ポップ・ミュージックのトリコ

ポップ・ミュージックのトリコ

流行音楽を聴きながら、人生を音楽で豊かにしたいと願う、私的でミーハーなブログです。

1位 "Patient Zero" Taylor Swift

produce: Max Martin, Shellback, T.Swift

 

2位 "Choosin' Texas" Ella Langley

produce: E.Langley, B.West, M.Lambert

 

3位 "Cleveland!" Taylor Swift

produce: Max Martin, Shellback, T.Swift

 

4位 "Babylon" Taylor Swift

produce: Max Martin, Shellback, T.Swift

 

5位 "Pink Clouding" Taylor Swift

produce: Max Martin, Shellback, T.Swift

 

 

『The Life of a Showgirl: The Encore』をリリースしたテイラー・スウィフトがその新録曲4曲をトップ5圏内に全部入れてきました。

特に"Patient Zero"は1位を記録。世間での評価は割と割れているようなのですが私はこの曲は大好きです。まあやっぱり歌詞が良いです。ロクなことのない男に振られた女性に寄り添おうとするもう一人の女性がいて、その理由こそがその男の元カノで被害にあった”ペイシェント・ゼロ(第一感染者)”だというタイトル回収なのですが、「わかる、わかるよ」っていう姿勢のどこかに意地悪な気持ちというか”経験者は語る”的なマウントをとるような感覚がうまく溶け込んでいて毒気があるんですよね。で、それをイントロではケルト音楽風の純朴そうな雰囲気で始めるから余計不穏な感じが強くなっています。これはマックス・マーティンとかシェルバックの発案ではないでしょう。テイラー・スウィフトの持つ独特の”ポップに混ぜる毒・狂気”の匙加減の真骨頂が味わえる作品がまた一つ増えました。

 

 

今週のピックアップ

 

"Babydoll" Dominic Fike

いよいよ10月30日に新アルバム『How to Quit Smoking』がリリースされます。

新作が楽しみで仕方ないです。自由な発想でいいと思っているものを躊躇せずにさらけ出してほしいですね。

 

"Jaded" Koe Wetzel & Ella Langley

"Jaded"と言うと、ついエアロスミスの曲を連想してしまうわけですが、こちらは飛ぶ鳥を落とす勢いのエラ・ラングレーとのコラボ曲。

 

"So Good" Jhene Aiko feat. Kendrick Lamar

Jhene AikoとKendrick Lamarとのコラボ曲を。

意外にもコーラスではKendrick Lamarも一緒に歌っています。

しかもPM Dawnかよ!ってくらいちゃんと歌ってるのが斬新です。

 

"The Feeling" Steve Lacy

先週に引き続きの紹介ですがこの曲を。

ほんと今年のリリース作品では今のところ断トツでお気に入りの彼のアルバムですが特に秋に差し掛かろうとする今の時期に夜に聴くと身に沁みます。

 

"Nothing" Steve Lacy

最後にもう一曲。これも先週に引き続きですが、今の時期にピッタリの曲です。

 

 

今週はこのあたりで。

1位 "Choosin' Texas" Ella Langley

produce: E.Langley, B.West, M.Lambert

 

2位 "Boston" Stella Lefty

produce: J.Reeves

 

3位 "Been By Now" Morgan Wallen

produce: J.Moi, Charlie Handsome, M.Hastings, H.Compton

 

4位 "Hate That I Made You Love Me" Ariana Grande

produce: A.Grande, ILYA, Max Martin

 

5位 "Dracula" Tame Impala & JENNIE

produce: K.R.Parker

 

今週もエラ・ラングレーの"Choosin' Texas"が1位です。

エラ・ラングレーは通算24週の1位を獲得したことになり、1958年以降のビルボードHOT100史上最長の記録を達成しています。

ものすごくヒットしてるはずなのになんだか地味な印象の曲というのもチャートあるあるで、たとえば70年代に10週連続1位を記録して当時の最長記録となったデビー・ブーンの"You Light Up My Life"もそんな感じの曲です。

 

 

今週のピックアップ

 

"Babydoll" Dominic Fike

今週は目立った新曲も少ないのでお気に入りの曲メインでいきます。

で、まずはこの曲。だんだん涼しくなってきてこういうチルな感じの曲がしっくりきます。

 

"September" Earth, Wind & Fire

なんと33年ぶりのチャート・インとなる名曲。もちろん大ヒット曲。で、なぜ今チャート・インなのか?というと曲の冒頭の歌詞である”Do you remember, The 21st night of September, Love was changin’ the minds of pretenders, While chasin’ the clouds away,”の部分がネットミームとして9月21日に広がる現象のためとのこと。

なるほど、そういうことね。ラジオでも今年も9月に入ってよくかかっていたわけですがやっぱり決定打はネットでの拡散。ちなみにこの曲ほんとは9月の楽しかった思い出を振り返る12月の曲。「ねえ、覚えてる?」

なわけですからね。近年は映画『ロボット・ドリームズ』の曲としても有名です。

 

"Miss My Dawg" Yeat & Drake

Yeatが2026年9月18日にリリースした作品『COCOON』の収録曲で、Drakeフィーチュアした楽曲。

とにかく歌詞が不穏で、Drakeの俺が死んだとしたら、という話を軸に仲間を亡くした心の喪失を埋めきれないという内容。Drake大丈夫か?

