矯正治療の取り外しのできる装置について
よく当院でも相談を受けるのが取り外しできる矯正装置(床矯正、マウスピース、ファンクショナルアプライアンス等々)についてです。どうも患者さんサイドに誤解があるように思います。というのはこの取り外しができる、夜間のみ使用等と言った装置に対して、手軽で簡単で周りには知られずに歯並びが綺麗になると本気で思っている方が沢山いるようです。
結論から言いますと、これらの取り外しのできる装置では決して満足のできる結果は得られないということです。これらの装置は、第二次大戦以前にすでに日本でも存在し使用されていた装置であり、それらではどうしても解決出来ないために、1960年代に本格的にアメリカから導入されたのが、今のフルブラケットによる取り外しの出来ない装置なのです。
患者さんがどこまで矯正治療に求めているかにもよると思われますが、気になる一部分だけと言った治療を希望するならこう云った取り外しの可能な装置でも何とかなるかも知れませんが、あくまで二次元的なコントロールしか出来ない訳ですから、三次元的コントロールの可能なフルブラケットによる治療とは比べものにならない程その結果は大きく異なります。そして何よりもその治療結果の予後も、圧倒的に安定した結果を得る事が出来ます。
取り外しのできる装置は、まず矯正の専門医は使用しないのが普通です。もし使用しても、あくまでも本格的なフルブラケット治療の補助的な手段として一時期だけ使われるのが普通です。
現在臨床レベルを担保されていることを保証する矯正歯科専門医制度での臨床試験では、数多くの症例提示が求められますが、全てフルブラケット装置によって治療された症例だけであります。その中でより高いレベルを求められ、合否が判定される訳です。
すなわち取り外しのできる矯正装置で本当に改善するのであれば、矯正専門医も当然フルブラケット装置よりも操作の簡単なこの方法で治療をするはずです。がしかし、現実にはこの装置では治らないから使わないというのが専門医の常識です。
電話機の怪
14.15日と家内が風邪気味で体調を崩し一人での診療でした。やはり慣れない受付での仕事や器具の滅菌消毒など普段ほとんど家内やパートのスタッフに任せているためどうも要領が悪く、思った以上に時間が掛かり患者さんに迷惑を掛けてしまいました。
そんな慌ただしい中で、午後の診療も終盤を迎えた夕方に、いつも歯科材料をお願いしている会社の社長が来院してきました。何時ものことで余り気にもせず待ってもらい一段落して話しをしますと、彼曰く午後過ぎから何度も私の医院へ電話をしても話し中で全く繋がらないとのことでした。
慌てて私の携帯電話で試しましたが確かに通じませんでした。そう言われれば午後の診療中電話が一度も掛かって来なかったなぁーと思いながらもどう対応して良いものやら迷って、問題の電話機で逆に他の電話機に掛けてみましたら、繋がりました。再度私の携帯電話から病院の電話機に掛けて見ますと、無事繋がりました。
一体何がどうなったのか、一様電話機は無事回復しましたが、この間問い合わせての電話を頂いた患者が居たら大変申し訳ないことをしてしまいました。そしてまた同じことが起きるのではと多 少不安も感じながら何とか無事に仕事を終えました。
iPhoneの出身地
私のブログにベタを残してくれたあるブロガーさんの記事から、以下の手順でiPhoneの製造出身地が判るとのことです。ちなみに私は00でアメリカ産でした。ちょっと一安心といったところです。
iPhoneを持っている人は*#06#でダイヤルしてみてください!
