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It's a Beautiful World!

夜が明けたら/CastingAroundドラムヒロヤユウコの日々のお話です

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ライブに行ってきました。

 

ライブと言っても、今回はロックバンドのライブではなく、NHKおかあさんといっしょの「がらぴこぷ~がやってきた」というコンサートです。

 

言わずと知れたNHKのおかあさんといっしょ。

自分のちいさかった頃もおかあさんといっしょは放送されており、毎日のように見ていたのですが、当然のことながら大人になってからは見ることもなくなりました。
というより、もう16年もテレビなし生活なので何であれ見る手段もないのですが。

 

かなたが生まれてから、やはり少しはこども番組でも見たほうがいいのかなと思って、動画配信サイトでおかあさんといっしょの歌番組を見てみたのが約半年前。

それからほぼ見なかった日はないというくらい毎日おかあさんといっしょの動画を見ています。

 

かなたがものすごく反応したというのもあるのですが、予想外におもしろくて自分もはまってしまいました。

子供の歌と思っていたのですが、どれもクオリティの高くてびっくり、感動です。

いろんなジャンルの曲があるのですが、1曲でこれぞそのジャンルという様式美がこどもにわかりやすくすばらしくまとめられているのです。

こどもが飽きないように、どの曲もコンパクトで短めなのですが、その中にぎゅっと詰まっているんです。

テーマは食べ物、どうぶつ、自然、こどもが初めて世界で触れていく身近なものばかりです。

ことばの選びかたも秀逸でおもしろく、キャッチーでおぼえやすくホントによくできているんです。

有名なミュージシャンが楽曲提供されていたりもしてびっくりしました。

また、歌い手のおにいさん、おねえさん、ダンスのおにいさん、おねえさんの歌もパフォーマンスも見事で見入ってしまいます。

ポップでかわいいステージ造形や、こども向けのお話パートもいいですね。

こども向けとバカにできないクオリティの高さに関心しました。

一緒に歌ったり踊ったりできる曲も多く、毎日かなた以上に楽しんでいます。

 

こどもが生まれたら通る道なのでしょうか。

自分がこどものころとはまた違って見えて改めてそのすごさを実感しました。

長年の放送で培われたNHKのクオリティと安心感はさすがですね。

幼少期にこんなに素晴らしい音楽を浴びることができるこの国のこどもたちは幸せですね。

 

そんな訳でぜひ一度コンサートに行ってみたいと思い、応募したのです。

NHKホールでのコンサートは抽選に受からなかったのですが、家の近所であったこのイベントのチケットはとれたので行ってきました。

 

出演は歌の坂田おさむおにいさん、つのだりょうこおねえさん、ダンスのいとうまゆおねえさんでした。

みなさんはいま現在の出演者ではなく、過去出演されていたかたなのですが、動画配信やDVDでいつも見ているのでとてもなじみ深い方々でした。

 

初めてみるおかあさんといっしょのコンサートはいつも画面で見ているそのままで感動でした。

きらきらのステージから繰り広げられるおかあさんといっしょの世界観、素晴らしいですね。

坂田おさむおにいさんはわたしが子供のころのおにいさんで、もう結構な高齢のはずなのですが、まったく変わらない歌唱力とステージング、元気できらきらでさすがプロなステージングで圧巻でした。

こどもたちと一緒に踊るコーナーもあり、歌に聞き入るコーナーあり、がらぴこぷ~の人形劇をいっしょに応援するコーナーあり、かなたも手をたたいて声をあげてよろこんで、わたしも盛り上がってとても楽しくあっという間の1時間でした。

 

ラストはおさむおにいさん作詞作曲の「あしたははれる」を歌ってくれて大感動でした。

ホントにいい曲で大好きです。

おかあさんといっしょを見るようになって、たくさんの好きな曲ができましたが、その中でも特に好きな曲でうれしかったです。

 

若かったあの頃の思い出の曲が何かの拍子に聞こえてくると、あの頃の景色や感情が一気によみがえってきて胸がぎゅっとなります。

青春時代の思い出にはいつも音楽がありました。

この最近では、そうやって音楽とともに心に焼き付けられるような鮮烈な思い出なんてもうできないような日々を過ごしていると思っていましたが、もしかすると10年後にいま毎日のように聞いているおかあさんといっしょの曲を耳にすると、同じように心がぎゅっとなるのかもしれません。

