疾きこと 蜂輪九佰

疾きこと 蜂輪九佰

ツーリングの感動を中心に、バイク、キャンプ、愛犬のことも織り交ぜて、日常をゆるく綴る随想録です。愛車はCBF600S。
神速如流星 咆哮如雷神 征道如麒麟 堅牢如泰山 ーーそれがCBF600Sです。

9月は全くキャンプに行けなかった。

シルバーウィークに3泊4日のキャンプを予約していたのだが、雨と台風で結局すべて流れてしまった。

10月に入って久しぶりに晴れの週末になったので、茨城の「サンセット松川」へ行ってきた。

今回はバイクでのソロキャンプ。

 

キャンプ場へ向かう途中、台風25号で氾濫した北印旛沼を通った。

熊谷知事はじめ、チーム印旛沼が堤防の仮復旧を急いでくれたことで、本当に助かったのだと思う。

成田の北須賀、船形では生々しい被害の爪痕が残る。

家々の玄関先に、浸水した畳や箪笥などが積み上げられている。

田んぼもかなりひどい状態になっていた。

気の毒である。

印旛沼が氾濫するなんて、これまで考えたこともなかった。

例年だと10月で台風15号とか16号ぐらいの印象なのだが、今年は9月の末で27号を数えるなんて、異常に多いんだな。

こうした水害への対策はますます重要になるのだろう。

 

15時30分、サンセット松川に到着。

サイトはきちんと手入れされた芝で、バイクはテントに横付けできる。

サイトの8~9割くらいが埋まっていた。

グルキャン、ファミキャン中心だが、サイトそのものには十分な広さがあり、隣との距離感も十分。

そして何より、目の前に広がる涸沼が絶景だ。

沼というからには、静まり返った水面を想像していたのだが、実際に眺めていると水の流れが感じられる。

涸沼は海とつながっている汽水湖で、那珂川を通じて太平洋につながっているようだ。

 

空が赤く染まり始めると、日が沈むまでが早い。きれいな時間は本当に短い。

日中はむしろ暑いくらいだったが、日が暮れると20℃ほどで、暑くも寒くもない、実に快適な気温だった。

 

17時前には焚き火を始めた。

薪はキャンプ場で購入。

広葉樹の束が850円。さらに、焚き付け用の松葉と小枝が取り放題。

それだけではなく、400円で針葉樹の端材を袋詰め放題で購入できる。

薪は火付きが良く、火持ちもいい。

焚き火を眺めていると、余計なことを考えなくなってくる。

 

焚き火を眺めながら一杯目にトマトサワー。

そして黒ラベル。

最後は、とらふぐのひれ酒。

ひれ酒はレギュレーターストーブで燗する。

夕食はセイコーマートのナポリタン、味玉、ポテトサラダ、そして豚丼。

料理らしい料理は一切しなかった。

このキャンプ場では電子レンジと電気ケトルが無料で使える。

だから、極端な話、火器がなくてもどうにでもなる。

 

朝食もセコマのサンドイッチ。

今回は徹底して手を抜いた。
 

サンセット松川は、設備面でもかなり充実している。

炊事場もトイレもきれい。

シャワーは24時間使える。

夜間も、食料品や炭薪は木箱にお金を入れる無人販売になる。

まさに、至れり尽くせり。

 

22時30分ごろ早めに就寝した。

ところが、夜中の1時。県道を走る暴走族の爆音で、起こされてしまった。
ウォンウォン!!ウォウォウォン!!ウォウォウォウォウォン!!

ああこれが茨城か。
なんで吹かすのかね、あいつらは。
「俺がここを走ってるぞ」っていうお知らせなのか?

22時から6時まではクワイエットタイムだぞ。
暴走するのは構わないが、静かに暴走してほしい。

 

翌朝の気温は18℃。

涼しくて気持ちいい。

夜に風もそれなりには吹いていたが、張り出したタープがはためく程度。まったく問題ない。

かなりゆっくり過ごして、10時30分ごろに撤収。

料金体系についても、バイクでのソロキャンプとは相性がいいキャンプ場だったと思う。

サンセット松川には――絶対また来たい。

 

キャンプ場を出たあとは、大洗漁港のかあちゃんの店へ。

生しらすと釜揚げしらすの二色丼をいただいた。

大洗の海の幸も、この辺りでキャンプする楽しみの一つ。

これから本格的なキャンプシーズンだな。

 

「北海道キャンピングガイド」が、2026年版をもって終刊になる。

なかなか採算が厳しいらしい。

やはり、値上げによるコスト上昇の影響なのだろうか。

自分は2011年版からちょくちょく購読してきた。

ツーリング前のプランニングに使うのはもちろん、旅の途中で「さて、今日はどこに泊まろうか」となったときにも、ずいぶんお世話になった。

北海道のキャンプ場のほぼ全数を網羅し、ゴミを捨てられるか、バイクを横付けできるか、温泉・入浴施設までの距離、スーパー、コンビニまでの距離、トイレが和式か洋式か、就寝時の音、メイン利用者層……などなど、細かすぎるくらい細かい情報が載っている。
 

こういう情報は、キャンプ場検索サイトには載っていない。

ソロキャンプ、特にキャンプツーリングをする人間にとっては、本当にありがたい一冊だった。

 

1992年から続いてきた長期シリーズが終わってしまうのは、とても寂しい。

しかし、これも時代の流れには抗えないということなのかもしれない。

 

北海道5日目

宗谷ふれあい公園は連泊にして、今日は休息日にする。

……つもりだった。

ずっと履きっぱなしだったライディングパンツも洗濯しないといけない。

 

高砂酒造の「国士無双Tシャツ」も洗っておかなければ。

ここのコインランドリーは、厚意で洗濯洗剤まで用意されているのでありがたい。

 

上陸してから、まだ巡り会えていないウニ丼を求めて、ノシャップ岬の樺太食堂へ。

しかし、店の外には30人ほどの順番待ち。

やっぱり、お盆時季の有名店は厳しい。

 
ノシャップ岬からそのままオロロンラインを南下する。

 
稚咲内あたりまでくるとオトンルイ風力発電所の風車群が見えてくる。

オロロンラインというと、南から北へ向かって走るイメージが強い。

しかし、南へ向かってのんびり走っていると、対向して北上してくるバイクが、遥か2~3km先から見えてくる。

これはなかなか感動的だ。

 
稚咲内から道道444号でサロベツ原生花園を抜け、豊富町の宮の台展望台へ。
 

昼食は、マップルを参考にして沼川のサングリーン食堂へ。

注文したのは、わさびラーメン。

名前からして刺激的そうだが、見た目ほど辛くない。

さっぱりしていて、ちょうどいい。

これはウマイ。

 

その後は道道138号で反対側の猿払方面へ抜け、鬼志別へ。

こちらオホーツク側は曇り。

眺望はまったくない。

道道889号を宗谷丘陵パーキングまで流してみたが、霧で真っ白。

諦めて稚内へ戻る。

中休みのつもりだったのに、結局200km以上も走ってしまった。

副港市場に2022年にオープンした日帰り温泉、

「ヤムワッカナイ温泉 港のゆ」へ。

サウナを3セット。

 

Yogiboのある休憩処で横になったら、深い眠りに落ちてしまった。

目が覚めると、すっかり暗くなっている。

そして、食堂のラストオーダーは17時。

意外と早い。

当然、食べそびれた。

西條スーパーで買い物をして、キャンプ場へ戻る。

 

この日は晴れていたので、夜空には天の川。

そして、ペルセウス座流星群の時期だったのだろうか。

流れ星もいくつか見ることができた。

 
北海道6日目
宗谷ふれあい公園のテントを撤収して、オホーツク方面に移動する。

 

この日も朝から快晴。午前中から暑い。

他のライダーはみんな6時45分頃には、もう荷物をバイクに積み終えている。

時計を見ながら静かにお茶を飲んだり、ナビをセットしたり。

そして7時になったらエンジンを始動。

そのまま颯爽と旅立っていく。

見事な手際だ。

一方、自分はコーヒーを喫んだり、顔を洗ったり、ぼんやりしたり。

バイクへの積み込み開始は、だいたい9時から10時。

その頃には、もう本当に誰もいない。

 

湾を左手に眺めながら国道を走る。

この日からオホーツク側も快晴だ。

宗谷岬も晴れていそうだったが、今さら面倒なので、道道1077号でショートカットして猿払側へ抜ける。

 
エサヌカ線で動画を撮ったり、
 

北見神威岬で動画を撮ったり。

寄り道をしながら、お昼は枝幸の西條スーパーで弁当。

本当はローカルの人気店でランチしたいのだが、お盆はどこも厳しい。

 

次郎ちゃんへのお土産を買うために、滝上の道の駅にも立ち寄る。

ここでは鹿の角が比較的安く手に入る。

 

鹿の角は、左右を対で買ってしまうと積載しづらい。

左なら左だけ。

右なら右だけ。

片側だけにしておけば、きれいに積める。

帰宅してからこれをグラインダーで15cmぐらいずつカットすれば、次郎ちゃんが囓るおもちゃになる。

 

夏だけ営業しているサロマ湖畔の三里浜キャンプ場にチェックイン。

フリーサイトは2,000円。

バイクの乗り入れはできないが、レイクフロントにテントを張ることができる。

バイクサイトは400円で、こちらはバイクを横付けできる。

湖際に張れるかどうかは早い者勝ち。

 

利用しなかったが、コインシャワーは100円で5分。

場内に6台あり、評判もよさそうだ。

やっぱり、サウナには行きたいので最寄り……といっても20kmほど離れた上湧別チューリップの湯まで走る。

もちろん、夕食もここで済ませてきた。

 

町に近いようで、実は遠い。

そんな三里浜キャンプ場は、星を見るには最高だった。

夜空を眺めていると、

ピューン!

