最終日。
うちまで来てもらって、ターラントに行かない手はないので、6日の月曜日、バスでターラントに行くことにしました。
うちのほうは、雪と言うか、みぞれと言うか、降ってましたが、ターラントは、雨でした。
バスターミナルのすぐ近くに、旧市街に渡る橋があります。
そこからの景色。
橋を渡ってすぐの時計台のある広場。
この広場には、ホテルが一軒ありましたが、最近、新しく2軒できたようです。
時計台の前の通りを右に行くと、
サンドメニコ教会。
中には、いすの修理をしていたお兄さんがひとり、いたんですが、突然、私たちに声をかけてきました。
というのも、ちょっと気が付かない、見所がいろいろあるらしく。
たとえば、
こことか。
横の祭壇の奥に、悪魔が祭壇を支えているのです。
ここは、横の祭壇の後ろ。
この奥に、集団墓地があったそうな。
ふさがれてますけど。
この辺の、レリーフは、古そうですね。
モザイクと言えば、平面を飾るものだったのに、この祭壇は、曲面をモザイクで飾ってる、とか。
親切に、いろいろ説明してくれました。
教会の修理をするには、それなりの勉強もしてるんでしょうね。
さて、サンドメニコ教会を後にして、バーリの旧市街に劣らず悪名高い、ターラントの旧市街の路地を歩き、ドゥオモへ。
バーリは、ほとんど人が住んでいる感じだけど、ターラントには、廃墟になっているところも、相変わらず多いです。
ドゥオモの横側。
このレリーフはいつ頃のものだろう。
床のモザイク。
上半身が人間で、下半身が馬らしい。
右奥の、サンカタルド礼拝堂と、地下礼拝堂は、必ず見てくださいね。
ドゥオモを後にして、さらに、旧市街の中を進んでいくと、
ここに出ます。
紀元前6世紀のギリシャ神殿跡。
このすぐ前に、お城。
旧市街から、新市街へは、橋を渡って行きます。
新市街側から、お城を見る。
天気が悪くても、海の色がきれい。
このあと、あまりに寒いので、カフェに入ろうと言って、入ったカフェが、突然、停電に。
単に、電気を使いすぎて、ブレーカーが落ちたのではと思うんですが、時間がかかりそうだったので、場所を変えて、ホットチョコレートで温まりました。
新市街側、いい感じのカフェは、たくさんありますよ。
天気の悪いときにするべきことは、散歩よりも、博物館見学。
というわけで、ターラントが誇る、国立考古学博物館へ。
この博物館についても、何回も書いているので、ポイントを言うと、ターラントの紀元前の金細工が見ものかな。
というのも、モザイクも、彫刻もあるんですけど、ほかの博物館でも見ることができると思うので。
ほんと、精巧にできてますね。
この後、風が強くて、傘もさせないような状態で、橋を渡り、バスに乗りました。
Mちゃんのプーリア観光は、これで終わり。天気が悪いと思っていたわりには、最後の日だけがひどくて、あとは、なんとかなりました。この時期にしては、ラッキーだったかも。
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