わたしの今は、この曲たちと刻んでいっているのかもしれません。

 

たぶんかなたは覚えてはいないでしょう。

10年経ってもまだせつないという言葉の意味を知ることはないだろうし、音楽を聞いて胸が苦しくなるのはまだもう少し先のことだと思います。

もうおかあさんといっしょを振り返ることなどない日々を送っているころかもしれません。

ただ、かなたにとっては、この日々浴びているたくさんの音が、必ず心の奥深くに何かを残してくれ、いつかそれが大きくなって芽を出す日がくるのだと思います。

なにも覚えていなくても、見てきたものは、聞こえたものは、触れたものは、全部全部自分を作っていくのだからね。

 

だから、かなたにもぜひ今この音を楽しんでほしいし、わたしも今この時にしか体験できない音をめいっぱい一緒に楽しみたいです。

これがいまのわたしのミュージックライフだなんて言ってしまうと大げさかもしれないけれど、単にこども番組という以上の楽しさと感動を日々もらっているのです。

ホントに想像もしなかったことだけれど。

そしてわたし自身にとっても、楽しさ以上の何かを受け取り、自分のなかに何かを残し、いつか花開く種になってくれたらうれしいです。

 

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非日常の高揚感。

 

 

新宿、花園神社のお祭りに参加してきました。

遊びにいってきたのではなく、参加させていただきました!

 

新宿生まれ新宿育ちの友達の地元の町内会のお神輿に参加させていただいたのです。

わたしの地元の防府では裸坊祭りというわりと大きなお祭りがあり、福岡では言わずと知れた山笠があり、遊びにいったりはしていたのですが、参加したのは人生初です。

まさかなんのゆかりもなかった新宿で初めて祭りに参加することになるとは、人生は不思議ですね。

 

朝早く集まって、午前中は子供神輿に参加しました。

かなたくんはまだ担ぐことはできないので一緒に手をたたいて歩きました。

 

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お神輿と歩いて花園神社へ。

花園神社で神主さんに厄払いをしてもらいました。

 

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子供神輿は元気いっぱい、新宿ゴールデン街へ。

ゴールデン街にお神輿というのもなかなか不思議な光景ですね。

 

途中休憩で吉本興業さんで芸人さんにご褒美をもらいました。

二人のトイボックスさんという芸人さんだそうです。

 

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ゴールデン街にある吉本興業さんの建物は、昔小学校だったそうで、友達はここに通っていたそうです。

わたしたちよそから来たものにとっては新宿は大都会で、歌舞伎町なんてとてつもなく怖い場所に思えるのですが、ここで生まれ育ったひとたちにとっては普通の日常がある普通の地元なんだなぁと思いました。

新宿で生まれ育った友達のエピソードはわたしにとっては異世界すぎて本当におもしろいです。

 

このあとも短いコースで子供たちは元気に新宿をまわり、おやつやジュースやお土産をたくさんもらい、楽しいお神輿になりました。

 

お昼ごはんのあとは、いよいよ大人たちのお神輿でした。

 

初めての参加だったので恐る恐るついていっていたのですが、ゆいくんとひでぼーは途中からめいっぱいお神輿を担ぎました。

 

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たくさんの観客が見守るなか、新宿のど真ん中を大きな声をだして歩くのは楽しかったです。

 

友達はすごく目立っていました!

 

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途中休憩で三丁目の路上でみんなが振る舞いを食べて飲んでいる光景はなんだか圧巻でした。

きれいなお店が立ち並ぶなかにみんな路上に座って、気持ちいい汗を流しながら、食べて飲んで笑って。

お行儀がいいとは言えないのかもしれませんが、この日だけは無礼講というか、このお祭りという特別な日をめいっぱい頑張った人たちだけの特権というか、そんな完璧な非日常感にぐっときました。

ずっと昔から変わらず受け継がれてきた特別な日なんですね。

 

きっと日本中いたるところでそれぞれの歴史あるお祭りが受け継がれてきていると思いますが、花園神社のお祭りは新宿(エリアとしては、新宿三丁目、四丁目、三光町(旧町名、五丁目と歌舞伎町の一部)、番衆町(旧町名、五丁目あたり)だそうです)という場所らしさをとても感じることができてとても楽しかったし、いろいろと勉強になりました。

最初はただの都会で、地名でしかなかった街も、そこに住んでいる人を好きになると、そこに思い出ができると、その場所も好きになっていくものですね。

 

なんだか不思議な、なかなか経験することのできない非日常をありがとうございました!

