最近私の自作エフェクトペダルが(仲間内だけで)評判よくて自分の使っていたモノも全部在庫がなくなってしまったので一番使用頻度の高いメインで使っていたモノを自分用にのんびり作ることにした。

 

 

元はMaxon DS-830がベースなのだがネット上にある回路図は実物とどれも違っていたので自分で解析した上でアレンジしまくってコントロールもツマミ2つだけになっている。

実機を改造するのはモッタイナイ気がして一から自作したモノだ。

 

 

なので回路的にも基板レイアウト的にもスットコドッコイでオカシイのだろうが音色も使いやすさも抜群でコレで何も問題ないのだ!

 

そういえば前回の自作ペダルの回路レイアウトは書き間違えた方をUPしてしまっていたので修正しておいた。

まさかアレを参考にして実際に使用した方はいないと思うがまちがえたモノを全世界に発信してしまったことを謝っておきたい。

ごめんなさい! てへぺろ。

 

 

動画サイトのおもしろニュース番組を視聴しながら作業していると自動再生モードがONになっていたようで番組が次々に変わっていく。

 

 

ある番組では某国会議員を辛辣に批判していて面白いので聴いていると自分の子供の頃を思い出して爆笑してしまった。

”呆れてものが言えない”

”開いた口が塞がらない”

”まったく情けなくて涙も出ない”

 

・・・毎日のように言われていた。

 

 

そんなコトじゃ大人になってから絶対に後悔するぞ。

この先大変なコトになるぞ。

というのもよく言われた。

 

 

ロクに学校も行かずあれから40年経つが大変なコトになり後悔する日はいつ来るのだろう?

 

 

またまたアルミケースのストックがないのでお菓子の缶に入れる。

こんなの加減してスイッチ踏まないとベコベコになるぜ。

 

 

大人になってからも健康増進~接種推奨~経済恐慌~物価高騰~構造変革~エネルギー枯渇~気候変動~環境危機~食糧危機~人口問題~自然災害~分断孤立~戦争紛争など ”これから大変なコトになりますよ屋” は常につきまとう。

 

 

でもアタイは相変わらず毎日クソ元気だ。

ざまぁみろ!

”これから大変なコトになりますよ屋” なんてバカにして舐め腐り相手にしない。

子供の頃からだ。

もし困る時が来たら困る覚悟をしておけば良いだけだ。

Harder They Come!

気楽なもんだわねぇ。

 

 

コントロールはGainとLevelだけだけれどホンのちょい歪~ハードディストーションまで変幻自在!

怒涛のバンドアンサンブルでのヌケもレスポンスもバッチリよ!

 

 

ピックと小型のクリップチューナーくらいなら中に入りそうなので便利かも。

 

意外とベコベコになったほうがカッコよかったりして・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここでは毎回ジャンク品を修理して改造してエフェクトペダルを密造する。

 

回路がぁ部品がぁと人様にとってはどーでもいいコトでゴタゴタしてロハスなミニマリストなら発狂するほどワケのわからんカオスなモノで溢れた部屋で暮らしている。

 

洗練されたスマートさがなくカッコもよくない。

いったい自分は何に憑りつかれているのだろう?

 

持続可能なスマートルーム実現に向けてワケのわからんモノをグレートリセットしようと計画すると

カオスの中にこそ多様な愛があることに気づいて呆然とするのだ。

 

・・・・としょうもない沼落ち40周年ギターオタク話をS君としながらセッションしてたら私の自作ペダルを誉めてくれた。

 

何年か前にネットで回路図を見て作ったJaw  Breakerというオーヴァードライヴを少しアレンジした物だったがゴハンを御馳走になったお礼に差し上げた。

 

 

わりと気に入ってライヴでも使ったりしていたので今回はスペアも作っておく。

 

 

前回はストリップボードという基板でつくったが今回はユニバーサル基板で作る。

 

 

以前作ったとき入力バッファのすぐ後のコンデンサ0.039uFのストックが無く0.033uFを使った気がするが今回も無いので同じにした。

 

 

空いているアルミケースがなくて全然使ってないアンプ付属品のフットスイッチの中に入れた。

 

 

ノーマルはToneの効きが通常と逆で右に回すほど高音域が減退するのだが普通のトーンコントロールと同じく左に回すほど高音域をカットできるようにしている。

 

 

小さいGuv'norみたいになった。

 

 

もう一つの方も壊れたジャンク品の筐体に入れておく。

 

 

中身が別物になったのであとで塗装もしたい。

 

JC120のようなクリーンなアンプでもブースト~クランチ~ディストーションまでどんな使い方もできて良好な音色にパッと調整できるので凄く便利!

