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ポップ・ミュージックのトリコ

流行音楽を聴きながら、人生を音楽で豊かにしたいと願う、私的でミーハーなブログです。

洋画ベスト40の撮影編です。

2025年は映画が豊作で観るのが追い付かないという状況が続きました。
これで洋画不調というのは本当に不思議です。

正味当然平年ならランキングに入るべき作品が何作も選から漏れてしまっているという異常事態になっています。

 

2025年 洋画年間ベスト40 その2 撮影編

 

①『罪人たち』(上半期1位)

監督 ライアン・クーグラー

脚本 ライアン・クーグラー

出演 マイケル・B・ジョーダン as スモーク/スタック
   ヘイリー・スタインフェルド
   マイルズ・ケイトン
   ジャック・オコンネル

編集 マイケル・P・ショーバー

撮影 オータム・デュラルド・アーカポー

 

 

②『ANORA アノーラ』(上半期2位)

監督 ショーン・ベイカー

脚本 ショーン・ベイカー

出演 マイキー・マディソン as アノーラ
   マーク・エイデルシュテイン as イヴァン
   ユーリー・ボリソフ
   カレン・カラグリアン

編集 ショーン・ベイカー

撮影 ドリュー・ダニエルズ

   

 

③『ワン・バトル・アフター・アナザー』(下半期1位)

監督 ポール・トーマス・アンダーソン

脚本 ポール・トーマス・アンダーソン

出演 レオナルド・ディカプリオ as ボブ
   ショーン・ペン as ロックジョー
   ベニチオ・デル・トロ as センセイ
   レジーナ・ホール

編集 アンディ・ユルゲンセン

撮影 ポール・トーマス・アンダーソン

   マイケル・バウマン

   代表作

   『リコリス・ピザ』

 

 

④『スーパーマン』(下半期2位)

監督 ジェームズ・ガン

脚本 ジェームズ・ガン

出演 デヴィッド・コレンスウェット as スーパーマン/クラーク・ケント
   レイチェル・ブロスナハン as ロイス・レイン
   ニコラス・ホルト as レックス・ルーサー
   イザベラ・メルセード as ホークガール

編集 ウィリアム・ホイ

   クレイグ・アルパート

撮影 ヘンリー・ブラハム

   代表作

   『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3』

   『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』

   『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス』

 

 

⑤『WEAPONS ウェポンズ』(下半期3位)

監督 ザック・クレッガー

脚本 ザック・クレッガー

出演 ジョシュ・ブローリン
   ジュリア・ガーナー
   オールデン・エアエンライク
   オースティン・エイブラムス

編集 ジョー・マーフィ

撮影 ラーキン・サイプル

   代表作

   『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』

   

 

⑥『サブスタンス』(上半期3位)

監督 コラリー・ファルジャ

脚本 コラリー・ファルジャ

出演 デミ・ムーア as エリザベス
   マーガレット・クアリー as スー
   デニス・クエイド

編集 コラリー・ファルジャ 

   ジェローム・エルタベ 

   バランタン・フェロン

撮影 ベンジャミン・クラカン

   代表作

   『プロミシング・ヤング・ウーマン』

 

 

⑦『サンダーボルツ*』(上半期4位)

監督 ジェイク・シュライアー
脚本 エリック・ピアソン 

   ジョアンナ・カロ

出演 フローレンス・ピュー as エレーナ
   セバスチャン・スタン as バッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャー
   デヴィッド・ハーバー as アレクセイ/レッド・ガーディアン
   ジュリア・ルイス=ドレイファス as ヴァレンティーナ

編集 アンジェラ・カタンザーロ 

   ハリー・ユーン

撮影 アンドリュー・ドロス・パレルモ

   代表作

   『グリーン・ナイト』

 

 

⑧『教皇選挙』(上半期5位)

監督 エドワード・ベルガー

原作 ロバート・ハリス

脚本 ピーター・ストローハン

出演 レイフ・ファインズ as ローレンス枢機卿
   スタンリー・トゥッチ as ベリーニ枢機卿
   ジョン・リスゴー as トランブレ枢機卿
   カルロス・ディエス as ベニテス枢機卿

編集 ニック・エマーソン

撮影 ステファーヌ・フォンテーヌ

 

 

⑨『ナイブズ・アウト ウェイク・アップ・デッドマン』(下半期4位)

監督 ライアン・ジョンソン

脚本 ライアン・ジョンソン

出演 ダニエル・クレイグ
   ケイリー・スピーニー
   ジョシュ・ブローリン
   アンドリュー・スコット

編集 ボブ・ダクセイ

撮影 スティーブ・イエドリン

   代表作

   『ナイブズ・アウト グラス・オニオン』

   『ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密』

   『LOOPER ルーパー』

 

 

⑩『ノスフェラトゥ』(上半期6位)

監督 ロバート・エガース

脚本 ロバート・エガース
出演 ビル・スカルスガルド as オルロック伯爵
   ニコラス・ホルト as トーマス
   リリー=ローズ・デップ as エレン
   アーロン・テイラー=ジョンソン as フリードリヒ

