3月の東海道漫遊記事に戻ります。
(残すところ、あと4記事予定)
掛川からバスで15分。
小國神社と並ぶ遠江国一の宮へお参り。
*読みはコトノママハチマングウ
大楠
(掛川市指定天然記念物)
その下に佇んでいると、まるで温かく包まれているかの様な気持ちになります。
社殿下が工事中でした。
城壁の様な石垣。
右手の石段から。
板塀と門は宮司宅のものです。
拝殿
<主祭神>
己等乃麻知比売命 (コトノマチヒメノミコト)
<八幡大神>
息長足比売命(神功皇后)
誉田別命(応神天皇)
玉依比売命
己等乃麻知比売命は言霊の神、興台産神(ココトムスビノミコト)の后神で、言の葉で物事をとり結ぶ神様と言われています。
創建年代は不詳ですが、190年頃に本宮山に鎮座し、800年代初めに現地に遷されたと伝わります。
古くは、己等乃麻智神社や任事社と称されていましたが、平安時代に石清水八幡宮から八幡大神を勧請し、八幡宮と改称されます。
そして、昭和22年(1947年)、古来の呼称を加えた現在の社号になりました。
拝殿側面の二見浦の夫婦岩らしき彫刻。
反対側には日の出の彫刻が施されています。
御本殿
慶長13年(1698年)、徳川家康による造営。
大杉
(掛川市指定天然記念物)
拝殿前から望む境内。
楠の大きさが良く分かりますね。
社殿左手の境内社。
稲荷神社と金刀比羅神社です。
くじら石
海神が求婚の為に鯨を遣わせたが叶わず、山になったという伝承が伝わる、くじら山の御霊を遷したものです。
(くじら山は区画整理で無くなったそうです)
少し上がった所にある本宮遥拝所。
更に上がると、"結びの神様"が祀られています。
ここから先は禁足地。
下に戻ります。
こちらが本来の表参道。
県道に面していて、バス停も目の前。
陸橋が朱色で神社風。
陸橋を超えた左手に、
本宮への入口があります。
5分程のハイキング。
事任本宮
連綿と続いてきた美しき空間を堪能したひと時でした。
御朱印
御鎮座1200年記念の印が付いています。
お宮を後にして、街道を進みます。
続く
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