山梨漫遊二日目。

 

塩山を後にして、一の宮参り。

(7年振り2度目)

 

<旅の行程>

1日目:塩山→塩山温泉

2日目:塩山→笛吹→勝沼→甲府

 

山梨市駅からタクシーで5分程、社頭に到着。

 

◆甲斐国一の宮 浅間神社◆

二の鳥居

 

関東や山梨・静岡ではお馴染みの浅間神社ですが、その多くが"センゲン"と読むのに対し、こちらは"アサマ"と読みます。

 

随神門

 

清々しい空気に誘われて境内へ。

 

 

社務所

 

美しき石畳を進みます。

 

 

左手の松は亀の松と呼ばれ、樹齢200年超。

 

社殿は参道に対して直角に位置しています。

 

 

社殿正面の参道の先には力強き霊石。

 

子持ち石

 

拝殿

(笛吹市指定有形文化財)

<御祭神>

木花開耶姫命

 

垂仁天皇8年(紀元前22)、神山の麓に大山祇命・木花開耶姫命・瓊瓊杵命の三柱が祀られた事を起源とし、富士山の大噴火の翌年、貞観8年(865)に富士山を鎮める為に木花開耶姫命のみが現在地に遷座されたと伝わります。

 

元の神山のお宮は山宮神社と称され、今も元宮として崇敬されています。

 

 

その為か、社殿は富士山ではなく、神山の方角を向いています。

 

古代、神山への自然崇拝のお宮だったものが、時代の流れと共に富士山信仰へと遷移していったものの、元の神山への崇敬の念が連綿と受け継がれてきたのでしょうね。

 

拝殿から参道を望む。

 

 

現在の社殿は寛文12年(1672)の建立。

 

さすがワイン王国、奉納酒がワイン。

 

 

神楽殿

 

明治36年(1903)の建立です。

 

社殿の裏手も巡れます。

 

連なる十二支の石像。

 

 

御本殿

 

御本殿手前の夫婦梅はひとつの花にふたつの実がなる珍しいもので、山梨県指定天然記念物。

 

囲いの中には神聖なる井戸。

 

 

随神門から少し先に一の鳥居が見えます。

 

一の鳥居

 

武田家や徳川家から厚い崇敬を受けた一の宮。

 

その深い歴史と美しい空間に癒されたひと時。

 

御朱印

 

御朱印(山宮)

 

次こそ山宮にお参りしたい。

 

一の宮参りを終え、再びタクシーで葡萄の郷へ。

 

続く。

 

 

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