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疾きこと 蜂輪九佰

ツーリングの感動を中心に、
バイク、キャンプ、愛犬のことも織り交ぜて
日常をゆるく綴る随想録です。

上陸5日目、水曜日。8:20にドーミーイン北見をチェックアウトして藻琴峠を目指すも、深い霧で引き返す。
この旅に長袖を一枚も持ってきてない。本当に寒すぎる。
 
道道587こもれび街道で小清水まで降りる。拡がるじゃがいも畑。

 
 

 
感動の径の展望PA。

 
この日は別海方面に抜けるのを諦め、網走天都山の北方民族博物館を訪れる。
ここは道立なんだな。立派だ。
 
網走市内のユニクロでジップパーカーを購入して、さて、どうするか。
 
市内のコープで買い出しして、てんとらんどオートキャンプ場にチェックインした。
天都山の天都とテントをかけてるってことだな。
ここも宗谷ふれあいに負けず劣らず道立クオリティの高規格キャンプ場。
料金は平日、週末と季節の繁閑で変動する方式。
6月の平日でフリーサイトのバイク利用は600円だった。
フリーサイトとはいえ、車・バイクの横付けは全然可能。
斜網の市街から知床連山まで豪快な景観が拡がる。
 
塩ホルモンと、豚肩ロースで早めの夕食とする。
塩ホルモンは地元、北見の味覚園。
 
てんとらんどは20:40まで管理棟シャワーが無料で使えるのがいいところ。
 

近隣の呼人浦は無料キャンプ場だけど、ホテル網走湖荘の日帰り湯を利用すればそこで700円かかってしまうし、女満別湖畔はキャンプ300円と山水美肌の湯で470円。

それぞれに良いところはあるけど、総合的に考えて、このてんとらんどオートキャンプ場も利用価値は高い。

ただ、ゴミ袋を1枚100円で売ってるのは感心しない。

埋め立てゴミ、プラゴミ、キレイな紙ゴミ、ビン、缶、ペットボトル...と、分別が細かいので全種類買えばゴミ袋代だけで600円になってしまう。

持ち帰りよりはマシと考えるべきか。1枚30円~50円なら納得感は高いのだが。

 

上陸6日目、木曜日は10:00にキャンプ場をチェックアウトして、道道1115(裏摩周)で清里を抜ける。

裏摩周展望台。
 
 
また来てしまった、中標津の花まるでランチブレイク。
 
この日は浜中のMo-ttoかぜてまで目指してたんだけど、早めに休みたかったのもあり、別海ふれあいキャンプ場にチェックインした。
 
ここは10年以上ぶりに利用するが、管理者が変わって、当時と多少使い勝手が違っている。
バイク専用サイトは旧パークゴルフ場を転用したサイトで、400円(+300円/人)。
この日はオートサイト800円(+300円/人)を利用する。400円しか変わらないのでね。
キャンプ場裏手の徒歩で行けるふるさと交流館で、モール温泉に浸かることができる。サウナも本格的。
 
温泉が徒歩でアクセス可能なのは助かる。
ゴミ袋も3種類買って65円だし、良心的。
連泊してサウナ三昧っていうのもいいかもな。
 
上陸7日目、金曜日。このぐらいになると、フェリーは明日だよね?今日じゃないよね?と気が気でなくなり、何度も日付け、曜日を確認するようになる。
 
別海から国道272で釧路へ。鹿だけは気を付けていこう。鹿ミサイル、プリウスミサイル、北朝鮮ミサイル、いろんなミサイルで危険がいっぱい。
 
10回以上北海道ツーリングに来ていても和商市場は初めて。地下にバイク用駐車場もある。
普通サイズのご飯(160円)の酢飯(+40円)にネタを乗っけて勝手丼を作っていくシステム。
高校の修学旅行生が団体で来ていてネタを悩みながら行列を作って大混雑している。
ここは大人がお手本となるネタチョイスを見せてやるか。
フンドシ、ツブ、生ほっき、イクラ、ネギトロ、漬けの何やらかんやら・・・〆て1,900円ぐらいにはなってしまったか。
それなりうまいんだけど、絵面が酷い。
うらぶれた感じになってくる。ま、これも経験。
 
