、Google検索でヒットしないので、ツーリングマップルのアプリ版とGPSを頼りに彷徨ってみる。
道道48から道道251に入ってすぐの山道に入る。
しかし、マップルの該当地点に行ってもいまいち眺望は開けてこない。何もない、おかしい。
 
仕方なく諦めて街に下りかけたとき・・・きっとここかと思った。
 
きっと、ツーリングマップルは線をひき間違ったんだろう。
北海道版を長年担当していた小原信好さんはついこないだ、今年4月に急逝された。
余りにも突然の訃報。
マップルのライターが「足で稼いだ書き込み情報」は、できるだけ自分の目で見に行くということが、読者ができる最大のリスペクトかもしれない。
 
マップルに赤文字で「和寒、剣淵の丘陵地を望む」とだけ書きこんだ氏の想いが偲ばれる。
何も看板はないが、同じ場所に今立てているだろうか。
天国から答えが返ってくるはずもないが、自分の中では勝手に納得して、勝手に感動した。
 
 
丘から剣淵の町に降りたら士別をショートカットし、日本海・苫前まで駆け下りる。
国道239は67kmと、途中でひと休憩も挟みたくなる快走ロングウェイ。前にも後にも通行車両はほとんどない。
 
午後2時に、ココ・カピウに到着。
和寒で、何度も他の店に心が揺れたが、ここの海鮮丼を食べたくて我慢してた。
 
入口に立てられた「本日ウニ完売しました」の張り紙に、またかと、小さくがっかりした。
けれど店の人が言った。「ムラサキならありますよ」と。
ならばと、ウニ・カニ・ホタテの三色丼を頼んだ。
値段のことは、訊かないでほしい。「お金は一瞬、想い出は一生」という言葉がある。
自分が今考えた。
 
初山別には小さなAコープしかないので、少し手前の羽幌のDZマートで先に酒と食料を買い出しした。
焼肉用の豚肩ロースは、包装トレーを剝き取って、サッカー台のポリ袋に中身だけ詰め替えた。
初山別はゴミ持ち帰りなので、嵩張る包装トレーは買ったその場で捨ててしまうほうがいい。
 
 
初山別の上の方にある無料のみさき台公園には泊ったことがあるが、オートは今回が初めて。
 
オートキャンプ場にも500円のフリーサイト区画はある。
バイク乗りとしてブレずにフリーサイトを選ぶのももちろんありだが、オートサイト(電源なし3,000円)を選んだ。
サンセットビューを重視してここは奮発する。
奮発といっても、愚痴をこぼしながらいつも利用している有野実苑のソロサイトは3,700円なのだから、3,000円のオートを選んだっておかしくはないだろう。
ただ、オートサイトは、ソロには手に余る広さ。それどころか、ファミリーでも広すぎる区画サイトだった。
風がやや強いのでガイロープはすべてペグダウンする。
水平線の向こうに、大きな利尻山がはっきり見える。最高のロケーション。
 
 
日帰り温泉は500円。
距離感がつかめなかったのでバイクで行ったが、歩いても5,6分しかかからない距離だった。
サウナを2セット。露天で外気浴をしながら、傾いてゆく陽の角度をなんとなく見定めて、いい頃合いでサイトに戻る。
キャプスタのB6を開いて、炭を熾す。
陽が沈むと風も凪いできた。海風に炭火特有の香ばしさが混じり、どこか懐かしい匂いになっていく。
子供時代の夏休みにも、こんな匂いがあった気がする。
早く焼きたい。でも、夕空からも目が離せなくて、忙しい。
 
このツーリングで初めてキャンプらしいことをしている。
豚肩ロースを焼いて、冷えたサッポロクラシックをひと口。
この瞬間のために板氷まで買って、温泉につかっている間、ずっと冷やしておいた。
やることが地味だが、この一瞬に賭ける執念は本気だ。
 
それはまるで映画のワンシーンみたいに見える、どこか別の星で見る夕焼けのようだった。
静かで、非現実的で、利尻山のシルエットが茜空に浮かんで、そして夜の闇に消えた。
 
空き缶も持ち帰りなのでコンパクトにツブしておく。
 
アスパラも半額の100円だったから買ってあった。
じっくり炭で焼きあげれば、塩と胡椒だけで、じゅうぶんうまい。
……マヨネーズがあれば、もっとうまいはずだが、普通はツーリングの準備段階でマヨネーズにまで気が回らないものだ。
 
 
日が暮れたら海は見えないので前面を締め切り、サイドの跳ね上げだけにする。
シチュエーションに応じて前室のバリエーションを変えられるのがマエヒロドームデュオの良いところだ。
 
各サイトに1個ずつ水道がついている。歩かなくて良いのでこれも地味に便利。
 
ツーリング7日目。
みさき台公園オートキャンプ場の朝。
ここなら2連泊しても良かったかもしれない。
昨日チェックインの時に日帰り温泉の朝風呂(6:30~7:30受付)の無料チケットをもらったけど、片付けで忙しいので行く余裕がなかった。
次来るときは2連泊しよう。
 
少し腹がゆるくて、なかなか撤収が捗らない。
サンセットビューに拘って管理・トイレ棟から離れたサイトを選んでしまった。
それでもトイレまで歩いて2分と掛からないが、もし2連泊するならトイレに近い1~5番の電源サイトがよさそう。
 
バイクに荷物を積み終わって、初山別を発つ前に、下の無料サイトにも偵察で行ってみた。
絶景のオーシャンフロントだ。
水場はある。グラウンドは芝がなく汚い。
トイレがないので、上まで長い階段で上っていく必要があり、実際泊るなら大変そうだ。
結局、初山別みさき台公園には「上の無料サイト」、「下の無料サイト」、「オートサイト」の3つがあるということか。
 
羽幌の「北のにしん屋さん」でランチしようと思ったが、残念ながら休みだった。
この羽幌あたりの神社のお祭りがあって、たまたまこの日は臨時休業の店が多いみたいだ。
 
留萌まで足を伸ばして、道の駅で情報収集し、カレー大将で昼食。特大カツカレー(大盛り)。
地域の職場勤めから支持されている人気店のようで、客足は絶えなかった。
 

 

