ワインと家庭菜園と・・・・? -4ページ目

ワインと家庭菜園と・・・・?

~ワイン中心の雑記系ブログです。

来年には貸し菜園の駐車スペースになる予定のこの場所。

良い土に育ててきたので、移動するのがとても惜しい。

野菜づくりは土づくりが全てだと言って大げさではない。

今シーズン最大の学び。



いかに良い土壌にし、畝を作るかがホント胆!

ちゅー訳で、秋野菜を植える為に最後の畝立てをする。

ここは、カボチャを植えていた場所なので連作障害は少ない類。



いつものように、牛フン堆肥を混ぜて土壌改良。



久々に登場の酸度計

土壌酸度はpH5.5なので、苦土石灰を散布する。





いちいち散布のg数は計っていないが、pH6.2になったので良し。



60cm×200cmの畝を2本立てた。



ブロッコリーとカリフラワー以外に何を植えるか??



他に植えるものは決めていないけど、養分が流れない様にとりあえずマルチで保護。

ここまで4時間ほどかかるので結構疲れる。


鳥害を防ぐ為のネットを直接葉の上に掛けたのがストレスになったのか、

一部が枯れたり、ベト病やうどん粉病っぽい症状も出てきたので、

糖度16%から上がらないまま、カベルネ・ソーヴィニヨンも全て収穫する事にした。




糖度計を覗くのが楽しかったが・・・・いや、糖度計を覗く自分が好きだったが目

ボトル・ドリームごっこも今日で終わり。









Brix16%あったら十分甘くて美味しい。


今年はカラスにやられたり、自家製ワイン造り断念したりと色々あったけど

自分にとっても葡萄にとっても実り多きシーズンだった。



今ブドウが植わっている場所は、来年から貸し菜園の駐車スペースになる予定なので

冬にはメルローもカベルネも引き抜くことになる。


また2年間は房が付かないだろうから、お楽しみは僕が41歳の誕生日を迎える頃かな??


前回、「葡萄栽培セカンドシーズン17 デラウェアで自家製白ワインづくり」

において、日本の酒税法では自家製ワイン造りNGの為、アメリカでやってますと

嘘吹いたことが思わぬ波紋を呼んだ。

うちの両親からのクレームである

なかなか真面目に生きてきた両親には、こういう事が理解出来ない様で。



そう、確かに密造酒は良くない・・・・

と思いきや、アメリカに居ると嘘をついた事が気に入らなかったらしい(こっちかいっ!)


まぁ、どちらにせよ自家製ワイン造りプロジェクトは中止することにした。


ワイン事業部を任され、自分の取り扱う商品のことをより深く知り
(ブドウの生育サイクル~製造過程等・・・)

ついでに資格取得の一助にもなると始めた葡萄栽培。


このセカンドシーズンは、かなり勉強になったシーズンだったことは確か。
(カベルネの収穫はまだだけど)



さてさて、今日は自家製ワインを破棄する前に、最後の勉強にと澱引きをしてみた。



(8月18日 酵母投入後2日目の様子)




(ワイン発酵中のS型発酵栓の動き )



(8月23日 発酵が落ち着き、澱が出来た様子)



(フィルター掛けをして、澱引き)



(澱引き後、だいぶ綺麗になった)


・・・と言う訳で、ここで自家製ワイン造りプロジェクト終了。


ワインは破棄します。


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国税庁HPより、


【自家醸造】

Q3 「手造り麦芽飲料用」の缶入り、いわゆる「ビールキット」を購入して、自宅で自家製ビールを造ることに問題はありますか。

A 酒類を製造する場合には税務署長の免許が必要となります。
 酒類とは、酒税法上、アルコール分1度以上の飲料(薄めてアルコール分1度以上の飲料とすることのできるもの又は溶解してアルコール分1度以上の飲料とすることができる粉末状のものを含みます。)をいい、当該製品により製造されたものがアルコール分1度以上の飲料となる場合は、酒類製造免許が必要になります。
 ただ、ビールの製造免許は、年間の製造見込数量が60キロリットルに達しない場合には受けることができません。
購入された商品については、アルコール分1度以上にならないよう製造方法が取扱説明書に具体的に記載されていると思われますので、その注意書に沿って、アルコール分が1度未満となるようにしてください。

 酒類の製造免許を受けないで酒類を製造した場合は、10年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処せられるほか、製造した酒類、原料、器具等は没収されることになります。

根拠法令等:
酒税法第7条、第54条

日本では個人で楽しむ目的でもワイン醸造はNG?

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明治時代に作られたこの古い法律だが、

この法律が存在するかぎりは遵守しなければならない。


しかし、日本のワイン文化発展の為にも

この法律が改正されることを強く望みます。



映画「ボトルドリーム」のこのワンシーンが格好良くて目

覗いたら、どんな感じなのかも凄く興味もあった。








こんな感じです。

カベルネ・ソーヴィニヨンは相変わらず熟すのが遅いなぁ・・・

とか分かります。


■糖度計の原理
  
コップに水を入れ、その中にストローを入れると、

水に浸っている部分のストローが曲がって見えます。

この水に砂糖をたくさん加えて濃い砂糖水にすると、

ストローは更に曲がって見えます。

これが光の屈折という現象です。

糖度計は、この原理(液体の濃度が高くなると、その屈折率も上昇する)を

応用した測定器です。





もう、畑にはコーンと枝豆、オクラ、葡萄しかない。

楽しかった夏野菜シーズンも終わりに近づいてきた。

2回目のスイートコーンは順調に実を付けており、

前回のペースで成長すれば収穫まであと2週間ぐらい。




今回は蜜蜂の大群がどこかから飛んできていて、

常時20匹ほどが花粉をせっせと集めている。



これこそが自然の受粉!!

