3月の東海道漫遊記事に戻ります。

(残すところ、あと4記事予定)

 

掛川からバスで15分。

 

小國神社と並ぶ遠江国一の宮へお参り。

 

◆遠江国一の宮 事任八幡宮◆

*読みはコトノママハチマングウ

 

大楠

(掛川市指定天然記念物)

 

その下に佇んでいると、まるで温かく包まれているかの様な気持ちになります。

 

社殿下が工事中でした。

 

 

城壁の様な石垣。

 

 

右手の石段から。

 

 

板塀と門は宮司宅のものです。

 

拝殿

<主祭神>

己等乃麻知比売命 (コトノマチヒメノミコト)

<八幡大神>

息長足比売命(神功皇后)

誉田別命(応神天皇)

玉依比売命

 

己等乃麻知比売命は言霊の神、興台産神(ココトムスビノミコト)の后神で、言の葉で物事をとり結ぶ神様と言われています。

 

 

創建年代は不詳ですが、190年頃に本宮山に鎮座し、800年代初めに現地に遷されたと伝わります。

 

 

古くは、己等乃麻智神社や任事社と称されていましたが、平安時代に石清水八幡宮から八幡大神を勧請し、八幡宮と改称されます。

 

そして、昭和22年(1947年)、古来の呼称を加えた現在の社号になりました。

 

拝殿側面の二見浦の夫婦岩らしき彫刻。

 

 

反対側には日の出の彫刻が施されています。

 

御本殿

 

慶長13年(1698年)、徳川家康による造営。

 

大杉

(掛川市指定天然記念物)

 

拝殿前から望む境内。

 

 

楠の大きさが良く分かりますね。

 

社殿左手の境内社。

 

稲荷神社と金刀比羅神社です。

 

くじら石

 

海神が求婚の為に鯨を遣わせたが叶わず、山になったという伝承が伝わる、くじら山の御霊を遷したものです。

(くじら山は区画整理で無くなったそうです)

 

少し上がった所にある本宮遥拝所。

 

 

更に上がると、"結びの神様"が祀られています。

 

 

ここから先は禁足地。

 

下に戻ります。

 

こちらが本来の表参道。

 

 

県道に面していて、バス停も目の前。

 

 

陸橋が朱色で神社風。

 

陸橋を超えた左手に、

 

本宮への入口があります。

 

 

5分程のハイキング。

 

 

事任本宮

 

連綿と続いてきた美しき空間を堪能したひと時でした。

 

御朱印

 

御鎮座1200年記念の印が付いています。

 

お宮を後にして、街道を進みます。

 

続く右矢印

 

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