留萌から芦別まで行くだけなら深川留萌道に乗れば、それで済む。
だが、道ばたの景色を拾い集めたい。下道を走ることにした。

7月10日。ひまわりは、もう咲いているだろうか。そんなことを思って、北竜ICで降りてみる。
でもIC出口のすぐ横に植えられた数本の茎を見て、ああ、これがひまわりか、と気づいた瞬間、まだ早すぎたんだと悟る。
見たい風景を少し急ぎすぎたかもしれない。

 
沼田の展望台「萌の丘」まで来た。
ここが舞台になったNHK朝の連続テレビ小説・すずらんのことは全く知らなかったが、ちょっと小高い山に登るだけで素晴らしい景色だ。
 
遠くに連なる山々と、手前に広がる田畑。その重なりが、何とも言えず美しい。
 
そのまま国道275号を南下していくと、北竜のひまわり畑にさしかかる。
まだ少し早いと思っていたが、思いのほか咲いていた。
7分咲きとまではいかないけれど、5分咲きくらいはあるかもしれない。
 
今年のひまわり祭りは7月20日から。あと10日もすれば、ここ一面が、黄金色に染まるのだろう。
 

北竜、そして雨竜を抜けて、砂川にさしかかる。芦別までは、もうひと息だ。
少しだけ寄り道して、黒瀬ラベンダー園へ向かうことにした。

黒瀬農園へ続く急坂は、舗装が荒れていて、バイクではちょっと肝を冷やす。
たどり着いた園は、ローカルで、こぢんまりとしたラベンダー畑だった。
中富良野の富田ファームのような「魅せる農園」を想像してはいけない。ここは、主が半分趣味でやっているような場所だ。

観光客の姿はなく、代わりに元気な中型犬が2頭、尻尾を振って出迎えてくれた。
ひとつだけあった自販機には、通電の気配がない。
仕方なく、クーラーボックスに残っている昨日の板氷の半分融けたのを飲む。冷えててうまい。

ラベンダーは静かに咲いていた。けど、こういう場所で何ひとつ買うものがないというのは、ちょっと申し訳ない気分になる。

 
芦別から国道38で滝里湖オートキャンプ場に到着した。
二輪サイトに設営する。乗り入れ不可だったが駐車場所から15mくらいなので問題ない。
ダム湖のレイクビューで850円。ゴミは6分別で捨てられる。
曇り空なので今日はちょっと寒い。
浜松ナンバーのおじさんが何かと話しかけてくれる。
足はK1600だ。どこかの立派な会社の部長さんなのかな。K1600なのにテン泊とは、ロマンチストか。
 
21時を過ぎると、国道から場内へ続くゲートが閉じられる。
車両の出入りがなくなるので安心な環境だ。
お腹はすでにいっぱいだったので、夕食はつまみだけにした。
買っておいたカニカマは食べきれず、翌朝へキャリーオーバー。
昼の特大カツカレー大盛りをまだ消化しきれない。
 
19:00で管理人はいなくなるが、管理棟のトイレ・シャワー・ランドリー・自販機などは24時間使える。
シャワーが10分100円というのは有り難かった。落ち着いて汗を流せる。
 
ツーリング8日目。
昨夜は疲れていたので、朝寝坊する。
二輪サイトにはブタナの黄色い花弁が一面に咲いていた。
 
昨日は一輪も咲いていなかったのに、たったの一晩で。
こんなことってあるんだな。
 
K1600のおじさんは2連泊すると言って、テントを片付けずに出発してしまった。
くそっ、その手があったか。
ここは富良野が近いから連泊は理にかなっている。
「ロングツーリングにおける連泊は怠慢と堕落の入口」みたいな、妙な信念があって後ろめたいので基本やらないが・・・いいなあ、連泊。
ようし、それならこっちも行っちゃう。
中富良野のラベンダー・イースト。
 
ラベンダーソフトは、まるで石けんを食べてるような味がする。
 
ベベルイから・・・
 
麓郷を経由して、国道237で金山に抜ける。

午後2時前、占冠の道の駅に着く。
けれど飲食店はまだ準備中だった。
そういえば、占冠でまともに何かを食べられた試しがない。

結局空腹のまま、高速へ。占冠ICから追分ICへとひとっ走り。
そして国道234を下って、苫小牧アルテンへ。

金曜だから空いてて正解だった。土曜のアルテンは経験値の低い民衆でごった返すので騒々しいから。

平日のバイクソロはセミオート1,100円。

 

金曜日の苫小牧。
そのままフェリーで帰ってしまうのも、ひとつの選択肢かもしれない。

でもアルテンには、600円で入り放題の良質な温泉がある。

翌日は、何の予定もなくフェリーに乗るだけという、一切の時間に追われない余裕。
旅の終章にこそ、この贅沢は外せない。

苫小牧を単なる通過点とだけ考えるのは惜しい。

テントを張ったら、まずは温泉へ。
ひとっ風呂浴びて落ち着いてから、食材の買い出しに出かける。
昨年まで「ビック」だったスーパーは、いつの間にか「アークス」に看板が変わっていた。
 
アークスに変わっても、豪快な値引きっぷりは健在だった。
黄色い半額値札に興奮を抑えきれず、ついつい買いすぎてしまう。
まぁ、食べきれなければ、船の中でゆっくり食べればいいだけのことだ。
 

静かな夜になるかと思ったが、そうでもなかった。
隣のCサイトからは、賑やかな笑い声が響いてくる。
会社仲間だろうか。野郎ばかり10数人のグループが、楽しそうに盛り上がっている。

こちらはこちらで、B6グリルに火を入れ、ツブを焼いて、焼き鳥を焼く。

350mlの缶を続けざまに空けていく。

賑やかさの向こうで、自分の時間だけが静かに流れる。
買ってきた半額惣菜はどう考えても食い切れる量ではない。
晩酌を早めに切り上げて、もう一度、温泉へ。

キャンプに限らずだが、湯でさっぱりしてからの食事と、
食事を終えてからの湯——どちらも捨てがたい。

その二兎を、きちんと追えるのが苫小牧アルテンなのだ。

 
ツーリング9日目。
フェリーに乗るだけの日。
 

テントを畳み終えたあと、もう一度、温泉へ向かう。これで3回目だ。

温泉は朝10時から開いている。
男女入れ替え制なので、昨日とは違う湯室を楽しめる。

茶褐色の湯はとろりと肌を包み、じんわりと芯まで温めてくれる。

もし雨が降っていたら、
乗船の時間まで、温泉でのんびりゴロゴロしていようと思っていた。

 

