雨の日の猫
昨夜から台風の影響で断続的な雨。
朝起きたら、ヤンキースが負けていた。
まあ、ひとつくらいは仕方ない。ますます終盤戦から目が離せない。
今しばらく野球を楽しみたいので、ヤンキースにプレーオフに進んでもらいたい。
雨空を見上げつつ、接近しつつあるはずの台風のニュースを見ようと
テレビをつけたら、なぜかTVはアメリカのハリケーン「リタ」の
ニュースばかり時間を割いて、
台風17号は、「気をつけてください。」 で終わってしまう。
なんじゃこりゃ、日本のTVはアメリカの被災募金キャンペーン番組かい?!
NHK-BSの大リーグ中継は、もうすでに最下位決定のマリナーズの試合。
終盤になるほどなんともしまりのない試合で、怪我を恐れてクロスプレーで逃げる
キャッチャーや、全力で球を追わない野手など、凡プレーのオンパレード。
そりゃ選手にしたら、目先の消化試合より、怪我して来期の移籍条件が不利になるのを
恐れているのであろうけど、あまりにお粗末な内容である。
こんな試合放送するより、ヤンキースの深夜の試合の録画でも流せばよいのに。
そうこうするうちに、雨も小降りになったので、近所のお寺の境内に行ってみたところ、
子猫たちが雨を避けて、ベンチや参道の店の軒下で丸くなっていた。
次第に寒くなるこれからの季節、戸外の猫たちには厳しい季節になるのだろう。
大きなお寺の境内に、猫を捨てていく不心得者が後を絶たないらしいが、
ここではお寺の周囲の人たちが、何かと世話を焼いているのだ。
拙者も店先の猫募金の箱に、わずかばかりの小銭を置いて帰ってきた。
店のババさまが言うには、さっぱりした肉が食いたいの、酒が飲みたいのと言う
生意気な猫とのことでしたが、かわいがられておりました。
オスカル、あれが神楽坂下のアンドレ・ギョウザだよ・・・
「アンドレ」と言って連想するものには、男女差が顕著であるらしい。
男にアンドレといったら、思い浮かべるのは人間山脈、ひとり民族大移動、
223センチの大巨人「アンドレ・ザ・ジャイアント」、これしかない。
ところが女は「ベルバラの登場人物」を連想し、ザ・ジャイアントなんて夢にも
思わないらしい。この意識の差を初めて知った時はちょっと衝撃。
拙者が以前住んでいたところのほど近く、神楽坂下の某中華料理屋では、
ひとりで全部食ったらタダ、という大きな餃子があったのだけれど、
これを私らの仲間内では「アンドレ・ギョウザ」と呼ぶことがあった。
女の子にも神楽坂を案内する時に、よく「アンドレ・ギョウザ」と言ったような気がする。
男の間では「ああ、巨大なギョウザか」とピンとくるところ、女性の場合、
そうではなかったらしい。まさかオスカル・ギョウザもあるとは思わなかったろうが。
そもそも人間と云うモノは、ステレオタイプと言われる定型的・典型的イメージを提示して、
事物の認識手続を簡略化することがある。たとえば・・・
「ねえ、Bさんって、どんな人かしら?」
「ああ、コテコテの関西人だよ」
これだけで細かい説明抜きに、Bさんのイメージが出来上がってしまう。
実際には、当然のことながら関西人にも様々なタイプの人がいるのだが、
こうした場合の「コテコテの関西人」には、有無を言わさぬ日本人共通の
固定的なイメージがある。 もちろん関西の人は不快だろうが。
ところが、「アンドレ」は「コテコテの関西人」ほどには
ステレオタイプ用語化されていなかったわけであり、
ザ・ジャイアントという、共通イメージを前提にしていた私の話は
一部の人にさっぱり通じていなかった、と言うことになる。
それ故、いまさらながら拙者はちょっと衝撃を受けたのである。
ステレオタイプイメージに頼る場合って、自分だけが共通観念と思っている場合や、
さらに、ステレオタイプにされたイメージに失礼な場合もあって、
これを多用するのは結構危ないことである。
(なんとなく書いていたら、こんな結論に至ってしまった>拙者も自戒するとしよう。)
秋の深度 秋の進行状況
朝、近くの野原からカラスウリの実をとってきた。
いずれ秋の深まりにつれ真っ赤になるはずの実が、今はまだこのとおりの