釧路を出て海岸沿いの道道1038から国道336、道道319で忠類へ向かう。
途中、長節湖キャンプ場(7月から営業だけど)視察。
 
ナウマン象公園キャンプ場(第1)に到着。
以前は無料だったらしいが、今は前日までの予約必須で1,500円。
関東のキャンプ場に比べれば1,500円はタダみたいなものだ。ゴミ袋4種類がこれに含まれている。
 
近隣に温泉あり。徒歩圏内っちゃ圏内だけど、バイクで行った。
キャンプ場受付もこの温泉で。
ヌルヌルで滑りやすい泉質。サウナは本格的。
 
大樹町のフクハラで買った牛サガリ(ハラミ)の味付きで最後の夜を味わう。
 
上陸8日目、土曜日。夕べは珍しくよく眠れた。
8時に出発して、国道236で苫小牧に帰る。
道東道も同じくらいの所要時間だが、よく通行止めになるので国道236天馬街道のほうが確実だろうと思う。
 
 
ランチのため三石の居酒屋・漁に立ち寄り。
 
煮魚定食を注文して、待っている間、カニをいただく。小ぶりでも身入りは良い。
 
この日の煮魚はババガレイ(=ナメタガレイ)。分厚い煮魚に、小鉢7品、あら汁、そして食前のカニまで付いて1,000円。
ごはんのお代わりまで薦められるが、もう本当にお腹いっぱい。
親切なおばあさんが一人で接客から調理までこなしている感じ。
店前の駐車スペースは軽2台で精一杯なので、少し手前のぽると・みついしに停めるほうがスマートだろう。
そこから歩いても2分とかからない。
 
昼飯を食べたら、あとは帰るだけ。新ひだか、門別などでサラブレッドを見つつ名残惜しい。
 
 
 
意味もなく門別漁港に寄ってみたり。
今更もうひとつ想い出を作れないかという悪あがきなんだけど。
 
 

そして、苫小牧西港FTに無事到着。

 
走行距離は1,577km。北見で3泊した割には、しっかり走った方だと思うな。
10年前には3,000km走ったもんだが、それこそ日が暮れてからも走るような、余裕のないものだった。
 
船が静かに動き出し、樽前山に日が沈む。
 
今年は苦もなくホクレンフラッグ4色揃えられた。
 
2023のフラッグと2024のフラッグを並べると、な、なんと、北海道の地図が完成するという・・・むなしい仕掛けが。
 
2023からフラッグのサイズが一回り大きくなってしまっている。
コレクターとしては、サイズ変更は歓迎できない。パニアへの収納もきついしね。
 

いよいよ今年も北海道ツーリング。

昨年あれだけの執念でようやく修理したのに、いざ直るとぜんぜんバイクに乗らないっていう。

しばらく遠ざかっていた。

ジャケットとか、身の周りの装備がちゃんと揃ってないとか、億劫がる理由はいくらでもあって。


事故でボロボロになったレザーブーツはお店で修理した。

2月以来一度も動かさないと、いざ乗ろうにもチェーンはこの有り様。

チェーンクリーナーで可能な限りサビを落とす。
本当は錆びないチェーンに早く換えたい。

鹿笛もつけた。効果の程や如何に?