編集 ルイーズ・フォード
撮影 ジェアリン・ブラシュケ
   代表作

   『ノースマン 導かれし復讐者』

   『ライトハウス』

   

 

⑪『F1 エフワン』(上半期7位)

監督 ジョセフ・コシンスキー

脚本 アーレン・クルーガー

出演 ブラッド・ピット as ソニー・ヘイズ
   ダムゾン・イドリス as ジョシュア・ピアス
   ケリー・コンドン as ケイト・マッケンナ
   ハビエル・バルデム as ルーベン・セルバンテス

編集 スティーブン・ミリオン

撮影 クラウディオ・ミランダ

   代表作

   『トップガン マーヴェリック』

   『ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日』

   『トロン:レガシー』

   『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』

   

 

⑫『フランケンシュタイン』(下半期5位)

監督 ギレルモ・デル・トロ

原作 メアリー・シェリー

脚本 ギレルモ・デル・トロ

出演 オスカー・アイザック as ヴィクター・フランケンシュタイン
   ジェイコブ・エロルディ as 怪物
   ミア・ゴス as エリザベス・ハーランダー
   フェリックス・カマラー as ウィリアム・フランケンシュタイン

編集 エバン・シフ

撮影 ダン・ローストセン

   代表作

   『ジョン・ウィック コンセクエンス』

   『シェイプ・オブ・ウォーター』

   『ジョン・ウィック チャプター2』

 

 

⑬『ウィキッド ふたりの魔女』(上半期8位)

監督 ジョン・M・チュウ

原作 グレゴリー・マグワイア

脚本 ウィニー・ホルツマン 

   デイナ・フォックス

出演 シンシア・エリヴォ as エルファバ
   アリアナ・グランデ as グリンダ
   ジョナサン・ベイリー as フィエロ
   イーサン・スレイター as ボック

編集 マイロン・カースタイン
撮影 アリス・ブルックス

   代表作 

   『tick, tick...BOOM! チック、チック…ブーン!』

   

 

⑭『ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング』(上半期9位)

監督 クリストファー・マッカリー

原作 ブルース・ゲラー

脚本 クリストファー・マッカリー 

   エリック・ジェンドレセン

出演 トム・クルーズ as イーサン・ハント
   ヘイリー・アトウェル as グレース
   ヴィング・レイムス as ルーサー・スティッケル
   サイモン・ペッグ as ベンジー・ダン

編集 エディ・ハミルトン

撮影 フレイザー・タガート

   代表作

   『ミッション:インポッシブル デッドレコニング』

 

 

⑮『ブルータリスト』(上半期10位)

監督 ブラディ・コーベット

脚本 ブラディ・コーベット

   モナ・ファストボールド

出演 エイドリアン・ブロディ as ラースロー・トート
   フェリシティ・ジョーンズ as エルジェーベト
   ガイ・ピアース as ハリソン
   ラフィー・キャシディ as ジョーフィア

編集 ダービド・ヤンチョ

撮影 ロル・クローリー
   

 

⑯『アバター ファイヤー・アンド・アッシュ』(下半期6位)

監督 ジェームズ・キャメロン

脚本 ジェームズ・キャメロン

   リック・ジャッファ

   アマンダ・シルバー

出演 サム・ワーシントン as ジェイク
   ゾーイ・サルダナ as ネイティリ
   シガニー・ウィーバー as キリ
   ウーナ・チャップリン as ヴァラン

編集 スティーブン・E・リブキン

   ニコラス・デ・トス 

   ジョン・ルフーア

   ジェイソン・ゴーディオ

   ジェームズ・キャメロン

撮影 ラッセル・カーペンター

   代表作

   『アバター ウェイ・オブ・ウォーター』

   『アントマン』

   『スティーブ・ジョブズ』

   『タイタニック』

 

 

⑰『エディントンへようこそ』(下半期7位)

監督 アリ・アスター

脚本 アリ・アスター

出演 ホアキン・フェニックス
   ペドロ・パスカル
   エマ・ストーン
   オースティン・バトラー

編集 ルシアン・ジョンストン

撮影 ダリウス・コンジ
   代表作 

   『アンカット・ダイヤモンド』

   『セブン』

 


⑱『バレリーナ The World of John Wick』(下半期8位)

監督 レン・ワイズマン

脚本 シェイ・ハッテン

出演 アナ・デ・アルマス as イヴ
   アンジェリカ・ヒューストン as ディレクター
   ガブリエル・バーン as 主宰
   ノーマン・リーダス as パイン

編集 ニコラス・ランドグレン

   ジェイソン・バランタイン

撮影 ロマン・ラクールバ
   


⑲『ヒックとドラゴン』(下半期9位)

監督 ディーン・デュボア

原作 クレシッダ・コーウェル

脚本 ディーン・デュボア

出演 メイソン・テムズ as ヒック
   ジェラルド・バトラー as ストイック
   ニコ・パーカー as アスティ
   ガブリエル・ハウエル as スノット

編集 ワイアット・スミス

撮影 ビル・ポープ
   代表作 

   『マトリックス』

   

 

外『アイム・スティル・ヒア』(ブラジル)(下半期)