青い縞模様に包まれている。
なんだか、そこここに散らばる小さな夏の名残のようだ。
本日は彼岸の中日なので、日中はお寺に向かう道など
ひどく混雑するので、朝早く行動したのだが、秋というには
まだどことなく蒸し暑く、秋の風情もまだ今ひとつ。
晩は酒飲みながら、ついK1なんか見てしまって、メーンイベントが
ボブ・サップというイロモノの興行構成に絶句。見るんじゃなかったワイ。
ピーター・アーツの試合組み立てはさすがでござった。
ところで、このカラスウリ、食えるのかな。
本日、秋の深まりとともに酒のはかどりもよく、いつもに増して飲みすぎの晩。
がんばれ!ヤンキース
ニューヨーク・ヤンキース、本日も勝って、ついに首位。レッドソックスに0.5ゲーム差。
レギュラーシーズンもいよいよ終盤、プレーオフ進出に向けて
一つの勝ち負けが大きな意味を持ってきて、毎日がトーナメントか
サドンデスのような緊張感がある。
がんばれ!ヤンキース、・・・こう書くとなんだかメジャー随一の大球団も
がんばれ!ベア-ズ、・・・・と同じようにかわいらしく見える
拙者のようなへそ曲がりが、がんばれヤンキースなどと言うのはオカシイ気もするが、
なじみの選手がプレーオフに勝ち進んで、一日も長く野球ができるのに付き合えるのは
単純にうれしい。
もちろん、なじみの選手とはこの場合松井秀喜選手のことであるが、
これもまたへそ曲がりらしからぬことではある。
実は拙者が松井選手に興味をもったのは、彼がヤンキース移籍の際、
アメリカの記者団向けのお披露目パーティーで、やって来てくれた
記者一人一人に個人的コレクションの「日本製あだるとびでお」をお土産として配った、
というのを聞いてからである。
意外とさばけたヤツではないか。まさかこんなことで一般のファンを
増やしているとは思ってないだろうけど。
ダイエット 秋の陣
ショッカーの陰謀によって内臓を改造され、
脂肪肝のフォアグラ怪人となってしまったcaptain-jackは、
復讐の鬼と化して夏ダイエットを試みたのだが、
恐るべきビール焼肉魔人の前に返り討ちにあってしまったのだった。
そして舞台は秋へと移り、新たな戦いが始まる。
果たして、captain-jackが人間に戻れる日はやって来るのか!?
とは言っても食欲の秋ですからねぇ、レジスタンス(節食)もあんまり力が入らんわけですよ。
そこでなんか楽なのはないかと、今回見つけてきたのがこれ。
『怠け者のマウスからガンになる』 小山内 博 / 知恵の森文庫
このタイトルのとおり健康全般の本なのですが、
ダイエットについてのポイントは「腹が減ったら動く」。
急激に発達した文明に対して、人の体は旧態依然たる狩猟採集時代のまま。
だから、腹が減ったら狩猟採取活動に出かけて、獲物を食う。食ったら休む、
また腹が減ったら次の食糧確保のための活動に入るというリズムを守れば、
脂肪の燃焼もスムーズで、脂肪が使われるからあまり食べ過ぎず、胃腸の負担も軽い。
つまり、腹減ってるときに動く=グリコーゲンの蓄積が少ないので脂肪を使わざるを得ない、
常に脂肪の「出し入れ」があるので、その後食っても、蓄積した脂肪を使える体になる、
ということなのでした。
これならなんかできそうな気がしてきた。。。ちょっと心がけてみましょうかねえ。
果たしてワタクシは人間の内臓を取り戻せるか、戦果報告はいずれまた。
『容疑者 室井慎二』 ギバちゃんの眉間のシワによる映画
いまさらながら見て来ました。今回は舞台が湾岸署から新宿北署に移って、
なんか拙者にもなじみのある眺めがチラホラ。
「踊る大捜査線」の面々による、テレビの拡大版的な性格ゆえ、
映画ツウの方からは、とかくの評価はあるようですけれど、
拙者としては、ストーリーがどうしたと言う以前に、
核となる登場人物が、期待された「型」としての役回りを、
クサイほど熱演してる部分を、積極的に評価したいところです。
(キャラクター造りこそこのドラマの命でありましょうから)
その中心となる柳葉敏郎は、眉間のシワがますます深くなったようで、