北海道に出発する3日前から体調が悪化して焦る。
病院で検査するとコロナもインフルエンザも陰性なのだが、熱は39.4℃まで上がってしまい、2日半も寝込んだ。
フラフラなんだけど36.9℃まで下がったので出発。
ワンチャン隠れコロナかもしれないが、ツーリングでは人との交流はないからマスクして気を付けていこう。
往路は出発から港まで雨。
病み上がりに雨の2時間というのもツラいな。

船中の部屋は完全個室のスーペリアなので、じっと大人しくしてる。
苫小牧に着岸し、バイクの置いてある2階甲板に降りると、革グローブを部屋に置き忘れてきたことに気付く。
エレベーターで2階甲板から6階客室まで戻ったが、すでに客室には作業が入って、グローブはもう見つからなかった。まじか…新調してまだほとんど使ってないのに。
素手のまま下船し、商船三井フェリーにTELしてみるも営業時間外…困った困った。
初っぱなから冴えないぞ。

いきなりグローブを失くして、先が思いやられる。

苫小牧に2りんかんや南海部品などの用品店はないみたい。
仕方なくレッドバロンで間に合わせのグローブを購入し、予約してあった苫小牧アルテンにチェックインした。
みずならサイトのAサイト。

アルテンにはGWにも車で来たけど、バイクは久しぶりすぎて、いろいろ道具の忘れ物やミスチョイスが多いことに気付く。
体調も悪いしもうヘトヘトなので食事は買ってきたものだけで済ませて早く寝よう。

それにしても土曜のアルテンって利用者のマナーが終わってる。


明日の日曜日は晴れるけど、月曜~火曜は道内全域お天気がよろしくないみたい。
雨の間、アルテンにじっと籠城してるのも消極的すぎるかと思って、北見まで一気に移動してホテルに3泊することにした。
日曜は二輪車定率割引も効かせられるし。
ホテル3連泊はもし予報が外れて晴れたら身動き取れないリスクをはらむが、まあ北見なら周辺をそれなりに楽しめるだろう。



二輪車定率割引のこの変更は全然知らなかった。
80kmなら、館山道でも定率割引の対象になってくるんじゃないだろうか?
それに、2~4日間の申込が可能ってのは何だろう?土日を絡めておけば金~土とか、日~月とか、対象になるのだろうか?これがよくわからない。

8:30に出発して苫小牧西から北見まで一気走り。
途中、道東道占冠ートマム間で故障車による通行止があり。対面区間でガス欠とかだろうか?占冠で強制OUT。
R274で濃霧の日勝峠越えは視界がなくて恐かった。

オホーツク道も事故で通行止め。

せっかく立派な道路作ってもしょうがないよね。

道道143で濃霧の美園峠を越える。めちゃくちゃ寒い。


ホテルに到着。ここはずっと気になってたドーミーイン北見。
今日からウキウキの3泊。
屋根ありバイク専用エリアあり。狭苦しい隅っこじゃなくて、堂々と広々だから、これは本当に嬉しいサービス。

焼き肉が北見では名物らしいが、とてもそんなの食べられる体調じゃないので、すぐ近くのラーメン屋で味噌野菜ラーメンにした。寡黙で頑固な店主が作る旭川風ラーメンは普通にうまい。東京なら行列レベルと思う。

月曜日、午近くには雨が降りだした。
この日は一日雨。
博物館とか薄荷の施設は定休日なので、観光できる場所があまりない。

駅近くの北1条通り商店街にあった喫茶コバルト。
昭和からの時が流れる美しいお店だった。

コーヒーとのセットで頼んだサンドイッチが結構ボリュームあってびっくりした。

北見に滞在するのは初めてだけど、焼き肉、居酒屋...意外に飲食店は選択肢が多い。
酒が飲める体調だったなら最高の街じゃないか。
ローカルなお店も気になるが、欲に負けて晩ごはんはトリトンに行った。