「あっ、流れ星!」

……と思ったら蛾だった。

これは結構あるあるだったりする。

もちろん、本物の流れ星も何個か見えた。

 

サロマ湖で星空を眺めながらビールを飲んで夜更かしする。

なんて最高なんだろう。

明日はどこへ行くのか。

どこに泊まるのか。

何も決めていない。

頭の中が、すっかり空っぽになる。

 

北海道7日目

珍しく5時半に目が覚めた。

涼しくて気持ちのいい朝。

さて、今日はどうするか。

網走か。

斜里か。

美幌か。

別海か。

泊まる場所が、まだ決まらない。

 

撤収して国道238号を走り、北勝水産へ。

ここで小休止。

 
ホタテバーガーが美味しすぎる。
 

ホタテの貝柱も購入。

解凍ものではあるが、すぐ横が加工場なのだから鮮度感はある。

醤油とわさびも付いていて、その場で食べられる。

 

大粒の貝柱9個で880円。

これはかなりお値打ちではないだろうか。

 

能取湖をうろつき、岬で小休止。

まだ今日どこに泊まるか決まらない。

 
鱒浦海岸の入船水産でランチ。
 

カニめしをいただく。

長万部あたりのカニめしとは少し趣向が違うようだが、1,600円で味噌汁と小鉢付き。

これはお値打ちだと思う。

 

鱒浦の「感動の径」も、気に入っているビューポイント。

雄大な斜里岳と海別岳が、青く映える。

 

そして、斜里の有名スポット「天に続く道」。

やっと辿り着くことができた。

以前は、いまいちどこにあるのか分かりづらかった。

方向音痴ということもある。

今ではSNSの普及で人気の写真スポットになり、Googleマップでも簡単に探せる。

ずいぶんアクセスしやすくなった。

 

このあと知床横断道路や、尾岱沼まで走ることも考えたが、この時点ですでに14時過ぎなのでキャンセル。

体力的な疲れも出てきたし、そろそろサウナへの渇望も強くなってきた。

斜里から国道244号をまっすぐ中標津へ。

この日の宿は緑ヶ丘森林公園に決めた。

テントを設営する。

ライダーズサイトはバイク乗り入れ可で550円。指定ゴミ袋が82円。

 

町に近く、温泉・サウナの選択肢も複数ある。

非常に使い勝手のいいキャンプ場だ。

古いタイプのキャンプ場という印象があって、今まで敬遠していたのだが、最近はトイレ棟や管理棟を新しく建て替えたらしい。

設備もきれいになっている。

物販もあり、各種電子マネーにも対応。

場内通路は今のところ砂利だが、近いうちに舗装する計画もあるという。

そうなると、一躍超人気キャンプ場になってしまうかもしれない。

 

夕食は、根室花まる中標津店にテイクアウトを注文しておいた。

温泉へ行った帰りに受け取って、キャンプ場へ戻る。

 

酒はもちろん国士無双。

「並」でも寿司屋の寿司。

スーパーの寿司とは、やっぱりクオリティが違う。

素晴らしい夜だった。

北海道8日目

緑ヶ丘森林公園の朝。

木漏れ日が差し込むと、サイト全体が明るくなって気持ちいい。

周囲はソロライダーばかりなので、静かなのもいい。

 

この日は晩成温泉を予約している。

国道272号で釧路へ出て、そこから太平洋沿いを走る予定だ。

国道272号には「ミルクロード」という別名がある。

根釧台地の酪農地帯から釧路港へ、生乳を運ぶ幹線道路であることから、そう呼ばれている。

釧路港に入った生乳は、「ほくれん丸」で茨城県の日立港へ運ばれ、関東圏の乳製品需要を支えている。

ほくれん丸が貨客船になって、バイク乗りが日立から釧路に直行できたら・・・なんて、実現しない妄想をしてしまう。

 

北海道ツーリングでは、毎年のように「インデアン」にリピートしている。

しかし今回は天候の関係で帯広方面に足が向かなかった。

釧路店でインディアン欲を満たすことにする。
 

正午前だったので、並ばずに入店。

オーダーはいつもと同じ。

インデアンカレーのカツトッピング。やっぱりこれ。

 

池田町の先、十勝川沿いにもうひとつ「天に続く道」があるという情報を得ていた。

そこで、晩成温泉へ向かう途中に少し寄り道。

浦幌から道道597号で十弗へ出る。

 

十弗から十勝川の土手に上がると、人も車もほとんど通らない一直線の道が現れた。

なるほど。これは穴場だ。

ラップサイレージが点在する牧草地。

その上を流れる青空と雲。

時間が経つのを忘れてしまいそうになる。

 

16時、晩成温泉に到着。
フリーサイトはかなり賑わっている。
 
今日泊まるのはフリーサイトではない。和室13.5帖(夕食付)。
 

昨年、晩成温泉の浴室がリニューアルされた。

それが気になっていて、今回は宿泊を予約していた。

熱いヨード温泉に浸かり、サウナを3セット。
リニューアルでテラスが広くなり、外気浴が気持ちいい。
宿泊者専用の夕食は品数も多く、満足。
 

そして、食堂の隣にある喫煙室。

ここはリニューアル後も変わっていない。

壁の指名手配ポスターだけは、最新版に更新されていた。

 
北海道9日目
 

朝7時からサウナを3セット。

眼前に広がる太平洋。

打ち寄せる波濤を眺めながらの外気浴。

朝から最高だ。

宿泊者には、セルフ式ながら食堂で無料の朝食も用意されている。

カレーライスと味噌汁だけという簡単なものだが、とても美味しい。

ありがたい朝食だった。

 

10時にチェックアウト。

国道236号「天馬街道」で日高山地を越える。

 

途中、JRA日高育成牧場の展望台へ。

GWなら桜がきれいなのかもしれない。

 
新ひだか町・三石の居酒屋「漁」にランチで入店。2年ぶり2回目の訪問。
 
焼き魚定食で1,200円。

前回より20%ほど値上げしている。

まあ、食料品は何でもそのくらい値上がりしているので、仕方がない。

 

焼きたての魚は美味しく、ご飯も小鉢もいい。

ただ、正直に言うと、自分は昆布煮とか、ああいうグロい海藻が大嫌いだ。

しかし、昆布の三石まで来て、それを言っちゃいけない。

昆布も我慢して食べる。

 

店の前は駐車スペースが狭いので、バイクは「ぽると三石」に停めていた。

ミルクジェラートだけテイクアウトして、一服。

 

三石では「ふゆさわ精肉店」にも行ってみたいと思っているのだが、行けていない。

ここで三石牛を買って、キャンプ場で炭火焼きしたらどんなにいいだろう。

次回以降の宿題だ。

 

門別から日高道に入り、沼ノ端西ICまで一気に走る。

日曜日で日高地方のSSは、ほとんど休み。

ガソリン残量が少なくなってきて、ちょっとヒヤッとしたが、なんとか無事に苫小牧西港へ帰ってくることができた。

 
 



御船印も2種類入手した。
商船三井さんふらわあとハートランドフェリー。
 
無事故無違反、走行距離2,432km 。
このタイヤですでに7,400km走って形がいびつなので、あと1回ロング行ったら即交換だ。
 

夏の連休で北海道ツーリングに行ってきた。

10泊11日のロングツーリング。
そして、今回もサウナ旅である。

お盆に北海道へ行くのは久しぶりだ。

ただ、フェリー代が繁忙期テーブルのE料金。
そこへ、ここ数年毎年のように続いている値上げも重なって、かなり高くなっている。

さすがに今回は、スーペリア(2ベッド個室)ではなく、コンフォート(カプセル寝台)にランクを落とさざるを得なかった。

 

さらに今回は、台風の3連コンボ。

出発するまで、なかなか気を揉ませてくれる北海道ツーリングだった。 

 

8月4日から6日までの便は、7月30日の段階で早々に欠航が決定。

自分が乗るのは8月7日の夕方便なので、ギリギリ助かったものの、出発日を迎えるまで落ち着かなかった。

 