 

 

 

 

あとオーヴァードライヴといえば・・・・OD-3って奴がねえ。

 

購入したのは発売されてすぐだったと思うが当時は低音域が少しブワ~としつつ高音域がパリっとした音色で昔の古いアンプを無理矢理歪ませたような音(オーヴァードライヴだからね)だな~という印象であまり使わなかった。

 

 

BD-2の方が使いやすそうな音色に感じていて随分後になってから低音域がブワ~としつつ高音域がパリっとした音色って嫌いじゃないな?と思い直してたまに使うようになった。

 

低音域をピッキングのアタックで抑えつつブリッジミュートでガツガツ刻むときの独特なマッチョなドライヴ感は中毒性あり。

 

 

多段増幅回路のDrive手前のクリッピングD10,D11をノーマルの1N914?シリコンダイオードとLED、クリッピングなしの切り替えを試したくなってスイッチをつけてみた。

 

 

僅かにハイミッド~高音域辺りがノーマル→クリップなし→LEDの順に強くなるような変化でクリッピングなしが一番好きかな~。

 

 

・・・・というわけでここは底なし沼ではなく花が咲き乱れる園なのだ!

 

 

 

From Hell Heaven With Love.

バンド活動がやっと再開できるようになり約2年ぶりにライヴをした。

今後も月1くらいでできれば良いのだけれど・・・・。

 

 

今回使用したのはZoomのマルチエフェクターG3nとMoon LB-91というギター。

 

Moon初のセットネック仕様で91年に限定150本?で販売されたPGM製だと思われるモデル。

 

当時ムーン・コーポレーションのファームというショップが市ヶ谷にあって通勤途中にソコへ寄って買った。

それ程欲しいギターだったのだ!

 

それなのに!

 

自分は楽器を大切に扱う方だと思っていたのだが・・・・

30年近く前ステージでこのギターをブン投げてしまったことがあるのだ・・・・!

そんなにエキサイトしていたワケでもなかったと思うが何故そんなことをしたのか今でもワカラナイ~。

 

 

元はヘリテイジチェリー?のボディにバルトリーニ製のP-90サイズのハムバッカーP.Uがついたキレイなギターだったがボディもフレットも傷だらけになってしまった。

 

 

その後半年くらいチマチマ作業してウレタン塗装やフレット交換に初めて挑戦した。

 

 

ステンシルの文字は”世界平和は歪んでいる”という意味だったかな?

万年愉快で楽しい中二病だからね~。

今でもライヴでよく使っている。

 

 

ライヴ以外で最近したコトは~

 

 

Sunn Tube Lead 12の入力ジャックとコントロールツマミからノイズが出るようになってしまったので交換した。

 

 

新しいジャックは少し仕様変更しているようだが問題なく取り付けられた。

 

 

 

可変抵抗器は基板取付用がなかったのでパネル取付用を加工して基板に付けた。

VolumeとGainのポットは1MΩAから250kΩAに変更したら動作がスムーズに使いやすくなった。

 

 

ミッドブーストスイッチは別に取り付けた。

 

 

純正のポットとはシャフトの形が違うので残念ながらノブも交換となったがマーシャル風のノブもナカナカ似合うじゃん!

 

それから~

 

 

Marshall Valvestate 8040をお部屋アンプとしてより使いやすくするためPre Amp Outのすぐ前に25kΩAのマスターヴォリュームを取り付けた。

 

 

クリーンとドライヴチャンネルの音量バランスを保ったままプリアンプ全体の音量を調整できて極小音量でも使いやすくなったので非常に便利!