見ていてとても楽しい。



今回は前回の倍以上の34本植えているので

ヤングコーンも大量!!

あー、美味い!!


もはや、自分の葡萄の収量では自家製ワインが絶対に作れないため、

近所の葡萄畑からデラウェアB級品をkgあたり500円で8kg購入。




一般的に、白ワインの場合1kgの葡萄からは500gの果汁がとれます。

なので、4Lの白ワインが出来る計算。



このデラウェア、現在の糖度は16%

発酵は酵母の持つ酵素の働きで、糖分をアルコールと炭酸ガスに分解します。



果汁の糖度÷2=発酵後のアルコール度数

なので、「補糖」をしてアルコール度数を上げることにしました。





補糖後の果汁は24%

これで、アルコール度数12%のワインが出来る筈です。



今回の場合、8kgの葡萄に対して500gの砂糖全部を投入しました。


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ワイン用酵母の方はブロウランド ワインイーストを2袋使用。


こちらはあらかじめ25℃の水100ccに砂糖10gを溶かしたものを作り

そこにイーストを投入、葡萄の実を茎から外す段階から予備発酵させていました。

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補糖した果汁4Lを入れた後、予備発酵した酵母を投入し準備完了。

発酵は炭酸ガスが発生し圧力がかかる為、密閉した容器だと破裂の危険があります。

そこでエアロックを付けた専用容器を使用しました。



さて、うまく出来るかな??
秋から冬にかけて収穫期を迎えるブロッコリー&カリフラワー。

夏野菜も収穫終了したものが多いので、秋冬第一弾はこれを始めてみる。



ご先祖様もビックリ。

仕事から帰宅後の深夜1時にリビングでこんな事をひとり悶々としてるグッド!

外は真っ暗&暑いしねw




以前、育苗セルを使用したが、移植の際に1個ずつ出すのが難しくて

根をめっちゃ痛めてしまったので、今回は独立していて扱い易いポリポットにした。



タネがめっちゃ小っさ!!

仁丹より小さいので、植えるのが難い!!

さぁ、晩秋には立派な花蕾が出来るかな??
7月12日にセル育苗から定植し、ちょうど一ヶ月。

今年2回目のスイートコーンちゃんはどうなってるかというと・・・




台風にも負けずに元気に育ってる!

(正確には負けて倒れたのを起こして盛り土したんだけどガーン





そして、カメムシ対策に防虫ネット掛けしてる枝豆さんを覗いてみると・・・・





おおっ!

出来てる出来てる!目


ところで、姉が盆で帰省するにあたって、僕のLUMIX GM1を貸してくれって事で

姉のNicon D3200と交換したけど、フォーカスや色相が気にいらん!!むかっ

17日まで却ってこないからストレス溜まるわ。



GM1はホント優秀なミラーレスだと思う。


数年前まで「知る人ぞ知る」存在、

そしていまや「カレラ」「オー・ボン・クリマ」といった

メジャーカリピノと並ぶ、いやそれ以上の存在になった

“タンタラ”から、

日本入荷10ケース「ラ・ターシュ クローン」の

タンタラ ピノノワール 
ゲイリーズ ヴィンヤード [2009]


を含む多種が入荷致しました!



【タンタラについて】

20年来の友人である、ワインメーカーのジェフリー・フィンクと

建築家のビル・ケイツ(ビル・ゲイツではありませんあせる)は、

「高貴な葡萄こそが世界に通用するワインを生み出す」と、

頑なに信じ、ヴァージニア州よりカリフォルニアに移住し、

ワイナリーを興しました。1997年のことです。

彼らが選んだのはサンタマリア地区。

ピノ・ノワール、シャルドネにおいては特に優れた地域として名前が知られている所です。

葡萄の生育期には、豊富な太陽の照射を受けることにより十分な糖分が生成されます。

夜には気温が下がり、朝には霧が立ち込めるため凝縮した色と複雑な味わいが生まれます。

これほどワイン造りに適した気候は世界でも稀です。

タンタラワイナリーが追求し続ける、

「高貴な葡萄こそが世界に通用するワインを生み出す」

というコンセプトにそのまま当てはめることができるのです。





彼らは周りの優秀な畑より葡萄を購入し、ワインを造ります。

樽はDRCと同じフランソワフレールとルソーを使用・・・。


「我々はDRCにも劣らぬワインを造ることを目標としていて、

新作が出来るたびにDRCと比較試飲している。」



そんな妥協なき彼らの成功は早くも訪れます。

初レイティングから僅か二年目にして6つものアイテムがパーカー90点以上をマークし、

一躍プレミアムプロデューサーの仲間入りを果たしました。

また、2004年のエヴリンはWE誌で、最高の97点を叩き出し、

ロマネ・コンティとドメーヌ・ド・ランブレイと共に

世界のTOPピノ・ノワールとしての最高の評価を受けました。



フラッグシップのエヴリンを筆頭に、ピゾーニ、ターリー、ディアバーグ、ビエンナシードとった、

確かな醸造技術を持つ生産者にしか果実を売らないカリスマ的人気を誇る畑オーナーたちは、

「タンタラこそが自らの葡萄の持ち味を最も見事に表現する」

と絶賛しています。

契約することすら難しいピゾーニに

クネ単位で指定し、ブドウを購入できるのはタンタラだけと言われています。


今では葡萄栽培農家が、タンタラにワインを造って欲しいと葡萄を売り込みに来るほどです。