よく見る夢の話
俺がこの「K1」で最速の男と呼ばれていたのは1988年頃から1989年頃のことだ。
つまり、40年近くも前の話で、しかも250ccの峠の草レース。今の中型や大型バイクとはわけが違う。
俺の峠の最後の相棒はSUZUKI Worf 250。SUZUKI RGVγ250のネイキッドバージョンで、色は黒。
決まって見る夢は、YAMAHAのTZR、後方排気のバージョンとの追っかけっこだ。
そいつは、同じ大学の同級生だと記憶しているが、名前やその後どうなったかは全く分からない。
ただ、この頃の楽しかった日々が、その後の長きに渡るサラリーマン生活の心のよりどころになったことは間違いない。
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