 

 

ドライブチャンネルのクリッピングダイオード?を取り外した。

このLEDは取り外してしまっても歪み量も音量も変わらず少しだけ音色がウォームでイイ感じになるのだ。

これは後継モデルのAVT20でも同じだった。

何でこんなの付いているのだろう?

 

 

スピーカーをエミネンスのグリーンバック風?なモノに交換してみた。

本物のグリーンバックほどの個性はない感じだが中低音域の厚みが増してファットになった。

 

 

 

 

 

ぶらぶらと赤城山までドライヴしてきた。

 

 

そういえば私がMoonのギターを買った頃に亡くなった父は国定忠治が好きだったらしく”名月赤城山”をよく唄っていた。

 

 

涼しくて爽やかな良い日であった。

世界が平和でありますように・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

只今マーシャルの超激ジャンクアンプ購入の方にもう一台もれなくサービス!という店で・・・・・(いらねえよ!そんなモン!)

 

てな訳ではなくコレは大昔に友達が使っていたマーシャルの40W ソリッドステートアンプ Valvestate V40 8040。

何故同じアンプが2台もあるのかというと90年代当時ラックシステムの出力をLとRに振り分けてステレオで使っていたらしい。

 

パンニング・ディレイやステレオ・ディメンション・エフェクトに酔いしれたバブル時代が過ぎ去った後は何十年も倉庫の奥で眠っていた。

 

 

両方とも壊れて音出ないしもう不要だというので引き取ってきた。

どちらも使い潰されて埃まみれのヤレたアンプである。

 

 

2台を並べて比べてみると製造年が微妙に違うようでプリアンプ回路のオペアンプICなどに若干の違いがある。

 

 

年式の新しい方はJRC 072BDを使っている所を古い方はモトローラのTL072CPが使われている。

今では貴重な部品なのだろうが自分としてはあまりコダワリはない・・・・。

 

 

このMC1458C P1もかな?

古い方の基板には何故かJMPの文字が・・・・?

 

 

スピーカー出力の手前で魂焦がした奴がいる!

いろいろ調べたが原因はわからず・・・・。

 

 

この古い方から修理することにして3Wの抵抗器に変えた。

BGMはLazy / 燃えつきた青春!

 

 

カワイイ!ヒューズは飛んでなかったが交換しておく。

 

音が出ない原因はパワーアンプ・インのジャックと各可変抵抗の酷い接触不良のようだ。

 

 

プラグを入れないときの接点が小さく細い線で接触するようなスイッチングジャックなので構造的に危うそう。

秋葉原で見つけた同規格のモノは改善されているようなのでそれに交換。

 

 

可変抵抗器も洗浄してなんとか音は出るようになった。

 

 

でも動作が不安定でノイズが消えないので結局交換することにした。

 

 

基板取付用の同サイズのスプリットシャフトのポットがなかったのでパネル取付用を合理的に(強引に)ケーブルで配線してしまおう。

 

 

ついでに電解コンデンサも交換よ。

 

 

この電源スイッチも怪しく引っかかるような感触があってノイズも景気良く今にも壊れそう!

 

 

外してみたら錆が出てボロボロだった。

何か気持ち悪い虫を連想させるイヤな形・・・・。

 

新しいモノに交換したいがトグルスイッチなどに交換とするとなると位置を移動して取り付けることになるのでフロントパネルに穴が開いたままになってしまう・・・・。

 

 

部品箱に随分前に買った安物のスクエアスイッチがあったのでコレに交換する。

 

 

赤いフィルムシートを貼ってJCM風に。

 

 

し、しかし硬いシャーシにドリルで取付穴をあけるのは超~メンドクサイよー!!

 

 

無事取付完了!

 

 

パネルの文字に被ってしまったがまあいいや。

 

 

しばらく音を出してみるとドライヴチャンネルは余計な暴れ感とかクセの少ない扱いやすいマーシャルサウンドという感じでConturというコントロールでいろいろな音色に調整もできるので非常に便利!

