柞原八幡宮・社殿編です。

 

西門を抜けると、正面に社殿が鎮座しています。

 

申殿・御本殿

(国指定重要文化財)

<御祭神>

応神天皇

神功皇后

仲哀天皇

 

比叡山延暦寺の僧・金亀が宇佐神宮で神託を受け、836年に創建します。

 

その為、宇佐神宮の別宮としても崇敬を集めたそうです。

 

また、西寒多神社と並び、豊後国一の宮を称しています。

(西寒多神社との間に一の宮論争も勃発)

 

御本殿は嘉永3年(1850)の建立、申殿は宝暦2年(1752)頃の建立と伝わります。

 

拝殿・楼門

(国指定重要文化財)

 

拝殿と楼門は共に宝暦9年(1859)の建立。

 

御本殿の左右には宝物殿が建っています。

 

東宝殿

(国指定重要文化財)

 

西門

(国指定重要文化財)

 

西門は江戸時代末期の建立です。

 

左の回廊入口から靴を脱いで昇殿します。

 

回廊には巨大な太鼓。

 

大友宗麟公奉納開運大太鼓

 

打つことが出来ます。

*太鼓維持費を志納

 

回廊

(国指定重要文化財)

 

回廊には大きな絵馬が掛かられ、絵馬殿としても見応えがあります。

 

拝殿から階段の先の申殿を望む。

 

巨大な天狗の絵馬が迫ります。

 

 

反対側の回廊へ。

 

 

御本殿とその横の東宝殿。

 

お参りを済ませ、西門から一旦、外へ。

 

参道を少し戻り、楼門前を通って、反対側へ。

 

 

回廊を眺めながら進むと、東門に着きます。

 

 

門を護るのは、備前焼の狛犬。

 

東門から再び、御神前へ。

 

東側から見た楼門・拝殿・申殿。

 

 

申殿と御本殿。

 

 

秀麗な装飾が施された八幡造りの御本殿。

 

 

気付けば、社頭に着いてから1時間半。

 

御神前を後にして、参道を戻ります。

 

注連縄越しに望む山並み。

 

 

山の雰囲気を堪能したお参りでした。

 

御朱印・仕事守

 

社頭周辺に広がる農村集落。

 

 

何と美しく長閑な…

 

12時台のバスに乗り、一の坂バス停で下車。

(10分程です)

 

バス停からすぐ、川に架かったJR線の陸橋前に大鳥居が建っています。

 

大鳥居

 

少し先を脇に入った坂にも鳥居。

 

 

これが旧参道だそうです。

 

昔は、ここから4km程続く山道を歩いたのですね。

 

陸橋をくぐった先、小倉街道沿いには、仮宮(御旅所?)があります。

 

 

ここから西大分駅までは徒歩数分です。

 

タクシーの場合、大分駅からだと15分/¥2000程、西大分駅からならば、その半分で済みます。

 

念願叶ってのお参り。

 

早くも紅葉時期の再訪に胸焦がす想い。

 

別府へ向かいます。

 

続く右矢印

 

 

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