けれど、空は見事に晴れている。
湯に長居するには惜しい天気だった。

そんなわけで、苫小牧の市内をあちこち巡りながら、ゆるやかに、時間を過ごすことにした。
錦大沼公園のハナショウブ園がまさに見頃だった。

 
お昼はクリッパーの回転寿司。
 
家族へのお土産を買って、余った時間で苫小牧美術博物館の常設展示を見て過ごす。
1時間でだいたい見れる規模だった。
 
苫小牧西港フェリーターミナルに到着。
17:00頃から乗船誘導が始まるので、少し早めに、16:30までには受付しておかないと。
 
このところカッパ着ての乗船が続いてたけど、晴れて良かった。
 
18:45に出港。食堂がオープンする19:00は、みんながそっちに行くから大浴場に行くチャンスだ。
サウナハット持ってGO!
 
船での食事も、アークスで。3食を買っておいた。
さんふらわあの食堂ビュッフェもすごく好き。だけど、行列に並びたくない。
個室に籠もって、マイペースに食って飲んで風呂に行く。
 
 
 
9泊10日で、一度も降られなかったのは珍しい。
今回の走行距離は、1,713キロ。
家から大洗までの往復も含めてこれだから、まあ、相当短いね。
スタンプラリーをやってた頃は3,000キロ以上走ったが。
目的が、走りよりも温泉とキャンプだからこんなもんか。
 
今回は長いの読んでくれた人、ありがとう!
今年は7月上旬に11回目の北海道ツーリングに行ってきた。
旅のメインは温泉とサウナとうまいもの、そしてタウシュベツ橋梁。
金曜の午後から有給使って大洗フェリーターミナルから出港。

 
個室でゆるりとするために鉾田のセコマで食料はちゃんと買い込んでいる。
焼き鳥と500ml缶の「カイジセット」。くー、悪魔的だ。

 
ツーリング2日目、13:30に苫小牧港に着岸。
空は真っ青で、空気はやけに乾いていた。

 
実は、船内に持ち込んだサンダルがカビていたので全く使えなかった。
6月のキャンプで使ったあと、何も考えずにサイドパニアに放り込んでいたものだから、すっかり胞子の楽園と化していた。

 
苫小牧に着いて最初のミッションが、サンダルの調達になるとは、想像しなかった。

 
 
苫小牧から鵡川、平取と経由して国道237で日高に至る。
 

 

日高沙流川キャンプ場を予約していたのだった。
ここは4年ぶりの2回目になる。
1泊目としては、距離的にちょうど良いし、位置的に東に行くにも北に行くにも都合が良かった。
テントを張ってから、また問題に気付く。
ローチェアも座面と背もたれがコットンの布地なのだが、これもカビだらけだった。
水道でカビをよく落としてから干すしかない。
今日は地べたスタイル確定。

 
温泉とサウナに入るために、ひだか高原荘にいく。
キャンプ場から歩いても来れる近さだが、このあとそのままコンビニに行く流れも考えてバイクで行った。

 
鉾田のセコマで買ったチキン南蛮弁当は、船内で食べられなかったので晩ご飯にキャリーオーバー。
日高ではフライドポテトとビールと、まあそんなものを購入。

 
セコマのレジがワンオペでどうにも遅くて、一時は5人ぐらいの行列になっていた。
これに並ぶのは嫌だな、ビールもぬるくなるし・・・とイライラしてきて、
雑誌コーナーにいた制服着た店員に「レジお願いします」って言ったのよ。
「なんで?」って返してくるから、なんでじゃねえだろ、この状況(レジ待ち行列)見ろよ・・・と言いかけて、
ハッと見たら、その店員はセコマの店員じゃなくて、ガソリンスタンドの店員だった。
恥ずかしいやら気まずいやらで、平謝りするしかなかった。

 
夜はちょうど良い気温で、シュラフもなにもなしでぐっすり寝られた。
 

 
ツーリング3日目。
 
この日はタウシュベツ橋梁に行く林道ゲートの鍵を予約している。
日高から少し距離があるので、占冠ICから道東道に乗った。

 
音更帯広ICで降りると、二輪車ETC割引の条件である80kmの走行距離にはわずかに届かないのが残念。

 
タウシュベツ川橋梁へ続く林道は約4kmの未舗装路で、ヒグマ生息域になる。
この林道は、許可車両以外通行禁止のため、ツアーに参加するか、事前に許可を得て車かバイクで通行する必要がある。
ツアーは参加費1万円くらいかかるので、ゲートの鍵を借りて自走する道を選んだ。
道の駅かみしほろで、しっかり説明を聞いてから鍵とクマ除け鈴を受け取り、いざ、林道へ。
 
旅のハイライトになるタウシュベツ橋梁に13:00頃到着した。
写真で見る限り、一部は今にも崩落しそうに見えたものの、近くでみると案外しっかりしてる。
今シーズンいっぱいは大丈夫じゃないかと思った。

クマがどうしても怖いので20分そこそこの滞在で記念写真をパシャパシャ撮って退散する。
当然、帰りも未舗装のダートを4km走らなければならない。
クマ除けにクラクションをプープー鳴らしながら来た道を戻る。
道自体は、少し浮き砂利はあるものの、オンロード車でも速度を落とせば十分走れる。
裏摩周の神の子池に行けるぐらいであれば、まあ余裕じゃないかな。
 
せっかくここまできたら三国峠も行っとこう。
国道273糠平国道を北上する道すがら、きれいなルピナスの群生を見ることもできた。
 
晴れているので三国峠からの景色も格別だった。
そういえば、昼ご飯を食べそびれている。峠の茶屋でソフトクリームとアイスコーヒーで一服。

 
上士幌の道の駅に戻って、鍵を返却してもまだ日は高いので、ナイタイ高原にも上ってみる。
 
以前とは違って、ナイタイテラスという素晴らしい観光施設ができあがっていた。
ここでも、ソフトクリームとアイスコーヒーで一服。
やけに喉が渇く日だった。
 
下山してから上士幌航空公園キャンプ場にテントを張る。
乗り入れ不可なのでどうかと思っていたが、こうして駐車場のそばに場所を選べば、設営時はバイクを横付けできるので全く問題なかった。
隣で連泊していた、大阪からのアフリカツインの話によれば、土曜は混んでてこうはいかないらしい。
 