常呂産直送の生ホタテ(特大)🍴😆✨

火曜は午前中は晴れで午過ぎからひと雨くる予報。
道道27から588で津別峠展望施設に来た。


津別峠は美幌峠よりも標高ある。道には鹿が大量発生。


屈斜路湖に拡がる雲海がすごい。9:30だけど、無理ない時間に来ても見れるのか。



北見に泊まったからこそ見れる幻想的な光景。





東藻琴方面に抜ける道道995をぶらついて、端野のKnuckle Burgerでランチブレイク。





午から雨らしいので、いったんバイクをホテルに置いて、バスで北網圏北見文化センターに行ってみる。


13:20のプラネタリウム上映に、おしくもわずか5分間に合わなかった。
途中入場はできないので仕方ないが、次の14:30の回まで待っていられるほど悠長ではない。

1時間ほど常設展示を見て北網圏北見文化センターをあとにすると、結構な本降りになっていた。

ハッカ蒸留館までバスで移動する。

薄荷蒸留館に着くとちょうどタイミングよく取り卸し油を蒸留し終えたところ。
取り卸し油までは農家で行う工程。
爽やかな薫りが部屋いっぱいに漂う。
隣の北見薄荷記念館では、取り卸し油から製品(薄荷能、白油)までの加工を解説。
一体ハッカって何に使うのよ?と思っていたら歯磨きペーストや化粧品、菓子など意外に身近な最終消費財にも使われていることが紹介されていた。
戦前は全世界の70%を占めるまで市場を席巻した、北見の産業振興をかたるうえで欠かせない換金作物だったそう。

北見で最後の夜。少し食欲も出てきたので、地元で有名らしい四条ホルモンに入り、2000円の盛り合わせを軽くいただく。塩ホルモンの食感が別格だ。

そしてもう一軒気になっていた店にはしご。
室蘭やきとりがく別邸なかなか。
5本盛り合わせはちょっとお得。
体調万全のときにまた来たい。
北見という街は、結構ひとりで入れるお店も多いようで、飲食店は豊富。
網走、女満別、サロマも近く、ベースにするには良かった。
今年のGWは10連休にして車で北海道にキャンプする。
夕方の便なので朝早く出発してついでにネモフィラが満開のひたち海浜公園も見物。
週末すごい人出。

車でフェリーに乗るのはもしかして初か?ちょっと緊張する。
 
上陸初日はもちろんここ。
2023なっぷアワードの予約件数部門、東日本No.1の苫小牧アルテンで2連泊。
管理棟に近いからまつGサイトに張る。
 
ビッグハウスで貝や氷下魚を買ってきて海鮮BBQ。
日が落ちるとちと寒いな。
 
翌朝は苫小牧のマルトマ食堂を狙ったけど、日祝日は休業で激しくがっかり。
ぷらっと港市場でホッキカレーを食す。朝にカレーはどうかと思ったけどウマイ!
 
昼からはウポポイ。
2020年だったか?できた当初はコロナもあって整理券が必要だったけど、今はそんなこともなく、落ち着いて見て回れる。
 
苫小牧で2泊したあとは移動日。道央道で士別剣淵ICまで北上。
士別の道の駅で、珍しいサフォークジンギスカン定食で腹ごしらえ。
 
名寄サンピラーパーク森の休暇村にチェックイン。
ここでも2泊。
 
オートサイトは20区画ぐらいあるが、他のお客さんはなしの独占状態。
芝が綺麗だ。
 
翌朝は国道239で西興部、道道137で滝上芝さくら公園に行く。
滝上の古民家カフェのビビンバは結構うまかった。
 
この時期の芝桜はまだ3分咲きだけど、桜と同時に見れるのがすごい好き。
 
 
 
 
 