 

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今日の春は何色に映るの。


あっという間に花開き、あっという間に花散らしていきました。
こんなスピードで過ぎていく春なんて初めてというくらいの速さなのは、わたしに理由があるのかもしれないけれど。


3月は真ん中2週間くらいずっと体調不良でした。
以前は全然風邪ひかなくてからだが丈夫なのが自慢だったのでかなたが生まれて以来なぜだかすごく弱くなってしまいました。

3月15日は結婚2周年でしたが、前日から38度の熱がでてあまりのきつさに仕事を休んでしまいました。
ふらふらのまま自宅で仕事を片付けて、なんとかちょっと豪華にごはんを準備しました。

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ほとんど食べられませんでしたが。
この暮らしはとても長く続いている気がしますがまだたった2年なんですね。
ずいぶんと平穏な場所で落ち着いているような気がしますが、まだまだこれからです。
先のことを考えるとき、やはりちょっと現実的になってしまうことを痛感せずにはいられませんが、そんな現実や日常こそがきらきらした夢のような日々になるようにわたし自身が思い描いていかねばなと思います。

3月17日、用事があって福岡から東京にきていた友達と遊びました。

池袋でランチして、初めてサンシャインの展望台にのぼりました。

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サンシャイン展望台にVRのアトラクションがあって、VRなるものを初めて体験したのですがすごかったです。
池袋の空をブランコでお散歩するというものだったのですが、ホントに空に昇って揺れているようでめちゃくちゃ怖かったです。
何度もこれはリアルではないと言い聞かせましたが感覚がリアルすぎてドキドキしました。
友達は全然感じなかったと言っていたので人によるのかもしれませんが、こういうのを体験すると考えさせられますね。
わたしがリアルだと思って感じてきたことは果たしてリアルだったのだろうかと。
偽物じゃ心が震えないと思って本当を探して生きてきたのに。
感覚は電気信号に過ぎないというのを見せつけられるようですが、これがリアルだと感じるのはこれを体験したことがあるからこそだと思いたいです。
ホントにすごい時代だなぁと感心するとともにちょっと怖さも感じます。

3月18日、アヒト師匠のライブを見に渋谷に行ってきました。
なんだかもうライブハウスは別世界で、こんなとこでこんなことしてたのが信じられないような気持ちになります。
楽しかったですが、ホントに不思議な感覚です。

3月20日、職場で転勤になるひとの壮行会があり、ひさびさに飲み会なるものに参加しました。
飲み会もなんだか別世界で最初はびくついてましたが、途中から昔のように大いに盛り上がり二次会にまで行って調子に乗ってしまいました。
すごくすごく楽しかったですが、帰りの満員電車ではぐったり、次の日もぐったり、もうお酒をたくさん飲んだりは無理です。

ライブも飲み会も行かなくなるとこんな風になるんだなぁと思いました。
その変化は許容できることです。
変わっていく自分を感じると心が痛くなることはしょっちゅうですが、これはいいんです。
全部は持ってはいけないからね。
たまに好きな音楽を楽しめにライブハウスにいけて、たまに好きな人たちと飲みにいけたら充分だね。

3月31日、お花見に行きました。
清瀬の柳瀬川というところです。

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川沿いの桜並木。
都心のお花見スポットはどこもすごい人ですが、ここはガラガラでのんびりお花見ができました。
東京にはめずらしく河原でバーベキューもできるようです。

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釣りをしてるひともいました。
ホントにのどかでいいところです。

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桜の思い出はちくりと痛いことばかりなんだけど、今年はとても穏やかで暖かな桜でそんな感情が揺さぶられて涙することはなかったです。
そんな変化は少し悲しいことだね。
少しずつ忘れていく、どんな痛みも。
少しずつ思い出せなくなって、いつか名前さえ忘れていくのかもしれないね。

そんな景色をいつも蘇らせるバーチャルができるなら作ってみたいと思うけれど、それならあの日生まれた音楽で充分じゃないかとも思います。
あの音に包まれれば何度もよみがえるんだ。
きっと少しずつ色も変わっていくし、感じていくことも変わっていくけれど、それこそが生きていくリアルだろう。


痛みのない世界で微睡んでいるうちに、窓の外ではあっという間に季節がめぐっていきました。
今日から新年度、東京の朝の通勤ラッシュはより一層激しくなり今日はますます心が折れそうです。
でもこんなことに心を殺されないように自分の目にはきれいな景色を映していきたいです。

