検察側は、
犬舎での劣悪な飼育状況を
撮影した動画を法廷で公開し、
「帝王切開を判断し指示していた」
との百瀬被告の供述内容の一部を
明らかにした。
信じ難いが、
麻酔をせず帝王切開をしていたことは、
現段階では
起訴されていないそうです。
なぜ?
検察は4月中に、
追起訴するかどうか判断する
見通しとのことですが、
長い長い時、
夥しい数の犬たちが犠牲になった
恐ろしい事実が
明らかになっても、
動物愛護法は、
まだ
ちゃんと動かないのか?
検察側は、
犬舎での劣悪な飼育状況を
撮影した動画を法廷で公開し、
「帝王切開を判断し指示していた」
との百瀬被告の供述内容の一部を
明らかにした。
信じ難いが、
麻酔をせず帝王切開をしていたことは、
現段階では
起訴されていないそうです。
なぜ?
検察は4月中に、
追起訴するかどうか判断する
見通しとのことですが、
長い長い時、
夥しい数の犬たちが犠牲になった
恐ろしい事実が
明らかになっても、
動物愛護法は、
まだ
ちゃんと動かないのか?
尼崎市議会 維新の会さんの
会派勉強会へ。
テーマは「動物愛護について」
TEAMねこのてさん
ふみふみさんから
それぞれの活動について
報告がありました。
TEAMねこのてさんも
ふみふみさんも
シェルター運営をされており、
市民から待ったなしの相談が
ひっきりなしです。
多くの猫を
受け入れているからこその
現場の声。
飼育放棄や多頭飼育崩壊など
猫の飼育放棄がいかに多いか、、、
とともに、
あまりに多くの猫が行き場を無くし、
その受け皿が無いに等しい
というこの事実が、
いかに切実な問題なのか
伝わってきます。
当法人からは、
2016年から取り組んできた
多頭飼育問題
高齢者とペット問題について
お話しいたしました。
おばあさんのベットの側に
大切そうに置かれていた
ぺぺの写真は、
ケアマネさんが
棺に納めてくれたそうです。
「見送ってくれる親族もなく、
ケアマネさんと私だけの
本当に寂しいお葬式でした」
好むと好まざるとに関わらず、
人と猫の
終わり方に
遭遇することが増えました。
確かに
飼い主の責任
ですが、
それだけでは、
猫の命は守れないです。
殺処分ゼロを宣言し、
全国の動物愛護センターは、
殺処分から保護譲渡へと
施設整備を進めてきました。
尼崎市でもセンターの整備が
行われますが、
猫の最大収容頭数は、
30匹。
これでは
到底、
追いつきそうにありません。
殺処分から保護譲渡へ、
セーフティーネットの役割も
自治体が担っていくものと
期待していましたが、
現実には、
引き取ってもらえない
多くの猫が、
民間へなだれ込んでいます。
なぜ?
これまで、
行政には犬猫を
引取らなければならない
義務がありましたが
一部その義務が外れ、
殺処分ゼロは、
『引き取り拒否』へと
流れています。
ティアハイムベルリンの方が来日された時、
『犬猫の保護譲渡は
行政のやる仕事ではないと思うが、
なぜ日本では行政なのか?』
と質問されたと
吉田真澄先生が仰っていました。
殺処分ゼロは今はまだ行政の役割だが、
将来的には民間が担うべきと、
当時の松野頼久先生の言葉も
思い出されます。
社会的要請に応え、
人と動物のセーフティーネットとなるのは、
行政でなく民間。
その時代がやってきた、
ということなのかもしれません。
高齢のミカちゃんと
顎の下に大きな腫瘍のあるぺぺ。
2匹は
TEAMねこのてさんのシェルターで
保護してもらえる事に
なりました。
人なつっこいミカちゃんは、
すぐキャリーケースに入りましたが、
ぺぺは威嚇して逃げ回っています。
弱っているのは明らかで、
無理に押さえ込んだりしたら、
腫瘍が破裂するかも、、
とても痛々しい状態でした。
カニカマを混ぜたら
何とかご飯は食べるそうなので、
捕獲器を置いて、、
ということになりました。
ひと足先に、
ミカちゃんは、
ケアマネさんとヘルパーさんに
見送られ、
ねこのてさんへ向かいました。
翌朝、
ぺぺが捕獲器に入っていると
連絡があり、
そのまま動物病院へ。
そして、
ねこのてさんへと
託しました。
ねこのてさんから連絡がきて、
ぺぺはもう積極的な治療ができる
状態ではなく、、
病院で血を吐いて倒れ、
なんとか一命を取りとめましたが、
顎全体が腫瘍で、
ご飯もまともに食べてなかっただろう、
ということでした。
見た目にも、
こんな状態で生きられるんや、、、
と思うほどだったので、
おばあさんのそばに
いなければ・・と
頑張り続けていたのかも
しれません。
翌日、
ねこのてさんに見守られ、
ぺぺは、
亡くなりました。
おばあさんの
葬儀の日。
ぺぺは
いっしょに
逝きました。
TEAMねこのてさんblog
ヘルパーさんが
言いました。
高齢者さんが亡くなったら、
私たちの仕事はそれで終わりです。
私の手が離れたら、
2匹の猫はどうなるか
わかりません。
できるだけ早く、
何とかお願いできませんか。
ヘルパーさんの言葉は、
十分理解できました。
飼い主さんが
どれほど「その子」を
大切にしていても、
飼い主さんが亡くなれば、
「その子」は
いとも簡単に
放り出されてしまいます。
遺棄は犯罪。
100万円以下の罰金、
と厳罰化されても、
この社会は、
知ったこっちゃない
のです。
飼い主が倒れた、
亡くなったと
その現場に入るたび、
現実と無策を
思い知らされます。
一言、
この子をどうするのか、
一言、
誰に連絡するのか、
残しておいて
ほしいです。
高齢の2匹の猫の名前は、
みかちゃんと
ぺぺ。
1匹は首の下に
大人の拳ほどの大きな
腫瘍らしきものがあり、
おそらくその病気のせいで
目も顔も変形?していました。
ヘルパーさんが、
動物病院に連れていくと言っても
病院は可哀想と、
OKはもらえなかったとのこと。
部屋には、
車椅子と酸素ボンベが数本。
おばあさん自身も
入院が必要な状態でしたが、
猫たちと離れたくないと
自宅生活を続けていたそうです。
ヘルパーさんは、
もしもの時、猫たちのことを
ボランティアの方に相談しませんか?
と、たびたび提案されたそうですが、
おばあさんは、
ボランティアが介入したら
猫たちを連れて行かれると
思っていたようです。
猫たちのために・・
おばあさんにとって、
2匹の猫は、
生きる理由だった
と思います。