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特定非営利活動法人C.O.N

地域猫活動、公営住宅とペット、ペット防災、多頭飼育崩壊、高齢者とペット問題など、人と猫にまつわる様々な社会課題に取り組んでいます。高齢者とペットの安心プロジェクトは5年目になりました!人と動物が共に生きる、ワンウェルフェアの実現を目指しています。

急なお知らせになり、

申し訳ありません。


8月6日、本日サマセミの

『猫の教室』について、

センセイの仕事上のやむを得ない事情で、

残念ながら中止になりました。


参加を予定していてくださった

皆さまには本当にごめんなさい。


また別の機会に

猫の教室を開催できたらと

思っています。


どうぞ、

よろしくお願いいたします。


 
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ねこの教室 vol.3
飼い主とペットの
安心対策


日時:8月6日(土)
   14:30〜15:20
会場:尼崎市立尼崎高等学校
   3階教室3E
           (尼崎市上ノ島町1丁目38-1)
センセイ:カワタユウコ
持ち物:うわばき、筆記用具

 


 

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誰でもセンセイ、
誰でも生徒。
みんなのサマーセミナー
 
 
 

自分の好きなこと、

得意な分野で
誰でもセンセイになって、
誰でもその授業を
受けることができます。
 
 
3年ぶりの現地開催となる
今年のサマセミ会場は
尼崎市立尼崎高等学校。
2日間で繰り広げられる授業は
およそ250講座!
どこよりも熱い学びの祭典を
お楽しみ下さい。
 
 
 
250講座の時間割は
コチラ↓
 



1. 保護ねこ譲渡会

 

◆日時:6月19日(日)13時〜16時

◆会場:尼崎市立中央北生涯学習プラザ1階学習室ABC(尼崎市東難波町2丁目14-1)

 

 

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2. 巡回パネル展

  ◆児玉小枝さん写真展

   『老犬たちの涙』

  “いのち”と“こころ”を守る14の方法

 

 



 

3. 猫の相談室

 

●ノラ猫についてのご相談

●ペットと高齢者についてのご相談

●ご近所の猫トラブルについてのご相談

●飼い猫の不妊去勢手術について

●ノラ猫の不妊去勢手術の助成金について

●多頭飼育の不妊去勢手術の助成金について


猫のことで困ったなぁ。

どうしたらいいの?

思っていること。

ひとまず、お気軽に相談してみてください。

福祉関係機関、社協等の方からのご相談もお受けしています。




◆主催:オープンシェルター保護猫ふみふみ

 共催: C.O.N /Teamねこのて

◆お問い合せ TEL:06-6430-9917

 

 


6日目の朝、

いなくなったチーコが、

仏壇の上にいました。




お腹もかなり

空いていたようです。




少し抵抗しながら

何とかキャリーケースに

入ってくれました。




チーコのことは、

Teamねこのてさんが

引き受けてくれることに

なっています。




ただでさえ大変な

民間シェルターさんに

ただ丸投げにならないように、




できる限り

役割分担の仕組みづくりを

進めています。










これまでに

私たちが関わってきた

高齢者さんとペットの事例では、

残された犬猫の事を心配してくれる

福祉の方がいなければ、

衰弱死?

餓死?

どの子も死んでいた

と思います。




こんな社会で

いいんかなぁと



何度も

考えました。







Teamねこのてさんへ

チーコを届けました。




こうして助けられるのも、

民間シェルターさんのおかげです。









国は、

殺処分ゼロを目指す

と言いました。




長年、殺処分し続けてきた

何十、何万匹もの犬猫たちを

生かすためには、




犬猫たちをどこに置くの?

餌代やワクチンや治療費は?

世話をするマンパワーは?

行政職員?ボランティア?




そんな絶対に必要なことが、

議論されませんでした。



ほぼほぼ、

予算措置もなく、




ほったらかし、

と言ってもよい状況だろうと

思います。









でも、

一度行政に収容されれば、

絶対に引き出せない、

殺処分しかない、

即日処分。

私たちは、そんな時代を知っています。




だから、

生かされる道ができた事は、

最大限の感謝をしています。






今、

これだけ多くの犬猫たちが

社会に溢れ出しています。




その受け皿は、

どこにありますか?

愛護センター?

民間シェルター?




官民連携って

本当ですか?








多頭飼育問題に続き、

高齢者とペットの問題に

取り組んできました。




劣悪な生活環境に暮らす

高齢者さんとペットの姿。

飼育放棄となり

行き場を失う犬や猫たち。




そんな現場と関わってきて、

高齢者とペットの安心プロジェクト

というのを始めました。

今年で3年目です。




具体的に

何をすれば、

何があれば、

困っている人や猫たちの

手助けになるのか?