監督 ウォルター・サレス

原作 マルセロ・ルーベンス・パイバ

脚本 ムリロ・ハウザー

   ヘイター・ロレガ

出演 フェルナンダ・トーレス
   セルトン・メロ
   フェルナンダ・モンテネグロ

編集 アフォンソ・ゴンサウベス

撮影 アドリアン・テイジード
  

 

⑳『スマイル2』(DVDスルー)(下半期10位)

監督 パーカー・フィン

脚本 パーカー・フィン

出演 ナオミ・スコット as スカイ・ライリー
   ローズマリー・デウィット
   カイル・ガルナー
   ルーカス・ゲイジ

編集 エリオット・グリーンバーグ

撮影 チャーリー・サロフ

 

 

 

次点

上半期『ミッキー17』

下半期『ジュラシック・ワールド 復活の大地』

 

 

撮影編のランキングは世間とそれほど大きなズレはないにしてもやや偏っている自覚はあります。

 

一般的には人気があるけど個人的にはわずかに何かが足りなくてランキングに入らなかったものには、

『ジュラシック・ワールド 復活の大地』

『ミッキー17』

『名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN』

『アマチュア』

『トロン:アレス』

『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』

『アプレンティス ドナルド・トランプの創り方』

などがあります。

 

撮影部門では精鋭揃いの中ではありますが撮影賞はオータム・デュラルド・アーカポーに贈ります。

 

 

(洋画サマリ)

1、2をあわせると俳優ではペドロ・パスカルが3作品ランクインでトップ。

昨今の大活躍で遂にMCUの最重要キャラクターのF4のリード・リチャーズ役に抜擢されましたが彼やヴァネッサー・カービーのおかげで映画はかなりリッチな仕上がりになっていました。

今年の主演男優賞は彼ですね。

 

当ブログでの2025年のその他各賞をまとめると、

最優秀作品賞   ライアン・クーグラー『罪人たち』

最優秀監督賞   ダン・トラクテンバーグ『プレデター 最凶頂上決戦』『プレデター バッドランド』

最優秀脚本賞   クリント・ベントリー&グレッグ・クウェダー『シンシン/SING SING』『トレイン・ドリームズ』

最優秀主演男優賞 ペドロ・パスカル『ファンタスティック4 ファースト・ステップ』

最優秀主演女優賞 ソフィー・サッチャー『コンパニオン』

最優秀助演男優賞 ジョシュ・ブローリン『WEAPONS ウェポンズ』『ナイブズ・アウト ウェイク・アップ・デッドマン』

最優秀助演女優賞 フェリシティ・ジョーンズ『ブルータリスト』『トレイン・ドリームズ』

最優秀撮影賞   オータム・デュラルド・アーカポー『罪人たち』

最優秀編集賞   パーカー・ララミー『シンシン/SING SING』『トレイン・ドリームズ』

最優秀アニメ賞  クリス・サンダース『野生の島のロズ』

最優秀外国語映画賞 ギンツ・ジルバロディス『FLOW』

 

作品賞は『ワン・アフター・アナザー』と迷いましたが『罪人たち』に。ここは今後自分の中で変わってくるかも。

これだけ接戦の年はそう滅多にないから貴重です。

 

監督賞はプレデターシリーズをリファインさせた立役者ダン・トラクテンバーグに。プレデターはこれでディズニーのメインIPのひとつに復帰しました。ディズニーさん彼にたくさんご褒美あげてください!

 

脚本賞はクリント・ベントリー&グレッグ・クウェダーに。彼らは脚本家であると同時に監督でもあって、共作で書いた『シンシン/SING SING』『トレイン・ドリームズ』をそれぞれ単独で監督しています。

 

主演女優賞はソフィー・サッチャーに。『異端者の家』での活躍で注目を集めましたが、主演した『コンパニオン』が決定打に。新時代のスター女優がまたひとり誕生しましたね。まだまだ彼女の演技が観たいです。

 

助演男優賞はジョシュ・ブローリン。今年はベニチオ・デル・トロやらレイフ・ファインズやらショーン・ペンやらすごい演技が観れた年なので選ぶのが大変。その中でのジョシュ・ブローリンを選んだ訳ですが、『WEAPONS ウェポンズ』は定義によっては主役なんでしょうけど個人的にはちょっと違うかな、ということで、この作品での悩める頑固親父に加え『ナイブズ・アウト ウェイク・アップ・デッドマン』での偏屈神父役の怪演が見事でした。

 

助演女優賞はフェリシティ・ジョーンズ。『ブルータリスト』『トレイン・ドリームズ』両作での演技は表情から細かな動きまで全く隙のない完成度、圧巻でした。

 

撮影賞は『罪人たち』オータム・デュラルド・アーカポーに。彼女は監督のカメラ使いのこだわりを120%理解して素晴らしい映像体験を届けてくれました。

 

編集賞は『シンシン/SING SING』『トレイン・ドリームズ』のパーカー・ララミーに。最近の映画の主流ではない、時間の経過を体感させる観客をいそがせない編集でありながら全く飽きの来ない作品になっているバランスが凄いです。

 

