令和元年9月。

 

かねてから訪れたかった壱岐・対馬へ。

 

初日は福岡で過ごし、2日目から壱岐・対馬へ渡りました。

 

<旅の行程>

1日目:博多→宗像→福津→箱崎→博多泊

2日目:壱岐→対馬泊

3日目:対馬→対馬泊

4日目:対馬→博多

 

朝一の便で羽田から飛び、朝8時に博多着。

 

まずは、一の宮参拝から。

 

博多駅からビル街を抜けて10分程の距離。

 

◆筑前国一の宮 住吉神社◆

西門 一の鳥居

 

市街地に広がる緑溢れる境内。

 

鳥居から先は静けさと清々しさ漂う空間。

 

 

吸う息吐く息を深く感じながら、朝の木漏れ日の中を進みます。

 

ニの鳥居

 

苔むして、自然と同化する石鳥居。

 

手水舎

 

神門

 

苔を纏った狛犬。

 

 

神門から続く石畳の参道。

 

*参道真ん中からの撮影は禁止

 

勇ましい狛犬。

 

 

拝殿

<御祭神>

底筒男神

中筒男神

表筒男神

 

"日本第一住吉宮"と称され、全国2,000社超の住吉系神社の始祖とされる古社。

 

創建年代は不詳ですが、2世紀頃と伝わり、大阪・住吉大社、下関・住吉神社と共に"日本三大住吉"に数えられています。

 

境内からは弥生時代の銅鉾が出土していて、古代から海人族により崇敬されていた事が窺えます。

 

御本殿

(国指定重要文化財)

 

元和9年(1623)、黒田長政による造営で、住吉造の社殿としては日本最古。

 

直線的な切妻屋根が美しい。

 

御神木 一夜の松

 

社殿に覆い被さっていた枝を剪定しようとしたところ、一夜にして枝が真っ直ぐになったという逸話が残る松の子孫です。

 

のぞき稲荷

(御祭神:倉稲魂神)

 

霊石の中に祀られている稲荷社で、中を覗き込んで自身を鏡に写してお参りします。

 

社務所

 

御本殿裏手から出て、境内散策。

 

唐門

(福岡市指定有形文化財)

 

江戸時代後期に建てられたもので、かつては、御本殿前にあったそうです。

 

住吉三日恵比須社

(御祭神:恵比須大神)

 

傍には、愛嬌たっぷりな恵比須様。

 


功徳池

 

都会のオアシスな空間。

 

能楽殿

(福岡市指定有形文化財)

 

昭和13年(1938)に建てられたもので、中には立派な能舞台が設けられています。

 

南門鳥居

 

大通りの住吉通り面した南門。

 

住吉と聞くと、大阪の住吉大社。

 

筑前国一の宮と聞けば、筥崎宮。

 

けれど、

 

住吉としても一の宮としても、いずれも他より由緒ある住吉神社。

 

住吉の源流を垣間見たお参りでした。

 

御朱印

 

住吉の次は宗像へ。

 

続く。

 

 

***一の宮まとめ***

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