まあその割にはYeatは”俺のミサイルを舐める”とか中学生レベルの馬鹿っぽいこといってるのがヒップホップのいい意味でいいところ。

 

"The Feeling" Steve Lacy

お気に入り中心ということでこの曲を。

とにかくトラックが大好きで病みつきです。

 

"Nothing" Steve Lacy

さてそんなSteve Lacyの新作アルバムからまた一曲ランクインしてきました。

歌詞がもうあえての拙さで、片思いで実らない恋のことを歌うから切なさが歌からあふれ出しています。

秋らしいメランコリックな曲調なのもいいです。

 

 

今週はこのあたりで。

先週台風が通過したあたりを境に大阪でも夜が涼しくなりエアコンを使わなくなりました。

昼の時間もジリジリと暑い日差しが照り付けるような日はなくなって30度越えをすることも無くなりましたね。

とはいえしっかり蒸し暑くてTシャツ1枚で過ごせる日もあるので、まだ夏の終わりを感じるにはもう少し時間がかかりそうです。

夏の終わり、というにはまだ早く、「真夏の終わり」といったところでしょうか。

そうなってくるといったいいつ夏は終わるのか?と考えることが多くなる時期がこのタイミングで、今四季というものがどうなっているのか?ということについて考えてみよう、ということで調べました。

それについては一度「四季のおわり」というタイトルでこのブログで書きました。

 

 

その結果を簡単に書くと

 

4月 温期

5月→9月 暑期

10月 暖期

11月 涼期

12月→3月 寒期

 

のような感じでの区分となるという結論でした。

やっぱり9月までは暑いということです。

 

「春」といえるのは4月の1か月だけ、5月から9月は5か月も続く長い夏で、10月は少し温暖な「秋」の前期、11月は少し涼しい「秋」の後期、そして12月から2月の4か月間は「冬」ととらえられるという結果になりました。

 

ただ、書いた当時から2年ほどが経ち、あれからさらに暑さも厳しくなっているような気がして、いったいどうなんだろうか?と気象庁の公開データをもとに調べてみることにしました。

前回同様大きく気候が変わったと感じるのが5度以上の寒暖差と定義します。
また、こういうデータを取り扱う場合、いつのデータを起点にして取り上げるかで随分話が変わるので、どうしようかと思ったのですが、大阪で史上最高の気温を記録したのが2020年8月の35.7度であることから、これをデータの分岐点として捉えて調べます。

気象庁のデータは1883年以降長い期間があるのですが、まず35.7度から5度の違い、30.7度以下が最高気温の年を省いて平均をとることにしようと調べると、1980年の30.6度というのが直近の年だったので、1883年から1980年と1981年から2020年のデータから月別の最高気温を平均してみると、

このように最高気温は1度上がっていますが気温差による季節の移ろいという点では、5度以上の気温差で季節を

区切ると

①4月

②5~9月

③10月

④11月

⑤12~3月

の5季節というのは実は変わっていないという現実が見えてきました。

加えて、暑くなってるのは夏よりもむしろ春。

 

今度はここ最近で特に暑くなっているということを切り取るために、データを抽出。最高気温の35.7度が出た2020以降の最低気温は2021年の32.3度だったので、その気温を下回る記録は2014年の31.7度のため、2015年から2025年のデータの平均値を出すと、

こうしてみると、2015年以降で切り取ると

①3月

②4~9月

③10月

④11月

⑤12~2月

ということで、3月の気温上昇が大きく、「春」は3月になっています。

体感では3月はまだ寒くて、服屋さんで春物を見ても”まだ早いよ”って思いがちですが、1980年以前の世界と一番違うのはこの3月で、3度も高いことになります。

加えて、4月と5月も2度以上の上昇をしていて、やはり「春」がどんどん高温になっているというのが温暖化の一番のポイントになっているようです。

 

さらに、そもそも昔と比べてどれくらい変化しているのかを見るために、観測データで一番低い1905年の29.5度から5度以上高い34.5度を初めて超える年を調べると、1947年なので、それ以前の1883年から1946年のデータを集計すると

ということで、1980年以前の世界とはほとんど変わらず、1981年以降とは年平均で1度差、2015年以降の世界とは年平均で2度差があります。直近の2015年以降との差では8月の2度差以上あるのも大きいですが、2~5月も2度差以上、特に3月は3度差以上あり、やっぱり春が温かくなっている問題が大きいということがわかります。

ではなぜ夏の気温が大きく取り上げられるのかといえば、人間が快適と思う気温が16度から25度あたりだからだと思います。

3月をはじめ春の気温上昇は人間にとって快適な方向への温度上昇なので乱暴に言えば何も感じないのだと思います。

こう書くと日本の気候はどんどん夏一色にそまっていくのかと暗澹たる気持ちになりますが、3月がこれだけ暖かくなると、少なくとも3月後半には春は本番になるという世界線には現在立っているわけで、100年前に比べて春の長さが短くなっているわけでは決してないのだから、かつては厳しい寒さが勝っていた3月が今はずいぶん暖かくなっていることを楽しむことが今の温暖化の気候を楽しむひとつのコツなのかな?と考えました。

たしかに入学の季節である4月に咲いていた桜は、今は3月に咲きます。

いつの間にか桜は卒業式に咲く花になっているのも考えれば時代にあっている話です。