最優秀アニメ賞は「野生の島のロズ」。メチャクチャワクワクして、メチャクチャハラハラして、3回泣きました。難しい話は抜きにしてそういう映画はいい映画だと私は思います。ドリームワークスアニメ30周年の名に恥じない名作です。ドリームワークスのアニメスタッフ陣の気合とプライドを感じました。

 

最優秀外国語映画賞は『FLOW』。といってもセリフは一つもないんですけどね。そんな映画面白いはずないと思っていたのですが、観終わってものすごい余韻が残ってびっくりしました。この映画の凄いところは3歳ぐらいの子供が観ても「猫ちゃんカワイイ」「ワンちゃんカワイイ」って観れるのに大人が観たら動物たちがもたらす寓話性のあるシチュエーションとか全体を通じて語られる深いメッセージとかを言葉なしに受け止めることができるという物語の多層性。アカデミー賞受賞当時は、「なんでやねん!」とか思ってた自分が恥ずかしいです。

 

 

以上

 

 

こうしたリストを見ながら、「そうだよね」「いや、違う」って考える時間がこれまた楽しいので、そういう機会にでも使ってもらえればありがたいです。

さて年間ベストを20×2で選ぶ企画の洋画パートです。

 

何度も言及していることですが、コメディ映画が大好きです。

ランキングに何か違和感を感じるならばそういう感性に起因するものだと思います(笑)

 

なお、洋画編では非英語の映画も取り上げますがランキングのカウントからは外しています。

 

また同様に劇映画ではないドキュメンタリー作品や、テレビドラマシリーズでもよいものがあればカウントは外してランキング内に入れ込みます。

 

ではスタート。

 

①『野生の島のロズ』(上半期1位)

監督 クリス・サンダース 

原作 ピーター・ブラウン

脚本 クリス・サンダース
声優 ルピタ・ニョンゴ as ロズ
   ペドロ・パスカル as チャッカリ
   キット・コナー as キラリ
   キャサリン・オハラ as ピンクシッポ

撮影 クリス・ストーバー
編集 メアリー・ブリー

 

 

②『ファンタスティック4 ファースト・ステップ』(下半期1位)

監督 マット・シャックマン 

原作 スタン・リー

   ジャック・カービー

脚本 ジョシュ・フリードマン

   エリック・ピアソン

   ジェフ・カプラン

   イアン・スプリンガー
出演 ペドロ・パスカル as リード・リチャーズ/ミスター・ファンタスティック
   ヴァネッサ・カービー as スー・ストーム/インビジブル・ウーマン
   ジョセフ・クイン as ジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチ
   エボン・モス=バクラック as ベン・グリム/ザ・シング

撮影 ジェス・ホール
編集 ノーナ・コーダイ

   ティム・ロッシュ

 

 

③『コンパニオン』(下半期2位)

監督 ドリュー・ハンコック 

脚本 ドリュー・ハンコック
出演 ソフィー・サッチャー as アイリス
   ジャック・クエイド as ジョシュ
   ルーカス・ゲイジ as パトリック
   ミーガン・スリ as キャット

撮影 イーライ・ボーン
編集 ジョシュ・イーザー

   ブレット・W・バックマン

   代表作 

   『PIG ピッグ』

   

 

外『Flow』(ラトビア)(上半期)

監督 ギンツ・ジルバロディス
脚本 ギンツ・ジルバロディス

撮影 ギンツ・ジルバロディス

編集 ギンツ・ジルバロディス

 

 

④『リアル・ペイン 心の旅』(上半期2位)

監督 ジェシー・アイゼンバーグ

脚本 ジェシー・アイゼンバーグ

出演 ジェシー・アイゼンバーグ
   キーラン・カルキン
   ウィル・シャープ
   ジェニファー・グレイ

撮影 ミハウ・ディメク

編集 ロバート・ナッソー

 

 

⑤『28年後...』(上半期3位)

監督 ダニー・ボイル

脚本 ダニー・ボイル
   アレックス・ガーランド

出演 ジョディ・カマー as アイラ
   アーロン・テイラー=ジョンソン as ジェイミー
   ジャック・オコンネル
   アルフィー・ウィリアムズ as スパイク

撮影 アンソニー・ドッド・マントル

編集 ジョン・ハリス 

   代表作

   『キングスマン』

   『127時間』

   『キック・アス』

   『スナッチ』

 

 

⑥『異端者の家』(上半期4位)

監督 スコット・ベック
   ブライアン・ウッズ

脚本 スコット・ベック
   ブライアン・ウッズ

出演 ヒュー・グラント
   クロエ・イースト
   ソフィー・サッチャー
撮影 チョン・ジョンフン

編集 ジャスティン・リー

 

 

⑦『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』(上半期5位)

監督 マギー・カン

   クリス・アペルハンス 

脚本 ダニャ・ヒメネス

   ハンナ・マクメカン

   マギー・カン

   クリス・アペルハンス
出演 アーデン・チョ
   アン・ヒョソプ
   ケン・チョン
   イ・ビョンホン

編集 ネイサン・シャウフ

 

 

⑧『ロングレッグス』(上半期6位)