左から7桁目と8桁目の数字が02,20は中国産で最悪。
08,80はドイツ産でそこそこ。
01,10はフィンランド産で質良し。
00,03,04はアメリカで質かなり良し。
13はアゼルバイジャン産で、質最高に良し。
毎日のペースについて
今朝は雨かと思うほど暗い空で今にも降り出しそうな薄ら寒い日です。そんな中でも、確実に春が近づいてきているのを感じるものがあります。それは梅の木です自宅のマンション内に3本の梅の木があり、その梅の蕾が結構膨らんでもうすぐ開花しそうなのです。
でも昨年は、確か今時分はもう開花していたのにと思うと、今年の冬はかなり寒いということを再認識させられますね。
毎月のことですが、第二日曜日を診療し、翌日の月曜日を代替え休診にしていますが、どうも前週の木曜日からこの第二日曜日の代替え休診を終えるまで5日間は何となくペースが、他の日にちとは違和感を覚えます。この第二日曜日の代替え休診を終え、やっといつもの診療パターンに戻るというか、ペースが安定するように何故だか感じます。
確かに第二日曜日に診療をするようになったのは3年ほど前からで、それまでの約20年間は休診でした。やはり長い期間のパターンのわずか一日の変化なのですが、微妙にペースが異なることを肌で感じます。
今日がそのやっとパターンが正常化する日で、これからの月末迄が仕事もペースも安定する日々となります。面白いものです。単に年を取って周りに対する適応性や順応性が低下しただけかもしれませんが、毎日毎日の習慣化した行動は理屈ではなく、いつの間にか感性に染込んでしまうもののようにも感じます。
それにしても些細な出来事でも日々の生活の中で違和感を感じてしまうほど人間って繊細にできているんだとも思いますね。こういったことにこだわると、所謂頑固ものと言われるのでしょうね。
箱根登山鉄道初体験
久々のアップです。実はこれまた久々に連休だったので、これまた久々に箱根の温泉に家内と一泊して来ました。箱根は昔は毎年最低でも年に一度は訪れる地だったのですが、彼此7・8年ほど前から全く行かなくなってしまいました。
そんな懐かしの地にそれも、電車で出掛けてきました。勿論電車で箱根は初めての経験ですが、テレビなどでよく紹介されている箱根登山鉄道の急勾配を登るカラフルなあのオモチャの様な電車の乗ってきました。
この電車この日本一の急勾配を登るために、スイッチバックという手法を取り入れて箱根の天下の剣を走破して行きます。当然私にはこのスイッチバックも初経験で大いにに楽しめました。
今迄に何十回となく訪れた地ですが、電車で訪れた箱根はまるで初めてのような感じがしたのも不思議なものです。何だか見知らぬ温泉街へ観光にでもきた気分を味わいました。
こんな近場でリーズナブルな費用でまるで初めて訪れた感覚は大変新鮮に感じた一泊旅行でしたが、帰りの箱根湯元から小田原までの間につい居眠りをしてしまい、小田原到着で慌てて下車したために棚の乗せていた荷物を忘れてしまいました。
財布も入っているバッグでしたので慌てふためき駅の荷物紛失届所で届け出て調べて貰ったところ、車掌さんが無事保護している旨の報告を受け、約1時間後に無事手元に戻ってきました。
ハプニングの帰路となりましたが何とか無事帰宅することができました。久々の箱根路楽しんで来ました。
自然の脅威
今日は湘南地方二日ぶりの晴れなんですが、なんとも久々に晴れ間を見たような思いがするのはどうしてでしょうかね?不思議な気がしますが、その原因と思われるのは、ここ最近寒気団による日本海側を中心とする大雪のニュースが毎日のように報道されて、各地区の積雪の多さを誇示するような映像ばかり見せられていたせいなのではと思います。
雪で閉ざされたモノトーンの世界の映像は初めは驚きや美しさで見入ってしまいますが、いつまでも変わらない映像を見続けると、今度は次第に気持ちが沈んでいくのを感じます。私は寒さも苦手なこともあり、せいぜい頑張っても2日程度しか耐えられないような気がします。
そんな寒気団もこの数日は緩み雪崩が心配されていましたが、明日あたりから再び活発化し大雪だとの予報がでています。雪により被害や被災が出ない事を祈るばかりです。昨年から地震、豪雨、豪雪と未曾有の自然災害が発生しています。
