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cb650r-eのブログ

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デジャブ。

 

週明けの月曜日、昼近くになり、千崎部長の席に韓国視察の報告に向かった。

「焼肉は旨かったですか?」部長は書類に目を落としたまま言った。
「はぁ、部長、なぜご存じで?」
「えぇ、まぁ。小里さんからお礼の電話をいただきましたから」
部長が顔を上げた。
「一人で9人を接待されるとはさすが、副部長。懐が広いですねぇ。」

それから俺は、法人クレジットカードの利用明細を恐る恐る庶務の樫本さんに提出した。内容は前回と同様、電車のチケット代やホテルの清算などだが、その最後の一枚が、あの「10人焼肉」の明細だったわけで。

樫本さんがその金額を見て、「え゛っ!」と叫んだのが聞こえた。俺は、何事もなかったかのように、前回と同様に9階の社員食堂へ逃げるように階段を昇って行った。

 

ブログの内容はフィクションです。 実在の人物や団体などとは関係ありません。

 

ソウル市内観光(午前中)

 

敦化門(トナムン)

 

 

日本にもこんな景色ありそう。

 

ソウル市内観光(午後)

 

ロッテタワーからソウル市内を展望。マンション高いんだって。

(このとき、昼食のビビンバの写真を撮り忘れたことに気づく)

 

小里さんが車で仁川空港まで送ってくれたので、余裕で帰路につけました。

 

今回も、多くの皆さんに助けていただき感謝です。

 

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今日はソウル市内を観光です。

 

会計を済ませて店を出ると、小里さんが声をかけてきた。
「山本さん、すっかりごちそうになってしまいました。」
続けて前田さんも、「スタッフまでごちそうになり恐縮です」と頭を下げた。

「山本さん、お泊まりはどちらですか?」と小里さん。
「サンセット パレス ソウルです」
「あそこは、いいホテルですよ。明日のご予定は?」
「特に決めていないので、市内をぶらぶら観光でもしようかと」

焼肉のお礼にと、小里さんが言った。
「それなら、明日は私がソウルをご案内しますよ」

「本当ですか!韓国は初めてなので、すごく助かります」
「じゃあ、朝9時にホテルのロビーでお会いしましょう」
ホテルまでは歩いて帰れる距離だ。
(本当についてるなぁ、俺)

翌朝9時、小里さんがロビーまで迎えに来てくれた。
二人でドライバー付きのヒュンダイのセダンに乗り込む。

「山本さん、ビビンバはもう召し上がりましたか?」
「いえ、まだ食べていません」
「じゃあ、お昼はビビンバで決まりですね。とびっきり旨い店にお連れします」
「うわ、今から楽しみすぎます!」

まずは、朝イチでソウルの“ダウンタウン的なところ”へ向かうことになった。

 

ソウル市内にも日本の昭和的な雰囲気が残っているのか…。

 

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お礼は必要です。

 

うちの千崎部長からは、今日のランチ代は当社で負担するようにと指示していたのですが、すっかりご馳走になってしまって…。もしよろしければ、夕食の会場をご紹介いただけませんか?急遽ですが、懇親会の体でお付き合いいただければ嬉しいです。もちろん、費用は全額当社負担で」と俺は言った。

「小里さん、どうですか?」と前田さんが言った。小里さんは「いいですねぇ。両事務所のスタッフもご一緒してもよろしいですか?山本さん」
「もちろんです!」と俺は安請け合いした。

「私のお気に入りの韓国焼肉店があるんですよ。そこに行きましょう。予約しておきます」と前田さんが言った。
「お願いします」と俺は言った。

いざ、その焼肉店へ。

 

おっと、俺を含めて合計10名。

俺は、それとなく聞いた。
「前田さん。こちらの焼肉店、一人あたりいくらぐらいの予算ですか?」

「飲み物代を入れても、日本円で一人2万円はいかないと思いますよ」

…クレジットカードの利用明細を見たとき、庶務の樫本さんはなんて叫ぶだろうか。
 

俺は、ひきつった笑顔で言った。「焼肉にしては、お手頃ですね」

 

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じゃあ、攻めてみようじゃないか。


  Kawasaki Ninja ZX-25Rが、俺のCB650Rの横にぴたりと停まった。

「山ちゃん!今日はいい天気だね!」
森君がヘルメットを脱ぎながら、笑顔で言う。

「おう、絶好の峠日和だな。」
俺も自然に笑みがこぼれた。

「な、俺が言ったとおりだろ? K3、めちゃめちゃテクニカルな峠なんだぜ!」

「確かに。」
俺は素直にうなずいた。
「疑って悪かったな、森君。」

すると森君は、急に真顔になって俺に言った。

「山ちゃん、また“K3のキングになる”なんて、バカなこと言い出さないでよ?」

まるで教師みたいな顔だ。

「おっと、森君には、俺の心の中まで読まれてるみたいだな。」

「え~、マジでやめてくれよ。おっちゃん、今度こそ死ぬって。」

「いや、俺、一度も死んだことないけどな。」

苦笑いしながら、俺はヘルメットを被り直し、CB650Rのエンジンに火を入れた。

 

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韓国社会は本当に厳しい

 

小里:それに、韓国社会は本当に厳しいです。名門大学に入っても、将来が保証されているわけではない。
男子は、大学2年の途中で徴兵に行くのが一般的で、戻ってからは就職のために大学院や博士課程に進む人も多い。結果的に就職する頃には年齢も高くなります。
 

