飼い主責任と高齢ねこ | 特定非営利活動法人C.O.N

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地域猫活動、公営住宅とペット、ペット防災、多頭飼育崩壊、高齢者とペット問題など、人と猫にまつわる様々な社会課題に取り組んでいます。高齢者とペットの安心プロジェクトは5年目になりました!人と動物が共に生きる、ワンウェルフェアの実現を目指しています。

飼い主さんが急逝し、

残された猫がいます。



16歳の高齢猫です。




親族の方が面倒みていましたが、

その方も高齢で身体も不自由。

もう世話ができないので、

保健所に連れて行ってほしいと

言われていますが、




処分は

可哀想なので・・・




と、ケアマネさんからの

相談でした。




その猫は、

ご主人が帰る時間には玄関で待ち、

帰宅したご主人といっしょに

ソファに座って撫でてもらう、

そんなのが

日課だったそうです。




16年








福祉の方といっしょに

お話しを伺いました。





猫さんは

毎晩そのソファーで

寝ているそうです。








多頭飼育問題に

取り組んでいた時、

強烈に感じたことがあります。




飼い主責任、




それだけでは

目の前にいる

犬猫たちは救えない、




ということです。




飼い主が亡くなり

こんなふうに

行き場を無くす犬猫たちが

たくさんいます。




飼い主責任だと言って

保健所へ送ることを

誰も

望んでいないのです




でも、

受け皿も

ありません。




引き取り拒否をしても、




この子達は

今、目の前で生きていて、

無かったことには
できないのです。



民間シェルターの

整備が

急務です。






 
先日のテレビをご覧いただいた皆さまから、フードのご支援をいただきました。本当にありがとうございます。


外の猫に買ったけど、買いすぎてまった。食べると思って買ったのに好きじゃなかったみたい。そんな理由からおうちで余っていたフードのご提供もいただきました。フードロスの対策にもなり大変ありがたいことです。
高齢者とペットの安心プロジェクトでは、経済的な事情で飼育困難になっている高齢飼い主さんにフードの支援を行っています。もし要らなくなったフードなどありましたら、ご寄付いただけると助かります。


▶︎送り先

尼崎武庫営業所止め

センターコード:061875

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TEL 080-6210-6220

※恐縮ではありますがクロネコヤマトのみになります