監督 オズグッド・パーキンス

脚本 オズグッド・パーキンス
出演 マイカ・モンロー as リー・ハーカー
   ニコラス・ケイジ as ロングレッグス
   ブレア・アンダーウッド as カーター捜査官
   アリシア・ウィット as ルース・ハーカー

撮影 アンドレス・アローチ・ティナヘロ
編集 グレッグ・ン 

   グレアム・フォーティン

 

 

⑨『ブラックバッグ』(下半期3位)

監督 スティーブン・ソダーバーグ 

脚本 デビッド・コープ
出演 ケイト・ブランシェット as キャスリン
   マイケル・ファスベンダー as ジョージ
   マリサ・アベラ as クラリサ
   トム・バーク as フレディ

撮影 ピーター・アンドリュース
編集 メアリー・アン・バーナー(スティーブン・ソダーバーグの変名)

   代表作

   『オーシャンズ11』

   『トラフィック』(2000)

 

 

⑩『愛はステロイド』(下半期4位)

監督 ローズ・グラス 

脚本 ローズ・グラス

   ベロニカ・トフィウスカ
出演 クリステン・スチュワート as ルー
   ケイティ・オブライアン as ジャッキー
   ジェナ・マローン
   エド・ハリス

撮影 ベン・フォーデスマン
編集 マーク・タウンズ

 

 

⑪『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』(下半期5位)

監督 ウェス・アンダーソン 

脚本 ウェス・アンダーソン
出演 ベニチオ・デル・トロ as ザ・ザ・コルダ
   ミア・スレアプレトン as リーズル
   マイケル・セラ as ビョルン
   リズ・アーメッド

撮影 ブリュノ・デルボネル
編集 バーニー・ピリング

   代表作

   『アステロイド・シティ』

   『アナイアレイション 全滅領域』

   『グランド・ブダペスト・ホテル』

   アンドリュー・ワイスブラム

   代表作
   『アステロイド・シティ』

   『フレンチ・ディスパッチ』

   『tick, tick...BOOM! チック、チック…ブーン!』

   『ムーンライズ・キングダム』

   『ダージリン急行』

 

 

⑫『ウォレスとグルミット 仕返しなんてコワくない!』(NETFLIX)(上半期7位)

監督 ニック・パーク
   マーリン・クロシンガム

脚本 マーク・バートン

声優 ベン・ホワイトヘッド as ウォレス
   ピーター・ケイ as マッキントッシュ警部
   ローレン・パテル as ムカジェー
   リース・シェアスミス as ノーボット

撮影 デイブ・アレックス・リデット

編集 ダン・ヘンベリー

 

 

⑬『テレビの中に入りたい』(下半期6位)

監督 ジェーン・シェーンブルン

脚本 ジェーン・シェーンブルン
出演 ジャスティス・スミス as オーウェン
   ジャック・ヘヴン as マディ
   ヘレナ・ハワード
   リンジー・ジョーダン

撮影 エリック・ K・ユエ
編集 ソフィー・マーシャル

 

 

⑭『ファイナル・デッドブラッド』(下半期7位)

監督 アダム・スタイン

   ザック・リポフスキー 

脚本 ガイ・ビューシック

   ロリ・エバンス・テイラー
出演 ケイトリン・サンタ・フアナ as ステファニー・レイエス
   テオ・ブリオネス as チャーリー・レイエス
   リチャード・ハーモン as エリック
   オーウェン・パトリック・ジョイナー as ボビー

撮影 クリスチャン・セバルト
編集 サブリナ・ピトレ

 

 

⑮『トレイン・ドリームズ』(NETFLIX)(下半期8位)

監督 クリント・ベントリー

原作 デニス・ジョンソン

脚本 クリント・ベントリー

   グレッグ・クウェダー
出演 ジョエル・エドガートン as ロバート・グレイニアー
   フェリシティ・ジョーンズ as グラディス・グレイニアー
   ケリー・コンドン
   ウィリアム・H・メイシー

撮影 アドルフォ・ベローゾ
編集 パーカー・ララミー

 

 

⑯『シンシン SING SING』(上半期8位)

監督 グレッグ・クウェダー

脚本 グレッグ・クウェダー
   クリント・ベントレー

出演 コールマン・ドミンゴ
   クラレンス・マクリン
   ポール・レイシー
   ショーン・サン・ホセ

撮影 パット・スコーラ

編集 パーカー・ララミー

 

 

⑰『サタデー・ナイト NYからライブ!』(Amazon)(上半期9位)

監督 ジェイソン・ライトマン

脚本 ジェイソン・ライトマン

出演 ラモーン・モリス
   J・K・シモンズ
   ディラン・オブライエン
   ウィレム・デフォー
撮影 エリック・スティールバーグ

編集 ネイサン・オーロフ 

   代表作

   『ジョン・ウィック コンセクエンス』

   シェーン・リード

   代表作

   『デッドプール&ウルヴァリン』

 

 

⑱『プレデター 最凶頂上決戦』(Disney+)(上半期10位)

監督 ダン・トラクテンバーグ

脚本 ミチョ・ロバート・ルタレ

声優 マイケル・ビーン
   リック・ゴンザレス
   ルーイ・オザワ・チャンチェン
   リンゼイ・ラバンシー

撮影 ヤヌス・カミンスキー

編集 ステファン・グルーブ 

 