そして、もうひとつ楽しみにしていたものがホクレンフラッグ。

ところがこちらも、ホルムズ情勢による石油製品の需給ひっ迫を懸念して中止に。

コロナのときも中止になったけれど、何かあるとすぐ「中止」「自粛」という世の中の風潮は、なんだか残念だ。

カルビーに倣って、モノクロのフラッグを販売してくれたら、それはそれで面白かったのに。

 
北海道1日目

14:00に苫小牧西港で下船する。

上陸初日は、上士幌のバルーンフェスタ3Daysの2日目にあたる。

バルーン会場横の上士幌航空公園でテントを張って、翌朝、バーナーの轟音で目覚めて色鮮やかな熱気球を蒼天に見上げる。

これが長年の宿題だった。

夜にライトアップされる「バルーングロー」も見てみたかった。

ところが、十勝地方は午後から夜中までずっと2~3mm/h程度の雨予報。

バルーンを見たいのはやまやまだが、雨の中でテントを張り、買い出しに行き、さらに風呂まで入りに行く。

初日からずぶ濡れになるのは、さすがに勘弁してほしい。

翌日のタウシュベツ林道の鍵も予約していたので、諦めるのはかなり悔しい。

しかし、断腸の思いで進路を北へ変えることにした。

道央道を深川ICで降り、まあぶ公園フリーテントサイトにチェックイン。

 

日帰り温泉「あぐり工房まあぶ」に併設されたキャンプ場で、利用料は1,000円。

しかも入浴券が1枚付いてくる。

これはありがたい。

そして、ここのサウナが非常に熱くて気持ちいい。

水風呂はキンキンに冷えていて、わずか10秒も浸かっていられないほど。

サウナ旅としては、初日からなかなか幸先がいい。

温泉には食事処もあり、20時まで営業しているので、夕食の心配もない。

……と思っていたら、朝食を買っていなかった。

結局、町まで降りてマックスバリュまで買い出しに行く羽目になったが。

 

サイトから見下ろす深川の夜景もきれいだ。

バイクの乗り入れ不可なので、荷物の積み下ろしには少々汗をかく。

それでも、なかなかの良キャンプ場だった。

 
北海道2日目
深川のまあぶ公園を出発。

道東の天気は相変わらずぐずついているが、日本海側のオロロンラインは、ここから数日間ずっと快晴の予報。

それならば、ということで初山別のみさき台公園を目指すことにした。

激戦の中でここは予約を確保していた。

 

途中、北竜町の「ひまわりの里」に立ち寄る。

日曜日ということもあって、駐車場へ向かう周辺道路は観光客の車で渋滞していた。

裏道から入ってバリケード前にバイクを停めてパシャパシャ写真だけ撮っていく。

 

北竜ICから深川留萌道に入り、日本海へ。

小平町の有名店「すみれ」で海鮮丼を食べようと、入口の紙に名前を書いた。

しかし、行列が長すぎる。

しかも駐車スペースもない。

これは無理だ。

お盆に「すみれ」は無謀だった。

狙うなら6月か7月だな。

 
こうなったら、苫前のいつもの定番、ココ・カピウで食べるしかない。
 

……と思ったら、またしても「ウニ入荷なし」。

しかし、今となっては売り切れでよかったのかもしれない。

ウニ丼の値段が爆騰している。
 

そういえばと思って、10年ほど前の自分のブログを読み返してみた。

「3,500円は高い」

などと各地のウニ丼価格に不平を漏らしていた。

今は、その2倍どころか、3倍出さないと食べられない。

今の3,500円なら、これだ。

まだ良心的な価格だと思う。

そして味のほうは、実はウニ丼より、このホタテカニ丼のほうが好きだったりする。

 

初山別みさき台公園に14時にチェックインして、オーシャンフロントの区画サイトに張る。
500円のフリーサイトは多くのキャンパーやライダーのテントがひしめいていた。
もちろんフリーサイトにもまだ張れるスペースも残っているが、お金を使うべき場面では使ったほうがいい。
 

テントを張って一息ついたら、ホテル岬の湯へ。

サウナを2セット。

日本海を眺めながらの外気浴は最高だ。

そして、その足で食料調達へ。

風もなく、絶好のBBQ日和。

ところが、初山別村にはしっかりしたスーパーがない。

まともに買い出しをするなら羽幌まで戻らなければならない。

そこまでの執念はなかったので、近くのセイコーマートで総菜と弁当を購入した。

 
美しい夕暮れは、一瞬だけだ。
羽幌まで往復していたら、夕暮れに間に合わせるだけで忙しくなってしまう。
 
このグラデーションに包まれるマジックアワーの光景がとても好き。
 

天文台があるくらいの場所なので、星空を見るにも申し分ない。

この日の夜も、満天の星空だった。


 
北海道3日目
初山別みさき台公園を出発する。

この日はキャンプ場の予約を入れていない。

とりあえず北へ向かいながら、その先を考えることにした。

 

サロベツ原野のオトンルイ風力発電所。

ここへ来るたびに、迫力のある写真を撮りたいと思うのだが、いつも画角に悩む。

老朽化に伴う建て替えのため、2027年3月で解体されることが決まっている。

北海道ツーリングのひとつの象徴だったオトンルイ風力発電所も、いよいよ見納めが近づいてきた。

 

豊富町のふれあいセンターに立ち寄り、石油成分を含むことで有名な豊富温泉を初めて体験する。

もちろん温泉も目的なのだが、本当の目当ては、ここの食堂で食べられる有名なジンギスカン。

ところが、正午近くになると10組ほどの順番待ち。

さすがに諦めざるを得なかった。

この日のプランは、ジンギスカンを軸にして、幌延町の森林公園か、天塩町の鏡沼海浜公園あたりでキャンプするつもりだった。

その軸が崩れてしまうと、もう、そんじょそこらに留まっているわけにはいかない。

稚内まで走れば1時間半。

そして、ハートランドフェリーの礼文島行き14時50分の便に間に合いそうだ。

稚内港まで走って、乗り込んだ。

 

礼文島というのは、昼過ぎまでノープランで、

「行けそうだから行ってみるか」

などという思いつきで急に行くような場所ではない。

しかし、幌延あたりで一夜を過ごすのも、なんだか悔しい。

昨日は初山別でテントを張ったのだから、今日は焼尻島へ渡ってテントを張る、というのが自然な流れだったのかもしれない。

ただ、この時期の焼尻島のキャンプ場には「ヌシ」がいるという噂もある。

お盆のツーリングというのは、いろいろ悩ましい。

 

利尻島でキャンプしたことはあるが、礼文島でキャンプ泊したことはない。

天気もいい。

これは、いい機会かもしれない。

 
2時間の乗船で、礼文島・香深港に到着。
 

下船したライダーやキャンパーは、一目散にセイコーマートを目指す。

氷やおにぎりなど、もう棚に残っていない。

島に一軒だけのセイコーマート。

早い者勝ちの食料争奪戦である。

 

久種湖畔キャンプ場でテントを設営。

意外にも、ごみを分別して捨てられるのがありがたい。

場所柄、トレッカーや外国人の利用者も多い。

 

そして、最北航路の離島で見る星空は、息をのむほどだった。

満天の星空。

 
北海道4日目
久種湖畔キャンプ場を出発。
 

島の最北端、スコトン岬へ。

景色を眺め、コーヒーで一服する。

 
そして、澄海岬へも。いつになく風がおだやかだ。
 

澄海岬の売店でパスタを注文。

料理を待っている間に、隣の店でツブの壺焼きをいただく。

これは日本酒が欲しくなる。

稚内のキャンプ場に戻ったら、炭火グリルでこういうのをやりたい。

 

島で獲れた水ダコのペペロンチーノ。

安くて、それなりに美味しかった。

 

香深港へ向かって南下する途中、東泊漁港から見える利尻山がきれいだった。

こういう、立ち寄る人の少ない漁港で写真スポットを見つけると、ちょっと得した気分になる。

 

時間もあるので、元地海岸の桃台猫台展望台にも立ち寄る。

時季が時季なので、こういう有名な景勝地は非常に騒々しい。

 

正直、うんざりする。

駐車場に停めてあるバイク数台の周りを、子供たちが鬼ごっこのように走り回っている。

それを注意しないグラサンの両親。

楽しいのは結構だが、こういう手合いは、もしバイクを倒しても絶対に弁償しないんだろうな。

 

稚内港行きのフェリーを待つ間、あまり時間はないのだが、礼文島温泉うすゆきの湯にも立ち寄る。

入浴料600円。

サウナと水風呂もあり、さっぱりした。

 

ところで、この稚内~利尻・礼文航路。

旅客だけなら片道3,950円と、まあ安い。

しかし、バイクが高い。

750ccまでは一律7,000円。

50ccの原付でも7,000円。

旅客と合わせると10,950円である。

少し前までは、こんな料金じゃなかった。

 