名寄滞在中は、サンピラー温泉の日帰り入浴にお世話になった。
サウナも熱くて非常にいいお風呂。
 
お風呂と定食がセットになった券がコスパ良かった。ラーメンも普通にうまいし。
 
サンピラーは小高い丘にあって、沈む夕日がきれいに見れる。
 
さて、また移動日。
サンピラー滞在中、天文台・きたすばるが2日とも休館だったのは残念だ。
 
妻はこのキャンプ場がとても気に入ったらしく名残惜しいそう。
 
国道40号を南下して、旭川に入り、末広5条の味噌ラーメン光林坊で昼食。
お得なセットにすると、かなりの爆盛りだった。
 
お宿は上富良野なので、就実の丘を経由して、、、
 
日の出公園にチェックイン。ここでも2泊。
 
これがやりたかった。
 
道の駅で仕入れた「名寄きたしずく・純米吟醸」の四合瓶。
マヨネーズ+しょうゆ+七味で、たまらんね。
 
火力アップして焼き鳥もガンガン焼いて食べる最高の夜。
 
中日は中富良野の富田ファームも覗いてみて。ラベンダーは早咲きの品種がちょっと咲いている。
 
ジンギスカンの有名店、白樺富良野店でお昼。

 
 
 
同じ敷地には六花亭とワイン畑が拡がる。
富良野から十勝岳方面のこの景色は、すばらしい。
 
日の出公園では白銀荘の日帰り入浴割引券をもらえるので入ってきた。
ここのサウナも良かったね。
 
下山したら、インスタで流行っているらしきジェラート屋で休憩。
 
焚き火しながらムーディーな夜・・・しかし、まあ、あちらの陽キャがものすごい光量のライトをつけてて、参った。
そりゃキャンプ道具じゃないだろう、撮影機材みたいなプロ仕様の照明。ワビもサビもないんだよ。
 
で、また移動日。

占冠から道東道に乗って、恵庭JCTから道央道で南進。
鉄の街、室蘭まで。
 
やきとりの一平・本店。どうしてもここの室蘭やきとりを食べたいという妻のリクエストに応じてやってきたが。
 
開店の5分ぐらい前に行くともう遅かった。前に60~70人は並んでいて、1陣には入れず。
2陣の10番目の組になってしまった。
外で2時間立ちながら待って、ようやくありつけた。
豚肩ロースの間にタマネギが挟んである。洋からし(マスタード)をつけながら食べるのも室蘭流らしい。
肉が軟らかくて、タレもうまい。
 
ドーミーイン東室蘭の朝食も良かった。
室蘭やきとりとカレーラーメンのダブルご当地めし。
 
室蘭の地球岬、登別のキウシト湿原など見物しながら苫小牧に戻る。
 
ここらのローカル回転寿司のクリッパーも美味しかった。
 
安くてウマイ。
 
無事、大洗に帰り着く。
苫小牧→名寄の移動日だけ雨が降ってたけど、それ以外は晴れてて良い天気だった。
また、来年も!
 
3月はふくしま県民の森フォレストパークあだたらまで行ってきた。
ここはペット不可なので今まではどうしても行けなかったところ。
金曜から2泊。
車には一応スタッドレスを履いてたけど、3月下旬の路面は雪、凍結の心配はまったくなかった。

 
行きは本宮ICを降りてすぐの回転寿司でお昼。
福島と本宮に展開する人気ローカル店のうまか亭。

 
2日目は、大玉村のショッピングセンター、PLANT-5で食材を買ってBBQ。
林の中のサイトなのだけど6~7メートルの強風が吹き荒れている。
お皿や飲み物が飛ばされないように必死で写真を撮る余裕はなかった。
 
風でテントも押しつぶされそうになるので、スカートまでペグダウン。
 
お隣のサイトに土曜から来た若いカップルはあまりの強風のため、ついに設営を断念していなくなってしまった。
手伝ってあげられれば良かったけど、我々も強風のBBQでそれどころじゃなかった。
若いカップルはバンガローか何かにプラン変更したのかもしれない。
 
チェックインからアウトまでセンター棟の温泉に何回でも入り放題なので、非常によろしい。
悪天候でもお風呂に入りに行けば良いのでとても居心地はいい。
 
帰りは本宮の老舗、柏屋食堂に寄る。
 
オープン15分前にはもう結構な行列だったが、何とか第1陣には入れた。
福島ソースカツ丼。
せっかく来たんだからと、上にしたんだけど、あまり欲張りすぎると良い結果にならない。
濃すぎて喉が渇く。
ここは並みで十分だった。
 
