非日常の高揚感。
新宿、花園神社のお祭りに参加してきました。
遊びにいってきたのではなく、参加させていただきました!
新宿生まれ新宿育ちの友達の地元の町内会のお神輿に参加させていただいたのです。
わたしの地元の防府では裸坊祭りというわりと大きなお祭りがあり、福岡では言わずと知れた山笠があり、遊びにいったりはしていたのですが、参加したのは人生初です。
まさかなんのゆかりもなかった新宿で初めて祭りに参加することになるとは、人生は不思議ですね。
朝早く集まって、午前中は子供神輿に参加しました。
かなたくんはまだ担ぐことはできないので一緒に手をたたいて歩きました。
お神輿と歩いて花園神社へ。
花園神社で神主さんに厄払いをしてもらいました。
子供神輿は元気いっぱい、新宿ゴールデン街へ。
ゴールデン街にお神輿というのもなかなか不思議な光景ですね。
途中休憩で吉本興業さんで芸人さんにご褒美をもらいました。
二人のトイボックスさんという芸人さんだそうです。
ゴールデン街にある吉本興業さんの建物は、昔小学校だったそうで、友達はここに通っていたそうです。
わたしたちよそから来たものにとっては新宿は大都会で、歌舞伎町なんてとてつもなく怖い場所に思えるのですが、ここで生まれ育ったひとたちにとっては普通の日常がある普通の地元なんだなぁと思いました。
新宿で生まれ育った友達のエピソードはわたしにとっては異世界すぎて本当におもしろいです。
このあとも短いコースで子供たちは元気に新宿をまわり、おやつやジュースやお土産をたくさんもらい、楽しいお神輿になりました。
お昼ごはんのあとは、いよいよ大人たちのお神輿でした。
初めての参加だったので恐る恐るついていっていたのですが、ゆいくんとひでぼーは途中からめいっぱいお神輿を担ぎました。
たくさんの観客が見守るなか、新宿のど真ん中を大きな声をだして歩くのは楽しかったです。
友達はすごく目立っていました!
途中休憩で三丁目の路上でみんなが振る舞いを食べて飲んでいる光景はなんだか圧巻でした。
きれいなお店が立ち並ぶなかにみんな路上に座って、気持ちいい汗を流しながら、食べて飲んで笑って。
お行儀がいいとは言えないのかもしれませんが、この日だけは無礼講というか、このお祭りという特別な日をめいっぱい頑張った人たちだけの特権というか、そんな完璧な非日常感にぐっときました。
ずっと昔から変わらず受け継がれてきた特別な日なんですね。
きっと日本中いたるところでそれぞれの歴史あるお祭りが受け継がれてきていると思いますが、花園神社のお祭りは新宿(エリアとしては、新宿三丁目、四丁目、三光町(旧町名、五丁目と歌舞伎町の一部)、番衆町(旧町名、五丁目あたり)だそうです)という場所らしさをとても感じることができてとても楽しかったし、いろいろと勉強になりました。
最初はただの都会で、地名でしかなかった街も、そこに住んでいる人を好きになると、そこに思い出ができると、その場所も好きになっていくものですね。
なんだか不思議な、なかなか経験することのできない非日常をありがとうございました!