ライブに行ってきました。
ライブと言っても、今回はロックバンドのライブではなく、NHKおかあさんといっしょの「がらぴこぷ~がやってきた」というコンサートです。
言わずと知れたNHKのおかあさんといっしょ。
自分のちいさかった頃もおかあさんといっしょは放送されており、毎日のように見ていたのですが、当然のことながら大人になってからは見ることもなくなりました。
というより、もう16年もテレビなし生活なので何であれ見る手段もないのですが。
かなたが生まれてから、やはり少しはこども番組でも見たほうがいいのかなと思って、動画配信サイトでおかあさんといっしょの歌番組を見てみたのが約半年前。
それからほぼ見なかった日はないというくらい毎日おかあさんといっしょの動画を見ています。
かなたがものすごく反応したというのもあるのですが、予想外におもしろくて自分もはまってしまいました。
子供の歌と思っていたのですが、どれもクオリティの高くてびっくり、感動です。
いろんなジャンルの曲があるのですが、1曲でこれぞそのジャンルという様式美がこどもにわかりやすくすばらしくまとめられているのです。
こどもが飽きないように、どの曲もコンパクトで短めなのですが、その中にぎゅっと詰まっているんです。
テーマは食べ物、どうぶつ、自然、こどもが初めて世界で触れていく身近なものばかりです。
ことばの選びかたも秀逸でおもしろく、キャッチーでおぼえやすくホントによくできているんです。
有名なミュージシャンが楽曲提供されていたりもしてびっくりしました。
また、歌い手のおにいさん、おねえさん、ダンスのおにいさん、おねえさんの歌もパフォーマンスも見事で見入ってしまいます。
ポップでかわいいステージ造形や、こども向けのお話パートもいいですね。
こども向けとバカにできないクオリティの高さに関心しました。
一緒に歌ったり踊ったりできる曲も多く、毎日かなた以上に楽しんでいます。
こどもが生まれたら通る道なのでしょうか。
自分がこどものころとはまた違って見えて改めてそのすごさを実感しました。
長年の放送で培われたNHKのクオリティと安心感はさすがですね。
幼少期にこんなに素晴らしい音楽を浴びることができるこの国のこどもたちは幸せですね。
そんな訳でぜひ一度コンサートに行ってみたいと思い、応募したのです。
NHKホールでのコンサートは抽選に受からなかったのですが、家の近所であったこのイベントのチケットはとれたので行ってきました。
出演は歌の坂田おさむおにいさん、つのだりょうこおねえさん、ダンスのいとうまゆおねえさんでした。
みなさんはいま現在の出演者ではなく、過去出演されていたかたなのですが、動画配信やDVDでいつも見ているのでとてもなじみ深い方々でした。
初めてみるおかあさんといっしょのコンサートはいつも画面で見ているそのままで感動でした。
きらきらのステージから繰り広げられるおかあさんといっしょの世界観、素晴らしいですね。
坂田おさむおにいさんはわたしが子供のころのおにいさんで、もう結構な高齢のはずなのですが、まったく変わらない歌唱力とステージング、元気できらきらでさすがプロなステージングで圧巻でした。
こどもたちと一緒に踊るコーナーもあり、歌に聞き入るコーナーあり、がらぴこぷ~の人形劇をいっしょに応援するコーナーあり、かなたも手をたたいて声をあげてよろこんで、わたしも盛り上がってとても楽しくあっという間の1時間でした。
ラストはおさむおにいさん作詞作曲の「あしたははれる」を歌ってくれて大感動でした。
ホントにいい曲で大好きです。
おかあさんといっしょを見るようになって、たくさんの好きな曲ができましたが、その中でも特に好きな曲でうれしかったです。
若かったあの頃の思い出の曲が何かの拍子に聞こえてくると、あの頃の景色や感情が一気によみがえってきて胸がぎゅっとなります。
青春時代の思い出にはいつも音楽がありました。
この最近では、そうやって音楽とともに心に焼き付けられるような鮮烈な思い出なんてもうできないような日々を過ごしていると思っていましたが、もしかすると10年後にいま毎日のように聞いているおかあさんといっしょの曲を耳にすると、同じように心がぎゅっとなるのかもしれません。
わたしの今は、この曲たちと刻んでいっているのかもしれません。
たぶんかなたは覚えてはいないでしょう。
10年経ってもまだせつないという言葉の意味を知ることはないだろうし、音楽を聞いて胸が苦しくなるのはまだもう少し先のことだと思います。
もうおかあさんといっしょを振り返ることなどない日々を送っているころかもしれません。
ただ、かなたにとっては、この日々浴びているたくさんの音が、必ず心の奥深くに何かを残してくれ、いつかそれが大きくなって芽を出す日がくるのだと思います。
なにも覚えていなくても、見てきたものは、聞こえたものは、触れたものは、全部全部自分を作っていくのだからね。
だから、かなたにもぜひ今この音を楽しんでほしいし、わたしも今この時にしか体験できない音をめいっぱい一緒に楽しみたいです。
これがいまのわたしのミュージックライフだなんて言ってしまうと大げさかもしれないけれど、単にこども番組という以上の楽しさと感動を日々もらっているのです。
ホントに想像もしなかったことだけれど。
そしてわたし自身にとっても、楽しさ以上の何かを受け取り、自分のなかに何かを残し、いつか花開く種になってくれたらうれしいです。




