利尻・礼文には2013年にも渡っている。

そのときは、旅客2,400円。

バイクは750cc以上で5,340円。

合わせて7,740円だった。

750cc未満は、もう少し安かったはず。

13年間で、およそ2倍近い値上げになっているのだろう。

 

これだけコストをかけたのだから、できれば利尻島にも渡って一周したいところ。

しかし、ちょうどいい時間の便がない。

しかも、稚内のキャンプ場には予約がある。

帰らなければならない。

 

稚内港に到着。

駅前の食品館アイザワで買い出しをして、17時に宗谷ふれあい公園へチェックイン。

 

殻付きのツブ貝は入手できなかったので、代わりにボイルツブを購入。

ボイルされているから、そのままでも食べられるのだろう。

しかし、ここはわざわざ炭火でカリッと焼いてから、醤油をつけて食う。

そして、国士無双の純米酒。

これは至福の時間だ。

 
後編へつづく
これほど酷暑になるとは思っていなかった。
夏のロングツーリングを控えて、炎天下で二台まとめてオイル交換。
 
CBF600Sは前回から1年ぶり、5,001km走行。ちょうどいい。

 
フィルターはユニオン産業のMC-620で節約。
 
ホンダプレミアムスポーツはホルムズの影響からか、Amazonでリッター3,000円以上と爆騰している。
たまたま、昨冬にオイルを3本買い溜めておいたので買わずに済んだ。
これからは安い時期を見つけて1~2回分くらいのオイル在庫を抱えてもいいのかも。
そもそも、100%化学合成のプレミアムオイルをいつまで使い続けるんだ?っていう問題もある。
高回転まで回すでもなく、1日1000キロ走るでもなし。
長距離フェリーを使い、雨が降ったらすぐホテル。10日間で2000キロ少々のゆとり旅。
自分の走り方なら、高価な100%化学合成油をを使い続ける理由は薄い気がする。
次回からは部分合成油あたりにランクを落としたい。
 
アドレスv50のほうも前回から1年ぶり。878km走行。
ODOが9,984kmで、15年目にしてようやく1周してきた。
こちらはスズキ純正ECSTAR R5000を使用してきたが、こんなに走る距離が短いなら安いので十分。
カインズのオイルにしてみた。
 
入れてから気付いたが、スクーターは一般的にMAではなくMB規格が推奨らしい。
壊れるわけではないようだが、摩擦特性が異なるので本来はMBを選ぶべきとのこと。
もう10年くらいオイル交換をやっているのに、こんな基本的なことに今更気付く。今までずっと間違えてたかも。

成田ゆめ牧場キャンプ場は9回目の利用。

有野実苑ほど頻繁に利用してないが、シャワー設備と開放感が良いので最近は見直しているキャンプ場。

今回はDサイトを狙っていたが、15時過ぎに到着すると週末らしくほぼ満員。

木陰の良い場所は残っておらず、無理に詰め込むよりはとEサイトへ移動した。

F,G,Dのフリーサイトが混んだ週末でもEサイトは空いていて、大きな木の下にゆったり設営。

気温は25度。マエヒロドームの前室をフルオープンにすると、吹き抜ける風が心地良い。

 
何ヶ月も前に入れておいた予約で、当日がこんなに晴れてくれるとうれしい。
テントを張り終えて、缶コーヒーを飲みながら、のらりくらりと前室をセッティング。

陽が落ちる前に炭を準備し、日本酒を開ける。

ビールが先か、日本酒が先か。
先に肉を食べてしまうと味が分からなくなるので、日本酒と刺身が先だ。
この日の日本酒は千歳鶴(純吟)1合瓶。
家の酒用冷蔵庫が壊れたので、最近はこうして現地調達するしかない。
肴は生メバチマグロ。
 
翌日は親子丼をやるつもりだったが、持ってきた米の量が思ったより少なかったので、諦めてお昼にテントを撤収。
以前から気になっていた佐原の「皐月」へ向かった。

実はこの店、過去に二度ほどタイミングが合わなかった。

一度は年始休業で空振り。

もう一度は、やはり、キャンプ終わりで寄ろうとしたが、撤収をのんびりやりすぎて営業時間に間に合わなかった。

三度目の正直でようやく対面した、この五目焼きそば。

半ヘル状に覆う焼きそばドームがパリッと香ばしく、その下にはたっぷりの五目餡。

いわゆる「五目あんかけ焼きそば」だが、上下逆転しているので「焼きそばかけ五目あん」といったほうが正しいか。

 
GWの遠征で散財したので、6月、7月、8月と、しばらくは節約キャンプが主体になりそう。
もっとも、近場だからといって楽しみが減るわけではない。
ツーリングの最大のテーマは、いかにしてビールをキンキンに冷やすかということ。
その答えはまだ見つかっていないのだけれど、しばらくはその研究が続きそうだ。

 
九州四国ツーリング(前編)からの続きで・・・

10日目 高松へ

小豆島ふるさと村キャンプ場をあとにして池田港に行ってみる。
土庄港から高松港のほうが便数が多いのだが、キャンプ場から池田港まで2~3分の距離なので、ちょうどいいのがもしあればと思って軽い気持ちで。
ちょうど9:40発のフェリーの積み込みが終わろうとしていた。
出発まであと5分を切っている。
さすがにこれにはもう乗れないだろうから次の便を待ってみようという気持ちでのんびりチケットを買い求めてたら、船のほうは乗せるつもりで待っててくれたみたい。
ギリギリで滑り込む。前日の新岡山の乗船もギリギリだったし、池田でもギリギリで恐縮。

船は第一こくさい丸。
国際両備フェリーは、国際フェリーと両備フェリーが合併した会社。
その経緯をふまえると、第一こくさい丸は旧国際フェリー、昨日のおりんぴあ・どりーむが旧両備フェリーの船舶なのだろう。
海上は雨が降ったりやんだり。
高松に着くと、たまたま降っていないが、いつ降り出してもおかしくない空色。
国道11を走り出し、東讃の道の駅を2つ回ったところで早めのランチ休憩にした。
地元に人気のあるらしい山村ラーメン。

15分ほど並んで入店し、あっさり醤油ねぎラーメンで680円。
チャーシュー、味玉、海苔、ネギ、ちゃんと全部乗っていてこの値段は信じられない。
他の地元のお客さんはみんなとんこつ醤油を頼んでいた。
それがどうやら定番らしいのは分かったが、あっさり醤油もちゃんと美味しい。

 
午後も天気は降ったりやんだり。かろうじて持ちこたえているが、少し山間部に入っただけで本降りなので、道の駅を巡るモチベーションがなかなか上がらない。
 
そして14:00、AZホテルチェーンに早々のチェックインを試みるも、案の定、15:00までダメよと。
はい、分かってます。でもワンチャンあるかと思った。

 
このAZホテル、隣にスーパーがあって便利だった。
激アツの値引きシールに目がくらんで買い込んでしまった。

 
これで部屋飲み確定。

 

11日目 香川の総仕上げ

雨雲が流れてからりと晴れてくれた。
長尾・塩江など、昨日回れなかった山間部の道の駅を国道377、国道197で、巡っていく。

 
十河の郷の歴史資料館にも立ち寄ってみた。
宮本昌孝の『剣豪将軍義輝』に十河一存、司馬遼太郎の『夏草の賦』に十河存保が登場する。
気になる存在だが、クローズアップされる機会は希少。
私営のため展示は小規模ではあるが、十河城址で地域活性のために盛り上がってほしい。

 
走りやすい中讃南部広域農道でまんのう町へ行く道すがら、高山航空公園も見ておいた。
キャンプできるとの情報があったから。
ネット予約はできないし、役場にアナログ申請も必要なので当日飛び込みは無理。
しかし、遠くまで見渡せて展望は抜群だった。

 
それにしても、風の強い日。
道の駅でスタンプを押している間に、吹き飛んだ幟がバイクに絡みついていた。
あとで分かったことだが、この日は、明石海峡大橋、瀬戸大橋、しまなみ街道の3本とも強風で通行止め。
加えてフェリーも欠航とのこと。
旅は順調に来ているが、1日でもずれていたら大変なことになっていた。

 
まんのう町の山内うどんで昼飯にしようとあてこんでいたが、残念なことに臨時休業の看板が立っていた。
とはいえ、もううどんの口になっているので、行き当たりばったりのうどん屋に入る。

 
焼き肉屋と兼業のうどん屋なので、肉うどんに期待したのだが、ちょっと肉の量がさみしすぎるような・・・

 
道の駅ことひきで、香川県の道の駅をコンプリート。
「天空の鳥居」ということで近頃話題の高屋神社へも行ってみたかった。
土日祝日は車両通行禁止で、シャトルバスでアクセスするしかない。
そのシャトルバスも早々にチケット完売していた。すごい人気だ。
 