町営温泉浴場のふれあいプラザにバイクで行く。
300円でサウナまでついているから楽しみにしていたが、折り悪く給湯設備の不調のためシャワーだけ。
その替わり無料。
 
風もほとんどなくて、気持ちいい。
一日やることをすべて終えたあとの、キンキンに冷えたビールが至福だ。
常設トイレに近いエリアが人気だが、そこから離れたこっちのエリアにも仮設トイレが3基設置されている。
仮設トイレだから、まあ、いわゆるボットンだが、簡易水洗式でものすごく綺麗だし匂いもしない。
驚くほど清潔だった。「今日設置しました」と言われても信じるくらい。
 
上士幌は見所がたくさんあるし、ふかふかの芝生でたったの500円。
バイクで走れば温泉もサウナも300円。最高すぎるな。
 
ツーリング4日目。
木陰がないエリアに張っていたのでじりじり暑くなってきた。
航空公園キャンプ場はゴミを全部捨てれるっていう特徴も大きい。
 
この日は、国道240から足寄・陸別経由で、津別21世紀の森キャンプ場に行くことを計画していた。
しかし、その近隣の公営浴場が月曜定休だということに気付いて、津別ではなく、別のキャンプ地を探すことにした。
 
津別から道道588に進路を変え、津別峠に行く。
昨年は北見3連泊中に行ったところだ。
 
津別峠から屈斜路湖の展望はすごい。
湖が鏡面仕上げになって、雲が映り込んでいた。
 
津別峠から湖岸に下りたら、もちろん、美幌峠のワインディングを一気に駆け上がる。
 
ここに来るときは大体晴れてる。
 
津別峠からとは違った角度での、美幌峠からの屈斜路湖展望。
定番の映えスポットだ。
 
それにしても、美幌峠が道の駅になって小洒落てから、やっぱりなんかおかしいんだよな。
これが豚丼だと言われても、これじゃないんだよ感が強い。
 
そもそも美幌峠の豚丼っていうのはこういうものだったんだ。
美幌市街に下りてから、15:00に峠の湯びほろのライダーテント専用スペースに張った。
ここがキャンプできるとは、今まで認識してなかったな。1名400円。
 
ログハウスが1000円らしくて、本当か?って疑いたくなる料金設定だから、
さらに+600円してログハウスに寝たほうが絶対いいんだけど、テントにした。
 
スペース的には、6張りくらいは余裕で行けそう。
この日は、自分の他に三河ナンバーのCBRの若者だけ。
 
温泉は600円だったが、入浴と食事がセットになったお得な券(メニューにより1,100~1,400円)がある。
そっちのほうが絶対お得なので、1,300円のセットの券にした。
サウナもあるが、利用者は要サウナマットということで、持ってない人は100円で貸しサウナマットを借りる。
なるほど、これはよく考えられたシステムだと思った。
利用者ひとりひとりがサウナマットを持っているから、運営側はマット交換の作業が要らないわけだ。
 
さっぱりしたところで、セットの夕食はハンバーグ定食。味は申し分ない。
生ビールを飲みたくなるのをぐっとこらえる。
 
先に買ってきていたビールをテントでしっぽり飲む。外は風がそよいで気持ちよかった。
ご飯もさっきたべたけど、ビールにおつまみは必要。
 
ツーリング5日目。
計画上、5日目~6日目は別海・中標津方面、あるいは紋別・西興部方面を考えていた。
 
しかし、どうしても、滝上の道の駅で次郎ちゃんの鹿の角を買いたくなったので、珈琲を飲みながら計画を検討し直す。
 
今日、この日を含め、あと4泊。
 
ラストの苫小牧アルテンは譲れないし、ラス前の富良野のキャンプ場も是非泊りたい。
 
富良野への流れを考えれば、滝上で買い物してから上川あたりで泊るのがよさそう。
荷物をまとめてから、出発だ。
 
上川あたりにはコインランドリーがないかもしれないので、午前中に美幌市内で洗濯をする。
こんな雑事は、夕べのうちに済ませておくべきだった。
洗濯乾燥している間、予定表に目を通して、押さえのホテル予約のキャンセル忘れなどないかしっかりチェックする。
ホクレンフラッグは、青・緑・黄の三色をすでに入手している。
これから上川で赤をゲットしてコンプできそうだ。
 
滝上までの道すがら、昼飯をどうしようかと思っていたが、遠軽にトリトンがあったのを想い出したので少し寄り道。
いつかは2時間待たされた記憶があるけど、平日の火曜なら大丈夫だろう。
 
花咲ガニ軍艦に、サロマのホタテ2段握りに、うーん、すばらしい。
ちょっとお値段、あがったかな。
 
遠軽から旭川紋別道に乗り、すぐに瀬戸瀬ICでおりる。
 
道道305→道道137とつないで山を越える。
車が1台もいなくて気持ちいい道だ。
 
道の駅、滝上に到着。芝桜のシーズンじゃないから空いている。
こんなおっさんが、入るなり鹿の角を4本掴んで、まっすぐレジに向かって、これください。
レジのおばちゃんの目が一瞬泳いだ気がした。
 
立派な鹿角を積載するのは初めてなので、正解が分からないが、これで落ちないと思う。
 
滝上から国道273を南下し、上川ファミリーオートキャンプ村にチェックインした。
1名500円、車・バイク1000円、ゴミ処理200円で、1,870円。
 
へえ、外税取るんだ、と意外に思ったし、表示外の料金を10%取ろうというスタンスで受付されると、あまり気持ちいいものではない。
しかし、細かいことを気にせずに、このクオリティのキャンプ場が1,870円で利用できるのかと思うと、まあまあ満足だ。
有野実苑のソロサイトは3,700円だから。
初めから総額表示にしておけばいいのに、と個人的には思う。
 