2月の十勝に来てみた。
金~月曜の3泊4日での温泉巡り。
早い飛行機に乗って、帯広空港へは9:40到着。
道路は圧雪あり。
予約しておいたタイムズカーシェアを借りて、まず豚丼のとん太の開店時間に合わせて向かう。
久しぶりにきてみると、棟を増築してるのね。

 シュープラザで冬靴装備を整えて、帯広百年記念館も見物してから、1日目のお宿、十勝川温泉 笹井ホテルにチェックイン。
 
モール温泉が非常に気持ちいい。
雪を見ながらの露天風呂は最高。
サウナはちょっと温度がもの足らなかったが。
 
ホテルの近くの会場でおとふけ十勝川白鳥祭り 彩凛華もちょうど開催されていたので食後にイルミネーションを観に行く。
行きはシャトルバス、帰りは徒歩で。
徒歩でも普通なら10分くらいだが舗道は雪でバリバリ。冷えたな。
 
2日目は午前中に池田ワイン城を工場見学。
ワイン製造っていうのは町営なんだと初めて知る。
 
宿はぬかびら源泉郷に取っているので、池田から足寄経由で行く。
昼ごはんは足寄バーガーを目当てにしてたがクローズだったのでラーメンの寳龍で。
チェーン店でもラーメンは1,000円以上するんだね。値段相応にうまかった。
割と自由度の高いフランチャイズ制なのかもしれない。
タウシュベツ橋梁も、展望台から初めて見にきた。
崩落が進んでいるらしい。きれいだな。
この時期の湖に間違って落ちたら15分で絶命との注意看板あり。
それでも柵を乗り越えて写真撮る人もいるんだな。
 
糠平館観光ホテルにチェックイン。
このホテル、木のカウンターのバーラウンジとかもあって、往年は素晴らしかっただろうな。
不稼働の設備が多すぎて残念だが、温泉は素晴らしい。
食堂スタッフはみなさん外国からの実習生。
朝ご飯もコーンスープがうまかったよ。
3日目、冬だけの観光スポット、然別湖コタンに行ってみる。
然別湖は、標高が高い所にあって北海道で一番早く凍結する湖。
とはいえ、今年は暖冬。
我らが行った翌々日にはもうゲルが1個崩壊したらしい。
10年単位で見りゃたしかに気候温暖化が進んでいるようだ。
 
音更の白樺並木。冬ではちょっと雰囲気が違うのかな。
ひとりだとこんな場所には来ないのだけれど、今回は2人なので観光スポットをしっかり回る。
昼飯はフクハラでインディアン。うますぎる。
妻の希望に合わせて柳月のスイートピア・ファクトリーの見学とお土産物色。
帯広に戻り、この日はドーミーインで汗を流す。
チェックインの前に六花亭本店のカフェでスイーツとコーヒー。
2階にこんなのあったんだ・・・と今更ながらの訪店。
 
4日目は、幸福駅や広尾サンタランドを見物してから、晩成温泉にゆっくりつかる。
モール泉?ヨード泉?みたいな。
ものすごく熱い湯船があるので芯まで温まる。
500円でタオル・バスタオルまで貸してくれる。帰る日に荷物を身軽に行けて良い。
食堂のゴハンも付いてるお得な券もあるのでそれにすればよかった。
大樹エリアで意外と食事処に困るから。
晩成温泉、この秋には大規模に改修して今風にきれいになるらしい。
 
空港でタイムズ返却して、やっとメシにありつく。
もともと夜の便だが、機材到着の遅れで予定より2時間ほど出発が遅れてしまった。
羽田に着くも、すでに自宅最寄りまで行く電車はなく、へとへとの身体にはまあまあ大変だった。