浜街道で坂出まで戻り、讃岐五色台休暇村のキャンプ場にチェックインした。
キャンプ場から1kmの休暇村ホテルで大浴場にも入れる。
ここからの夕日が本当にきれいだ。
 
讃岐五色台休暇村キャンプ場といえば、もはや18年~19年くらい前に遡る。
忘れもしない、はじめて自分ひとりだけでテント泊した場所がここだった。
大げさに言えば、ここが旅の原点だった。
ただし、原点に還ってきたというよりは、むしろずいぶん遠くまで来てしまったなという気が不思議としてくる。
当時はキャンプ場を探すので必死で余裕がなかった。
でも同じ場所から今と同じ夜景を眺めたなとしみじみ。
 

12日目 高知キャンプ

讃岐五色台休暇村キャンプ場を少し遅めに出発して、高速に乗り川之江JCTから高知道へ。
 
乗り直しOKの新宮ICで降りて、道の駅 霧の森で愛媛県をコンプリート。
意外とここが人気で、抹茶スイーツ「霧の森大福」が名物らしい。
いったいどんなものか是非賞味したいが、外から見えているだけでも50人くらい行列なのでさっさと諦める。
 
高速に乗りなおして大豊ICで降り、国道439で大歩危・西祖谷の道の駅をめぐる。
霧の森からなら国道319から祖谷方面へ向かいたくなるところだが、道が狭隘かもしれないので安全策。
 
国道439で大杉・さめうらの道の駅も回って、今日の宿泊地を考えながら西へ走る。
仁淀川町の星ヶ窪キャンプ場を念頭においているが、ナビではさめうらから1時間半もかかる。
道中で温泉、スーパーに寄って氷と木炭も入手しなくては。
どの町で、どういう順番で。旅の自由度が高まるほど、判断が増える。
道の駅633美の郷の近くに吾北むささび温泉という日帰りを見つけたのでここで小休止。
 
熱い湯につかって緊張がほぐれると、星ヶ窪キャンプ場へのこだわりは薄れてきた。
すでに16:30である。
オンロード車なので河原系はNGだが、もうどこでもいいから近辺で適当な場所に張りたい。
越智町の宮の前公園に設営した。
 
遅い入りだったが、広いのでいくらでも張るスペースは残っていた。
町が近いので2~3分でスーパーにも行ける便利な立地。
 

13日目 高知から海部へ

気持ちのいい朝で野鳥のさえずりと、クルマのドア開閉で目が覚めた。
眠くてたまらない。耳栓とアイマスクをして8:30まで二度寝する。
 
宮の前公園は管理されたキャンプ場ではないので、ゴミは灰も含めてすべて持ち帰り。
公園にあるような水道はあるが、炊事場という形ではないので洗い物も厳しい。
それでも予約不要で無料なのだから気軽に利用できるのはうれしい。
 
こどもの日だったので50張くらいあったと思う。
みんなマナーを守って、これからも気軽に利用できる場所であってほしい。
 
この日は南国と香美の道の駅を回って、あわよくば室戸のスタンプまで狙いたいところ。
国道33で佐川の高知レストランでモーニング。
 
朝ごはんとしてはすでにサンドイッチを食べているのでモーニングにしなくてもいいのだが、
コーヒーに無料でモーニングが付くとなればモーニングにせざるを得ない。
昨年に通りがかったときは駐車場が満車で行列になっていたので気になっていた。
 
伊野ICからは土佐道で南国までワープする。
南国の道の駅で推されていたメニューがブランド鶏と魚だしの塩ラーメン。
おいしそうなものばかりが視界に入るので本当に困っている。
 
 
室戸の道の駅を回って、海陽町の漁火の森キャンプ場まで来た。
この日はどこで終わらせるのか、ちょっと迷ったんだが、事前プランよりも1日前倒しで前進した。
漁火の森は町が近い高台にあり、芝がきれいで、眺望もすばらしい。
 
キャンプ場を管理している遊遊NASAという温泉宿泊施設でお風呂に入れる。
バイクで2分のスーパーで徳島養殖のスダチブリや牟岐で揚がったアオリイカなど、地物を購入できる。
この日の食中酒として選んだ讃岐くらうでぃは乳酸菌のような酸味。
さっぱりして魚との相性もいい。cloudyは濁り酒の意味だな。
 
連休最終日は自分のほかには犬連れデュオキャンが1組だけで静かだった。
ネットではなく、電話予約だけなのでここは穴場かもしれない。
 

14日目 徳島南部の道の駅回収

朝の空気が澄んで気持ちがいい。
 
昨日のスーパーでは、朝ごはんとして手頃なおにぎりやサンドイッチとしては目を惹くものがなかった。
仕方なくミニメスの自炊に半額の白菜漬けだけの朝食。たまにならこれもいい。
 
9:00過ぎに出発して、南阿波サンラインをのんびり流す。
スタンプ帳の残りの道の駅はあと7つ。
内陸を進んで、もみじ川温泉・鷺の里・わじき・勝浦・神山と、5つをめぐる。
ただし、木曜日なので、木曜定休のわじきが押せるのか押せないのか?
わじきを押せないと、せっかく計画より1日早く前進したアドバンテージをどう活かして良いのか?悩ましいところだ。
 
この徳島南部あたりは四国八十八のお遍路の順打ちで早いほうの番寺エリア。
なので、そのスジの装束グッズ売り場が道の駅に常設されていて一種独特の雰囲気がある。
歩き遍路も多い。
鄙びているのにやたらと道の駅が多い(そのくせ休みが多い)のは彼ら向けの需要に応えてなのかもしれない。
苦労して神山まできたが、やっぱり途中のわじきが木曜定休で営業していなかった。
スタンプは館内にあり、営業中にしか押せないので明日また戻らないといけない。
過疎地の道の駅はこれがあるからがっかりする。
 
この日は神山でブルーベリーアイス食べて終了。
美馬の四国三郎の郷まで行って2連泊しようかと企んでいたが次の日わじきの回収が残っている。
神山ならわじきまで1時間だが四国三郎の郷まで行ってしまうと2時間以上かかるので、それはさすがにつらい。
神山のコットンフィールドでテントを張った。
 
コットンフィールドはACN加盟の老舗キャンプ場。
近くの徒歩でも行ける神山温泉の割引チケットをあっせんしてくれた。
泉質もサウナも気持ちよかった。
 

 15日目 道の駅制覇

県道28でわじきまで戻ってスタンプを回収する。
ここの手打ちうどんの評判がなかなかなのだが営業は11:00から。
まだ10:30なので30分待つかどうしようか迷ったが先へ行くことにする。
順番待ちでさえ並ぶのを躊躇う性格なのだから開店待ちで30分待つのは考えられない。残念だが。
 
 阿南羽ノ浦まで出て11:00開店の中華そば木具屋本店を訪れる。
7〜8人でいっぱいになる小さなお店は地元に愛されているようで開店即満席。
 
 狭いので料理提供、返却など店舗オペレーションはお客さんの全面的な協力で成り立っている。
大盛り無料で店主が「大盛りでいくけんな?」と全員大盛りにしてくれる、そんなノリの店。
大盛りがデフォならすでにそれは大盛りではなく実質的な普通盛りかもしれない。
 
 国道55で鳴門行って道の駅のスタンプを押すと、いよいよあと一息。
 
ラストは第九の里でスタンプを押して四国91駅を完全コンプリートした。
旅が始まる前は、終わらなかったらどうしようと思っていた。
特に、雨の八幡浜で足止めを食ったときは心配した。
2回のツーリングで終えられて本当にほっとした。
これで、北海道エリア、東北エリア、関東エリアにつづき、四国エリアも完全制覇。
 
全国の9エリアを完全制覇すると、また何かの称号をもらえるらしいが、それにチャレンジする気力体力はもう残っていない。
やるとしたら九州エリアだが、関東住みにとってそれはもう修羅の道だ。
今は精一杯やり尽くした気持ちしかない。
 
セブンのアイスコーヒーで一服しつつ感慨にひたったあと、そのまま高速で吉野川を遡上し、四国三郎の郷にチェックインした。
 
 四国三郎の郷は四国を代表するThe ハイスペックのキャンプ場で、行ってみたかったところのひとつ。
 私営に比べて、県営で行政が主体になってるところは炊事場もランドリーも大浴場も、何もかもがケタ違いのスケールだ。
トイレにはウォシュレットはもちろんのこと、音姫までついていた。
 
 マルナカで買い出しして、戻って来た頃には空が茜色に染まり、こんな場所でキャンプできるのは幸せだと感じた。
 
これが旅で最期のキャンプ。余っている在庫の炭をケチらずに使おう。
 
 2割引のホタテを焼いて、醤油を垂らす。
普段のキャンプではこんなことあまりやらないんだ。
 
今夜のお酒は、きらいの赤(純吟)。
 
 小パックだが子持ちししゃもは太いのを買っている。
 

 