風呂のために市内に出たついで、夕飯も食べていくことにした。
こんな小さな町に、意外とラーメン屋が何軒もあるものだ。
 
大食いタレントのアンジェラ佐藤さんもきたらしい。
はじめての店では、おすすめのセットメニューを素直に頼むことにする。
 
味噌ごまラーメンと夜特ポークカレーセット。おすすめだけに、やはりおいしい。
まじめそうな店主の人柄も温かかった。
 
国道沿いのセブンで板氷と酒と乾き物を買って、キャンプ場に戻る。
自分の他には、軽キャンカー1人と、バイク1人、カップルのデュオが張っていた。
 
このキャンプ場の敷地には、オルタナティブスクールがある。
夕方になると、スケボーやバスケットを楽しむ少年少女の声が響いていた。
いかんせん少人数なので、部活動で汗を流すレベルのことではなく、休憩時間に遊び半分にやる程度のことだ。
キャンプ場の受付スタッフも彼らを構ったり、キャンプ客の受付対応をしたりで、どちらが本業で、どちらが片手間か、よく分からない。
トイレの洗面台に置かれているハンドソープの容器は、中身が空だ。
手を拭くタオルも掛かっているが、いつから洗っていないのか分からないくらい薄汚れている。
それでいて、外税でキャンプ料金を10%増しに取ってやろうという態度は、引っかかった。
 
サイト自体は嫌いじゃないというか、むしろ良環境だと思う。
夜は電球でライトアップしてムードをよくしてくれてるし、BBQハウスは雰囲気がいい(誰も利用してなかったけど)。
そういう、何か工夫しようとしているところはあるが、利用者目線ではそれが空回りしている感じで残念だった。
 
旅は折り返し。
引っかかるところはありつつも、サイトは心地よく、ビール、ハイボール、スイカサワーを飲んでいるうちに夜は更けていった。

有野実苑で1泊キャンプしてきた。

有野実苑の予約システムは予約時にオンライン決済だが、利用日の2日前までならキャンセルないしは日付変更ができるので、直前まで天気予報を見てから延期を何回か繰り返してきた。
元々はじめの予約は昨年の秋にさかのぼるが、今となってはその記憶もあいまいだ。

今回は、気力、体力と、天候とプライベートスケジュールがきっちりと噛み合った。
バイクキャンプは家のあちこちから道具を集めて荷造りするところから始まる。

それをいつも面倒に感じるが、GWのロングツーリングから帰ってきたばかりなので、さほど手間は掛からなかった。

本当はどこか途中でランチでも食べてからキャンプ場に入りたかったが、B+COMだけが、出掛ける直前になってどこに行ったか分からなくなり、探すのに時間を費やしてしまった。

それでも、有野実苑には何度も足を運んでいるので、もちろんナビなしでも迷うことはない。

しかし、夏に控えたロングツーリングではナビ音声は欠かせない。

今の有野実苑のチェックイン時間はまさかの16:00。以前は17:00頃だったはずだ。

働き方改革の一環なのかもしれないが、従業員ファーストのキャンプ場は珍しい。

チェックイン時間の早さのことも気がかりなので、バイクに積みつけた荷物をほどいてゆっくりB+COMを探す余裕はなかった。

 
1年ぶりくらいだろうか?久しぶりの有野実苑は、管理棟周りがすっかり変わっていて、驚きと新鮮さを覚えた。
受付・管理は以前レストランだった棟に移動し、アイスクリームや軽食が楽しめるようになっている。
そして、物販も充実している。
反対に、以前に管理棟だった場所は、何かのアトラクションに変わっていた。
遊び場のような雰囲気の中、家族連れの笑い声が響いていた。
スタッフが何人いるか数え切れない程いるが、みな充実した顔つきをしている。
その光景は、キャンプブームの終焉を感じさせるような寂しさとは無縁だった。
一方で、そんな賑わいは、バイクで来ている私のようなソロキャンパーには何の関係もないのだ。

受付を済ませると、キャンプサイトへは向かわず、八街朝日のピアシティで食料と酒を調達することにした。
 
17:00過ぎにキャンプ場にまた戻ってきてから、テントを張った。
盛況なのはファミリーだけではない。ソロサイトも6つのうち5つが埋まっている。
テントは、最近、バイクでもクルマでも気に入って使っているマエヒロドームデュオ。

 

季節は6月上旬、蚊もまだ出ていない。

キャプスタのB6を広げ、炭を熾しながら焼き物の準備をする。

 

気付けば直火炉には新たに五徳が備え付けられていて、バイク乗りでも楽しめそうだ。

焼き物の準備が整い、ウインナーや焼き鳥を焼く。
鯵南蛮、油淋鶏、ポテサラ、寿司も買ってきた。
ロング缶を空け、純米吟醸で締める。
さながら大宴会。
 

風呂は酒々井のスパも試してみたいが、出だしが遅かったので行く余裕もない。

仕方なく、場内の露天風呂に入るが、そのクオリティには少しだけ不満が残る。

露天風呂は700円と一丁前の料金にもかかわらず、洗い場のシャワー水圧やアメニティがとてもそれに見合っていないのだ。

テントに戻って、寝支度を整えているところで、ケーブル類をまとめたポーチからB+COMが見つかりホッと安心した。

 

一夜が明けて、テントを見るとどうにも気が重くなる。

昨夜から実は気付いていたが、前室のスタンディングテープが千切れてしまっているのだ。

焚き火シートを敷いていたがそれが徒になったかもしれない。

B6から発する輻射熱がシートの下に籠もってスタンディングテープが柔らかくなり、加えて、横方向にパツンパツンに張っていたのでその張力でバツンと音を立てて破断してしまったらしい。

 

二度寝をした結果、もう9:30になっていた。

急いで撤収にとりかかり、ギリギリの時間で撤収完了できた。

 

後日談。

デイトナではマエヒロドームデュオのスタンディングテープ単体での部品販売は扱っていない。

サポートセンターに相談したところ、切れた現物を送れば無料で修理してくれるとのことで、助かった。

切れた箇所に、同じ素材のテープが縫い付けられ補強されている。

夏のロングツーリングでもマエヒロドームデュオで行こうと考えていたので、迅速な対応に感謝するしかない。

 
7日目、11泊12日のロングツーリングの折り返し。
本来なら今日も元気に…と行きたいとこだが、何か右の瞼が腫れておかしい。
2日前からちょっと痛くて目にゴミが入ったかと思っていたが、バイ菌が入ったかもしれない。
こんなGW合間の金曜日でも開いてる眼科が複数見つかるのでやはり宇和島に宿を取って正解だった。

