昨年ブログにも取り上げましたが、
樹木希林さんの
不登校への応援メッセージ。
 
 
 
最近出版された
「学校に行きたくない君へ」
の本では巻頭に樹木希林さんのインタビューが載っています。
この本、読まれたかたも多いと思いますが、
心に沁みるインタビューがてんこもり。
また近いうちに内容軽くお伝えしようと思いますが、
とてもオススメです。
多様な価値観は面白く
元気をもらえます。
 
樹木希林さんのインタビューを
少し抜粋して紹介します。
 
「身近にダイバダッタ(ここでは多分自分にはだかる障壁のような意味)がいたから
自分が磨かれた。
有難い、は、難が有ると書く。
 
子どもが不登校になったとき
親には、寄り添うことしか出来ない。
道を外れるのも覚悟がいるから
覚悟を持って子どもに寄り添う。」
 
力強いメッセージ。
 
私の師匠がブログに書いていたのですが、
映画「あん」
の樹木希林さんのセリフが
本当にご自身の考えている言葉のようで
とても心に響くものでした。
 
「私たちは、この世を見るために
聞くために生まれてきた
この世はただそれだけを望んでいた
だとすれば
何かになれなくても
私たちには生きる意味があるのよ」
 
・・・・・・・
 
 樹木希林さんの言葉に
私もたくさん元気をいただきました。
息子が不登校になってから
本当にたくさんの
いままで見えなかったことが見えたし
たくさんのことを聞いた。
 
 
渦中にいたときは
マリーアントワネットか!ってくらい
急激に白髪も増えたし体調も崩したし
ただでさえ老け顔がより老けた(笑)けれど
 
息子のおかげで私の価値観は広がって
とても精神が自由になった。
そして子どもたちの未来を見つめて
世の中を変えていこうとする
素晴らしい人々にもたくさん出会えた。
 
もし息子がごく普通に学校へ通い、
ごく普通の生活をしていたら
私は世の中の小さな部分しか見られずに
過ごしていたのだろう。
 
だから今がとても幸せ。



 
希林さんのことだから
きっとあの世で
しょうもない私たちを
ケラケラと温かく笑っているんだろうなと
 
想いを馳せる。
 
ご冥福を心からお祈りいたします。
一人の生き方をみせていただき
ありがとうございました!