尼崎市生活支援サポーター
養成研修
2日目です。
今回は
●高齢者等の尊厳の保持
●本人や家族とのコミュニケーション
10時スタートで終了は16時
なかなかの長丁場ですが、
人間力溢れる講師のお話しに
聞き入りました。
3人に1人が
高齢者となる時代に
向かっています。
様々な高齢者とペット問題に
対応するためにも、
新しいカタチが
必要になってくると思います。
本当に久しぶり。
コロナ禍
開催できなかった
尼崎での譲渡会。
生涯学習プラザという
尼崎市の新しい施設で、
念願の児玉小枝さんの写真展
『老犬たちの涙』と同時開催です。
オープンシェルター
保護猫ふみふみさん主催、
TEAMねこのてさんとの共催です。
一枚一枚の写真を見ていると、
老犬たちが、
目の前にいるような
感覚になり、
行政に収容されたら
二度と出られない。
殺処分しかない。
その時代に、
助けられなかった猫たちの顔が
よみがえってきます。
児玉小枝さんの
『どうぶつたちのレクイエム』に
出会ったのは2000年。
22年の時が過ぎ、
法律が改正され、
どうぶつたちを取り巻く景色も
変わってきましたが、
地域にも、
社会にも、
行き場の無い犬猫たちは、
溢れかえっています。
雪之丞の飼い主さんは、
持病がかなり悪化していました。
目が見えなくなる一歩手前。
そんなになるまで
入院を拒否していたそうです。
理由は、
猫がいるから
です。
ほんの一週間でも、
孤立している高齢者さんには、
ペットを預かってもらえるような
つながりはありません。
ホテルに預ける経済力もなく
ペットを飼えるの?
そんな意見もわかりますが、
多頭飼育問題の時も、
そうでした。
飼い主責任だけでは、
今、目の前で起こっている問題は、
1ミリも動かない。
現場は、
そういうこと
だらけです。
福祉の方からの相談で、
一時預かり先を探している間に
雪之丞の飼い主さんは倒れ、
緊急搬送されました。
もう、
自宅には戻れないだろう
ということでした。
雪之丞と
飼い主さんとの生活は
終わりになります。
病院に雪之丞の写真を届けてくれた
福祉の方が
教えてくれました。
『シロは大丈夫だよ、
保護してもらえたよ』
と話すと、
目もあまり見えていない
おじいさんは、
写真を見つめて
涙を流していましたよ
と。
今でも、
時々、
その涙の意味を
考えます。
パネル展に、
児玉小枝さんが
来てくれました。
児玉さんが撮ってくれた
優しい
雪之丞の写真です。
児玉小枝さんFacebookより
まともにブログも書けない日々が
数ヶ月続いています。
『ガリガリに痩せ細った猫がいて、
何とかしてあげたい』との相談が入り、
今日は3度目の現地。
不妊手術の捕獲に向けて
エサやりさんがやってくるらしい時間に
待機していますが、
既に2時間経過して
こちらもバテ気味です。
暑過ぎる。。
こんなところにも
猫がいるんだなぁと
思う場所。
メス猫たちは繰り返し子猫を産み、
余計に痩せ細っています。
でも、
子猫の姿は1匹だけ。
産まれても
生き残れていない・・
首輪の猫が
1匹いて、
飼われていた子とわかる
優しい表情をしています。
こんなところに
捨てたのか。
ここまで
毎日、毎日
エサを持ってきてくれる
エサやりさん。
どれくらい
続けているのかな。
おかげで
この子たちの
命がつながっている。
獣医師でない者が
麻酔無しで、
帝王切開を行う
誰もが、
そんなことあり得るのか
と思うが、
犬猫の繁殖業の世界では、
何十年も許されてきた
この闇が、
Evaさんの告発で
やっと
大きな事件となった。
これでも
殺傷罪に問われない
なんてことになったら、
愛護法なんて
絶望しかない、
と思う。
厳罰にしてほしい、
なんて思ってない。
法律を
適切に運用してほしいと
思うだけ。
私たちが生きる
社会のために。
●動愛法44条1
愛護動物をみだりに殺し、又は傷つけた者は、
五年以下の懲役又は五百万円以下の罰金
●動愛法44条2
愛護動物に対し、みだりに、その身体に外傷が生ずるおそれのある暴行を加え、又はそのおそれのある行為をさせること、
みだりに、給餌若しくは給水をやめ、酷使し、その健康及び安全を保持することが困難な場所に拘束し、又は飼養密度が著しく適正を欠いた状態で愛護動物を飼養し若しくは保管することにより衰弱させること、
自己の飼養し、又は保管する愛護動物であつて疾病にかかり、又は負傷したものの適切な保護を行わないこと、排せつ物の堆積した施設又は他の愛護動物の死体が放置された施設であつて自己の管理するものにおいて飼養し、又は保管することその他の虐待を行つた者は、一年以下の懲役又は百万円以下の罰金
急なお知らせになり、
申し訳ありません。
本日サマセミの『猫の教室』について、
センセイの仕事上のやむを得ない事情で、
残念ながら休講となりました。
参加を予定していてくださった
皆さまには本当にごめんなさい。
また別の機会に
猫の教室を開催できたらと
思っています。
どうぞ、
よろしくお願いいたします。