近江八幡を後にして、琵琶湖線で30分程の石山駅で下車。

 

駅から徒歩20分程で社頭に到着します。

 

◆近江国一の宮 建部大社◆

一之鳥居

 

珍しい垣根の参道を進みます。

 

左に折れると、松の参道。

 

二之鳥居

 

神門

 

檜皮葺屋根の荘厳な出で立ち。

 

神門の先に広がる美しき空間へ…

 

三本杉

 

天平勝宝7年(755)、大己貴命を権殿に奉祀した際、一夜にして成長したと言う御神木。

 

手水舎

 

拝殿

<御祭神>

本殿:日本武尊

権殿:大己貴命

 

日本武尊の崩御後、尊を偲んで、景行天皇46年(116)に妃と御子が住んでいた建部郷の地に神霊を奉斎した事が創祀と伝わります。

 

 

その後、天武天皇4年(675)、国府があった勢多(現瀬田)の地に近江の守護神として遷座され、今に至ります。

 

御本殿・権殿

 

瑞垣沿いに裏手に回れます。

 

手前が御本殿で奥が権殿。

 

 

神社建築初となる免震装置が床下に設置されているそうです。

 

御本殿裏にも賽銭箱あり。

 

 

溝に入れてコロコロっと。

 

その後ろに見えるのは、菊の花の模様が入った霊石"菊花石"です。

 

石灯篭

(国指定重要文化財)

 

蒙古襲来の時、国家安泰祈願して建立されたものと伝わります。

 

拝殿左右に連なる境内社。

 

 

大野神社

(御祭神:草野姫命)

 

建部大社以前から祀られていた地主神。

 

漫画チックな日本武尊。

 

 

日本初の千円札の案内板。

 

 

日本武尊と建部大社が描かれています。

 

ほぼ流通する事が無かった為、"幻の紙幣"と言われています。

(その現在価値は如何に?)

 

雨に濡れる桜が淡く美しい。

 

 

日本武尊の聖地、建部大社。

 

雨の音だけが響く、美しく荘厳な空間を堪能したお参りでした。

 

御朱印

 

瀬田の唐橋

 

日本三大橋のひとつに数えられます。

(宇治・瀬田・山崎)

 

当時、琵琶湖に架かる唯一の橋だった為、交通や京都防衛の要所だった事から、"唐橋を制する者は天下を制する"と言われていました。

 

宿のある草津宿へ向かいます。

 

続く右矢印

 

 

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