何を受け取るかはきっと自分次第だね。

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ありがとう、またね。

 

 

Day3、ラストです。

 

週末帰省最終日はホテルでかなたくんに起こされて目覚めました。

疲れすぎて寝てなさ過ぎてだんだんハイになってきたようですぐに目覚めました。

 

最終日はかなたも一緒にお友達たちに会う日です。

朝はなおちゃんがホテルまで来てくれてかなたを抱っこしてくれました。

 

そのあとは近くのファミレスで元同僚のみなさんと会いました。

友達のひとりが5歳ともうすぐ3歳の男の子の兄弟を連れてきてくれたのですが、ふたりがかなたと遊んでくれてとても心癒されるかわいい光景でした。

子供の写真は載せられないのですが、子供たちがわしゃわしゃしている様子がホントにかわいかったです。

友達たちとも1年ぶりにあったのですが、みんな元気そうでとても楽しかったです。

この元同僚の仲間たちはホントにいい人たちで、わたしは申し訳なくなるくらい裏がなくて明るくて優しくてステキな人たちです。

今の職場でもそれなりに楽しくやっていますが、やはりあの頃の楽しさは格別だったなぁと思い出します。

特にラスト1年くらいは青春だったといっていいくらいキラキラの毎日でした。

一緒に働かなくなると連絡とらなくなるかなと思っていましたが、いつまでも仲良くしてくれてホントに感謝です。

 

あっという間の楽しい時間は過ぎ、午後は飛行機が飛び立つまで空港でバンドつながりのみなさんと会いました。

なみねぇさんは何度も東京で会ったし、月子も去年1度東京に来てくれたし、こちらはひさしぶり感なしのメンバーでした。

みんな元気いっぱいで、他愛もない話や福岡の音楽シーンの話をして笑って、楽しい時間でした。

ホントにみんな変わらなくてほっとしました。

 

雪の予報でしたが、天気が崩れることもなく無事飛行機は飛ぶことになり、この嵐のような3日間にも終わりが訪れました。

ちょっと詰め込みすぎたかもしれませんが、少しも逃さないようにと必死に駆け回って、たくさんの思い出ができました。

寝る間も惜しんで遊んだのなんてホントにひさびさだったよ。

 

こんなに心が動いたのもひさしぶりで、今週はそれをもう一度たどるのと、細胞までへとへとの疲れをしずめるので、あっという間に時間が過ぎていってしまいました。

 

あの交わした言葉を思い出してみて。

シャッターを切った、その瞬間を思い出してみて。

その奥にある本当のことを探ろうとして、何度も何度ものぞき込んでいるんだよ。

 

夢みたいで、まばゆくて、それだけでしばらくは生きていけると思えるくらい。

とても充実して、意味のある時間を過ごすことができました。

 

すべて問題なく終わったのは奇跡です。

神様、ありがとうと言ってしまうくらい、奇跡を感じているのです。

 

 

東京に帰ってきて、また一瞬で始まったいつも通りの日常も今週はそんなに苦しくなかったです。

退屈な日常なんかじゃない。

何者でもないわたしなんかじゃない。

 

目の前にあるのはいつだって変わらない世界。

それを特別なものにしてきたのは自分自身だったよ。

わたしにとってはいつだって特別な世界だったし、いつだってその真ん中にいれたんだ。

 

誰かに出会って、何かを知って、美しさに触れて、醜さを手にして。

この世界を色とりどりに染めて生きてきたんだったね、これまでずっと。

 

わたしならきっとまたこの場所でもたくさんの新しい色で描いていけるだろう。

その心を保つのはあの頃に比べたら容易ではないだろう。

それでもきっと大丈夫。

 

今まで生きてきたいろんなものが詰まった3日間。

その日々がわたしにたくさんのものを返してくれたから。

 

 

週末帰省、関わってくださったみなさん、ありがとうございました!

会えなかったみなさん、きっとまたいつか会いましょう!