そして、そろそろ首都圏にも大地震と富士山噴火が取り沙汰され、マスコミにも頻繁にこれらの話題が登場するようになりました。しかし、こればっかりは万全な対策なんかありませんしね。ほとんど運任せというのが現状ではないでしょうかね。
以前町内会の近隣の避難場所を明示したマップが自宅のポストに郵送されてきましたが、避難場所が東関東大震災以前では近くの公園だったのですが、それが実は大きな津波では危ない場所となり、今度の避難場所は3階建て以上のマンションや保育所に変わっていましたが、東日本並みの震災と津波が発生すれば、現実には避難地としての安全性は何とも難しいといった建物も多数あるようですね。
自宅は海岸線からそれほど遠くといった地域でもなく、昔湿地帯で比較的海抜も低く、かつすぐ近くを川が流れ、この川は過去台風で数回決壊したこともあり、この全域に浸水したこともあります。そんな地域で避難場所を設定するのは、難しいだろうと素人目にも思ってしまいます。
家内とはとにかく海岸線から逆方向へ離れ、高層マンションに逃げ込むくらいしか術がないということを話していますが、現実にはその一番近くの高層マンション迄でも走っても7~8分は要すると思います。果たして間に合うのでしょうかね?そんな思いで震災避難マップを見た事を思い出しました。
インフルエンザと口腔清掃
昨日今日と雨が続いていますが、本日の雨はこの季節にしては妙に暖かい梅雨のような雨です。それでも寒いよりもまだいいかなといった思いで病院へ着きましたが、結構びしょ濡れで特に靴はひどくサンダルに履き替えました。それから、今日は湿度も高くいつもの加湿は必要なさそうですね。
そう言えばインフルエンザが大流行しているようで、患者さんの中にもインフルエンザでキャンセルになった方も結構居ます。
そのインフルエンザのことを今朝のテレビ報道でインフルエンザと口腔清掃との関係を報道していました。医学的な証明はなされていないが、口腔清掃の悪い人はインフルエンザに罹患しやすく、清掃している人は罹患しづらいという興味深い話を某歯科大学教授がコメントを出していました。
そして必ず食後に歯磨きをする幼稚園を取材してその歯磨きの様子を映像で見せていましたが、この幼稚園児未だに1名もインフルエンザに掛かっていないそうです。
このテレビを見ていてふと思い出したのが、インフルエンザでキャンセルしてきた患者さんと、私が学校歯科医をしている担当の小学校の生徒のことです。
そう言えば、キャンセルした患者さんは歯磨きをいつも注意している子だったし、担当の小学校は生徒達に給食後は磨きをする習慣がなく、以前から歯ブラシを持ってこさせて清掃させるべきではと勧めてはいますが、未だに誰も歯ブラシを持参してこないのが実情です。
その小学校はインフルエンザで学級閉鎖相次いでいます。反面、当院の患者で歯磨きも良く、多くの生徒が磨いているという子の学校は未だに学級閉鎖したクラスが一つもないそうです。
確かに某大学教授が言うように因果関係は確立していないが、口腔清掃の善し悪しがインフルエンザの罹患に大きく影響しているのは間違いないと思います。
また、口腔内が乾燥しやすい形態(いつも口がポカンと開いている)も当然ながら罹患しやすいようです。
賀詞交換会
本日は久々の雨模様となる予報で、3月並みの気温ということで雪が積もった地方では、雪崩の危険性があるとの注意予報も出ていますが、湘南地方はとても3月並みの気候とはほど遠く本当に冷え込む真冬の気候です。
さて先週土曜日は県の同窓会新年会でしたので、藤沢代表として出席してまいりました。大学関係者そして県歯科医師会からの来賓を迎えで、やや遅い賀詞交換会が横浜のみなとみらいのホテルで開催されました。
私も今年で3度目の出席で少しは慣れたかなと言った雰囲気の中、大学時代の先輩、同期、後輩と楽しく過ごさせて頂きました。帰りは平塚支部の先生方とご一緒に電車に、自宅には10時近くに到着してしまいました。家内が私の帰宅があまり早かったので、驚いていましたが、適量のお酒と食事をしてきたはずでしたが、家内の作ったオムライスについ手を伸ばし完食してしまいました。
おまけに風呂上がりはビールをそして、赤ワインをと手を伸ばし、就寝したのが、午前3時少し過ぎと、折角早く帰宅したのに、かなり遅く迄飲んでしまいました。
まっ次の日が休みということでのんびりさせて貰いました。
口コミって?