調味料のデッキはマヨネーズ、タルタルソース、中濃ソース、七味、しょうゆ、黒瀬スパイス、焼鳥のタレ、焼肉のタレと、だいたい何でも揃えてるので、何でも焼ける。
高規格キャンプ場に、安定のマルナカ、盤石の調味料で後悔のないキャンプになった。

 

 
 

16日目 帰還の準備

最期のキャンプは終わったので丁寧に片付けて10:00チェックアウト。
 
道の駅スタンプミッションは終わっているので、この日は徳島のホテルで休んで明日のフェリーで帰るだけ。
自由に行動できるノープランの1日になったので、うまくロングツーリングを収束できればいいが。
先日は臨時休業で山内うどんを食べそこねていたのでリベンジすることにした。
四国三郎の郷からなら国道32で山を超えられるのでまんのう町は近い。
 
 
 久しぶりの山内うどん。すっかり有名店になってしまってお客さんは多いがうどんなので回転も速い。
 
ひやあつ3玉。なんの変哲もないうどんなのになんでこんなにうまいのか。
打ち方に秘訣があるのかな。
 
うどん食ったらまた東讃まで行って道の駅むれのじゃこやでランチ二次会だ。
連休中に行ったときは50人くらい行列になっていたので諦めて山村ラーメンに行ったんだった。
ハマチのヅケ丼。どうやら今の時期はオリーブハマチじゃないらしい。
大・並・小の、小にしようと思っていたが、前に並んでいた女子旅が並を頼んでいたのでそれにつられて並で。
 
長いツーリングもこれで最後かと思うと名残惜しい。
藍住で資料館を見てから、昨年と同じ徳島のホテルに17:00チェックインした。
 
 
徳島市内にキャンプ場もあるのだが、乗船前の買い出しまで考えると朝がちょっと忙しくなるし、それを心配しながらキャンプするのは落ち着かないので。
ホテルでシャワー浴びて落ち着いたら、夜は定番の東大ラーメン。
生卵入れ放題のルールは相変わらず。
一度でいいから6個ぐらいぶっこんでみたいが、それはあさましい行為だ。
周りの目があるので自重する。
大ライス2杯目(おかわりは有料)に行ってる人もいて、いいなあとうらやむ。
生卵の溶け込んだ茶色いスープで、ライスは無限に行けそうな気がする。
 
その後、栄町通りで軽く飲んで部屋に戻る。
 

17日目 乗船

港まで10分そこそこだが、その前にスーパーで買い出しする時間を見込んで少し早めの9:00に出発。
 
イオンなど普通のスーパーは10:00開店だが、港の近くではキョーエイ沖洲市場店が9:00開店なのでここがちょうどいい。
昼、夜、朝の三食と徳島地酒300ml、ビール500ml×2を買って準備万端。
 
出港が11:20で、1時間くらい前から乗船が始まると思っているので余裕を持ってターミナルに到着した。
実際には30分くらい前の10:50に乗船が始まった。
 
一方で、5分前の11:15に駆け込み乗車してくるバイクもいる。
乗れなかったら詰むだろ。どうなってるんだろね。
他人事ながらこっちがハラハラしてしまう。
 

18日目 夢から醒めて五月病

3:00ぐらいから身支度でみんな廊下をバタバタと歩きだして、目が醒めるとそれが気になって個室とはいえ寝ていられなくなる。
5:30に有明で下船。
首都高スキップのゲートウェイ経由で湾岸市川ICから東関道でそーっと帰宅した。
 
走行距離は2,481km
ここまで長いツーリングはもう二度とできないかもしれない。
一度きりの人生だから、後悔したくない。
・・・とか言いながら、もう次のフェリーのことを考え始めている。
 
フェリーで九州へ飛び、阿蘇を越え、四国へ渡り、また海を渡る。
半年くらい前から温めていた、そんなプランをGWで実行に移した。
昨年は別々に行って、四国は船中2泊、九州は船中3泊で合計5泊だったのを、今年はいっぺんにつなげてしまえばぎゅっと船中3泊にまとまるじゃないかと。
このツーリングでやりたいミッションは2つ。
九州ではゴンドーシャロレーに滞在してゆっくりと黒川温泉の湯巡り。
そして、四国では道の駅スタンプラリーの全91駅のうち、あと残すところ38駅まできている。これを完走するのが悲願。
 

1日目 出発

東京有明でオーシャン東九フェリーのびざんに乗船する。
徳島経由で新門司まで33時間の長距離フェリーで、17泊18日のロングツーリングの幕開け。
 
長旅ということもあり、個室を取っておいた。
冷蔵庫付きなのでスーパー惣菜を冷やしておけるメリットは大きい。
 
2日目 
2泊の船旅の中日は、もちろん朝から浴場にいったり昼寝をしたりの自由時間。
徳島で3分の2ほどの乗客が降りると船内はガランとして少しさみしくなる。
徳島を出て、明石海峡大橋をくぐり、静かな瀬戸内海を航行。
 
3日目 新門司~別府
新門司港に6:30着岸。
早い時間のスタートを活かして南小国まで行くプランだったが、雨雲が重く拡がっている。
 
とりあえず、資さんうどんの葛原店で朝ごはん。
千葉でも食べれるので珍しさはないが、24H営業なので朝早いとき助かる。
 
北九州はまだ降り出してはいない。
しかし、南下すればすぐに雨に突入してしまう。
上陸初日が大雨っていうパターンが個人的にはよくある。
 
南小国のゴンドーシャロレーに3泊する予定だった。
しかし、この日は雨が深夜まで降り続きそう。
クルマじゃないのでビシャビシャの雨中のテント設営はつらい。
悔しいがゴンドーシャロレーは明日からの2泊に変更して、別府にホテルを予約して駆け込むことにした。
 
東九州道に乗って、別府ICでアウト。亀の井ホテルに到着。
屋根下駐車の2食付でコスパの良いプランを選り好んだら、こんな立派なホテルになってしまった。
 
ただし、まだ朝の9時を回ったばかり。チェックインできるわけがない。
 
ホテルから徒歩圏の別府の歴史的シンボルのひとつ、竹瓦温泉まで傘をさして行ってきた。
かなり熱い湯で、好きな温泉。
ここまで高速道路で80キロちょっとの走行だが、雨で緊張していた神経をリラックスできた。
 
洗い場はない。湯船があるだけ。
一応シャンプーとボディーソープも持参したが、どうも、そういう温泉じゃないらしく、使わずじまい。
入浴料300円と貴重品ロッカー100円(ノーリターン)
 
昼ご飯はジョイフルまで歩いてチキン南蛮定食。
昨年、都井岬南灯台の親父がジョイフルを薦めていたのを想い出した。
15:00まで時間を潰してようやくホテルにチェックイン。
大浴場に浸かって外が車軸を流すような大雨なのを見ると、やはりキャンプ強行は難しかったと思う。
 
 
 

4日目 やまなみハイウェイで阿蘇へ

風は冷たいが晴れてくれた。定番の長者原で記念写真。
 
ミルクロードをゆっくり流して大観峰へ。
 
昨年は8月に来たので8ヶ月ぶり。
今回は急がずゆっくり回れそう。
 
お昼は北山レストランでいつもの。
 
パノラマラインも一巡りして、ゴンドーシャロレーにチェックイン。
公園サイトのB。
 
黒川温泉の南城苑で汗を流してから、南小国のフレインで買い物して炭火焼きにする。
サンマと、亀萬(純米)が合う。
 

5日目 黒川温泉の湯巡り

連泊なので撤収の必要なし。
朝に温泉入って、ちょろっと走って、夕方も温泉に入ろう。
 
温泉手形で旅館こうの湯に入りに行く。
入口の道が激坂なのでバランスには注意。
 
ファームロードわいたを適当に北上して見つけた、北里柴三郎の記念館を見学する。
 
道の駅小国で、バイク乗りの三大義務のひとつ。ソフトクリーム。
 
お宿 野の花で温泉に入り、まだ日も高いが早々に帰還。
急いで走り回らなくても、この景色で腰を落ち着ければそれで十分。
 
今日の買い出しはマルミヤで、塩アジと赤魚の開きが安かった。
炭で魚を上手に焼くのは難しいが、面白いものだ。
 
温泉手形は各旅館で1,500円で購入して、6ヶ月以内に3回の日帰り入浴に使える。
つまり、有効に使えば1回あたり500円で旅館の温泉に入れるということだから、温泉好きにはたまらない。
1泊で3回入るのはちょっと忙しいから、連泊してこれをやってみたかったので良かった。記念にも残るし。
 

6日目 四国へ移動

 
黒川温泉をしっかり堪能した。
四国に移動するために国道442と中九州道で大分に向かう。
 
九州から四国へ渡るなら、臼杵〜八幡浜航路が定番だろう。
ただ今回は、佐田岬の亀ヶ池公園キャンプ場に張るつもりだったので、佐賀関〜三崎の国道九四フェリーを予約していた。
早めに港に着いたので予約を繰り上げて12:00の便に乗船。
ハンドル真っ直ぐ(ロックするな)とのこと。船によってやり方が多様だ。
 