抗菌と炎症の目薬2種類出してもらえて、まずこれで安心。
 
宇和島の道の駅のちかくで、最近話題のストライク軒を見つけた。ラッキー、行きたかったんだここ。
 
初めてなのでまずはストレートフォーシーム(魚介醤油)と宇和島鯛めし風チャーシュー丼(ハーフ)を注文。券売機のボタンをお客が押すのを店員さんが目視しているので、押した瞬間にオーダーは通る仕組み。
 
なんと言うかほんとに、奇を衒わない基本通りの醤油ラーメン。こういうのでいいんだよ的な、毎日食べても厭きないようなどこかホッとする中華そばだ。人気が出るのも分かる。
 
そして宇和島鯛めし風チャーシュー丼。ハーフだけど結構ちゃんとある。鯛めしの出汁をかけるアイデアは素晴らしい。
 
ストライク軒のあとに、宇和島城に行ってみる。観光情報センターの入り口にバイク用の駐車場は無料である。
 
登りはキツかった。さいわいソロなので無理せず休み休みのマイペースで。
天守は三層。空襲で焼けてない、数少ない現存天守。中に入る料金は200円。
 
美しい宇和島港と街並みを見ることができる。
 

宇和島伊達藩。高知からも松山からも離れたこんな僻地の小藩が、偉人を何人も輩出してるんだからすごい。

 
夜は宇和島から程近い西予の遊の里温泉•ユートピア宇和(キャンプ場併設)に空きを確認したので、のんびり道の駅を巡る。
この辺(西予)の国道320、国道381、国道197などのどかで気持ちいい道。
 
 
広見の森の三角ぼうしでは巨大な鬼のモニュメント鬼王丸が出迎え。
 
キジはそっち側に寝返ったかと思えばそうではなく、雉が鬼北町の名産なのだと。
 
鬼北町は旧広見町と旧日吉町の合併でできた比較的新しい町で、その、旧日吉町のほうでも旧広見に負けじと…
 
鬼王丸のお母さんのモニュメント。どちらも海洋堂の造形師が製作にずっぽり関わっている力作だ。鬼の金棒の小さいのをガラガラみたいに遊ばして、肩のキジはひな鳥。ストーリーがつながってるんだ。
 
この日は西予の道の駅をゆっくり巡って終了。
 

ユートピア宇和のキャンプ場に4時過ぎに到着。トイレは和式水洗。水道は白濁してたから使用しなかった。

 
大宮のCB1300乗りの横にトナラーする。彼曰く朝早く出るからうるさいかもしれないと。いや、むしろ起こしてもらった方が助かるよ。
 
入り口を広場側ではなく外向きに張るとプライベート感も高まっていい感じ。
温泉へは歩いて2~3分だが20:00で終わるのでのんびりしてられない。
早々にお風呂入ってサウナキメてから買い出しに行く。キャンプは忙しい。
 
買い出しはバイクで8分程走った野村町にコンビニやスーパーがある。
地元っぽい惣菜があったりするので余裕のある時はスーパーの方がいい。
2割引きのポテサラつまみに晩酌。
 
星が出て月も明るい。いい夜だ。
 
〆は八幡浜ちゃんぽん。
 
作り方はまずフライパンに油を引き、肉と野菜を炒める。そこへスープを入れて煮立たせる。
我らバイク乗りはそんな面倒なことはしない。
最初からスープを沸騰させて肉野菜を煮る。キャベツがしんなりしたら麺投下。おいしくて暖まる。
 
8日目、9:00出発。この日は佐田岬を回ってそこら辺でテントを張れればと考えるが、
5/3でGW本番に突入。ホテルもキャンプ場も予約がなければ飛び込みは厳しいはず。
 
佐田岬半島の国道197メロディーラインは、バイクのエキゾースト音で何のメロディーも聞こえてこないから、いくらゆっくり走ってもムダなんだ。これは経験済み。
道の駅のレストランで美味しい昼食。
刺身に必ず柑橘を添えてくるのが四国らしくて好き。
 
このレストランからの眺めが素晴らしい。目障りな原発反対の看板は画角からフレームアウトすべし。
 
 
そこから岬に向かうのは32kmもあって意外と遠い。
しかも狭い区間が多く緊張しっぱなしの運転が続くので正直疲れたが何とか到着。佐田岬半島。
この展望台に至る道も傾斜がキツくてバイクブーツじゃつらかった。
何で先っぽに拘るのか・・・?
 
 
今日泊る場所のアテがないのは心細かった。
今治の予約・申請不要のキャンプ場に向かうことにする。
午後2時を回って西の果てにいるが、これから道の駅スタンプをやりながら今治に向かうのは集中力が必要だ。
R378夕焼け小焼けラインで、とりあえず海沿いの道の駅だけは拾っていく。
 
北条の道の駅、風早の郷 風和里でタイムアップ。
 
 
夜中にマフラーのうるさいバイクがここ集まって大変らしいね。
 
 
鴨池海岸公園キャンプ場(無料)に来てみると、平場は5、6組らしいのに、さすがGW。
駐車場はほぼ満車で、難民キャンプ状態。
それでも駐車場から一番離れた、池の橫になんとか張ることができた。
 
乗り入れ不可なので、荷物運ぶのに3往復した。
地面は芝。オーシャンビュー。無料。チェックインアウト自由。トイレは洋式水洗。自販機あり。Wi-fiまであり。
平場なら神レベルの穴場だな。
ファミキャン勢がキャッキャしてるので、この日はさすがに景色も風情もない。
インナーテントに引き籠もって佐多岬で買ったお酒をちびり飲み、おとなしく寝る。
 
 
 
9日目、9:00出発。
昨日お風呂に入っていないので、今治のしまなみ温泉喜助の湯に入浴。
全国サウナ施設1位を取ったことがあるという、そのスジの方には有名な温泉らしい。
5/4GWの中日だが午前中は空いていた。
全国1位だけあって、サウナは気持ち良かった。
 