また必ず会いに行きます。

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ステキな夢 あこがれを

いつまでも ずっと 忘れずに

 

 

週末帰省、Day2

 

今回の帰省の理由は大学時代からの友達、やすなりくんの結婚式に出席するためでした。

いまは東京で暮らしているやすなりくんと新婦のあいさんですが、地元福岡で結婚式をするということでわたしも呼んでいただきました。

 

そしてキャスアラで演奏もさせていただけることになりました。

いままで幸せなことに何度も結婚式で演奏させていただいたのですが、大学時代のサークル仲間ばかりで現キャスアラメンバーで演奏するのは初めてのことでした。

 

ちなみにかんぶんとわたしは同じ大学で同じ文学部、そして同じバンドサークルでした。

今回結婚式に呼んでくれたやすなりくんは同じ文学部の友達です。

卒業後も仲良くしていて、いつの間にか一緒にゆいくんも遊ぶようになったという関係です。

 

結婚式当日はリハーサルがあったので、寝不足のまま朝早くに結婚式場に向かいました。

いまメンバーは離れ離れなので、ここで初めて一緒に音を出しました。

実に1年半ぶりでどうなることかと思いましたが、なんだか一気にその時間を超えてしまいました。

ホントにいつものように心地よくて、それでいてものすごく真新しく楽しくて。

リハーサルはほんの短い時間でしたが、それだけで楽しくて、それは自分でも予想外のことでした。

ひさしぶりに集まってどんな風になるんだろうとずっと考えていたけれど、こんなにただ楽しいということが一番考えていなかったことかもしれません。

 

挙式は15時からでずいぶん時間があったので、3人で朝ごはんを食べながらいろいろ話をしました。

こうしてバンドや音楽の話をするのはホントにひさしぶりでね、日常だったころはこんな感情になるなんて思いもしなかったよ。

 

美容院に行って、一緒に出席する月子さんと待ち合わせてお茶して、楽しい時間を過ごして挙式を迎えました。

 

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結婚式は笑顔がいっぱいでとてもステキな式でした。

ふたりともホントにうれしそう、幸せそう。

ホントにホントにおめでとう!

 

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博多雑煮がめちゃくちゃおいしくてお替りしたかったです。

 

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たくさんの友達に愛されているメッセージビデオや、ふたりの思い出ビデオや、ケーキカット、次々に楽しい時間が過ぎていきあっという間にわたしたちの演奏の時間になりました。

 

演奏したのは、定番「乾杯」。

そして2曲目にほぼサプライズで新郎やすなりくんを呼んで思い出の曲を一緒に演奏しました。
(途中で呼びますよだけ伝えていました。)

 

 

この「夏の終わりのハーモニー」はわたしたちの大学時代の思い出の曲です。

大学1、2年生の頃、わたしたちはものすごい頻度でカラオケに行っていました。

当時1000円くらいで朝まで歌えるプランがあって、しょっちゅう徹カラなるものに行っていたのです。

その時いつもかんぶんとやすなりくんが歌っていたのがこの曲です。

玉置浩二が大好きなかんぶんと、井上陽水の真似が上手なやすなりくんが歌うこの曲がホントに好きで、この曲を聞いては青春を感じていました。

バカみたいで幼くて、明日のこともわからなくて、ただ今が楽しくて。

みんなでいれば何をしたって楽しくて、ただただそれだけでよかったあの頃。

この曲を聞くたびにたった一度だけの短いはかないあの季節を思い出して愛しくてせつない気持ちになっていたよ。

 

それをやすなりくんの結婚式でみんなで演奏できてホントに幸せでした。

 

そしてその思い出が輝いていたのと同時に、キャスアラで演奏できるということがホントに楽しくて、リハーサルのときの楽しさなんて比べ物にならないくらい楽しくて楽しくて、ひさしぶりに言葉にできない感情でからだじゅういっぱいになりました。

 

1年半前、それぞれの人生の転機があってともに活動ができなくなって、それからわたしはキャスアラに対して何を語ればいいのかわからずずっともやもやしてここまできました。

キャスアラは活動を終了しましたでもなく、またいつかこのようなカタチで活動しますでもなく、何も決めずにただ活動を止めることになり、それをわたし自身どう受け止めていいのかわからないままでした。

 

それは今でもそうなんです。

今回何かそれに関して話をしたわけじゃないんです。

でもこうして音を鳴らして、そんなことはもうどうでもいいことなんだと思えました。

いつだってずっとわたしの世界を揺らしてきたかんぶんの歌声があって、左をみても右をみても笑顔があって、みんなで演奏をすることが泣きたくなるくらい楽しくて楽しくて。

あぁ、やっぱりこの気持ちがかえってきてしまう。

あぁ、どうしたってこの愛がかえってきてしまう。

 