ただ、雨が今夜から降り出して明後日の朝まで続く予報。
亀ヶ池公園キャンプ場の隣に温泉施設があるとはいえ、2日間籠城するのはつらい。
キャンプ場の予約をキャンセルして八幡浜のビジホを2連泊で押さえた。
結局こうなるんだったら臼杵~八幡浜のフェリーに乗っておけば楽だった。
 
次の日は雨で動けないのだから、この日、雨が降り出す前に道の駅スタンプラリーを少しでも進めておきたい。
内子町、小田、天空の郷さんさん、広田、と18:00までに4箇所を抜いてからホテルに向かう。
 
広田から内子町、大洲・・・と来た道を延々戻りながら、どうして八幡浜のホテルにしちゃったんだろう?という後悔はあった。
こんなに道の駅を攻めるなら宿泊先は伊予市や松山近辺でも良かった。
雨で足止めはまだいいが、来た道を戻るというのは旅が巻き戻る感じがしてモヤモヤする。
 
予報をみると、やはり明日は走れん。無理して走っても楽しくない。
 
夜はもつ鍋居酒屋の月天で。焼き鳥も魚もちゃんぽんも、全部美味しかった。
20年以上も経営しているとのこと。そんなお店は希有だと思う。
 

7日目 八幡浜でぶらぶら

予報通り朝から雨なので、ホテルから歩いていける範囲でぶらつく。
 
市役所前にある八幡浜黒湯温泉「みなと湯」は歩いて7~8分だった。
黒湯温泉というのはモール温泉を指すらしいが、お湯は無色透明だった。
掘り出した当初とは泉質が変わってしまったのかもしれない。
いずれにしてもいい湯加減だった。
ホテルで割引チケットを買って行ったので600円で入れた。
 
昼はちゃんぽんのイーグルで。
長崎ちゃんぽんは豚骨ベースなのに対し、八幡浜ちゃんぽんは醤油(または塩)らしい。
 
家族にお土産を送るために八幡浜の道の駅にいったところ、美味しそうな惣菜が並んでいたのでたくさん買い込んで帰ってきた。
八幡浜の地酒、梅美人酒造の純米大吟醸で部屋飲みにするとしよう。
スーパー惣菜と違って、道の駅惣菜の良いところは、その地元の仕出し屋さんなどが手作りしているということ。
 

8日目 多々羅キャンプ場

午後に向かう今治方面の天気はまだ荒れ模様だが、南予は晴れ上がっている。
宇和島まで南下してから国道197で道の駅ひじかわでスタンプを押す。
 
相変わらず風は冷たい。こんなに涼しいGWは珍しい。
 
道の駅なかやまの手作りパンで昼食にして、スマートICから高速に乗って今治へ向かう。
 
横風が強いので事故らないかとヒヤヒヤしながら、しまなみ街道沿いの道の駅を4つ回ってこの日は終了。
一方、明石海峡大橋と瀬戸大橋はこの日強風で通行止めになった。
本当はしまなみも通行止めレベルだったかも。身の危険を感じた。
 
道の駅に隣接している多々羅キャンプ場にチェックインした。
サイトはフリーで何カ所かあるが、その中でメインとなる国際交流広場はほぼ横付け可能。
 
温泉もファミマも至近なので便利なキャンプ場だった。
 
クルマや、自転車、徒歩の人など、いろんな人が利用する。
 

9日目 小豆島へ

テントを超速撤収して、8:00前に出発できた。
しまなみ街道をそのまま尾道まで渡り、新岡山港からフェリーで小豆島土庄まで渡る。
 
バイクは事前予約不可だったので、果たしてこのGW後半初日の繁忙期に乗れるかどうか、心配したが杞憂だった。
新岡山9:30発の臨時便に滑り込めた。
関係ブログも読み漁ったが、バイクが乗れなかったという体験談はGWでもあまり見当たらないようだ。
 
船は、国際両備フェリーのおりんぴあ・どりーむ。
臨時便のためか、船内売店が営業していないので残念ながら御船印をゲットできず。
 
この航路では、タイヤ止めを噛ますだけでロープによる固縛はしない。
そんなので大丈夫かと心配したが、大丈夫だった。
 
土庄港に着くと、小豆島大観音から時計回りに島を半周しながらスタンプを押していく。
GWらしい暑さになってきた。
 
昨日大三島で泊って、今日はまだ11時前にも関わらずすでに小豆島にいる。
これほど、順調にいくとは思わなかった。
 
お昼はうどん。
小豆島に来るのは2回目なのに自分のリサーチ不足が原因だが、ランチで何を食うべきかについては、答えがよく分からない。
小洒落たカフェダイニングは嫌だし、そうめんが名物でもイートイン業態のそうめん屋もないだろう。
そこで行き当たりばったりで入った、地元向けのお店。全席完全喫煙可。
肉うどんは、地元のうどん屋らしい安心感のある味。
わざわざ目的地にするような所ではないが、たまたま通りがかってうどんが食いたければ全然アリだよという感じ。
 
県道29ブルーライン~県道27スカイラインで、景勝の寒霞渓も立ち寄る。
走り応えのあるワインディングだが、昨日の強風で落ち葉や枝が道路に散乱しているため、運転は慎重に。
 
山を下りて、島内3つめのスタンプを押し、小豆島ふるさと村キャンプ場にチェックイン。
棚田をリノベしたようなキャンプ場で、バイクサイトはその最上段に近い棚にある。
場内で高い位置にいるだけに海も見えて景色は壮観である。
 
クチコミで、このバイクサイトに登る坂が未舗装なので怖いと書いている人がいた。
斜度は激坂という程ではないものの、砂利が大粒でガレているので、上りも下りも怖いという気持ちはたしかに同意する。
 
少しでも自信のない人は、バイクサイトではなく、普通の区画サイトにした方が良いと思った。
自分も次からはそうする。

ここまでは天気に振り回されながらも、道の駅スタンプラリーを遅延させずにバックアップできた。
雨が降ったらすぐホテルは日和りすぎじゃないのかと自覚もしている。
しかし、疲れてまで無理をしたくないし、する必要もない。安全が第一。
それがロングツーリングの秘訣かもしれない。
春は、本格的なロングツーリングに行く前の装備点検として、近場で練習キャンプをするようにしている。
秋冬は専らクルマキャンプ用の荷造りなので、バイクキャンプモードに再起動。
半年ぶりなので色々メンテすることが多い。
文化焚き付けの残量が少ないとか、インスタンントコーヒー補充しなきゃとか、
そういう消耗品の関係から、懸案の道具問題まで。
 
まずは、ヘルメットの問題を対処。
昨年内装一式を交換してからチークパッドがキツくて敵わない( ´)Д(` )
標準の35ミリから31ミリに交換。
左右あわせてわずか8ミリの差が体感にすると大きい。

GT Air用の31ミリがすでに絶版のようで、8千円くらいかかってしまった。
確か、内装セット一式が14,300円くらいだったかな。
結局、チークパッドまで合わせると内装に22,000円も使ってしまっている。
4年くらい持たせてから、次はGT Air3に買い換えたい。
 
チークパッドを交換する際に、B+COM Musicのスピーカー配線の皮膜が破れていることにも気が付いた。
いつ断線してもおかしくなさそうなので、ロングツーリングが始まる前にこれも替えておこう。

 
4箇所も破れていた。
ヘルメットを長く使っている人は一度チェックしたほうがいいと思う。

 
B+COM Musicは2019年に生産終了しているので、もう潮時かと思って本体ごと買い換えを検討した。
自分のインカムの使い方として通話機能は必要なかったのだが、サインハウスの低価格帯はB+COM Play ZEROに移行しつつあるよう。
そういったタイミングなので通話機能付のB+COM Playがセール価格でZEROに迫るくらいお得だった。
まれに走行中に電話かかってくることも実際あったのでB+COM Playに決めた。
旧Musicと比較すると今のB+COMはスピーカーのサイズが小さいのに驚いた。
スピーカーが小さい分、耳への物理干渉も少ない。もっと早く替えておくべきだった。

 
新しいB+COM Playの機能を確認しつつ下総まで走って、成田ゆめ牧場キャンプ場に到着。
狙っていたDサイトはこの日貸切のため、Eサイトに幕営する。
 
ゆめ牧場の中でもEサイトは低い地形にあるのでトイレや水場を利用するのに長い階段を上ってDサイトまで行かなきゃならないのと、水捌けが悪い場所があるのが難点。
しかし、広場のF・Gサイトが混雑していても、Eサイトはマイナーで、比較的空いている穴場エリア。
ソロで静かに過ごしたい人には向いている場所だと思う。

