天の岩戸開きの真実 | 知っとうや(真実を求めて?!)

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⚡2900年続いた人類中心文明は、近い将来、五六七(弥勒)時代となり、本来あるべき姿に戻ります。それまでは産みの苦しみが続きますが、見事に成就して欲しいものです。⚡

記紀の日本神話は、ところどころ重要なカ所が熊襲によって改竄されているため、解釈しようにも辻褄が合わなくなることが多々あります。

 

熊襲が改竄した理由は、宇宙の歴史の真実を知られたくない、という点につきます。

 

もっと具体的に言えば、人間は偶然に誕生したのではなく、神が創造した、ということを知られたくないのです。

 

日本の人類史は、神武天皇誕生以前に、神代と呼ばれるウガヤフキアエズ朝があり、さらにその前には素戔嗚尊大国主命が活躍する国津神の時代が長期間存在していたのです。

 

そして、天には天津神がいて太陽系を統治していたのです。もちろん、現在でも天津神は存在して、もう一つの地球、もしくはその上で(いわゆる天国)で地球を見守っています。

 

何故、神代が無くなり、人間が生態系のトップとなる地球を中心とした太陽系になってしまったのかと言えば、創造主が、宇宙(銀河系)で落ちこぼれた、邪神となった魂を更正させる場所として人類中心の地球を創ったからです。

 

つまり、多くの人類は、魂の更正のために地球で輪廻転生を繰り返し、宇宙の刑務所と呼んでも良い地球を卒業する試練を受けているのです。

 

そのために六道輪廻を繰り返しています。

 

前置きが長くなりましたが、このように宇宙(銀河系)が荒れ、神代が混乱した状態を示したことを表している事象の一つが、天照大神(天照大御神)の岩戸隠れです。

 

これについては、ブログの初期、7年前に記事にしていました。

<岩戸隠れの真実>

 

天照大神は、創造主から高天原(天国)を明るく照らす任務を委託されている太陽神であり、女神とされています。

 

ところが、その天照大神が、弟の地上を統括する素戔嗚尊の暴挙に怒って、天の岩戸に隠れてしまったがために、天の太陽も隠れてしまい、天・宇宙は真っ暗になってしまったとされています。

 

そこで、高天原の神々が天安河原に集まり、協議して、天照大神を岩戸から出す方法を考え出し、無事に天照大神が高天原に戻り、高天原は元のように明るくなったという神話です。

 

竹内文書によれば、天照大神が岩戸に隠れていた期間は、なんと3000年間だそうです。人間には理解できない程長期間ですが、神にとってはほんの短い期間なのでしょう。

 

この岩戸隠れから出て来た天照大神について、私は5年前の記事で、女神ではなく男神だと書きました。

<天照大御神(続)>

 

今回、これについて軌道修正します。

 

日本神話に出て来る神々、天照大神、月読尊、素戔嗚尊の三貴士を初め、大国主命や大山積神、瀬織津姫命等の神々は、天を統治する神々の役職(称号)のことを表しており、一つの魂である神に限定されている訳ではありません。日本の政治に例えて言えば閣僚ポストのようなものです。

 

現在でも、これらの神々の役職は続いており、人間の目には見えませんが、天照大神、月読尊、素戔嗚尊を初めとした神々は、役職として職務を全うしているのです。

 

日本神話に出て来る事象は、その当時に存在した神々の役職の話なのです。

 

日本神話の岩戸隠れは、時期が明確に書かれていないため、いつの時代のことかイメージできず、神話はフィクションであると思ってしまいがちなのですが、これが生じたのはおそらく数千万年前から、数億年以上前という、はるか遠い昔の話になるようです。

 

この時の天照大神は女神で、妹に月読尊、弟に素戔嗚尊がいたのです。これ以降の三貴士は兄弟姉妹とは限りません。

 

弟の素戔嗚尊の暴挙によって天照大神は隠れてしまったとされていますが、事はそんなに単純ではなく、素戔嗚尊の行動が天照大神に暴挙と映ったのは、裏に邪神の奸計があったからだと推測できます。おそらく、素戔嗚尊は邪神の罠に嵌ってしまい、天津神の反感を買う事態を招いたのだと思われます。天津神達も、邪神の思惑にまんまと罠にはめられたと言っていいのでしょう。

 

そして、天照大神は、天を照らすという役職を放棄して、岩戸に隠れざるを得なくなったのでしょう。日本神話では岩戸隠れはあたかも笑い話のように書かれていますが、天では正神VS邪神の大戦争のような、大変深刻な事態になっていたはずです。

 

天津神達は、天を元の正常状態に戻すため、邪神を封じる対策を行ったはずです。天照大神が岩戸から再び出て来るのに3000年という長い期間がかかっているのはこのためです。

 

天がある程度落ち着いた時に、天照大神が戻り、高天原は元のように明るくなります。

 

これに関して、私は、出て来た天照大神は元々男神であり、女装をしていたと前述の記事で書きました。

 

ここは軌道修正する必要があります。

 

記紀に記載されている通り、岩戸隠れした天照大神は女神だったようです。

 

ところが、出て来た天照大神は男神で、女装していたようです。

 

何故、このようになったかと言えば、隠れた天照大神は何らかの事情があり、表に出られなかったのです。

 

従って、天照大神の夫神が、天岩戸から代わりに女装して出て来たようです。女装した理由、周辺にいる天津神を安心させるためだったのでしょうか。

 

以前記事に書きましたが、天照大神の男神と女神がそろって、初めて天照大御神となります。これが真の太陽神です。従って天照大神には、男女が存在するはずです。

<天照大御神の真実①>

 

後に、この天照大神の男神は、地球に降り、天照大神の分身でもある倭大国魂大神(やまとおおくにたまおおかみ)となったようです。

<天照大御神の真実②>

 

日本神話の奥は深いです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。