焼豚玉子飯と今治焼き鳥。本場の味はこれか、うまい。
 
 
午前中にサウナ3回キメると、午後はなんか集中力がなくなってしまった。
しかも、今治から高松の国道11号って信号多くてつまんないね。
 
 
 
道の駅は3カ所だけ回って高速ワープでキャンプ場へ直行。
 
電話しては断られ・・・2、3件電話して。
なんとか管理人さんのご厚意でねじ込んでもらったのが荘内半島オートキャンプ場浦島だった。
予約枠としては一杯なんだけど、地面としてはこれぐらいのスペースは空いてるもの。
フリーサイトで2,000円と、ゴミ処理料300円で、良心価格。
畑をキャンプ場にリノベしたようなサイトなのでペグはスイスイ刺さる。
 
オーシャンフロントだとものすごくいい眺め。
 
豚タンを湯煎して乾杯。満員御礼でもこれだけ間隔が空いてれば気持ちいい。前夜とはえらい違いだ。
 
セブンイレブンの金のビーフカレーがめちゃくちゃうまいことは知っている。
ついに米を炊くことに。このツーリングで初めてキャンプらしいことしてる。
 
10日目の朝、さわやかな微風でテントの夜露はすぐに乾いてくれる。
話しかけてくれた隣の軽キャンカーのおじさんと雑談しながらテキパキとテントをバイクに撤収していく。
 
話していたのは、「ここは本当にいいキャンプ場だね」ということ。
本当にそうだ。毎年来たいぐらいだ。
 
瀬戸大橋の道の駅にも寄って。
子供時分にこれが初めて開通したときの雰囲気を想い出す。
 
 
高松経由で海岸沿いに徳島に行くのはもう何度も通った道なので今回は趣向を変えて、綾歌から山越えで三好に抜けてみた。
 
道すがらこだわり麺や坂出川津店でカレーうどん。
途中、日の出製麺所に100人ぐらい行列作ってるのをみたけど、個人的にはうどんで10分以上並びたくない。
なんとか徳島のホテルに到着。
明日は乗船日だから前日はホテルをとっておいた。
 
スタンプラリーも今回は終了。
ルートドライバーみたいな、スタンプ目的だけのツーリングにはしたくなかった。
とはいえ、次回以降を少しでも楽にするためには、塗り潰しに走らざるを得ん。
バランスを取るのがなかなか難しい。
 
そしてできあがった塗り絵を見てみると、次回で終わらすのも簡単じゃなさそうだ。
室戸が休館日だったのが痛かった。
 
夜は繁華街に出てお上品な家庭料理屋で食事とカラオケ。
冷酒にスダチ浮かべて、邪道かなと思ったけど、これはこれでうまい。四国らしい飲み方。
 
〆に4:00までやってる東大の総本店でラーメン。このご時世にライス無料、お代わり無料、生卵無料を貫いてるのはすごいよ。
列に並んでる間に、僭越にも大阪の人たちに食べ方をレクチャーする。
おれも2回目だけどね、卵無料といっても常識の範囲内で!
 
11日目。昨夜あれだけ飲んで食って、よく朝飯モリモリ食えるもんだと自分でも思う。
でも朝ご飯大事だよね。
 
ホテルから10数分で沖洲港に到着する。
昨夜から雨が降っていて、カッパ着ての乗船が最近多いよなと思う。
10:20頃乗船開始。
 
11:20出港。帰りも個室だし、弁当は3食買ってきたし、徹底的に部屋で寛いでいこう。
フェリーならUターン渋滞も関係なし。
 
12日目。5:30に東京有明着岸。
雨が降っていてあがったのか、朝日に街が輝いて見える。
 
今回の走行距離、1,731キロ。
ルートの記録はGPSが3カ所トンじゃってるのが悔しい。
これはアプリが原因なのかスマホが原因なのか、自分の不注意もあるかな。
結局、道の駅スタンプラリーもそうだけど、走った「証」を残したいということに尽きるかな。
もっとちゃんとやりたい。
 
今年のGWは...四国へ。
北海道と悩んだけど、四国のフェリーがギリギリ取れたんでこっちに。

土曜に出発。湾岸習志野過ぎた辺りから雨が本降りになってきたので市川PAでカッパ装備。

有明FTで東九オーシャンフェリーに乗船。
昔は自走で四国まで走ったけど、無理できんしね。
この時期北海道に行くフェリーと比べたら四国へ行くフェリーの方が安い。

久しぶりの四国ツーリング何年ぶりだろう。
16~17年ぶりくらいかな。
当時は3回四国に渡った年もあるほど四国が好きだった。

18時間の船旅で徳島沖洲FTに降り立つなり、急にgoogleマップが読まなくなって、ああどうしようと右往左往。
兵庫まではギリ読むんだけどそこから西の地図が読み込まなくて焦った。
完全に出遅れる。
何とかgoogle map復活して小松島の岡本中華で白系をいただく。

小松島に寄ったついでに日峯山に登る。
道がやばいのでバイクにはまったくおすすめできない遠見ヶ原展望広場。

そして何となく、はじまっちゃう道の駅スタンプラリー。
全部回れなくてもよし。
YouTubeで10日間くらいで全駅回る動画をみたら相当きつそうだったので2年越しで完走を考えてる。


2日目、上陸初日は徳島を海岸沿いに南下し海洋町のまぜのおかキャンプ場に滑り込む。
フリーサイト2,800円って高いんだけど、関東の相場を考えたらまぁそんなもんかと思う。

設営したら宍喰温泉まで行ってお風呂に浸かり、帰りにローソンで弁当やら買う。



ツーリング初日はなぜか買いすぎちゃう問題。

翌朝、9:00出発。3日目。
この日、高知のビジホを予約していたら、おあつらえ向きに空がどんより重たい。これは降りそうだ。

10時過ぎ、東洋町の辺りからしとしと降りだし、昼頃にはかなり広範囲で雨が。


道の駅•田野駅屋はありがたいことに、第2駐車場が線路下なので雨を凌げる。

ここで昼飯に、すり身丼を注文。そこ、タクアン置く場所だったの?(笑)