 

クリーンチャンネルは高音域がチャキチャキした音色でこれも悪くはないがトーンスタックを見てみるとトレブルコントロールのハイパスが220pFと220kΩなのでフェンダーアンプに近い帯域に設定されているのかも。

 

 

トレブルのコンデンサをノーマルの220pFとよりマーシャル的なカットオフ周波数になる470pFを切り替えられるスイッチを付けた。

 

 

ドライヴチャンネル用のプリ管ECC83のソケットがユルいのでピアノ線を曲げて固定金具を作る。

 

 

基板に小さな穴をあけて止める。

この年式が古い方のECC83はゴムチューブでガッチリ止められていたのだが基板の修理にプリ管を外せないと邪魔なので切って外してしまったのだ。

 

クタクタの見た目もキレイにしてやろう!

 

 

キャビネットの汚れを落として剥がれかけたトーレックスを張り直して白いパイピングを張る。

 

 

色褪せていたグリルクロスはブルースブレーカー風に変えてみた。

 

 

完成!

完全独立2チャンネルなのでクリーンもドライブも妥協なくセットできる。

 

 

ソリッドステートアンプで小音量でも音色を維持できるのでお部屋アンプとしても使える。

 

 

さてもう一方の”無骨な漢のマーシャル”はどんな仕様にしてやろうかしら?

ファッションドールみたい!?

 

約9ヶ月ものウンザリするほど果てしなく長い渡世人暮らしを終えて去年の10月末にやっと自宅に戻った。

本業も再開してすっかり元の生活に戻って忙しい~と思っていたらアッという間に歳が明けてお正月休みである。

 

 

実家に帰省しても暇なので気紛れにぶらぶらドライヴしたり。

 

 

Zoomのマルチエフェクターを使ってライン録りをしたりして遊んでいた。

 

これは便利で音質にも不満はないのだが簡単に使えるアナログのダイレクト・プリアンプのようなモノも欲しくなりネットを検索していたら90年代のマーシャル・ソリッドステート・プリアンプMarshall DRP-1の回路図を見つけた。

 

 

どうせ暇だしこれならストックの部品だけで出来そうなので自作してみることにした。


 

 

自分が作りやすいようにレイアウトをゆる~く書いて作りながらアレンジする。

 

 

基板をカットして丁度良さそうな大きさのケースを選ぶ。

 

 

穴をドリルとリーマーで開ける。

可変抵抗器が6個もあるので大きめの物を選んだ。

 

 

まずスイッチ、ポット、ジャック等の補器類を配線する。

 

 

抵抗器などの背の低いパーツから基板にマウントしていく。

 

 

スズメッキ線と部品の足を使って配線する。

少々汚くてもショートせずちゃんと繋がっていれば良いんだよ~。

 

 

全部ストックの部品なので抵抗器やコンデンサの統一性がなく審美的な要素は全然ないが雑多な下町の盛り場(~横丁)のような庶民的で情念のブルースが聴こえてくるような基板である。

 

 

ケースに組み込んで完成!

この位の大きさのケースならケーブルの配線も楽だ。

 

 

他のエフェクトペダルに電源を分岐できるようにDCアウトを付けてみたがデジタル系のエフェクターだとノイズるかも?

 

 

テキトーなパワードモニターに入力してみるとダイレクト・レコーディング・プリアンプ?というだけあってクリーンモードもドライヴモードもそのままライン録りで使えるような音質だ。

マルチエフェクターのモデリングアンプよりミッドレンジが太く定位が前に来る感じなので現代的ではないかもしれないが。

 

 

スピーカーエミュレーション?的な回路をバイパスして通常のプリアンプとしても使えるようにした。

 

 

レイニーとかマーシャルのパワーアンプ部に入力してみたらイキナリ骨太な懐かしい音色が飛び出す!

JCM2000とか最近のアンプとはちょっと違う往年のイカしたセンスのマーシャルの匂いで飛んじゃって・・・・。

 

 

ついフランクマリノとかトミーボーリンみたいなクドくてシツコイRUNを弾いてしまうぜ。

 

これは液晶パネルとエディット&エンターボタンでプログラミングとかメンドクサイ万年ナウでヤングなギターキッズたちの夜の共にパーペキにチョベリグかもね~!

今復刻してもウケそう。