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特定非営利活動法人C.O.N

地域猫活動、公営住宅とペット、ペット防災、多頭飼育崩壊、高齢者とペット問題など、人と猫にまつわる様々な社会課題に取り組んでいます。高齢者とペットの安心プロジェクトは5年目になりました!人と動物が共に生きる、ワンウェルフェアの実現を目指しています。



検察側は、

犬舎での劣悪な飼育状況を

撮影した動画を法廷で公開し、

「帝王切開を判断し指示していた」

との百瀬被告の供述内容の一部を

明らかにした。




信じ難いが、

麻酔をせず帝王切開をしていたことは、

現段階では

起訴されていないそうです。




なぜ?



検察は4月中に、

追起訴するかどうか判断する

見通しとのことですが、




長い長い時、

夥しい数の犬たちが犠牲になった

恐ろしい事実が

明らかになっても、




動物愛護法は、

まだ

ちゃんと動かないのか?




市外のとある場所

1ヶ月と8日。

捕獲のための餌付けに

通い続けています。




今日は

その捕獲の日。




普通の捕獲器では、

絶対に捕まらない状態なので、

ここはTNRアシストのTOKIさんに

お願いするしかないと、



事前に、

現場の様子や猫の状況を

やり取りしながら、

色々ドアドバイスをもらって

いよいよ当日。







TOKIさん、万全を期して、

最新バージョンの捕獲器を

使うとのことです。




スタッフ一同ド緊張、

それくらい私たちも

切羽詰まっていましたが、

TOKI さん難なく成功!




1匹の白猫さん

やっと、

無事に保護できました。




TOKIさん
ホント感謝です。











尼崎市議会 維新の会さんの

会派勉強会へ。

テーマは「動物愛護について」










TEAMねこのてさん

ふみふみさんから

それぞれの活動について

報告がありました。




TEAMねこのてさんも

ふみふみさんも

シェルター運営をされており、

市民から待ったなしの相談が

ひっきりなしです。



多くの猫を

受け入れているからこその

現場の声。




飼育放棄や多頭飼育崩壊など

猫の飼育放棄がいかに多いか、、、




とともに、




あまりに多くの猫が行き場を無くし、

その受け皿が無いに等しい

というこの事実が、

いかに切実な問題なのか

伝わってきます。










当法人からは、

2016年から取り組んできた

多頭飼育問題

高齢者とペット問題について

お話しいたしました。







質疑応答では、
議員の皆さんから質問が途切れず、
時間が足りないくらいでした。



それだけ
しっかり受け止めていただけたのだと
思います。



有意義な機会をいただき、
ありがとうございました。










日時:2月24日(木)10時
会場:中央北生涯学習プラザ

尼崎市連合婦人会さんの研修会で、

『地域で行う野良猫対策』をテーマに
お話しさせていただきました。







副理事長の桑畑から
20年の地域猫活動について。







ふみふみ代表の西尾さんからは、
尼崎市の野良猫対策活動について
お話ししました。







地域のことは地域でと、
野良猫対策活動にも
取り組んでくださっている
パワフルな会長さんにも
久々にお会いできました。



第二部の講演にも参加させていただき、
脳トレでポカポカ。
心身ともにリラックスしました。







野良猫問題も多頭飼育問題も、
高齢者とペット問題も、
一番の対策は未然防止です。



地域のリーダーの皆さんと
交流の機会をいただいて、
猫問題の早期発見、早期支援へ
つなげていきたいと思っています。



貴重な機会を
ありがとうございました。





おばあさんのベットの側に

大切そうに置かれていた

ぺぺの写真は、

ケアマネさんが

棺に納めてくれたそうです。

 

 

 

「見送ってくれる親族もなく、

ケアマネさんと私だけの

本当に寂しいお葬式でした」

 

 

 

 

 

 

好むと好まざるとに関わらず、

人と猫の

終わり方に

遭遇することが増えました。

 

 

 

確かに

飼い主の責任

ですが、

 

 

 

それだけでは、

猫の命は守れないです。

 

 

 

 

 

 

 

殺処分ゼロを宣言し、

全国の動物愛護センターは、

殺処分から保護譲渡へと

施設整備を進めてきました。

 

 

 

尼崎市でもセンターの整備が

行われますが、

猫の最大収容頭数は、

30匹。

 

 

これでは

到底、

追いつきそうにありません。

 


 

 

 

 

 

殺処分から保護譲渡へ、

セーフティーネットの役割も

自治体が担っていくものと

期待していましたが、

 

 

 

現実には、

引き取ってもらえない

多くの猫が、

民間へなだれ込んでいます。

 

 

 

なぜ?