もう二度と会えなくても、世界中誰にも知られなくても、大事なものは大事であることは変わらないんだろう。

カタチにすることだけが答えじゃないと、1年半越しにようやくたどり着けました。

これからどんな風に生きたとしても、この音はなくならないんです、わたしたちは紡いできたものは確かにあるんです。

きっとまだまだ人生は続く、その中でまた何度もめぐりあう命なんです。

だからこれでいいんだよ。

ただひとつ確かなことは、わたしはどうしようもなくキャスアラを愛しているということなんだ。

 

やすなりくんが結婚式に呼んでくれなかったら、ここにたどり着くことはできませんでした。

ホントにありがとうございました。

まるですべてはそうなるようにできているみたいだね。

今じぶんに必要なものは、いつもそのときに与えられるんだ。

 

やすなりくん、あいさん、改めて結婚おめでとうございます!

これからたくさんの色とりどりの日々をふたりで楽しんで生きていってください!

そしてこれからもわたしたちと仲良くしてね!

 

 

結婚式のあとは、福岡までお母さんがかなたを連れてきてくれてホテルで待っていてくれたので一度顔を出してから次の場所へ移動しました。

今回誰よりも感謝しなければならないのは両親です。

わたしが遊びたいという、決してほめられない理由で振り回したにもかかわらず、快くかなたの面倒をみてくれて、わざわざ山口から福岡まで来てくれました。

両親のおかげでこんなにも楽しい時間を過ごすことができました。

ホントにありがとうございました。

わたしもいつかかなたが大きくなったときは、どんな理由であれ、どんな場所であれ、できる限り全力で助けてあげたいです。

誰かにしてもらったことを、今度は誰かに返せるように。

 

 

かなたくんはお母さんと楽しく過ごしていてくれたので、安心しておまかせして今後はまたまた久しぶりの香椎に行きました。

かつてわたしは香椎に住んでいたのですが、香椎駅を降りた瞬間間違えたかと思いました。

駅前再開発で別世界ですね。

焼野原にポツンと残されたニパチが異様な光景でした。

 

香椎にきたのはわが師匠、アヒトさんと飲みにいく約束をしていたからです。

ゆいくんと3人で香椎で飲みに行かせていただきました。

 

アヒトさんとゆっくり話すのもホントにひさしぶりで、とてもとても楽しかったです。

正直前日からほとんど寝てないのと動き倒しで倒れそうなくらいだったのですが、もう一瞬たりとも逃したくないくらい楽しくて素晴らしい時間でした。

バンドの話や生活の話、雑談まで、とても盛り上げって、勢いでバンド名まで提案してもらったのでそれを採用しようと思います。

キャスアラへの愛を再確認した日でしたが、わたしたちはこれから新しいバンドで、新しい自分たちの今も築いていきたいのです。

自分たちで作った曲を自分たちで演奏してステージに立ちたいんです。

変わらない愛はそのままで、音楽をして生きていく日常だってほしいんです。

なかなか難しいけれど、ちゃんと自分たちの音楽を作り上げたいんです。

そのなかでアヒトさんに誉めてもらいたいというのは、今も昔も変わらないわたしのひとつの大きなモチベーションなのです。

 

仲良くしてもらって、優しくしてもらって、すごく近くなれて楽しいけれど、やっぱり永遠に憧れのひとだから。

同じところまでいきたいと思う気持ちは、いまだ失ってはいません。

頑張らなければと気持ちも引き締まります。

 

アヒトさんと香椎の街を歩くのはなんだか不思議な感じでした。

この街にこんな風に戻ってくるなんてね。

こんな未来が待っているなんて思いもしなかったよ。

 

あの当時からあったけれど一度も行ったことのないバーで飲んで、流しのマジシャンのマジックショーを見たり、意外にも遅い鹿児島本線の終電のひとつまえに乗って夜の街を眺めたり、最後まで何もかもが楽しくて最高の日でした。

きっと1年分くらい遊んで、1年分くらい感動して、心が動いた日でした。

 

ひさびさの、透明な冬の夜空に、街のきらきらに、溶けていってしまいそうな気分。

わたしにはかけがえのない宝物の過去がある。

まばゆいばかりにきらめく今がある。

そして果てしなく広がる明日がある。

 

なんて信じられるくらい。

 

 

真冬の夢 あこがれを

いつまでも ずっと 忘れずに