先週、埼玉にふらり日帰り漫遊。

 

先日の氷川丸記事繋がりと言う訳でもないのですが、まずは、7年数ヶ月振りの氷川神社参り。

 

25年程前、新卒で配属されたのが大宮でした。

 

3年程でしたが、浦和に住んで大宮で仕事とアフターを楽しんだ平成中期。

 

そんな懐かしの大宮。

 

大宮駅から氷川参道に出ます。

 

◆武蔵国一の宮 氷川神社◆

二の鳥居

 

埼玉・東京に多く分布する氷川系の総本社で、武蔵国の一の宮。

 

古来、武蔵国(現在の埼玉・東京)の中心はここ大宮だったという証です。

 

大宮の地名も氷川神社が由来。

 

氷川参道

(さいたま市指定天然記念物)

 

全長2kmを誇る日本一長い参道です。

 

江戸・大正・昭和と、松→杉→欅へ植樹される木々が変遷してきたそうです。

 

二の鳥居が丁度中間点辺り?

 

 

途中、参道右手に輝く梅の木を発見。

 

明治時代からここにある古木だそうです。

 

華やぐ姿に感じる微かな春の足音…

 

三の鳥居

 

鳥居をくぐれば、開けた境内。

 

 

神楽殿・額殿

 

左右に神楽殿や境内社が佇んでいます。

 

松尾神社

(御祭神:大山咋命)

 

大山咋神は比叡山の神で、日枝・日吉・松尾系神社に祀られています。

 

かつて、太田道灌が江戸城の鎮守として川越日枝神社を勧請して創建したのが、永田町の日枝神社。

 

 

神橋の先に見えてくる楼門。

 

神池

 

鴨がゆらゆら。

 

楼門

 

現在の社殿や楼門は昭和15年(1940)の再建で、昭和30年代に修繕がなされました。

 

 

楼門から続く回廊。

 

一礼してその先へ。

 

舞殿

 

門柱の様な欅の巨木。

 

 

振り返れば、

 

朝陽に照らされる楼門。

 

 

連なる舞殿・拝殿・御本殿を望む。

 

拝殿

<御祭神>

須佐之男命

稲田姫命

大己貴命

 

孝昭天皇の御代(紀元前473年)創建と伝わり、古代、出雲族が武蔵国造を務めます。

 

"氷川"の由来は出雲の"斐伊川"という説も。

 

 

境内を振り返る。

 

御本殿

 

拝殿脇の祈祷殿前から御本殿を拝めます。

 

右手前にあるのは神輿舎。

 

お参りを済ませて、境内社を巡ります。

 

門客人神社

(御祭神:足摩乳命・手摩乳命)

御嶽神社

(御祭神:大己貴命・少彦名命)

 

門客人神社の御祭神は稲田姫命の親神。

 

宗像神社

(御祭神:多起理比売命・市寸島比売命・田寸津比売命)

 

所謂、宗像三女神。

 

神池の小島に鎮座しています。

 

稲荷神社

(御祭神:倉稲魂命)

 

最後に、

 

楼門外から御本殿の裏手へ。

 

そこには、

 

かつては禁足地だった、氷川神社発祥の地と言われる湧水地があります。

 

蛇の池

 

今も神水が湧き、奥の池から境内にせせらぎが続いています。

 

木々に包まれ、参拝者も少ない聖域。

 

古代出雲の流れを汲む武蔵国の一の宮。

 

民族と文化の変遷…

 

悠久の時の流れに想いを馳せて。

 

御朱印

 

懐かしの大宮を後にして、北上します。

 

続く。

 

 

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