 
桜の見頃にはまだ少し早いが、コロナ禍のキャンプブームの頃に比べれば、こうして桜を見ながら落ち着いてキャンプできるのは素晴らしい環境だ。

 
テントを張って一息ついたら米を浸水。そしてB6に炭を熾す合間に、伯楽星(純吟)で乾杯。
肴はナリタヤで仕入れてきた4点盛り。

 
炭が熾きたらいつもの塩ホルモンを焼いてビールに移行。
ナリタヤで買ってきた手羽中もある。手羽中って、小さくて身離れがいいのでキャンプでも食べやすい。
しかも、佐原地域のブランドである「錦爽どり」もこの地域ならではだと思って手に取った。

 
手羽中を炭で炙って、焼き鳥のタレを垂らせばご飯にも合う。
普段のスーパー惣菜祭りとは違って、真面目にキャンプらしいことをしてみる。
純吟1合とビール2缶でかなり酔ってしまったので、シャワーに行かずにそのまま就寝。

 
 
翌朝は5:30に目が醒めてサンドイッチを囓り、そして至福の二度寝で10:00まで寝ていた。
成田ゆめ牧場は17:00までにチェックアウトすればいいので何も焦らなくていい。
明け方は7.4℃と冷え込むが、10:00にもなれば24℃に急上昇。
とても長袖は着ていられない気温になる。

 
上に一段あがったAサイトは3分咲きから5分咲きといった様子。
 
我がEサイトは3分咲きと言った状況。
 
シャワーで汗を流してさっぱりしたところで、撤収しようかどうしようかと悩んだ結果、
やっぱり昼食まで食っていくことにした。
 
パントリーに眠らせていた仙台カレーおでんの缶詰と、昨日ファミマで買ったタケノコとこんにゃくの煮物。
そしてミニメスで銀シャリ。1泊で2回炊飯することも最近では久しぶりだ。
カレーおでんの出汁がおいしいのでご飯も進む。
 
のらりくらりしながら14:30には撤収完了。
ゆっくりできた。やっぱりキャンプは落ち着くし、楽しい。
ロングツーリングに行く前に、できればもう一丁、近場で色々試してみたい。
 

早いもので、CBF600Sに乗り始めてもう5年。
走行距離は20,700kmになった。

 

金曜日、ユーザー車検を無事に通してきた。

 

ユーザー車検は金曜日の2ラウンドで予約。

予備検で光軸を見てもらったが、結果は一切調整なしでOK。

 

車検場では2ラウンドの一番手となり、10:30に検査開始。

10:45には新しい車検証の交付を受け、そのまま帰路についた。

 

 
自分もユーザー車検はかれこれ10回以上のおっさんなので、もはや「慣れてないです」とは言えなくなってきた。
そろそろひとり立ちしなければいけない頃合いだろう。
とはいえ、いつも「あれ、どうだったっけ?」と迷い悩むのが毎度のこと。
そんな自分自身のための備忘録として、ユーザー車検を受ける際のコツを書き遺しておこうと思う。
 
予約は開始直後を狙う
  • 自動車検査インターネット予約システムは、検査日の14営業日前の24:00から予約枠が開放される。
  • 確実に希望の日取りを押さえたいなら、PCの前でスタンバイして予約する。

 

検査ラインの流れは事前に動画で確認

  • 継続検査の当日の流れを自動車技術総合機構(NALTEC)がYouTubeで解説している。
  • フットスイッチを踏む、離す、ブレーキを握る、離すなど、当日テンパらないように事前に何度か見て頭に入れておくと安心。
 

 

スピードメーター検知は前輪か後輪か

  • スピードメータの検知が後輪か、前輪かによって、検査項目の順番が変わる。
  • これが曖昧なまま検査ラインに入るとあたふたテンパる。
  • 確認の仕方は簡単で、センスタを立てて、周囲に人や障害物がないことを確認した上で、エンジンを掛けて後輪をゆっくり空転させる。このときにメーターの針が動けば後輪検知、そうでないなら前輪検知と見ていい。CBF600Sは後輪検知だった。
 

ヘッドライト検査は、ハイビーム

  • これも毎回「どっち?」となりがちだが、二輪のヘッドライト検査は原則ハイビーム。
  • なお、四輪は近年ロービーム検査へと移行しつつある。
  • だから二輪も四輪もユーザー車検で通す人は意外と混乱しやすい。
 

継続検査(車検)の申請書作成

  • 事前に作成しておけば、当日に余裕ができる。
  • 公式には印刷はレーザープリンタでとされていてインクジェット印刷は不可とされるが、要は機械で読める印刷品質であればいいみたい。
  • ダメで元々の気持ちで印刷して持っていく。はじかれたら素直に手書きで転記するだけ。

 

納税証明書
  • 令和7年4月から、二輪も納税証明書の提示が原則不要に。
費用

四輪に比べると、二輪の自動車重量税や自賠責は驚くほど安い。

  • 自動車重量税 3,800円
  • 検査登録印紙(国) 500円
  • 自動車審査証紙(機構)1,300円
  • 自賠責保険(24ヶ月)8,760円

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   合計       14,360円

 

この金額なので、ユーザー車検をやめられなくなる。

 

今回は前夜に雪が降りはじめたので、はたして行けるだろうかと、気を揉んだ。

結局すぐに雪はやんだので当日の路面はドライだったが、有効期限が2月なので天候は毎度心配になる。

この次はいっそのこと、期限切れさせて少し暖かくなってから仮ナンバーで受けようかな。

 

1月の三連休で、今年初キャンプ行ってきた。
場所は、那須高原オートキャンプ場クアトロペロス。
 
このキャンプ場は全区画がドッグフリーで、AC、水道、冷蔵庫、トイレ、シャワーまで揃っている。
区画の外に出る必要がほとんどない。ある意味、最終形の高規格キャンプ場。

 
小さな惣菜をいくつか買ってきて、あとは炊飯。
近頃の次郎ちゃんは、お母さん派になってきたので、そっちを定位置にしてもらうよ。
 
舞茸と紅鮭の炊き込みご飯に、バターを一片落とす。
混ぜると、湯気と一緒に香しい匂いが立ち上った。
 
おでんを温め、日本酒を注ぐ。
こういう夜は、酒が静かにうまい。
 
次郎ちゃんは相変わらず元気いっぱい。
 
関東一円が快晴らしく、冬の夜空が澄んでいた。
 
キャンプ初日は、寝付くまでが少し大変。
しかし電気を消し、完全に暗くすると、次郎ちゃんもおとなしく寝てくれる。
 
場内の木々がライトアップされ、それでいて飾りすぎてはいない。良いムードだ。
 
2日目の朝
 
最低気温はマイナス1.2度だったらしい。
 
テント内をじっとしていられない次郎ちゃんは、場内をうろうろしている。
 
午前中に買い出しを済ませ、午後はのんびりティータイムと行きたかったのだが・・・
 
14時頃から急に風が強くなってきた。
ウェザーニューズでは8m/s。
 
久しぶりに全てのロープをペグダウンし、前室も締め切った。
せっかくの景色だが、仕方がない。
しばらく横になり、浅い昼寝をする。
 
その間に、強風で折れた大きな枝が、高いところから車の屋根に落ちた。
音にびっくりして這い出てみると、屋根に凹みが4~5箇所。
 
運が悪い、としか言いようがない。
しばらく落ち込んだが、どうにもならない。
酒を飲んで気分を立て直すことにした。
 
そんな事情など関係なく、次郎ちゃんは相変わらずマイペース。
 
21時には、地面にうっすらと雪が積もり始めた。
撤収時には5~6センチ程度だろう。その時は、そのくらいに軽く考えていた。
 
二夜目の次郎ちゃんは、寝付きが早かった。
 
3日目
目が覚めると、テントの天井が妙に低い。
雪の重みで、倒壊寸前だった。
下から叩いて屋根の雪をおろし、這い出てみるとこの状況。
 
平均15センチ、深いところでは20センチ近い積雪。
一晩でここまで積もるとは、予想していなかった。
 
明け方のテント内は最低0.8度。
ストーブに火を入れる。
 
「匠のあん食パン」をストーブで軽く炙る。
表面がカリッとするだけで、おいしさは倍増する。
外は完全な雪景色だが、テントの中は妙に快適。
悪いコンディションの中でもほっとできる安心感がキャンプに嵌まるひとつの要素だと思う。
 
テントを畳むのに、ペグが雪に埋もれて見えない。
管理棟でスコップを借りて、撤収作業は、まず雪かきから始まった。
ここで、雪国育ちの内儀が本領を発揮してくれて、実に頼もしい。
 
昼頃になって、ようやく雪が止んだ。
チェックアウト時刻より1時間レイトで撤収完了。
予想外の積雪では仕方がない。
 
一般道は積雪が多いので、安全をとって那須ICから高速に乗る。
矢板ICまでは冬タイヤ規制。
上河内SAと蓮田SAででお散歩休憩を挟み、岩槻ICからR16で帰宅した。
アクシデントはいくつかあった。
だが、時間が経って、良い思い出になれば○
キャンプというのは、そうあってほしい。