最近ついつい愚痴っぽくなったような気がします。今年の年明けに心に決めたことの一つに今年は愚痴をこぼすまいと誓ったのですが、一ヶ月ですでに愚痴が出てきてしまいました。情けない!
と少し落ち込むこの頃ですが、何か気分転換したいと考えて近場の温泉でもと思いつつ、ネットで検索をしてみました。しかし、今はネットで簡単に予約ができるのは勿論ですが、価格の安い順や客の評価が高い順とか食事の人気度順など色々な評価をして希望に合わせ検索がしやすいようになっていますね。
しかし、こういった評価は果たして、その温泉旅館やホテルを利用した客が実際に評価しているのか?と疑ってしまいますね。先頃ネットによる口コミのやらせが暴露されてニュースになっていましたが、我々歯科業界においても、ホームページを持っていると、この手の口コミサイトに色々と高い評価を掲載しますよというメールが送られてきます。
それが一つ二つでなく結構な数のサイトから送られてきます。呆れて物も言えません。こういった事を実際に依頼している人がいるからこそ、こういった怪しげなメールが送られてくるのだと思いますが、口コミって結構いい 加減だということは充分認識していますが、自分の専門分野以外は案外コロッと騙されてしまうこともありますので要注意ですね。
歯科矯正治療での予約の意味
最近というか私のところの矯正患者さんでいつも予約時間に遅れたり、変更したり果ては無断キャンセルする方が一部ですが目につくようになりました。どうすれば改善するかと、その都度毎回注意もするし、治療が遅れることも説明しているのですが、それでも一向に改善傾向の見られない患者さんがいます。
確かにこういった傾向のある患者さんは、何度注意しても、懲りないのか次回もまるですっかり忘れてしまったかのように同じことを繰り返します。
なぜ約束を守れないのか?私にとって不思議で仕方ありません。約束事は破るためにあるような感覚なのでしょうか?約束は守るもの、守れないことは約束しない。ということを子供の頃から両親に言われて育ちました。
私達矯正専門医が治療で予約をするのは、個々の患者さんに対し診断し治療方針を決定し、治療計画を立てて治療を開始して行く訳ですが、実際に治療を開始すると、その治療時間はその内容にもよりますが平均すると約30分間程度の時間を完全に患者さんのために使うわけです。
この時間を効率的に使い、計画通り治療を進め予定の期間内で終えるのが矯正医の腕の見せ所と言えます。しかし、遅刻して来院してくれば、当然持ち時間は減る訳ですから、その日予定していた治療は修正して残った時間内での治療内容となってしまいます。これは治療計画の修正であり、結果として治療終了が延びることを意味します。
たまたま他の患者さんが居ないといった状況であれば、時間が長くなっても予定の計画通り治療を行うこともできますが、他の患者さんの予約が入っていればそれも無理となります。
そして、急に当日予約を変更したり、無断キャンセルしたりされると、その時間に予約をしたかった他の患者さんに迷惑を掛けることであり、特に土曜日は予約が集中し、多くの患者さんがその日に予約を取りたいと思っているのですが、それも思うように取れない状況で自分勝手な理由でキャンセルをされると、正直私も人間ですからちょっとむっとしますよね。
こういった約束を繰り返しキャンセルするのは、ごく一部の同じ患者さんばかりです。年齢性別職業といったことに特に関連性は見られませんが、行動の優先順位に共通性があるかもしれません。
学生の患者であれば、部活や塾、就活が最優先されて、治療はその次といった具合なのですが、不思議な事に診断をして治療方針・計画を説明したことの治療期間だけは記憶していて、いつ終わるのでしょうか?治療期間は約束の期限は過ぎていると思いますが?などと聞いてきます。
正直こういった患者さんには疲れてしまいます。