口数少なく、シワをだけで、様々な背景や葛藤を暗示するキャラクター設定が
良くできていました。
ついでに言うと、映画の後、同じくギバちゃんのシワに感動した連れに
「眉間のしわで演技できるのは彼と天知茂くらいかな」と言ったのだけど
話が通じませんでした (悲笑)。
また、現代日本の大人に、シワのないのっぺり顔が増えているのは、過度の
アンチエイジング指向と共に、精神的な成熟拒否の表れという説もあるようですが、
ギバちゃんのような大人に触発されて、
これからは皺力(しわぢから)の養成・鍛錬に励む時代がくるかもしれませんな。
さらに言うと、小説家の尾崎一雄は、
「眉間の皺で蝿をはさんで捕まえた」そうで(『虫のいろいろ』岩波文庫)、
ここまで行くと男の顔も、シワの造形も感心するしかありません。
きっとここらヘンのレベルが、「皺力」をつける上での目安になることでしょう。
(ならない、ならない)
(も一つ。ギバちゃん演ずる室井捜査官を「あんちゃーん!」と呼ぶ刑事哀川翔の
熱演にも一票追加。)
『ロズウェルなんか知らない』 キッチュで何が悪い!?
文化なし遺跡なし歴史なし温泉なし。スキー場の運営会社にも逃げられ、
ゴルフ場建設も頓挫、衰弱死を待つだけの過疎の村。
嫁の来るあてもなく、中年にさしかかった村の青年会のメンバーが、企てた企画が
村ごと四次元名所化、UFOで村おこし。
決してふざけた話でなく、当人達は半ばヤケクソながらも大まじめ。
うち捨てられたスキー場や観光施設には多少怪異なお化粧を施し、
意味ありげに並べた石はストーンサークルもどき。
頭の固い年寄りや、邪魔にしかならない村の役人達との軋轢を経つつも、
ラッキーも手伝って、一躍日本のミステリーゾーンとして観光誘致に成功したものの、
良識派のしたり顔したマスコミや、ヤラセのテレビ局のスキャンダルで、
村はたちまちバッシングの渦中となり、もはやこれまでか、と思ったのだけれど・・・。
リアルな、地方の窮状と、行政の無能、マスコミの無責任、
世間の良識派ぶりと、観光ニーズのあり方、等々、現代日本の状況の一断片を、
深刻ながらコミカルに描いた快作ですな。
一方で、オカルトがオウムのような反社会的凶悪犯罪の温床となったという面は、
確かにあるかもしれません。エセ科学を胡散臭いものと見抜けずに、
被害者に転落していく人の多いことも事実です。
(私もエセ科学商法 ーマイナスイオンとか- はこれまで通り、
徹底的に糾弾していくつもりです。)
でも、インチキをインチキとして、胡散臭いものは胡散臭いままに楽しむというのも
文化的行為のあり方ではあるわけで、
お祭りイベントとしてのキッチュな非日常空間って、私は実はきらいでありません。
村の中年青年会の怪挙に快哉を叫びたくなる、元気の出る一冊。
今度「私の好きなキッチュなもの特集」でもやろうかなあ。
(秘宝館なんかじゃないですよ)
月光浴のあと
(酔眼安デジカメでキャッチ)
明月のもと、酒を酌み交わし、
望遠鏡で月見て、
たらいにの水に月を映して、
寝っころがって足の裏にも月の光を浴びて、
仲秋の名月、堪能いたしました。
暑くもなく寒くもなく、夜半の屋外イベントを通じて
いい季節になったのを実感です。
しっかし、煌々と照る月は息を飲むほど見事であったのですが、
いったい今日の主役は月だったのか酒だったのか、判然としなくなるのは
いつものこと。
浩歌して明月を待たんとするに
曲尽きてすでに情を忘れたり (李白先生。 確か春の歌だったけどま、いいか)
いったい何のためにあれこれ準備して
月の出を待っていたんだっけ? ま、いいさ
あるがままにその時々を精一杯楽しめたなら。。。って心情でしょうか。
まさに今夜はこんな気分。
*
ただ、グレープフルーツベースの発泡酒というのが
なんだか「ママレモンの炭酸割り」みたいで
二日酔い決定でもあります。
明日のお出かけの予定どうしてくれるんだヨー。
(それ以前に量的な問題も大きいのだけれど)
ああ、もうすでに酩酊朦朧もうどうでもよくなってきた。。。
月見に一杯 美人と一杯 みんなで一杯!