 

⑲『フレンドシップ』(下半期9位)

監督 アンドリュー・デヤング

脚本 アンドリュー・デヤング
出演 ティム・ロビンソン
   ポール・ラッド
   ケイト・マーラ
   ジャック・ディラン・グレイザー

撮影 アンディ・リジェフスキ
編集 ソフィー・コラ

 

 

⑳『プレデター バッドランド』(下半期10位)

監督 ダン・トラクテンバーグ

脚本 パトリック・アイソン

   ブライアン・ダフィールド
出演 エル・ファニング

撮影 ジェフ・カッター
編集 ステファン・グルーブ

   デビッド・トラクテンバーグ

 

 

次点

上半期『陪審員2番』

下半期『THE MONKEY ザ・モンキー』

 

今回も結構偏った選考になっている自覚はあります。

 

ランキング外になってしまった人気作品をあげると

『ズートピア2』

『キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド』

『ビーキーパー』

『リロ&スティッチ』

『ベスト・キッド レジェンズ』

あたりですね。

決して面白くなかったわけではないのですが、自分にとって特別な何かがわずかに足りませんでした。

 

洋画の2025年の編集部門では『トレイン・ドリームズ』『シンシン SING SING』の編集をしたパーカー・ララミーがベストだと思います。テンポはゆっくり目で、時間の流れを“体感”させる編集により、映画世界と時間を共に過ごす抒情的な体験をもたらしてくれます。

 

 

邦画年間ベスト40の残り半分は撮影編です。

映画とは撮影と編集である、という言葉から拝借した分類ですが、テクニカルな部分でどうのこうの、というよりは、撮影は観たことない映像が切り取られていて圧倒される画があるもの、編集は映画全体のテンポ感が気持ちよく没入感があるもの、という仕分け(『駅馬車』なんかはこの両方が詰まっています)。

アニメはこの分類法で考えると撮影ではなく作画が妥当なので作画部門をチョイスします。

 

2024年 邦画年間ベスト20 その2 撮影編

 

邦画ベスト20の撮影編です。

映画とは撮影と編集である、という言葉から拝借した分類ですが、テクニカルな部分でどうのこうの、というよりは、撮影は観たことない映像が切り取られていて圧倒される画があるもの、編集は映画全体のテンポ感が気持ちよく没入感があるもの、という仕分け。

アニメはこの分類法で考えると撮影ではなく作画が妥当なので作画部門をチョイスします。

 

2025年 邦画上半期ベスト20 その2 撮影編

 

①『国宝』(上半期1位)

監督 李相日

原作 吉田修一

脚本 奥寺佐渡子

出演 吉沢亮 as 喜久雄
   横浜流星 as 大垣俊介
   高畑充希 as 春江
   寺島しのぶ as 大垣幸子

編集 今井剛

撮影 ソフィアン・エル・ファニ

   代表作

   『アデル、ブルーは熱い色』

  

 

②『爆弾』’(下半期1位)

監督 永井聡

原作 呉勝浩

脚本 八津弘幸

   山浦雅大

出演 山田裕貴 as 類家
   伊藤沙莉 as 倖田
   渡部篤郎 as 清宮
   佐藤二朗 as スズキタゴサク

編集 二宮卓

撮影 近藤哲也

   代表作

   『キャラクター』

   『一度死んでみた』

   

 

③『「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』(下半期2位)

監督 外崎春雄

原作 吾峠呼世晴

脚本 ufotable

声優 花江夏樹 as 竈門炭治郎
   鬼頭明里 as 竈門禰豆子
   下野紘 as 我妻善逸
   松岡禎丞 as 嘴平伊之助

撮影監督 寺尾優一

編集 神野学

総作画監督 松島晃

      代表作 

      『「鬼滅の刃」無限列車編』

   

 

④『ファーストキス 1ST KISS』(上半期2位)

監督 塚原あゆ子

脚本 坂元裕二

出演 松たか子 as 硯カンナ
   松村北斗 as 硯駈
   吉岡里帆 as 天馬里津
   森七菜 as 世木杏里

編集 西尾光男

撮影 四宮秀俊

   代表作

   『敵』

   『ドライブ・マイ・カー』

   

 

⑤『フロントライン』(上半期3位)

監督 関根光才

脚本 増本淳

出演 小栗旬 as 結城英晴
   松坂桃李 as 立松信貴
   池松壮亮 as 真田春人
   窪塚洋介 as 羽鳥寛子

編集 本田吉孝

撮影 重森豊太郎

 

 

⑥『宝島』(下半期3位)

監督 大友啓史

原作 真藤順丈

脚本 高田亮

   大友啓史

   大浦光太

出演 妻夫木聡 as グスク
   広瀬すず as ヤマコ
   窪田正孝 as レイ
   永山瑛太 as オン

編集 早野亮

撮影 相馬大輔

   代表作

   『ゴールデンカムイ』

   『人魚の眠る家』

   『何者』

   『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』

   『予告犯』

 

 

