昨日は

「不登校の子どもの気持ち」セミナーを開催しました。


 

講師をお二人お迎えしました。

 

 

コミュニケーションセラピストの

小瀧弘美さん

https://hiromikotaki.com/

 

そして

「居場所がほしい」著者の

浅見直輝さん

https://amzn.to/2P0jaYa

https://kigyosapri.com/kigyo/note/7684/

 

zoomでのオンライン参加を含めると

約60名にご参加いただきました。

 

 

このお二人にセミナーをお願いしたいと思ったのは

 

語り口に、限りない優しさを感じたからです。

本を読んで、ブログなどの発信情報を読んで

根っこに深い愛を持って活動されている。

そう感じたからでした。

(私は普段は図書館で働いているので

文章に表れるお人柄を無意識に読み取ってしまうクセがあせる

 

小瀧さんにはお会いしたことがあって、

元気を人にくれる人、

そんな印象でした。

 

浅見さんにはお会いしたことはありませんでしたが

友人が浅見さんと知り合いだという人が多くて

「浅見くんがね」「浅見くんはね」と、

お人柄は人づてで聞いていました。

小瀧さんにお会いしたときにも。

 

昨日お会いして

想像通り、いえ、それ以上に

強い信念と、そこに根付く人への優しさと強さを持った方だなと思いました。

 

前半が講演、後半はグループに分かれてのシェアの時間。

子どもの気持ちと

親の気持ちの両方が同時に聞けたことが

とてもよかったとのコメントを

たくさんいただきました。

 

講演では、たくさんのリアルな言葉が

心に刺さりました。

 

不登校を「怠け」と捉えられて苦しんだこと

親として「怠け」と感じて責めてしまったこと

学校を1週間「も」休んだという親

1週間「しか」休んでいない気持ちの子ども

 

傷つくってわかっている場所に

なんで行かなくちゃいけないの?

 

学校に行かない自分は愛されない?

 

どんなアドバイスも

本当に苦しい時には入ってこない。

 

この辺りは、胸にグッと入り込んできて

涙腺に響きました。

 

 

親サイドのお話では、小瀧さんも

必死に色々なお話やセミナーを聞きに行って

「まず親がいつも笑顔で。大事なのは親から伝わる子どもの笑顔」

 

理屈ではわかっているけれど

どうしてもできなかった。

でも

騙されたと思って口角だけでもあげてみて。

それだけで脳内に幸せホルモン セロトニン が出るから

 

それで、毎日口角を上げることだけでも

チャレンジしたそうです。

 

でも、我慢ばかりしていてもよくない。

自分の悲しみや辛さに蓋をしてはいけないけれど

子どもの前では泣かないために

一人ドライブに出かけて

大音量で歌ったり

自分の心に素直になるための

一人の時間を作ったそうです。

 

私も同じことしたなあと

あの時の気持ちが

暖かい毛布に包まれるように

浮かんできました。

 

私も子どもの不登校を経験して

心身ともに辛い2年間を過ごしましたが

今はあの辛かった時期を思い出しても

心からの笑顔で迎え入れることができるようになりました。

 

 

子どもの居場所を運営している側として

とても勉強になったのは

浅見さんが出会った

地域のおばちゃん「馬場さん」のお話。

 

学校へ行っていない「ボク」

ありのままの「ボク」として

普通に接してくれた初めての大人。

 

学校に行っていないことを

「へえ、そうなんだ。ところで昨日の試合、みた?」

と、さらっと流して、

ただお互いが好きな野球の話題で盛り上がる。

 

ああ、これこそが地域でできる子ども支援。

地域に馬場さんがたくさんいたら

どんなに幸せな人間が増えるだろう。

 

大人は善意から

「なんとかしてあげよう」

と思ってしまいますが

(「支援臭」と呼ばれます)

 

どんなに周りがなんとかしようとしたところで

本人の心が動き出すのは

本人次第。

 

不登校だろうと

障害があろうと

 

ただありのままのその人と向き合い

好きなこと、嫌いなこと、

普通に、ジャッジしないで話す。

 

それだけでいいんです。

 

人と人が繋がって行くときに

特別な資格なんて持っていなくても

みんなができること

 

「馬場さん」

のエピソードは

サポート活動の軸にずっと

留めておこうと思います。

 

後半はグループに分かれてのトークセッション。

浅見さん、小瀧さん、ラボたんぽぽのスタッフが

それぞれのグループに入らせていただきました。

 

居場所作りをはじめている人が多いグループ

中学生当事者が多いグループ

教育関係者の多いグループ

 

それぞれで話し合った時間が

濃密でよかったとご感想をいただきました。

 

 

 

親子のギャップが埋まるとき

親も子どもも動き出します。

 

一人ではなかなか抜け出せないトンネルも

誰かと一緒に話すことで

光がさすことがあります。

 

このセミナーが皆様にとって

元気のサプリになりましたら

幸いです。

 

セミナーを通して、

またたくさんのご縁が繋がりました。

浅見さん小瀧さんの温かい輪が

こうして広がって行くことにも

本当に嬉しい気持ちをいただきました。

 

これからも皆様どうぞよろしくお願い致します!

 

そして、セミナー運営を手伝ってくれたスタッフ。

ラボたんぽぽにきてくれているお母さんたち。

 

初めてのZOOMセミナー導入で

私もほとんど会場のお手伝いができない中、

副代表二人と一緒に

臨機応変に動いてくださり

心から感謝です!

 

 

皆様のおかげで、

とても温かな1日を過ごせました。

 

 

前半の講演は録画しています。

 

1週間ほどかかると思いますが、

浅見さん、小瀧さんのご了承を得ていますので

ご視聴希望の方はご連絡ください。

 

浅見さん、小瀧さん、

本当にありがとうございました!



追記

スタッフをしてくれた1人から、


「開場して入って来られた時と、お帰りの時の、皆さんの表情の違いが歴然で、印象的でした。」


と、感想もらいました。


セミナーがお役に立てたなら、

とても幸せです。


 

 

5月23日は、不登校の親の会カフェたんぽぽ

5月24日は マイクラ部開催です。

5月28日は   そとラボ!北鎌倉〜鎌倉散策です。

 

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