本日は仲秋の名月にして、秋晴れで絶好の
月見日和、酒盛り日和でありますので、
拙者も日の高いうちからいそいそと準備をしておりました。
どうせベランダで見るので、場所はよいとして、
ダンゴ (あちこちで趣向を凝らしていろいろ売ってる)
日本酒 (何でも良い)
白ワイン (何でも良い)
天体望遠鏡 (酔っ払ってもゆっくり見れるように低倍率にセット)
ダンゴは言うに及ばず。日本酒と白ワインを混ぜた
カクテルは、これを「月下美人」と称するそうです。
写真家の秋山庄太郎氏の著作で見て真似をしているのですが、
酒も美人も悪くないのでごくたまにやってみます。
天体望遠鏡は、以前ストレス高じたあまり衝動買いしたものの
めったに使わないので、月見という天体イベントに乗じて
引っ張り出すだけです。
準備万端、後は月の昇るのを待つばかり。
それにしても、あちこち大勢の人が一緒に同じ月を見上げていると思うと
面白いですね。
月見れば千々に物こそ思いけれわが身ひとつの月にはあらねど
(百人一首)
なんだか少女趣味的で、大の男がホントにこんなこと言ったのか、
オイ恥ずかしくないのか大江千里。
私はちっともひとりだとは思わないゾ。みんながおんなじ月を眺めてると思えば。
本当はつらい『黒酢健康法』
たまたまテレビをみていたら、ジャニーズのナントカ言う
アイドル君が、毎日黒酢を飲んでいると話していました。
まだ若い(幼い?)のに健康の心がけ、立派なものですね。
しかも黒酢健康法とはまた年に似合わずシブいのがイイ。
私も身の回りの酢をウオッチしてみたら、会社の自販機には
「黒酢パイン」「黒酢トマト」「黒酢りんご」「梅黒酢」などという
ラインナップがありました。
私としては、飲んでは「黒酢りんご」、インパクトでは「黒酢トマト」がお薦め。
そういえば、すこし昔の子供は、「おまえなどサーカスに売ってしまう」と
言って叱られることがあっったような気がします。
サーカスというところは、曲芸や軽業向きに体を柔らかくするため
毎日子供に酢を飲ませて宙返りや踊りの訓練をさせるのだ、と聞かされていました。
毎日、酢を飲まされての厳しい訓練、それはいかにもつらそうで、
確かに叱責には効果があったのではなかったでしょうか。
・・・音楽と華やかな舞台、ひらひらの服着て、宙返り・・・
でもなんだ、これ、今ならジャニーズですね。
毎日酢を飲む、と明るく話していたかのアイドル君も、本当はそんな
苦労してたんですねえ。(オイ、オイ)
してみると、いまの親は言うことを聞かない子供を
「ジャニーズに売るぞ!」と言って叱るのだろうかな。
(なお、職場の上司に同意を求めたところ、
俺の時はサーカスじゃなくて曲馬団だったと言われてしまった。
曲馬団って、騎馬オペラジンガロ
ですか? ・・・それはまたオシャレな。)