中小企業は即戦力を求めており、モンゴルや中央アジア、東南アジアからの外国人労働者とも競合する。
定年まで働ける保証もなく、40〜50歳でクビになることもあります。
日本のように新卒に研修や教育をしてくれる企業は少ないようですね。

さらに、財閥か財閥系企業に入れるかどうかで人生が決まると言われています。労働組合がある財閥系は給料も高い。入れなければ、家も買えない。

山本:韓国からのインバウンドに話を戻したいと思います。
前田:これは私の意見ですが、韓国の人って意外と“飽きっぽい”かもしれません。だから、日本側は訪日客を飽きさせない工夫や仕掛けが必要だと思いますね。

山本:日本の魅力って、何でしょうか?
前田:やはりコンテンツですね。漫画、アニメ、ゲーム、映画、キャラクター、音楽。
若い世代の訪日は、日本のコンテンツの影響が大きいと思います。最近だと「孤独のグルメ」が人気らしいですよ。

インバウンド関連だけで長時間に及び、その後、産業や政治についてもレクチャーを受けていたら、気づけば夕方6時近くになっていた。

「すっかり遅くなってしまいましたね。」と前田所長が言った。

 

ソウル中心部のマンション群の様子(ロッテタワーより撮影)

 

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蔘鶏湯のお味は?

 

店の中には、すでに日本商工連合会ソウル事務所長の小里さんが待っていた。
挨拶と視察の目的などを一通り話しているうちに、料理が運ばれてきた。


 

「うわ、このスープ最高ですね!」

確かに、うまい。
韓国料理は辛いものばかりと思い込んでいたが、これはほんとうにおいしい。
もちろん、付け合わせのキムチも辛くてうまい。

…で、夢中で料理を堪能していたら、肝心のランチセッションが全然進んでいなかった。

小里さんが「うちの事務所の応接室で、セッションの続きをやりましょうか」と言ってくれたので、
俺は「ぜひよろしくお願いします」と即答した。

<応接室にて>

山本:今年発表された日本人のパスポート所有率は17%。韓国はどうでしょう?
前田:約4割ですね。
山本:それは、大きな差ですね。
小里:先進国の中でも、日本は特に低いです。

前田:韓国の“ヤンエグ”(若いエグゼクティブ)は、かなり頻繁に日本にゴルフに行っていますよ。リピーターが多いのも特徴ですね。

小里:2019年7月、日本政府が韓国に対して輸出管理を強化したことで、韓国で日本製品の不買運動(ボイコット・ジャパン)が起きました。前年比で26%減少しましたが、それでも2019年には558万人が訪日しています。政府が反日を煽っても、観光への影響は意外と小さいのかもしれません。
山本:コロナ禍は別として、円安の影響もあってか、2024年には韓国からの訪日客が880万人に回復。国別訪問者数では第1位。ただ最近では、東京や大阪などの大都市よりも、九州の温泉地など地方が人気のようですね。

小里:「これは私見ですが、韓国人も“競争”に疲れているのではないでしょうか。だから日本に行ったときぐらい、ゆっくりしたい、と。人混みも避けたいんでしょうね。」
前田:確かに「勝負にこだわる」気質もあります。たとえば、株式投資をするために親や友人に借金してでも挑む、なんて話も聞きますし。

 

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実用試験クリアです!

 

市販品みたいに見栄えはよくありませんけど、見た目よりはガッチリ付いてます。

強度も実用性も問題ありません。(今のところ…ですが)

ただ、峠攻める感はゼロですね。

まあ、リターンライダーですので、安全運転に努めます。

 

 
 
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土俗村蔘鶏湯。

 

できたてほやほやのパスポートを握りしめて関西空港から、韓国・仁川(インチョン)空港へ。



ところで俺はこれまで、カルチャーも料理も含めて韓国にまったく興味がなかった。足を踏み入れるのも今回が初めてだ。
若い頃、仕事で韓国を相手に農水産物の輸入貿易はやっていたが、ほとんどが下関支店の扱いだった。

恥ずかしながら、ソウルがどの辺にあるかすら知らず、地図を見て「おお、北朝鮮の近くなのか」と驚き、「釜山は日本の対馬のすぐそばじゃないか!」と認識する。そして仁川空港のデカさにもビビる。

出口付近で、日本輸出振興会ソウル事務所長の前田さんが待っていてくれた。
襟の「Jeero」バッジですぐに分かった。

「大阪ビジネスコンサルタンツの山本です。所長自らお出迎えいただき、恐縮です」 「遠路、大阪からお疲れさまです。商工連の小里さんとは、昼食会場で合流します」 「分かりました。よろしくお願いします」

繁華街の大通りから、少し路地に入ったにぎやかな店。看板には「土俗村蔘鶏湯」とある。
「チキンスープの店ですかね?」と俺は能天気に聞いてしまった。

「トソッチョン・サムゲタン、蔘鶏湯(サムゲタン)の名店ですよ。平日でも行列ができるほどの人気店です。
参鶏湯は、鶏肉と一緒にもち米や高麗人参、かぼちゃの種、栗、ナツメなど、栄養満点の具材を煮込んで、柔らかい鶏肉と濃厚なスープを存分に味わえる料理です」
「へぇ〜、生まれて初めて食べますよ。楽しみだなあ」

 

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総工費約500円!

 

やっぱり、市販品みたいに見栄えはよくありませんけど。

現役大学生を2人抱える親としては、これが精いっぱいでしょう。

 

 

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