を、

考えながらやっています。




今日はプロジェクトの企画会議。

3時間、活発な意見交換で

今年度の骨子がまとまりました。









高齢者さんがいなくなって1ヶ月。

やっと保護先が決まった途端、

姿を消した高齢猫さん。




「今日も捕獲器に

入っていませんでした」



高齢者さんの親族の方が、

毎朝バスを乗り継いで

見に行ってくれています。




1日目、

2日目、

3日目、




4日目

5日目、




6日目の朝、

「チーコがいました!」

のメッセージ。







高齢者さんの事例では、

周りの方、

特に福祉の方の

『つなぎ』がなければ、

置き去りにされた犬猫は、

本当に悲惨な結果になることが

多いです。




今回も、

飼い主さんが入院する際、

福祉の方が、

猫に餌をあげてくださいと

親族の方に

お願いされたようです。



私たちが助けているのは、

ごくごく一部と

わかっていますが、




それでも、

今日この子の命がつながって

よかったなと思います。





福祉関係者の方から

相談が続いています。

市外の方からも相談があったり

対応が追いつきません。




今日一日、

ペットの飼育が困難な状態になっている

高齢飼い主さんへの対応が4件。




朝9時半から動いて、

帰れたのは夜の9時。




スタッフもクタクタだけれど、

保護できなかった高齢猫のことが

気がかりで、

終わった気がしません。




高齢者さんの猫の

なんとか

保護先が見つかったのに、、




「それが、猫、見当たらないんです。

どこか隙間から外に出てしまったかも

しれないんです」

と。




ひとまず

親族さん立ち合いのもと、

家の中に捕獲器を

設置しましたが、




近隣への脱走チラシの配布も

必要になりそうです。









私たちの所にくる相談は

ごくごく一部、

世の中ではたくさんの

飼育放棄が起こっています。





飼育放棄になったペットは

どうなるのか?





特に猫の場合、

「外に放したらいいやん」

がとても多いのです。




飼い猫が外に放り出され、

誰かに餌をもらって

生き残れたとしても、

野良猫と言われ

また地域のトラブルに

つながります。




負の連鎖か、、、







高齢者とペット問題が

社会課題だとしても、

有効な解決策なんてあるのかな。




私たちが

一日走り回っても

対応できるのは

たった4件。




猫問題の蛇口はたくさんあって、

そう簡単には締まりません。

未然防止の有効な策もなく、




現場の困難は、

続きます。












手入れされた花壇の花々、

安心して遊ぶ子供たちの笑顔、

ごみ一つ見当たらない公園。




ここに40匹も50匹も

猫がいたなんて、

とても信じられませんが、、、




今は2匹の猫さんが

のんびりと暮らしています。




20年間の地域猫活動の

成果でしょうか。




ここは、

猫がいるからこそ

きれいな公園なのです。










◆ 久保高章議員


他市では、多頭飼育の登録制が始まっています。環境省、令和元年度社会福祉施策と連携した多頭飼育対策推進事業アンケート調査結果では、動物の多頭飼育の届出制度のアンケートでは125自治体のうち29自治体、約23%で届出制度を行っています。動物の多頭飼育の届出制度は、今後、本市でも未然防止策として必要と思います。
ここでお伺いいたします。
本市で来年度より実施するお考えはありませんか。できない、また必要としない理由は何でしょうか。




◎医務監

多頭飼育の届出制度につきましては、議員御指摘のとおり、他市での導入例はございますが、多頭飼育問題のあった事例の多くは届出制度を活用していないのが実態です。


注)多頭飼育崩壊した人々は多頭飼育届出をしていなかった。なので効果無しという意味か?制度の有無だけでなく、制度が守される仕組みや裏付けはどうだったのか。


今後発表される国の新しいガイドラインの骨子において、親族、近隣住民、民生委員等が多頭飼育問題のある方を早期に発見し、見守ることが明記されており、本市においてもこのガイドラインに沿って対応することとしているため、届出制度を導入する考えはございません。




◆ 久保高章議員

最後に要望させていただきます。
動物愛護については、本市をはじめ全国的に頻発している多頭飼育崩壊を防ぐには、未然防止策が人や動物にとっても不幸にならない大事なことと考えます。
後手の対応では、その後の仕事量や費用も多くなり、関わる方の負担が増します。
ぜひとも福祉部局が一丸となり、多頭飼育届出制度を構築し、未然防止に寄与していただくことを要望いたします。


令和2年12月定例会(第23回) 
12月10日-03号