⑦『でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男』(上半期4位)

監督 三池崇史

原作 福田ますみ

脚本 森ハヤシ

出演 綾野剛 as 薮下誠一
   柴咲コウ as 氷室律子
   亀梨和也 as 鳴海三千彦
   大倉孝二

編集 相良直一郎

撮影 山本英夫

   代表作

   『花まんま』

   『沈黙のパレード』

   『そして、バトンは渡された』

   『罪の声』

   『記憶にございません!』

 

 

⑧『秒速5センチメートル(2025)』(下半期4位)

監督 奥山由之

原作 新海誠

脚本 鈴木史子

出演 松村北斗 as 遠野貴樹
   高畑充希 as 篠原明里(シノ)
   森七菜 as 澄田花苗
   青木柚 as 遠野貴樹(高校生)

編集 平井健一

撮影 今村圭佑

   代表作

   『8番出口』

   『約束のネバーランド』

   『新聞記者』

   『帝一の國』

   

 

⑨『片思い世界』(上半期5位)

監督 土井裕泰

脚本 坂元裕二
出演 広瀬すず
   杉咲花
   清原果耶
   横浜流星

編集 穗垣順之助

撮影 小林拓

   鎌苅洋一 

   代表作

   『花束みたいな恋をした』

   

 

⑩『平場の月』(下半期5位)

監督 土井裕泰

原作 朝倉かすみ

脚本 向井康介

出演 堺雅人 as 青砥健将
   井川遥 as 須藤葉子

   坂元愛登 
   一色香澄 

編集 穗垣順之助

撮影 花村也寸志

   代表作

   『ビリギャル』

   

 

⑪『ブラック・ショーマン』(下半期6位)

監督 田中亮

原作 東野圭吾

脚本 橋本夏

出演 福山雅治 as 神尾武史
   有村架純 as 神尾真世
   成田凌 as 釘宮克樹
   生田絵梨花 as 池永桃子

編集 河村信二

撮影 相馬大輔

   

 

⑫『遠い山なみの光』(下半期7位)

監督 石川慶

原作 カズオ・イシグロ

脚本 石川慶

出演 広瀬すず as 悦⼦
   二階堂ふみ as 佐知子
   吉田羊 as 1980年代の悦子

   松下洸平 as 緒方二郎
編集 石川慶

撮影 ピオトル・ニエミイスキ

   代表作

   『蜜蜂と遠雷』

   『愚行録』

 

 

⑬『ナイトフラワー』(下半期8位)

監督 内田英治

脚本 内田英治

出演 北川景子 as 夏希
   森田望智 as 芳井多摩恵
   佐久間大介 as 池⽥海
   渋⾕⿓太 as サトウ
編集 小美野昌史

撮影 山田弘樹

   

 

⑭『かくかくしかじか』(上半期6位)

監督 関和亮

原作 東村アキコ
脚本 東村アキコ
   伊達さん

出演 永野芽郁 as 林明子
   大泉洋 as 日高健三
   見上愛 as 北見
   畑芽育 as 佐藤

編集 渡辺直樹

撮影監督 矢部弘幸

 

 

⑮『愚か者の身分』(下半期9位)

監督 永田琴

原作 西尾潤

脚本 向井康介

出演 北村匠海 as 松本タクヤ
   林裕太 as 柿崎マモル
   綾野剛 as 梶谷剣士
   山下美月 as 希沙良

編集 宮島竜治

撮影 江﨑朋生

   代表作 

   『東京リベンジャーズ』

   『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 運命』

   『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 決戦』

   『暗殺教室』

 

 

⑯『サンセット・サンライズ』(上半期7位)

監督 岸善幸

原作 楡周平

脚本 宮藤官九郎

出演 菅田将暉 as 西尾晋作
   井上真央 as 関野百香

   中村雅俊 as 関野章男
   三宅健 as タケ(高森武)
編集 岡下慶仁

撮影 今村圭佑

   

 

⑰『室町無頼』(上半期8位)

監督 入江悠

原作 垣根涼介

脚本 入江悠

出演 大泉洋 as 蓮田兵衛

   堤真一 as 骨皮道賢
   長尾謙杜 as 才蔵
   松本若菜 as 芳王子
   編集 佐藤崇

撮影 大塚亮

   代表作 

   『まほろ駅前多田便利軒』

   

 

⑱『花まんま』(上半期9位)

監督 前田哲

原作 朱川湊人

脚本 北敬太

出演 鈴木亮平 as 加藤俊樹
   有村架純 as 加藤フミ子
   鈴鹿央士 as 中沢太郎
   ファーストサマーウイカ as 三好駒子
編集 高橋幸一  

撮影 山本英夫

   

 

⑲『ラストマン FIRST LOVE』(下半期10位)

監督 平野俊一

脚本 黒岩勉

出演 福山雅治 as 皆実広見
   大泉洋 as 護道心太朗
   永瀬廉 as 護道泉
   宮沢りえ as ナギサ・イワノワ
編集 松尾浩 

撮影 山本英夫

   代表作

   『でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男』

   『沈黙のパレード』

   『記憶にございません!』

   『今夜、ロマンス劇場で』

   『3月のライオン 前編・後編』

 