 

  

 

これまで、

行政には犬猫を

引取らなければならない

 義務がありましたが

一部その義務が外れ、

 

 

 

殺処分ゼロは、

『引き取り拒否』へと

流れています。

 

 

  

 

 

 


ずいぶん前のことですが、

ティアハイムベルリンの方が来日された時、

『犬猫の保護譲渡は

行政のやる仕事ではないと思うが、

なぜ日本では行政なのか?』

と質問されたと

吉田真澄先生が仰っていました。

 

 

 

殺処分ゼロは今はまだ行政の役割だが、

将来的には民間が担うべきと、

当時の松野頼久先生の言葉も

思い出されます。

 

 

 

 

 

 

 

社会的要請に応え、

人と動物のセーフティーネットとなるのは、

行政でなく民間。

 

 

 

その時代がやってきた、

ということなのかもしれません。

 

 

 





高齢のミカちゃんと

顎の下に大きな腫瘍のあるぺぺ。




2匹は

TEAMねこのてさんのシェルターで

保護してもらえる事に

なりました。




人なつっこいミカちゃんは、

すぐキャリーケースに入りましたが、

ぺぺは威嚇して逃げ回っています。




弱っているのは明らかで、

無理に押さえ込んだりしたら、

腫瘍が破裂するかも、、

とても痛々しい状態でした。




カニカマを混ぜたら

何とかご飯は食べるそうなので、

捕獲器を置いて、、

ということになりました。







ひと足先に、

ミカちゃんは、

ケアマネさんとヘルパーさんに

見送られ、

ねこのてさんへ向かいました。








翌朝、

ぺぺが捕獲器に入っていると

連絡があり、

そのまま動物病院へ。




そして、

ねこのてさんへと

託しました。








ねこのてさんから連絡がきて、

ぺぺはもう積極的な治療ができる

状態ではなく、、



病院で血を吐いて倒れ、

なんとか一命を取りとめましたが、

顎全体が腫瘍で、

ご飯もまともに食べてなかっただろう、

ということでした。




見た目にも、

こんな状態で生きられるんや、、、

と思うほどだったので、




おばあさんのそばに

いなければ・・と

頑張り続けていたのかも

しれません。



翌日、



ねこのてさんに見守られ、

ぺぺは、

亡くなりました。




おばあさんの

葬儀の日。




ぺぺは

いっしょに

逝きました。







TEAMねこのてさんblog

おばあさんの宝物







ヘルパーさんが

言いました。

 

 

高齢者さんが亡くなったら、

私たちの仕事はそれで終わりです。



私の手が離れたら、

2匹の猫はどうなるか

わかりません。



できるだけ早く、

何とかお願いできませんか。

 

 

 

 

 


ヘルパーさんの言葉は、

十分理解できました。

 

 


飼い主さんが

どれほど「その子」を

大切にしていても、

 

 


飼い主さんが亡くなれば、

「その子」は

いとも簡単に

放り出されてしまいます。


 

 

 

 

 


遺棄は犯罪。

100万円以下の罰金、

と厳罰化されても、

 

 

 

この社会は、

知ったこっちゃない

のです。

 

 

 

 

 

 

飼い主が倒れた、

亡くなったと

その現場に入るたび、

現実と無策を

思い知らされます。

 


 

一言、

この子をどうするのか、

一言、

誰に連絡するのか、



残しておいて

ほしいです。

 

 

 

 

高齢の2匹の猫の名前は、

みかちゃんと

ぺぺ。




1匹は首の下に

大人の拳ほどの大きな

腫瘍らしきものがあり、

おそらくその病気のせいで

目も顔も変形?していました。




ヘルパーさんが、

動物病院に連れていくと言っても

病院は可哀想と、

OKはもらえなかったとのこと。




部屋には、

車椅子と酸素ボンベが数本。




おばあさん自身も

入院が必要な状態でしたが、

猫たちと離れたくないと

自宅生活を続けていたそうです。







ヘルパーさんは、

もしもの時、猫たちのことを

ボランティアの方に相談しませんか?

と、たびたび提案されたそうですが、




おばあさんは、

ボランティアが介入したら

猫たちを連れて行かれると

思っていたようです。




猫たちのために・・



おばあさんにとって、

2匹の猫は、

生きる理由だった

と思います。






1月19日



今、高齢者さんが亡くなっていて、

猫が残されており行き場がありません。

何とか保護していただけないでしょうか。




福祉の現場から入る相談の多くは、

相談という類ではなく

緊急通報のようなものですが、




その受け皿となれる場所は

どこにもありません。




ヘルパーさんが発見した時、

高齢の猫2匹はそれぞれ

亡くなったおばあさんの両腕に

寄り添っていたそうです。




残された2匹の
高齢の猫。



仕方ない、

断るしかないと。




本当にそんなことで

いいのでしょうか?






公明党市議会、県議会の先生方と

尼崎市の動物愛護を考える勉強会を

開催しました。





日時:令和4年1月28日(金)

   13時〜15時30分

場所:潮江1会議室


●高齢者とペット問題

●今一番困っていること

Teamねこのて/のらだすけの会/保護猫ふみふみ/C.O.N


●高齢者とペットの安心プロジェクトについて

●野良猫助成金制度について

●質疑応答





飼育放棄となり、

行き場を失う犬猫たちが

社会に溢れています。



5年前のシンポジウムでも

この問題を取り上げましたが、



依然、問題は深刻で

抜本的な対策は見えていません。




勉強会では、

今後も引き続き

現場の声を届けていきます。