道すがらスタンプ押しながらひたすらの雨中行軍。

道の駅•キラメッセ室戸が休館日でスタンプを押せなかったのが痛い。
別に全部塗り潰す必要もないが端っこを残したくはなかった。


2時30分に高知のホテル到着。
サウスブリーズホテルは軒下に置かせてくれてありがてえ。

夜はとさでんで大橋通りまで行ってひろめ市場を初体験する。

場内大盛況でボッチはどこか居心地悪く、ひとりカウンターで美丈夫を頼む。横の店からカツオの塩タタキとウツボの唐揚げを持ってきて。

話しかけんなオーラ出してるつもりはないけど、誰も話し掛けてこない。
勇気を出して隣のボッチに話し掛けて見ると、山口から来たヴェルシス250乗りだった。不惑四十とのことで、なんだ、若いじゃん。同じバイク乗りだから楽しい。

終電は22:07と意外に早いのでそそくさお暇。
夜風が心地よい。

期待してなかったのにサウスブリーズホテルの朝食マジですごかった。
大浴場付きのサウナ付きで、高知に来たバイク乗りすべてにおすすめできるホテル。

4日目、UFOライン目指して北上する。
本気でスタンプやってるわけじゃないけど、拾える駅は拾おうの精神で、まきのさんの道の駅•佐川へ。新しい駅はすごいな。(まきのさんて誰?)

仁淀川沿いの国道194を北上する。633美(ムササビ)の里。


UFOラインに入るには寒風山トンネルの脇から峠越えするんだけど…

これ、マジヤバい道で後悔した…
石鎚方面からきてUターンして石鎚方面に帰る方が安全だ。

ヒーヒー言いながらやっとたどり着いた…
あれが瓶ヶ森…すごい

天空を走る、いの町道瓶ヶ森線。

そのままUFOラインを下り、石鎚山スカイラインを滑るようにかけ降りる。
県道12号おもごふるさとの駅で小休止。

そして四国カルストに。この日の宿地、姫鶴平キャンプ場に17時前到着。

第3グラウンドに設営してから、ちょっと先の天狗高原の方まで走ってみる。

すごい非日常感。石灰岩だらけの天空の光景に気が変になりそうだ。

姫鶴平に戻ってきて、まず落ち着いてお茶飲もう。

夕暮れもムーディ。君の名は。で言うところの誰そ彼れ時か…

買い出しが不十分なんだけどしょうがない。今夜は凍てついたハンバーグ弁当と金ちゃんヌードル。四国来たらこれ食わにゃ。

星もすごいことなってた。感動。

5日目、5時に1回目が醒めたけど、二度寝したらもう周り誰もいなかった。10時過ぎ出発。

昨夜風呂はいれなかったので、ゆすはらの天空の湯に行ったが運悪く休館日。
昼飯はスーパーの弁当で済ました。こんなとこでも遅れを取り返そうと必死。


なぶら土佐佐賀で鯉幟りが川渡しで棚引く。つくづく日本っていいなぁ。

四万十川キャンプ場(無料)に設営した。

風呂は中村温泉という銭湯で450円。

買い出しは夕時のマルナカに行けば30~50%引きで買えた。ローカルFMはたらんど77.9Mhzにチューンを合わせてひとり晩酌する。町が近いからいいな。


明日は夕方~夜半から朝にかけて雨になる。しかも強い雨。どこで宿を取るかポイントになりそうだ。

6日目、四万十川キャンプ場に朝露が降りていた。グラウンドは短く刈り込まれた芝なので撤収は楽。
無料だしトイレがボットンだということさえ我慢できるなら最高のロケーションだ。

昨日拾い残した道の駅を拾いに行く。国道439の杓子峠越えはかなり酷道だった。でもUFOラインの方がもっと厳しい道だったので何とかクリア。


国道381の鯉のぼり公園。壮観。誰もいなくて一人占め。

道の駅よってけ西土佐で昼休憩。

中村を経由してさらに国道321を南下し、足摺岬を目指す。



これがバイク乗りの聖地、足摺岬か。ふぅー。バイク乗り達はなぜか行く先々の先っぽを目指す。

足摺岬の向こうに航行している東京九州フェリーが見える。あれが取れてたら今頃は鹿児島辺りにいたかもしれないな。

土佐清水の道の駅。近くに雨雲が迫る。土佐清水のスノーピークのキャンプ場をアテにしていたが満員だった。こうなったら宇和島まで行ってホテルに泊まるしかない。

宿毛の道の駅でついにザッと降りだした。カッパ装備で走り出す。まだまだ宇和島まで遠い。

別に宇和島じゃなくてもいいけど、ある程度の都市の方が選択肢が多いかと思って。
やっとのことで宇和島リージェントホテルにビショビショでチェックイン。ここも屋根下に置かせてもらえて助かる。

洗濯物を60分乾燥機にかけてる間に外で食事する。鮮魚盛りとじゃこ天、宇和島の酒、虎の尾。

〆は塩おっこん。ソースを使わないお好み焼き。これだけでお腹いっぱいになるボリューム。


海の~声が~知り~たくて~♪
カラオケ行きたい気分になってきたけど、乾燥機が終わる頃だからホテルに戻らないと。この日は自重。

後編に続く。


大子広域公園グリンヴィラ、またソロにて幕を張る。春分の日の飛び石連休では割りと空いていた。

スーパーの値引き惣菜はコスパよくて美味しいけど。

たまには昼からこういう基本的なのもやってみるとキャンプの楽しさを思い出す。
午前中は温泉でサウナして、午後からは焼き肉。
日が暮れてからだと正直寒すぎてのんびりできない。
ただでさえ人が少ないけど昼間は特に人が少なくて静かだ。落ち着く。

そのあとシシャモと刺身で日本酒に切り替えてグビグビやる。
昼ご飯と晩ご飯をインターバル無しでそのままつなげたら、まだ明るいうちから眠くなった。

持ってきた薪を燃やしきらないうちに眠くて堪らない。19時には床に就く。

10時間寝たのは久しぶりで気持ちがいい。
楽しい冬キャンプはこれで終了だな。来月からはバイクキャンプにモード替えしよう。
余裕で撤収して寄り道せずに帰路つく。