 

⑳『#真相をお話しします』(上半期10位)

監督 豊島圭介

原作 結城真一郎

脚本 杉原憲明

出演 大森元貴 as 鈴木
   菊池風磨 as 桐山
   中条あやみ as ヨガ教室経営者
   岡山天音 as 「#真相をお話しします」チャンネル管理人

 

 

次点

上半期『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』

下半期『沈黙の艦隊 北極海大海戦』

 

山本英夫の撮影作品が3作ランクイン。

もはやレジェンド級のキャリアを持つ彼らしい、光と影のコントラストを巧みに用い、静けさを大事にする控えめなカメラワークと”静的で詩的な構図”による引き算の画作りが、どんなジャンルであっても一級のエンタメ作品に仕上げます。

 

 

(邦画サマリ)

その1とその2のリストを合わせると出演者では広瀬すずと大泉洋と河合優実の名前が40作品中3作品にありますね。

吉沢亮、福山雅治、山田裕貴、堤真一、松村北斗、横浜流星、北村匠海、綾野剛、鈴木亮平、有村架純、松坂桃李、綾野剛、森七菜、原菜乃華が2作品に名前があります。スター級の新旧役者陣がしのぎを削る一年だったという印象です。

 

この中から主演男優賞一人選ぶとなればやはり吉沢亮ですね。『国宝』での演技だけでもすごいのに、2025年は『ババンババンバンバンパイア』でコミカルな役柄もこなし、死角なしの一年でした。端正な顔立ちと均整の取れた体は画面に映るだけでも絵になる佇まい。そんな彼が動と静を駆使した見事な演技で魅せるわけですからたまりません。

 

主演女優賞は広瀬すず。2025年は彼女がいよいよ本格女優として映画界を牽引する存在として認められた年でしょう。

私は近年の芸能人では一番のお気に入りは広瀬すず。大好きな女優だけにうまく演技が作品に乗りきれていないこともあってもやもやすることもありましたが、ここにきてようやく女優として押しも押されぬ存在になりました。並み居るトップスター女優の座に加わることになり、2026年以降も活躍が楽しみです。

 

助演男優賞は間違いなく大泉洋。何なら主演男優賞を贈ってもいいぐらいの活躍でした。どんな演技をさせてもさすがの安定感。演技しているとは思えないナチュラルな所作や表情。西田敏行のようなレジェンド級の大物俳優になっていく未来が見えますよね。

 

助演女優賞は河合優実。もはや彼女の演技が観たくて映画を漁るような感覚さえあります。まだどこかにあどけなささえ残る彼女がベテランの演技派女優顔負けの演技をこなしてしまう恐ろしさ。画面に映るだけで何かを期待させる存在はもっとベテランの俳優陣しか他には浮かびません。

 

監督では関和亮、土井裕泰、渡辺一貴がそれぞれ2作品ランクイン。

ただ、今年の仕事は土井裕泰がトップでしょう。映画が時間の経過を体験する芸術であるということを念頭に置き、時間の不可逆性、つまり”戻れない過去”と現在を対比させて物語を深めて観客の心をえぐるような強さで迫ってくる作品づくりは『真昼の月』『青い鳥』以来の彼の真骨頂。TBSのエースたる貫禄十分の作品でした。

 

脚本では向井康介が3作品ランクイン。今年は坂本裕二、黒岩勉などの活躍もありましたが、今年の向井康介の脚本の仕上がりは別格でした。感情を抑えながら、沈黙・間・表情の揺れで心の痛みや葛藤を伝えるリアルな演技を引き出す脚本づくりはお見事でした。邦画界の演技の伝統を受け継ぎ今の時代にアップデートさせた彼の仕事は今年大きく認知度をあげたはずで、今後の活躍にも期待せざるを得ません。

 

年間での最優秀作品は今年は『国宝』ですね。

洋画で言う『タイタニック』の年みたいなもので、もうお祭り騒ぎでした。

久しぶりに映画が日本のエンタメの中心として機能した記念すべき年でしたね。

 

以下当ブログでの各賞です。

 

最優秀作品賞   理相日『国宝』

最優秀監督賞   土井裕泰『片思い世界』『平場の月』

最優秀脚本賞   向井康介『悪い夏』『平場の月』『愚か者の身分』

最優秀主演男優賞 吉沢亮『国宝』『ババンババンバンバンパイア』

最優秀主演女優賞 広瀬すず『片思い世界』『遠い山なみの光』

最優秀助演男優賞 大泉洋『かくかくしかじか』『ラストマン FIRST LOVE』

最優秀助演女優賞 河合優実『敵』『悪い夏』『旅と日々』

最優秀新人賞   大森元貴『#真相をお話しします』

最優秀撮影賞   山本英夫『でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男』『花まんま』『ラストマン FIRST LOVE』

最優秀編集賞   鈴木翔『岸辺露伴は動かない 懺悔室』『ショウタイムセブン』

最優秀アニメ賞  𠮷原達矢『チェンソーマン レゼ編』

 

2025年も邦画が充実していた年になりました。

まだまだ勢いが増してきそうですね。